悲しみと美

まだ何処かに存在していたのは確か
身体から抜けきれていないなにか

だから
まだ感触があった
どうして、次に進まないのかわからなかった
まだ繋がっていたからだ

ぷつんって
音がした

思わず涙が出てまた過呼吸になりそうになった

トラウマになっている

やっぱりもう人を好きになれない

ってその時思った

朝目が覚めたら
抜け落ちたかのように
身体が軽かった

空からつられていたワイヤー切れて
雲の上にぷかぷか沈み落ちたかのように

心地よい目覚めだった

やっと2022年始まったと
思った。
あけましておめでとうって

おばあちゃんの写真に向かって一言。

もう言っていいよね

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