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斎藤一人 「絶対、よくなる!」

今回は、斎藤一人さんの「絶対、よくなる!」です。

今、日本では自己啓発に関する本が、たくさんあります。

中でも「引き寄せの法則」など、いわゆる開運系は特に流行っていますよね。

この「絶対、よくなる!」も、その類のものであろうと想像しながら読み始めました。

一人さんは、まずはじめに言います。

「いいことをしたら、いいことが起きる。
悪いことをしたら、悪いことが起きる。
これが人生の法則である」

「そして、悪いことの報いは天罰ではない。
自分でしたことの報いは自分で受けるのだ」と。

もちろん、当然といえば当然のことですが、
得てして私たちは、例え自分の罪であっても、
罰は神によって与えられるものと逃げていないでしょうか。

著者は、これからの人生をよくするためには、
主体が自分であることを、まずはっきりさせることから、
はじめたのではないでしょうか。

では、どうやって人生をよくしていくのか。

もちろん、他の自己啓発本のように、
口ぐせを変えるとか、まるで幸せであるように振舞うとか、
書かれていますが、
全ての主体は自分であるということ、誰かが人生を変えてくれるわけではない、と
強調します。

そして、人に引きずられないこと、人に巻き込まれないこと、
他人と比べて焦らない、急がないことが大事だと言います。

自分のことも他人も受け入れて、批判しないこと、
それが大事だと言います。

それは、自分は自分、他人は他人として認める、
つまり、他人には左右されない自分であることです。

自分のペースで、自分の届く範囲の努力を積み重ねる、
自分ができることを毎日淡々とやること。

著者は言います。

人は成長するために生まれてきました。

他人に引きずられず、巻き込まれず、
他人と比べて焦らないこと。

今の自分をちょっとだけバージョンアップすることを
目標にすること。

悪いことが起こるのは、気付きをもたらす幸運の女神であり、
乗り越えられる試練しか与えられない。

人生が思い通りにいかないとしたら、それはまちがいのサインです。

そういう時は、「おかしい」と言ってみて、立ち止まることが大事です。

成功するのに苦労はいりません。
成功は、楽しみながら、喜びながらしていくものです。

そして、
「ツイてる」という言葉を、最低1日10回言うと
幸運はやってきます。

そうすれば、絶対によくなるのです


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