Unityでアバター対応服に着せ替える方法(AvatarTools編)
たまに着せ替え方とか質問受けるので、今回はアバターに対応した衣装を着せ替える方法をまとめておきます。あくまで一例です、アバターや衣装によっては同じ方法で着せ替えられないことが多々あるのでご了承ください。
今回はAvatarToolsを使います。衣装の方でツールが指定されている場合はそちらを使ってください。
※基本的にVRMに出力する前提で着せ替えています。たぶんVRChatにも応用できると思いますがそちらは詳しくないので頑張って調べてください。
必要なもの
Avatar Tools https://booth.pm/ja/items/1564788
着せ替えする衣装のunitypackage
1.前準備
前回の記事の3番まで進めた状態からスタートするのでアバターを読み込んでマテリアルをMToonに変更します。
次に着せ替える衣装のunitypackageを読み込んで、アバターと同様に衣装のマテリアルもMToonに変えてください。
2.着せ替え
着せ替える衣装をHierarchyにD&Dします。
元の服と着せ替える服がかぶった状態になりますが、後で消すので今はそのままにします。
AvatarToolのAvatarAssemblerを開きます。
AvatarAssemblerのBaseObjectにアバター本体を、CombineObjectsの"+"をおしてCombineObjects1に着せ替える衣装をD&DしAssemble!を押します。
少し離れたところに合成されたアバターが表示されるのでカメラを動かしてそちらに移動します。
重なってるいらない衣装を選択して削除(キーボードデリートキー)します。
きせかえ自体はこれで終わりなので後はもとのアバターと衣装をHierarchyから消して前回の記事の4番目のVRM仮出力に進みます。
3.おまけ
服を着せ替えた後関節を動かして見ると肌が服を突き抜けることがよくあります。
アバターのブレンドシェイプで対応するのが一般的ですが、自分の場合は軽量化も兼ねてメッシュごと消してしまっているのでそちらも説明しておきます。
MeshDeleterWithTexture beta (https://booth.pm/ja/items/1501527) を入れます。
Gato ToolからMesh Deleter With Textureを選択します
ツール画面が出てくるのでRendererに消したいメッシュ(今回はBody2)をD&Dします。
PENツールで塗ったところのメッシュが削除されるので服を非表示にして外から隠れる部分を塗っていきます。
操作方法は左クリックで塗る(消す)、マウススクロールで拡大縮小、右クリックで移動、一つ前に戻りたいときはUndo Drawingボタンを使ってください。Ctrl+zはツールだけじゃなく本体の方もUndoされます。
消したい部分を塗り終わったらDelete Meshを押します。
こんな感じで服に隠れる部分を消しておけば関節を曲げた際に外にはみ出すこともなくなりポリゴン数も減るのでアバターの軽量化にもなるはずです・・・多分
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