Whyがない施策は、行き先を決めず大海原にでるのと同じ。(初心者向け)

先日、マーケティングは誰(Who)を定めることから始めるという話を書きましたが、次に大事なのが「なぜ?(Why)」やるのか。
という話をしたいと思います。

当たり前じゃないかという方には、どうぞ他のnoteをご覧ください。

Whyがない施策は、行き先を決めず大海原にでるのと同じ

例えば、あなたは10km先の島に毛布を届けなければなりません。
あなたは、どんな毛布をどのくらい持っていきますか?

聞く人によって、答えはぜんぜん違うと思います。

・災害で避難所にいる人のため持っていくのか
・得意先から毛布の注文が入ったので持っていくのか

前者であれば、大量の毛布が必要になってくるでしょうし、後者であれば、指定された毛布を正しい数量で持っていく必要があります。

このように、目的によって、持っていく毛布の数や種類、期限などが変わってきます。このように、目的が決まっていないと、やることが明確になりません。

マーケティングにおいてもそれは同じ。
なぜやるのか目的を明確にすることで、チーム内でも目標がさだまり、施策がぶれなくなります。

本質的な課題や目的を明確にする

何かをやるということは、課題がありそれを解決するということです。
なぜやるのかを突き詰めていくと、本質的な課題が見えてきます。

「誰に対するどんな課題を解決するのか」が明確に慣れば、次にやっと「どうやるのか」「何をやるのか」という話がチームでできるようになります。

先に「何をやるのか」があっても、目的がチームメンバーや上司の頭の中でそろっていないがために、コレジャナイものができてしまったり、なかなかどうやるのかが決まらなかったりしたことありませんか?

最悪な場合は、上司からちゃぶ台返しくらったりとかね。

しかも、うまくいかなかったときは、立ち戻るポイントがないので、また一から何をやるかブレストすることからはじまります。とても効率が悪い。

目的が明確であれば、その施策が失敗したとしても目的が変わるわけではないので、次の一手をまた考えればよいのです。

「Who」と「Why」さえしっかりしていれば、何度でもやり直せます。

上司にプロモーション企画やってと聞かれたときは、まず「その企画はなぜやるんですか?」と目的を聞いてみましょう。

なぜを3回位聞くと、本質的な課題や目的が明確になると思います。
答えられない場合は、まず「誰に対するどんな課題を解決するのか」ということから考えて、出てきたモノを上司とすり合わせするところからスタートです。

自分が企画するときも、なぜを3回聞かれても答えられるくらい明確な目的を持てるようにしましょう。

何ごとも、WhoとWhyから始めていきましょう。




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