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400名参加のセミナーを運営2名で開催できたウェビナーのススメ

私は、GMOペパボ社でコネクタを名乗って活動をしていて、サービスとお客様、サービスとサービス、お客様とお客様をつなぐため、集客やイベント、アライアンスなどの活動を行っています。
主担当はロリポップ!、ムームードメイン、ヘテムルなどのホスティング事業です。

さて今回は、今年1番のチャレンジだったウェビナーを開催して、これはtoBでもtoCでも活用できると思ったので、オススメさせていただきます。

400名以上が参加するウェビナーを開催できた

ウェビナーとは、「ウェブ+セミナー」の造語で、オンラインで開催するセミナーのことです。

今年は、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大によって、リアルでのイベント活動をほぼ行うことができませんでした。
私たちも、昨年まではリアルなイベントを通じて、お客様やサービスを必要としている方々との接点を作ってきましたが、開催を予定していたリアルイベントは全て開催することができませんでした。

でも、何かイベントをやりたい。

ということで、開催したのがウェビナーでした。

副業で注目が集まるアフィリエイトをテーマに、著名なアフィリエイターの方を講師に招き、8月から12月まで月1回ウェビナーを開催。

最大442名、全5回でのべ1,803名の方にご参加いただきました。

【ウェビナーのメリット】

初めて開催したウェビナーでしたが、リアルイベントに比べてメリットが多かったので、まだ実施したことないという方に向けて、オススメポイントを紹介します。

ウェビナーのメリット
・運営メンバーが少なくてすむ
・追加の機材がいらない
・ドリンクやフードなどの準備が必要ない
・準備にかかる時間が少なくてすむ
・参加者の人数制限がいらない
・全国から参加できる

1.運営メンバーが少なくてすむ

今回、最大442名、5回平均で360名の方にご参加いただきました。
リアルイベントで300名規模のイベントをやるとなると、受付やPA、会場補助など運営だけで10名以上のスタッフが必要となります。

今回、外部講師含め3名で開催しました。
役割は、それぞれ、講師、司会、配信です。

それでもイベントの満足度は、5点満点中4.3点と高い評価をいただくことができました。

2.パソコンとネット環境があればできる


最小構成であれば、パソコンとネット環境さえあればウェビナーは開催できます。

実際、私は配信を担当しましたが、パソコン一台+イヤホン+有線LANのみでした。
リアル会場だと、最小構成でもPA機器やプロジェクタなどの準備が必要ですが、完全オンラインでの配信になると必要ありません。

配信のクオリティをあげるとなると、映像用のカメラやマイクやPAなどが必要になってきます。
しかし、色々準備した結果、音がうまく届かなかったり、映像が乱れたりしたイベントに多く参加してきました。詳しい人がいないのであれば、最初は最小構成をオススメします。

私たちはパソコンについているウェブカメラとヘッドフォンで十分満足度の高いイベントを実施できたので安心してください。

3.ドリンクやフードなどの準備が必要ない

イベントの種類にもよりますが、エンドユーザーをお呼びするようなtoC向けのイベントであれば、セミナー後に懇親会などを行うが一般的です。

イベントを主催された方であれば誰もが悩むのがフード&ドリンクです。
どのくらいの量を発注すれば良いのか、特にフードは見栄えにも影響するので気が抜けません。

しかし、オンラインセミナーであれば、仮に懇親会があったとしても、各自ご準備いただくので運営側で準備する必要はありません。

コスト面も含めて、これはかなり大きかったです。

4.準備にかかる時間が少なくてすむ

300人規模のイベントとなれば、夕方の開催となると、イベント当日は朝から準備に追われることでしょう。

しかし、ウェビナーであれば、集客以外はウェビナー配信の設定やメールでの参加URLの送付をやるだけで会場設営や配布物の準備などをする必要がありません。

一点、配信については念入りに準備を進めました。
ウェビナーは音と映像がとても重要になってきます。
そこで、毎回前日と当日30分前に通しリハを実施を行い、手順の確認や映像や音のチェックは必ずやりました。

5.参加者の人数制限がいらない

リアルイベントだと、100人入る場所を探すだけでも一苦労ですが、オンラインであれば、やり方にもよりますが視聴者数の制限はありません。

おすすめは、「ZOOM+Youtube Live」です。
実は当初ZOOMのみで実施する予定だったのですが、ZOOMウェビナーの最小構成だと100名までしか参加できなかったため、Youtube Liveにも配信することにしました。

その結果、参加者(視聴者)の制限がなくなり、結果として400名以上の方にご参加いただけるイベントになりました。

6.全国から参加できる

ウェビナーの1番の魅力は、距離的な制限を受けないことです。
リアルセミナーであれば、東京開催なら東京近郊の方しか参加できません。逆に私たちが全国の人に参加して欲しいとなった場合は、キャラバン組んで全国行脚する必要があります。

しかし、ウェビナーなら全国いや全世界から参加することが可能です。

さらに、登壇者すらも会場にお呼びする必要がありません。
今回、私たちは福岡から、講師は札幌から繋いで全国配信を実施しました。
これはかなり大きなことで、地方の会社ほどメリットがあるのではないかと思います。

【ウェビナーやる際のTips】

簡単ではありますが、ウェビナーをやる上で気を付けたことなどをTips形式で紹介します。

1.1時間がちょうどいい

セミナーというと2時間1セットみたいなところがあります。
しかし、人の集中力はそんなにありません。ましてはオンラインで2時間聞くだけのセミナーとなると、聞いてるだけでお腹いっぱいになってしまいます。

今回、挨拶5分、本編40分、サービス紹介5分、質疑10分の合計60分で開催。その結果、サービス紹介までは参加者は増える一方で離脱はほぼゼロでした。

2.ZOOMウェビナーを利用する

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ZOOMミーティングでウェビナーを開催したときに、一番問題になるのが参加者の音問題です。
参加者の話し声や外部の環境音聞こえると、登壇が中断したり、発表の声が聞こえずらかったりするなどイベントに対するクオリティが下がってしまいます。また、運営側もマイクオフに気配りをしないといけないなど余計な神経を使ってしまいます。

その点、ZOOMウェビナーであれば、参加者の映像や音は運営側がONにしない限りオンラインに流れないので安心です。

とはいえ、ZOOMウェビナーはZOOMのビジネスアカウントにした上にさらにオプション料金が必要になるので、コストを押さえたい方は、登壇者のみZOOMミーティングで繋いで、その模様をYoutubeLiveに配信することをオススメします。

繋ぎ方はとても簡単なので下記を参考にしてみてください

3.運営・登壇者の配信場所は外部音がない場所で

ウェビナーでは、参加者は音に集中します。
なので映像よりも音がとても重要になってきます。

特に、登壇者の話し声以外の音が入ることを嫌います。

ウェビナーのいいところはどこでも配信ができることではありますが、家だと家族が急に入ってきたり、お子さんの声が聞こえたりするので、できるだけ、会社の会議室など外部音が入りにくい場所をオススメします。

どうしても場所の確保が難しい場合は、コンデンサーマイクやKrispのようなノイズキャンセルアプリなどを利用しましょう。

※ Krispは有料ですが、ダイソンHOT&COOLのうるさいファンの音が聞こえなくなるくらい有能なのでオススメです。

最後に。ホントはもっとこうしたい

今回、ウェビナー最高という話を書きましたが、やっぱりリアルで色んな方とお会いしたいです。

そして、私の大好きなロリポップ!をお客様やファンの皆さまと一緒に共創していきたい。

新型コロナウイルス感染症が落ち着くまでは、グッと我慢して、オンラインを中心に活動をしていきたいますので、こんなイベントやりたい、やって欲しいなどありましたら、お気軽にコメントください。


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