ヨガの実践、ヨガの生き方 クリヤ・ヨガとは

ヨガの実践、ヨガの生き方をクリヤ・ヨガという。
クリヤ・ヨガは以下のみっつから成る。

ひとつめ。
タパス
熱を伴う修練、自己の規律のこと。
あえて人里離れた所に籠ってひとりで瞑想や修行をするのではなく、社会、家庭、職場など、今自分がいる場所で外と関わり合い、その中で起こる葛藤や様々なことと丁寧に向き合い、自身の役割と責任を果たすこと。
いつどこでどんな場所にいても自分がいる今ここがサーダナ(実践法)の場所となる。

ふたつめ。
スワディヤーヤ
自己探究、真実を見ること。
真実が書かれた書物を読む。今高いビルの1階から、中間から、上から見た景色がそれぞれ違うように、現在自分ざいるステージによって見えるもの、理解が変わる。だから繰り返し探究すること。
自身に目を向け、真実を見る訓練を重ね、真我という真実の自己を見る準備をする。

みっつめ。
イーシュヴァラ・プラニダーナ
イーシュヴァラとは神。自然の摂理。大いなる源。
その至高の存在に身を明け渡し委ねること。
自我を明け渡し、降参し、抗わずに委ねること。
イーシュヴァラを理解し、自然の摂理に調和して生きること。

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外側の実践(日常のヤマ、ニヤマ、心身のアーサナ、プラーナーヤーマ)内側の実践(ダーラナ、ディヤーナ、サマーディ)を調和させる。

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