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ゴールデンカムイの登場人物にはモデルがいた!杉元・白石・尾形・牛山のモデルを紹介!

こんにちは、kuloです。

最近ゴールデンカムイをアニメで見てドハマりしました(笑)

ゴールデンカムイは『週刊ヤングジャンプ』にて連載中の野田サトル先生の漫画作品で、アニメ化もされた大人気作品です。

明治時代の北海道を舞台に、金塊探しをする物語です。アクション、コメディ、グルメ(飯テロ)、変態とがごちゃ混ぜにチタタプされたような内容に男女問わず人気を博してます。

私は北海道住みなので地元の話が出るとテンション上がります!
アニメを見て面白い!と思いジャンプ+でちまちま読んでいて、旦那におすすめして単行本を買ってきてもらいました!

読めば読むほど味の出る作品で、一回目では気づかなかった要素に二回目で気づいて「すごい!」となって何回も読み直してしまいます。
そして、ゴールデンカムイを読んでいて、笑ってしまうのが数々の映画、絵画パロディ。

そして、登場人物たちのモデルに驚きます。
ゴールデンカムイに登場する人物たちには元ネタの人物がおり、囚人たちは古今東西の犯罪者がモデルになってます。

私が初めて気づいたのは江渡貝くんの元ネタの人物でした。
これは、他にもモデルがいるのでは?と思い調べると、やはり元ネタが存在してることを知りました。

そこで、ここではゴールデンカムイに登場する人物たちの元ネタを紹介します!

主要人物4人を紹介します。

杉元 佐一

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主人公 杉元佐一は日露戦争に従軍していた元兵士で、戦場で重症を負っても死なず、翌日には回復していたことと多くの敵を倒してきたことから『不死身の杉元』と呼ばれます。

本人戦闘の際に自分を鼓舞すように「俺は不死身の杉本だ!」と叫ぶので印象強いセリフですね。

作中最強の人物だといわれてますね。
しかし、銃の腕は良くないみたいですね。アシ(リ)パさんに「杉本は銃が下手」と言われるシーンがあります。

そんな、杉元の名前のモデルは野田サトル先生の曾祖父から名前をお借りしたとブログにて公言してます。
先生の曾祖父は屯田兵で第七師団の歩兵27連隊乗馬隊属していたそうです。いわゆる『北鎮部隊』ですね。

曾祖父はすごい方だったようで、激戦地であった旅順攻囲戦の二百三高地、そしてその後の奉天会戦に参加していたたのこと。
そこでの、功績を認められ二階級特進、さらに金鵄勲章を頂いてたそうです。

金鵄勲章(きんしくんしょう)は、かつて制定されていた日本の勲章の一つ。日本唯一の武人勲章とされ、武功のあった陸海軍(陸軍・海軍)の軍人および軍属に与えられた。金鵄章ともいう。
出典:Wikipedia

しかし、あくまでも名前を借りただけで、キャラのモデルではないとのこと。
では、誰が杉元のモデルなのか。

それは、日本陸軍の軍人である船坂弘ではないかと言われてます。船坂はアンガウルの戦いにおいて多大な戦果をあげた人物です。

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彼は左大腿部に裂傷を負ってしまい数時間放置された挙げ句に、やっときた軍医からは自決用の手榴弾を渡されるほどの瀕死の状態でしたが、夜通し這って進むことで陣地に帰り、翌日には歩けるほどにまで回復したのです。
たとえ、瀕死の重症を負っても数日で回復するのが常でした。

また、戦闘力も高く、左足と両腕を負傷していたにも関わらず銃剣で一人刺し、それを短期間銃を持つ敵に投げて顎に突き刺すなど、鬼神のごとき戦いぶりに『不死身の分隊長』と呼ばれてました。

回復力や『不死身』というあだ名と戦闘力の高さはそのまま杉元のモデルになってるようですね。

白石 由竹

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刺青の囚人である白石は愛されるおバカキャラとして人気が高いです。
全身関節を自在に外せる特異体質であり、あらゆる監獄を脱獄してきたことから『脱獄王』の異名で呼ばれてます。
しかし、アシ(リ)パさんたちからは『脱糞王』と呼ばれてます。

作中では戦闘面で強いところは無く、むしろひ弱。アシ(リ)パさんよりひ弱だと思います。彼の本領は口先のうまさと器用さ、体の柔らかさなので周りから戦闘面に期待はされていないようです。

動物に必ず頭を齧られるという特異な能力(?)も持ってます。

そんな、彼のモデルになったのは『昭和の脱獄王』と呼ばれる白鳥由栄であると言われてます。
26年間もの服役中に4回の脱獄を決行、累計逃亡年数はなんと3年にも及んだそうです。
彼は青森県出身であり幼少期に豆腐屋の養子になったが、徐々に素行が悪化していき、仲間と強盗殺人を犯し、その2年後に警察官からの拷問尋問により自白を余儀なくされ投獄されました。収容された先の刑務所待遇が劣悪だったことから抗議したところ、懲罰を受けたことを切っ掛けに脱獄しました。
そしてこれ以降も脱獄と収監を繰り返しました。

彼の脱獄は特異な体質と器用さで行われてました。
怪力とも思える力の持ち主で、米俵を両手に持ったり、煙突を素手で引き抜いたり、更には手錠を引きちぎっこともあるそうです。
ちなみに、手錠や監視口の檻に味噌汁を吹きかけ、味噌汁の塩分で鉄を錆びさせて壊したというのうは有名な逸話の様ですね。

全身の関節を自在に外せる、針金で刑務所の合鍵を作るなどの器用さを持っており、このあたりが白石のモデルになったみたいですね。

尾形百之助

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帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属している兵士であり、階級は上等兵。
冷静で無表情で、淡々としていて掴みどころがないキャラですが、人気が高く人気投票で2位を獲得したこともあります。

尾形はスナイパーとしてとても優秀で、有効射程距離500mと言われた三十年式歩兵銃を用いて2000m先の狙撃も可能との自信を持つ他、蛇行して飛ぶため散弾銃以外で撃ち落とすことが難しいヤマシギを小銃で複数仕留めたり、弾を貫通させる事でエゾシカを一度に二頭仕留めるなどの離れ業をやってのけたりしてます。

彼のモデルは映画好きな方ならすぐに気づいたかと思いますが『山猫は眠らない』の主人公トーマス・ベケットであり、さらにそのモデルであるカルロス・ハスコックであると言われてます。

トーマス・ベケットは『山猫は眠らない』の主人公でアメリカ海兵隊のベテラン狙撃兵という設定です。
尾形は作中や扉絵、サブタイトルなどで度々『山猫』と称されるのはこれが由縁ですね。

そして、このトーマス・ベケットのモデルであるカルロス・ハスコックは『ホワイト・フェザー』の異名で知られるアメリカ海兵隊の狙撃手です。

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彼は、谷の向こうに陣取るベトナム兵を単発射撃で仕留めました。その距離は約2500ヤード(約2300m)。
この長距離狙撃の記録は35年間もの間抜かれることはありませんでした。

そして、尾形の特徴的な狙撃時の姿勢もカルロス・ハスコックの狙撃姿勢と一致するので、ほぼ間違いなくモデルだと思われます。

牛山辰馬

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不敗の牛山』の名で知られるち〇ぽ先生こと牛山は柔道家であり刺青の囚人の一人です。

額の四角いコブと柔道耳と呼ばれる変形した耳が特徴的なキャラですね。

作中では、紳士的な態度や情に厚いという面があるので、なぜ網走監獄行きになったのか不思議に思えるほどいい人っぽいんです。

しかし、牛山は性欲が旺盛であり投獄理由が『師範の妻を寝取り、制裁を受けた際に師範や弟子達を逆に殺してしまったから』というとんでもないものでした。
その、旺盛な性欲が限界まで溜まると永倉さえ襲いかねないと土方に言われるほどです。

そんな、牛山のモデルは柔道家の牛島辰熊ではないかと言われてます。
牛島は柔道史上最強を謳われる木村政彦の師匠として有名であり、『不敗の牛島』と呼ばれることもありました。

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牛島の稽古で大木に体当たりをする、大木に帯を縛り付けて背負い投げ千本の打ち込みをするなどしており、作中で牛山もやっていました。

名前と稽古法以外にも顔がそっくりだったりするのでわかりやすいモデルかもしれませんね。

さいごに

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他に、土方歳三などもいますが、有名過ぎるのでいいかなと思い今回は書きませんでした。
機会があれば詳しく書いてみようかと思います。

ちなみに、みんな大好き阿仁のドスケベマタギこと谷垣はモデルらしい人が見当たらず、完璧なオリジナルキャラなのかどうかわかりませんでした。
心当たりがある方は教えてくださるとうれしいです!

次は第7師団の面々や囚人たちも書いてきたいと思います!

ゴールデンカムイは原作もアニメも面白いので今後も楽しみです!

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