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2023年 作品まとめ
「男の子」
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どうしようもできない自分、無力な自分を感じさせる。
「ありがとうの花(あおちゃんver)」
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「ベルセルク37巻に出てくるチッチ」
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漫画「ベルセルク」が好きで、特にこのキャラが好き。人の行動を善意で受け取る、純粋な子どもっぽさが現れた子だと思っている。
誰かの作品を作るとき、どこまでその絵柄を真似るか、絵で表現されてない裏側をどう作るか、その作品で自分が感じたキャラクターの良さを表現できているかなど、ものすっごく悩む。
この子を見たときいつか作りたいと思っていて、2023年は昔やろうと思っていたことに挑戦しようとした年。
頭の花を作るのが大変だった。何の花か調べることから始め、おそらく「ナズナ」ではないかと想定して作った。
人形本体と同じくらいの時間を花の作成に使ったんじゃないかと思う。花は、花びら一枚一枚フェルトを切ってから、4枚ほどをくっつけて一本の花にしている。
「がくあじさいちゃん」
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あじさいが好きなんです。
だからあじさいの妖精が作りたかったのです。
アイディアが花を頭にのっけるくらいしか思いつかなかったのです。
オリジナルの花の妖精を作るついでに口を開けた笑顔の研究もしたかったのです。
そんな要素が集まった子です。
「ぺたんちゃん(直立タイプ)」
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ぺたんちゃんの顔の形が好きで、もう一度作れる様になりたいと思って作った。最終完成品は犬のおもちゃを散歩させています。すべてが完成したあと、人に渡す前に写真を撮るのを忘れたので、写真はありません。
「たんぽぽわたげちゃん」
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くるくる~って感じが出したくて作った子。2023年の前半期は花の妖精をメインで考えてる。昔から花の妖精が作りたくて、何度も挑戦したけど可愛くつくれなかったという過去があり、それを変えたくて。
民族衣装っぽさが出したくて、民族衣装の本を買ったけどよくわからなかった。
「戦記絶唱シンフォギア 立花響と小日向未来」
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作るものがなくなると作るのがシンフォギア。アニメを何度も見ながら、制服を研究した。
当初は仲の良さとは裏腹に、物語が進んでいくうちにすれ違っていく二人の気持ちを表現しようと思っていた。
背中合わせになって手をつないでいるけれど、違う二人の表情。自分の役目使命に向かって生きていく覚悟の表情をする響。響の気持ちがわからず、一人悩む未来。
ただそれで作って完成したこの子たちは、一生そのすれ違いの悲しい顔で過ごすことになるので止めた。完成したらこの人形の表情は変えられないのでね。
「二人には笑顔で歩いて行ってほしいじゃないですか!!」
俺の作品が笑っている子かぼーっとしている子が多いのは、一度完成した人形は表情が変えられないから。その顔で一生飾られるのが悲しくなるから。
「お菓子をどうぞ」
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子どもが無表情で「はいっ」ってお菓子をあげるの好きなんですよ。
あのよくわかってないけど、大人の口にお菓子とか食べ物運んだりするの。何を考えてあげてくるんだろうなって思って。
・・・自分がもらったお菓子、ただ目の前には疲れているような顔をした大人がいた。「元気を出して」「これ食べると元気になるよ」「お菓子が欲しいのかな?」。どんなことを考えて、どんな思考をしたかはわからない、ただこの子はその人にそっとお菓子を渡した。・・・
こんな感じで作った子。職場で疲れたなぁってときにナイスタイミングでお菓子をくれる人がいたんです。その人が疲れた顔をしたから作った子。
「めろんねこちゃん」
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昔ある人に描いてもらった絵。おぼろげな記憶をたどると、何かアイディアがないかなと自分から言って出してもらった絵だったと思う。
絵を描いてもらったのが、今(2024年)から5年~6年ほど前。その時はその絵を見ても自分の中で図案が描けなくて、作るのをあきらめてしまった。当時の自分では作れなかった。
そこでもう一度作ろう、作れなくても挑戦しようと思って作った。
原作を描いてもらった人とはもう連絡がつかないので、完成品を見てもらうことは叶わない寂しい気持ちになる。俺、ここまで作れる様になったよ。
「関節人形ちゃん」
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この子については後でこの子だけの記事を書きます。
2023年は、2022年のジオラマ作りが終わり、この先何を作っていこうか悩みながらアイディアを振り絞っていた年。
自分の過去、やるやると言ってやらなかった、挑戦しなかった、達成できなかったことに挑戦することにした。
あの時これを作る技術があれば、また今と違った未来があったのかなと思いながら、あの時作れなかったからこそ、今があるのだと思いながら。そんな過去と現在を振り返りながら作っていた。
関節人形ちゃんが12月に完成したのだが、それまでずっと過去の自分の行動を反省する年でもあった。関節人形ちゃんが完成した結果、自分の中でまだ可能性が眠っていることに気づき、気持ちを切り替えることにした。
作品ごとに詳細があるのは、まだ記憶が新しいから。
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