私の英語どうなん?④

「電気のピッピ」アクセント講座。
ピッピ(↗︎ ↘︎)と思っていた人が多いのではないだろうか。正しくはピッピ(→ →)。リモコンのボタンを押した時に出る音に由来する。
ごちゃごちゃごちゃ。。。



月曜日、学校で日本人の友達に「土曜日にパーティーあった?」と聞いたが、なかったよ。との回答。交流会的なパーティーではなかったようだ。じゃあ何のパーティー?と疑問は深まるばかりだったが、日曜の朝にはホストシスターもいつもの様子に戻っていたので、私は尋ねるのをやめた。この判断が正しかったのかどうかはわからない。

理解出来なかったのに、恥ずかしさを理由にして、尋ねることを諦めてしまった自分が本当に情けなかった。と同時に、このままではダメだ!と自分を奮い立たせた。


ここからは、私が通ったオーストラリアの学校の思い出。
そして、衝撃中の衝撃。


学校には私と同じプログラムでオーストラリアに来ている日本人の他にも、数名の日本人留学生がいた。その中の一人の女子生徒は、私達日本人グループのお世話係りをしてくれた。彼女は日本の中学卒業後、オーストラリアで留学生活を送っていた。

彼女に初めて会ったのは、滞在初日の昼休み。屋外のコートでバスケットボールをしていたグループの中に彼女がいた。シュートしたボールが外れてリングに当たって落ちると"Oh, shocking!"と言いながら、また勢いよく走っていく。昼休みが終わりクラスに向かう途中に自己紹介してくれたのだが、立ち振る舞いは完全に欧米人。現地の友達とも不自由なくコミュニケーションできているように見える。私達には日本語で話していたが、英語で話している時のほうがスムーズに聞こえるほど。

校外研修で動物園へ行った時も彼女は同行し、色々と案内してくれた。コアラ、カンガルー、ワラビーなどの有袋類の解説も私達に通訳してくれた。私は終始憧れの眼差しを彼女に向けていた。私もこんな風に英語が話せるようになりたい!英語学習へのモチベーション爆上がり。
(あ!コアラ抱っこして写真撮ったお。私の顔引きつってたおw)


さて、衝撃中の衝撃いきますよ。

ホストシスターとクラスの合間に彼女の友達と一緒に過ごすこともあり、空き教室で男女数名と雑談していた。オーストラリアの学生達は私から見るともう大人のように見えた。近い年代とは思えない。恋人同士の人達もいた。1組の男女カップルは友達が目の前にいるにも関わらず、女の子が男の子の膝に座って首に腕をまわして顔を寄せ合ったり、キスをしたり、まぁイチャイチャが止まらない。周りのみんなも冷やかしたりするわけでもなく、普通に雑談を続けている。

(あのー、目に入ってくんねんけど。高校生ってこんなんなの?海外ドラマでは見たことあるけどさ、いや...すごいわ。)


覚えているだろうか、②で登場した不良男子生徒。あの出来事の後に知ったのだが、彼はホストシスターの仲のいい友達で、やんちゃな振る舞いが目立つが、話しをすると実はとても気さくで明るく楽しい人だった。

ある日の放課後、私はホストシスターを学校の庭で待っていた。その時、30mくらい先にその彼がベンチに座っているのを見かけた。そこに一人の女の子(おそらくガールフレンド)が彼の方へ駆け寄ってきて、あいさつ代わりのキス。一度では終わらず、更に長い濃厚なキス...。
周りの人達、素通り。

(あのー、ちょ...待って。みんな見えてるよね?素通りやん。やっぱこれ普通なん?オーストラリアの高校生すごいわ。私まだ中学生やけど、こんなオープンな関係、日本ではなかなかないと思う...)

その後もオーストラリアの学生達のオープンな交際を目にすることがちょくちょくあり、衝撃的&刺激的なカルチャーショックを体験したくくぅであった。



そろそろ思い出せる出来事が尽きてきたが、
⑤へつづく。。。





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