他で聞けない政治の話/#信頼信用される政治
#民主主義が機能しない国
政治家や政党と国民の信頼関係が無いから、
あるべき未来の社会が語れない。
それが日本の悲劇なのだろう。
新型コロナで断トツの成績を上げている北欧の国がある。
国が配ったスマホアプリがあるから、
もし、感染者が近くに来れば誰でもわかる。
だから、市民は普通の生活をしている。
外出制限もマスクの義務化もない。
マスクなしで、
スポーツを普通に楽しみ、
パブに行き、サウナで集う。
もともとこの国の首都の人口密度は
他の国の都市に比べて、一桁以上低い。
なおかつ人々は昔から人との距離を保ってきた。
個人が尊重されているのだ。
さらに、憲法では、外出制限やマスクの強制は
人権侵害に当たるようだ。
政治家も市民も政治を通じて「信頼感」を持っている。
これが、周りのEU諸国と比べて感染者も死亡者も1/10
で済んでいる理由だろう。
また、シンガポールでは、すべての銀行口座は
国が把握・管理しているから、
今回の新型コロナので、売り上げが減ったり、
収入が減った人には、自動的に国から補助金が振り込まれていた。
国民や企業は何の手続きもせずに、収入を保証され、
営業を休業したり縮小することが「何のためらいもなく」できる。
これもどんな国家があるべき姿かを、
政治家と国民が共有している。
ある意味信頼関係のたまものだろうと思う。
翻って、日本は、政治家を信頼してない人は
関わらなかったり、政権憎しの感情しか持ってないから
政府が出す法案は、あらゆる角度から難癖をつけられ、
結局、中途半端なものになる。
政権側は、どうせ認められないいびつなものなら
もっといびつにして自分たちの仲間だけが得するものにしようとする。
利権構造はさらに深まる悪循環に陥るのである。
だから、政府は自粛を呼びかけ、
国民は相互監視の下でそれを実行するという
フィンランドとは真逆の社会が実現するのであろう。
手間暇はかかっても、
政策で信頼できる政党を作っていく、
その政党を応援する市民を育てる。
そんなことからしかこの国は良くならないのだろう。
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