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ククリーナさんのけもフレ2改善案(4話編)

2月5日にけものフレンズ2(以下けもフレ2)の4話が放送されましたが、再生数の5倍のマイリスト登録が記録されるという前代未聞の快挙に巷は騒然となっております。
しかし4話の内容は「不要なものが多く、必要なものが欠けている話の起伏が乏しいアニメ」と評価せざる負えません。
何がいけなかったのか?
今回も私ククリーナが削除、変更、追加すべき点を挙げながら改善策を出していきたいと思います・・・かなり辛辣なので注意。

削除すべき点

アードウルフ、ナミチスイコウモリ、オオアルマジロ、オオセンザンコウ

アードウルフは何のために登場したか不明だしナミチスイコウモリはゲストキャラである点を考慮しても無駄にしかなってません。
オオアルマジロとオオセンザンコウ(以下ダブルスフィア)に至ってはカラカルに脅されただけで怯え、朝まで丸まっているという醜態はギャクとしてはともかく追跡者としては失格であり即座のリストラを要する案件です。
つまりアリツカゲラ以外は無駄な登場人物にしかなっていません。

アリツカゲラの眼鏡のふち

デザインがおかしく見えるので不要ですし、眼鏡に関していえば前作けものフレンズ(以下けもフレ)のデザインのままで良かったです。

変更すべき点

ダブルスフィア→オセロット、リカオン

ダブルスフィアがダメダメ過ぎる、1話の段階でアラフィネに変更すべき(1話編を参照)、元の動物からして追跡に向いてないなど問題が多いので急遽メンバー変更としてオセロット、リカオンを登場させるべきでしょう。
オセロットとリカオンのコンビにする理由としてはオセロットは秀でた能力が多くその中でも高い索敵能力とサーバル対策として機能する木登りは追跡者としてキュルル一行を苦しめる相手として高い存在感を示せるため、リカオンは高い知能と「何kmにもわたって獲物を追跡する」習性で追跡者として適任なためです。
更に言えばオセロットを追跡者のボスとして、リカオンを参謀として登場させれば視聴者に強力なライバル出現を印象付けられる筈です。

追加すべき点

キュルル達一行VSオセロットとリカオン

今までのけもフレ2に足りないもの、それは「話の山場」です。
なので4話はキュルル達一行と追跡者コンビの邂逅をメインにして話を盛り上げるべきです。
幸い、カラカルは警戒心が強く、オセロットはいわゆる「電波少女」なので戦いの口火はカラカルとオセロットに切らせると良いでしょう。
対決ではオセロットとリカオンの強さを示し、最後に凌ぐ形で終わらせて次回に続く感じでいきましょう。
対決をメインにする都合上「やさしい世界」からは逸脱するでしょうがけもフレ2に関していえば仕方のないことです。

【まとめ】

追跡者との対決する話にしよう

変更すべき点、追加すべき点で説明した事なので今回はプロットのみを出します。

①モノレールの線路が壊れて通行不能になったのでモノレールを運転していた海賊ラッキービースト(以下海賊)はポンチョラッキービースト(以下ポンチョ)に連絡、海賊は自分は線路の修理をするのでポンチョに引継ぎを頼み、キュルル達を別れる事に

②キュルルはポンチョに手掛かりとなる絵を見せて案内を頼むとポンチョは絵と同じ場所に案内、案内された場所は絵と違うと一行に突っ込まれるがポンチョは絵の場所はアリ塚で夜になると説明、そこへ通りかかったアリツカゲラがキュルル達にポンチョの説明通りだと教える

③キュルルの事情を聞いたアリツカゲラはエリア内の物件を手あたり次第みれば探している家が見つかるのではとキュルル達に提案、キュルル達はアリツカゲラの案内でエリア内の物件巡りをすることになる

④陰でキュルル達の話を聞いたオセロットはターゲットであるキュルルは必ず森に入るからリカオンに尾行を指示し、オセロット自らは森へ先回りをする

⑤リカオンの尾行に気付かぬまま物件探しをしていたキュルル達は森に入るとオセロットが目の前に現れ、リカオンもキュルル達の背後に出現。オセロットはキュルルに挟み撃ちの状態だから無駄な抵抗をせずに自分達に同行するように迫るが警戒心の強いカラカルが遮る、周りの静止を無視してオセロットとカラカルが睨み合う

⑥痺れを切らしたカラカルが威嚇するとオセロットは話し合いは決裂したと判断、カラカルとサーバルにリカオンをけし掛け自らはキュルルの強制連行を試みるが空を飛べるアリツカゲラがキュルルを運んで木の上に退避。しかしオセロットは動じず「その程度で木登りの出来る私からは逃れられないし仮にお前がキュルルを連れて飛んで逃げるなら先にサーバル達を連行するまでよ」と言い放ち揺さぶりを掛ける

⑦サーバルとカラカルはリカオン一人に対して拮抗を崩せずにいた、この状況を見たアリツカゲラはキュルルだけを逃がして飛んだら確実にサーバルとカラカルが負けて捕らえられると判断。キュルル、サーバル、カラカルの全員を逃がすことを自らに課したアリツカゲラは全員に退却を呼び掛けてキュルルを運びながら退路を案内する。

⑧アリツカゲラ達が逃げる方向を見たオセロットはキュルル達はまんまと袋小路に嵌ったと確信し笑みを浮かべる、実際アリツカゲラの案内で逃げた先は滝だった、サーバル達はこんな所に逃げてどうするんだと怒るがアリツカゲラは「ここに良い物件があるんですよ、騙されたと思ってついて来て下さい」と説得、当然ながらキュルル一行は納得できずにいるとオセロットとリカオンが追い付く

⑨チェックメイトを確信したオセロットは再度キュルルに同行するように呼び掛けるがアリツカゲラは「いいですか、滝に向かって『前に』ジャンプして下さい!」と言ってキュルルを抱えて滝の中に消える。サーバルとカラカルは混乱したが迷っても仕方が無いと悟り自分達も滝の中へジャンプして消えた。この予想外の行動にオセロットとリカオンは同様、すぐに滝の『下』を見るがキュルル達を目視出来ずに青ざめる。

⑩思わぬ事態に動揺したオセロットはリカオンに急いで応援(実はアライさんとフェネックでこれは1話編の改善案を反映)を呼ぶように指示すると自分は意を決して滝の『下』に向かって飛び込み、水中にいるであろうキュルル達を探すが、実はキュルル達は滝の裏にある『オオムジアマツバメの巣』に隠れていた。アリツカゲラはキュルル達にオセロットが『オオムジアマツバメの巣』の存在は知らないだろうと考え、滝に飛び込み水中に逃げたと錯覚させる為にオセロットが滝の所まできたタイミングでキュルル達に滝の『前に』ジャンプするように指示して『オオムジアマツバメの巣』に避難させたのだと告げ、キュルル達はそれに納得すると共に危機が去った事に安堵した。

⑪キュルル達はオセロットに見つかる前にエリアを脱出する為に夜の内に移動、その道中でポンチョが言ってたアリ塚の光る現象を目にして感動した後で次のエリアの境界でナイフラッキービースト(以下スネーク)に遭遇、ポンチョはスネークが次のエリアを案内すると説明する。アリツカゲラとポンチョに見送られながらキュルル達はスネークの案内で次の目的地へ進む

⑪朝になってもキュルル達を見つけられないオセロット、リカオン、アライさん、フェネックの4人は引き続き捜索、その中でフェネックはキュルル達はもう別のエリアまで移動したのでは?と呟くが捜索に躍起になる他3人にその呟きは聞こえず不毛な捜索は続く

なんか今回はいつも以上にプロットが多いけど山場となる回だからこれぐらいの量になってしまうのかな・・・?(考えてるときは少し楽しかったりする)
いずれにせよ4話というタイミングでストーリーのターニングポイントを前面に押し出すべきだと思いました。

※『オオムジアマツバメの巣』は非常に狭い巣ですがフレンズ用という事で多少スペースに余裕のあるものとします

こじょりん【ドルオタ研究科】さんの【noteヘッダー用その8】より:https://note.mu/brandkojo/n/nd600a20f89c9?magazine_key=m4cef426eadfa

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