見出し画像

9月のエアコン様

もう9月である。最近、寝るときはエアコンをつけないと厳しい。汗をかきながら、暑さで目が覚めるというのは甚だ不快であり、寝不足の上に1日の朝から体調が乱れる。かといってエアコンをつけて寝ると、朝必ず喉の調子が悪い、喉のいがいがで日々を過ごすのも少しばかり不快である。どちらの毒を選ぶという状況で私はエアコンを選ぶことにしている。汗かきである私は大体、夜に汗をかくか、かかないかで判断する、何もしないで汗をかくというのは、気温が28度ぐらいはあるはずなので、とにかくエアコンをつけて解決する。汗をかかないのであれば窓を開け就寝、できるだけ外の風を感じながら寝たいものだ。山の近くに住んでいた私は、この問題には久々に直面した、田舎は涼しい、アホみたいにシンプル、エアコン電力もいらない。街というのはほとんどのところは不便だ、すぐに電力がついてくる、電力依存症である。空気は汚いし、食べ物もおいしくない、利点は人の多いことでつながる山ほどの縁ぐらいだろうか、コロナなのでそういう縁にも巡り合えないということで、一体なぜ都市に住んでいるか疑問である。

とはいえ、私はエアコンに甘えてしまう。エアコン様様である。エアコンよ!あなたの息は魔法の息だ、私の体調を快適にしておくれ、ああ、このまま涼しい風を永遠とふかしておくれと思いながら眠りへと誘われるのだが。ある日の夜中、汗をびっしょりかいて起きたのだ。エアコン様は御立腹なすったでしょうか、子分のコントローラーに親方様に伝言を伝えてこいと私はいうのだが、エアコン様は無視されるのである。子分をいじめるのだが、いじめの又意味の無さに私は冷静になる。私は直接エアコン様にお願いを申し出るのだが、魔法の冷風はどこへやら、ぬるい風しか吹かさないのである。

簡単に言おう、”がすぶそく”に陥ったのである。

このような回りくどい言い方で申し訳ないのだが、私は汗びっしょりで寝ているのだ。

ああこの夏?まだ夏?延々と続く今年の夏に耐えていけるだろうか心配である、又エアコン様のご機嫌を直さなければいけない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?