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12/24・ゴリラ、寄付に行く

びゃああああああああ!!行ってきたばい!ゴリラついにサンタさんになってきたとよー!!

総勢20名以上の方からのご協力の下、ゴリラついに寄付に行ってきたばい!
実はこっそりね。先々週にも色々持っていっとるんじゃけれども、子供達に会いにいったのはこれが初めてだったばいね。

さーてさて!なんでこの活動をやったか、寄付に到達するまでに何があったのか、当日の感想とかもろもろ書いていくばいよー!!

そもそも何故ゴリラは寄付をしようと思ったのか

これ。まずはもう一回これから話していこうかなー、と思うばい。
寄付運動の始まりにあったのは、間違いなくゴリラの幼少期の経験(ネグレクト)が元になっとる。語るも涙、聞くも涙のお話しなんじゃけれども。

うっせー!暗い話になるから割愛じゃあ!!

軽く触れるとゴリラが今、ちょっとだけマトモな大人なのは、ガキの頃から色んな大人に助けられたってのが大事だったのよ。
ゴリラはエンターテイナーなんでね!暗い話はしない!以上!!

んで、話を戻すんじゃけれども。
全国におよそ大小様々な600の施設、凡そ30000人の子供達が
様々な理由で両親の元を離れて施設で暮らしている。
もちろん、施設の諸先生方の愛情と尽力は間違いないんじゃ。
間違いないんじゃけどもね。
先生1人に対して18人の子供を担当しているんじゃ。
すごいじゃろ?これ大家族スペシャルですら足元に及ばない数よ。
それだけの数の子を育てるってなると、これすごい事よ。
その状況を知ってしまっら、もう衝動が抑えきれない。
そんな子供達を笑顔にしたい。
子供を笑顔にする為にわしはなんかしたいって思ったんじゃな。

1.何をやればいいのか迷う

これ。
とにかく子供を笑顔にしたい。
でもぶっちゃけた話何しようか・・・で凄い迷った。
はじめは募金を考えたんじゃけれどもね。
ぶっちゃけ100万寄付しました!とかでもない限り、そんなにインパクトはないんじゃなかろうかと思ったわけじゃね。
で、借金して寄付したところでそれが年々続けられるのかを考えた時に
「これぶっちゃけ続けられなくね?」
っていうのがわしの中で結論づけられたわけじゃな。
で、これだけは最初から決めてたことなんじゃけども
「絶対に四年間は続ける」
っていうのはが絶対の軸であったんじゃ。
そんでもってその四年間で、どれだけ多くの賛同者が集まるか。
「12月24日、各所でVtuberによる笑顔の絨毯爆撃」
これをゴールにしたいって所は絶対に曲げたくないところじゃった。
そんな観点で見た時に、じゃあ後に続けられる活動ってなんじゃろう?
そう考えた時に、どうしても1人でやるに限りがある事を悟ったんじゃ。
そこで考えた事が自分が発起人となって協力を求める今回の形式。
この三本の矢形式であれば、外にも手を上げてくれる者が出るんじゃないか
と思ったわけじゃね。
「最悪1人でもやったろまい!すわ、行くぞ!」

こうして今回の売名活動に踏み切ったんじゃ。秋の初めあたりかのう。

2.本格的に施設さんとコンタクトを取る

さて、やると決めたら後は早い。
まずは県内の施設を確認。電話をいれたりなんだりを続けてお話を聞かせてもらったりしてるうちに今回寄付をさせていただいた
児童養護施設さんあい さんに寄付させていただく事に決めたばい。
ちなみにツイートでもしていたように
「白タイツとかで行ってもよかですか?」
「九条様の良識を信じます」
のやり取りがあったばいね。

3.反響に戸惑う

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あばばばばば!?うっそ、これ、うっそ!?
わし、これほんとにびっくりした。過去貰ったことないくらいのRTといいねの数。切抜きを作ってくれた子もいたし、RTで宣伝してくれた子もいた。
しかも自分の応援してるVさんからのいいねとリプまで貰ってしまう。
これはもうやりきらねば男じゃねえな。
さらにさらに、寄付を求めてほしいものリストを初めて更新したところ、
皆が一斉に寄付を始めてくれた。
ラーメン数杯我慢して、寄付を送ってくれたのとか胸が熱くなったばい。

4.集まる善意と一回目の寄付

続々と集まる寄付。応援の声。寄付が増えるたびに、応援の声が増えるたびにわしの中の炎がメラメラ燃え上がる。
ところがここに来て、わしをある事件が襲ったんじゃ。
「やべえ。寄付物資を置く場所がねえ」
皆から貰った大切な物資を玄関に置いたり、物置に入れたりなんて絶対にしたくない。自身の部屋にせっせせっせと詰めていく。
そこでゴリラは気づいてしまった。
「これ、俺の車積みきらないんじゃない?」
まあ、最悪会社の2トン持ってくりゃあいいべえや。位の感じで考えていたばいね。この時は。
ただ、ここでゴリラ気づく。
もし仮に車おさえられんかったらどうしよう・・・念のために場所の確認と搬入口の確認、搬入経路の確認のついでに、ある程度の物を送っておこうってなったばいね。
車に積み込んでまず第一に思ったのは
「これ、二回に分けるの正解だったわ」
兎に角箱。箱のガサが大きいので思いのほか積載率が上がる。
軽の後ろが一杯になるまで積み込みをしていざ出発。
運転時間にしておおよそ2時間、さんあいさんに到着したばい。
ぱっと見た感じ、2トンまでなら入れそうなのと、間口の広さを確認。
で、インターホンピンポンして職員さんにご挨拶。
積み込んでいた炊飯器、電子レンジ、洗剤関係をしゅばばっと納めさせていただいたばい!!
この日はタイミング悪く、子供達に会うことは出来なかったばいね・・・

5.本番

12月24日!!ついに決戦関が原!!
朝の4時から準備を開始。(早すぎた)自室からプレゼントをえっさほいさで玄関先の板間に集積していく。が、ここで事件発生。
前日に痛めたあばら骨に激痛走るも根性で堪える。
堪えた上で改めて見てみると・・・
「めっちゃ多くね・・・?」
すでに2トン車の手配が出来ないことを悟ってレンタカーを借りておいたんじゃけど、それにしても・・・ガサ分をきちんと見極め切れていなかった気配。
時間は間違いなくある。となると、やる事は一つ。
怒涛の詰め替え作業を敢行したばい。
細かい奴を集めて一個の大きな箱に纏める。
固形の大物は養生をかませて持ってく方針で大分コンパクト化できたばい。
さて、レンタカーを確保して、こっそりサンタ+トナカイのトナンタになって、プレゼントを積み込んでいざ!!
きちんと先に下調べばしておいたけん、道中完璧。
がっちりしっかり予定時刻の1時間前位に現地付近に到着。
――が、ここで事件は起きる。
「サンタさんこんにちわ~」
ポリスメンの職務質問である。
まあ、積み荷満載の軽バンにサンタクロース乗っててそれが電子煙草みたいなの吹かしてればそりゃ職質するわ。わしでもする。有能。

6.ついに対面

「わああ!サンタだ!!」
目的地到着のタイミングで丁度子供達がホールに移動中だったのか、丁度わしと鉢合わせになった。
「こんぬつわ!メリークリスマス!!」
トナカイ帽子のミミをぴこぴこさせて子供にアピール。
男の子達、ダッシュで近づいてくる。
「ねえ!何しに来たの!?」
「プレゼント届けにきたんじゃよ」
「髭ー!」
「髭とるのやめてもろて」
「トナカイ貸してー!」
「引っ張らないでもろて」
「オッサンじゃん!」
「お兄さんじゃよ??」
そんなやり取りをしながらもひたすらプレゼントを搬入。
その間も子供達に愛想を振りまくゴリラ。
比較的スピーディに子供の心を掴む事に成功したとね。
ホールで先生からの紹介を受け、マイクを片手にいざ、いざ。
「はいどぉぉぉぉぉも!はじめましてェ!!ヴァーチャルユーチューバーの九条ゥ、写楽でェす!!」
「ねえ!おじさんヒカ○ン!?」
「違いますねぇ!まず顔が違いますねぇ!!」
「クソサンタだ!!」
「クソサンタじゃなくてトナカイとサンタでトナンタですねぇ!!」
ぼんやりと小学生位の男の子はうんこすきだなと思いつつ、ちょっと真面目に本題へ。
「このプレゼントはね。ゴリラがさんあいの皆がいい子達って聞いて、おんなじように皆にプレゼントあげたいって言ってくれる人たちと力を合わせて持ってきたんじゃよ。皆、今年はいい子にしてたかいね?」
元気良く手を上げていい子にしてました!と答えてくれる子がいてわしにっこり。トークで子供を弄りつつ、子供に弄られつつで楽しい時間を過ごしてきましたばい。
ちなプレゼントの物量としてはかなりの量だった気配。職員の皆さんから
「凄い・・・こんなに一杯・・・」
なんて言われてわしドヤ顔。(自分では大した事してない)

7.帰ろうとしたら

プレゼント寄付が終わって、暫く子供達にもみくちゃにされて。
トナカイは子供達にギュッギュされて耳ピコピコ。
そんな中、1人の男の子と妙に仲良くなった。
「ねえ。サンタ帰っちゃうの?」
「お?そうだなあ。そろそろ帰るぞ」
「なんで?」
「んんー。サンタの国に帰らないとだめなんだよなあ」
「・・・やだ」
なんとなく、ゴリラの昔の姿がちょっとかぶる。
「んー。それじゃあ約束しようか」
「なにを?」
「トナンタ、また来年も来るからよ。約束する」
こうして来年の約束をして、わしはさんあいさんを後にしました。

8.今後の展望

今後4年間、色んな形でさんあいさんに寄付とかしていくつもりでいます。
具体的に毎年のクリスマスには必ず。夏とかにスイカの差し入れとかもいいかなーと思っとるばい。
ほかにも色々、思いつく限りなんかやって行きたいなー。兎に角子供達の笑顔が見たいだけなんじゃよね。ソワカソワカ。
なんか皆もこんなんどうじゃろ?とかあったら教えてくだされ。
それともし、
      自分もこういう活動していきたいな・・・
って考えてる子がいたら声かけてほしいばい。
ゴリラはなんでも力になるぞ!
4年間、わしのV活動の期限一杯までにこの活動をV界に根ざさせていつの日か必ず実行したいところじゃね。
     Vtuberによる現実世界への優しさ絨毯爆撃作戦。


※ちなみにわしがお世話になった さんあい さんはこちらになります。

これからも

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