『超一流の雑談力』 読書記録 #2
きょうの本は『超一流の雑談力』。
2年ほどコンサルタントとして課題に感じていることが、お客様と早い段階から打ち解けること、です。コンサルティングの仕事は、お客様から情報を引き出したり、議論したりし、共に課題を解決していく仕事です。「仲良くなる」とまではいかなくとも、一定の信頼関係を築けるかが、仕事を円滑に進め、質を高めるうえでカギになってきます。
私はあまり雑談がうまい方ではなく、あまり盛り上がらなかったり、中途半端に終わってしまうことがしばしば。。。
雑談がうまい人は、もちろん性格的なところもあると思うのですが、まず何をどう話しているんだろう??ということが気になって読んでみました!
個人的に実践したい雑談のコツ
①雑談のプランを立てる
「プランを立てる」ということは、「雑談の終着点を決めて、そこに向けてキャッチボールを組み立てること」。相手の話に対して、良いリアクションを取れないのは、雑談に目的がないからだそうです。まあ雑談ってそういうモノじゃないの?とは思っていたのですが、まだ雑談がうまくない状況では、雑談の方向をある程度コントロールすることで、スムーズなやり取りができるのでは?と感じました!
②「笑える話」より「興味深い話」
肝心な雑談のテーマについて。やっぱり笑いが取れないと、微妙な空気になってしまうのかなーと思っていたのですが、「聞き手が食いつきやすく、記憶に残りやすいのは、興味深い話や使える知識」だそうです。確かに。
特にコンサルタントは、「この人は自分たちにとって有益な存在だ」とお客様に感じてもらえることが重要で、雑談を通じてもそのような印象を持ってもらえたら、やりやすくなるだろうなと思いました。
③「そうですね」で終わらせない
これはやりがちです。とりあえず同意しておくか、的な「そうですね」。本書で紹介されていたコツとしては、「会話のキーワードをもとに、連想される内容について言及して返すこと」。そのためには、①で挙げたように、雑談のプランニングが重要とのことです。
あと、個人的に重要かなと思うのは、「トピックに対して、常に何かしら自分なりの考えを持つこと」。例えば、何かニュースを見たとして、単純にそれを知識としてストックしておくのではなく、「ということは、○○はこうなる」とか「自分は○○だと思う」、などというように、自分なりに考えること。
そうすれば、何か会話を振られたときにも、「そうですね。自分は○○だと思うのですが、△△さんはどのようにお考えですか?」といった感じで会話を膨らませられるのではないか?と思いました!なんかいけそうな気がする!
雑談力向上のための個人的To Do
①たくさん練習して、型を身につける
やはりまず実践です。幸い、少人数での社内会議が結構多いので、近しい方とのやり取りの中で「雑談力」を強化していきたいです。
上でも述べましたが、ノープランで会話をするよりも、まず「狙って」会話してみることが大事なのかなと思います。
②インプット+自分の考え
まずは雑談のネタを拾うこと。最新のニュースなど、共通的なトピックの他にも、個人的に「へぇー」と思うようなことも積極的に集めていきたいです。インプットの定着のためには、やはりアウトプットが肝心ですね。つぶさに記録するようにします。
そして、プラスアルファとしての自分の考え。メモを取るときにも、自分はどう思うかということをセットにするようにします。
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