■土鳩は殺せキジバトは生かせ

道端で鳩を拾いました。
弱っているようで、まったく動かないのでビニール手袋をして捕獲。
段ボールに餌と水と一緒にいれて様子をみることに。

鳩は野鳥なので、勝手に捕まえると
国に怒られて罰金とられるらしい。
面倒ですが、さっそく行政の担当部署に電話をかけてみました。

まああとは、タイトル通りです。
土鳩は数が増えているので、怪我をしていようが、動けまいが
その辺に離してください。(勝手に死ぬでしょう)

ただし、キジバトであれば保護対象なので、動物病院を紹介します。」
とのお言葉。
ちなみにカラスでも同じ対応のようです。
それ以外の野鳥は保護対象とのこと。
この国は頭がおかしいんでしょうね!!!
怪我をしている生き物を見放して、殺してくださいと指示できるの
すごいですよ。私には絶対にできない。公務員ってすごいですね。

まあ分かっていた答えだったので、ハイワカリマシタ。と返事をして
しばらく餌をあげて養生させました。
5日ほどで回復したようで飛べるようになり無事放鳥。
保温したり、水にネクトンいれたりと鳥を飼っていた経験がかなり役にたちました。
もちろん、鳥インフルエンザだったら弱っていくはずなので、放鳥なんてせずに最後まで看取るつもりでした。
まあ野生が鳥インフルエンザなのも仕方ないことですし。

そんなわけで改めてこの国の制度がクソなことを思い知りました。
たぶん、野生なんだから放っておきなよ!っていう人もいるでしょうけど、
私には弱っている生き物を野生だからって放置できるほど人間デキていないし、それが大人の対応だというなら、大人になんてなりたくありません。
今回は私も野生のニンゲンとして、好き勝手にさせてもらいました。
それが間違っていたとも思いません。
ハトが1匹死んだからって、土鳩軍団になんら変わりもないんだから生きていたほうが絶対にいいし、土鳩であれば殺してキジバトは助けるってその線引きが理解できないからです。
数がおおいから殺処分?人間も数多いですけどね~~?

ということで、動けない鳩やカラスを拾った方は
行政に相談しても無駄なので(引き取りますっていうのも殺処分)
こっそりご自分の判断をなさってください。
もしくはNPO法人の鳥レスキューなどに相談してください。
NPOさんは親切に話を聞いてくれ、対応してくれるところがあります。
どうか小さな命をよろしくお願いいたします。

そもそも野生生物おいだして街作ってるくせに、
なんという驕りなのか人間とは…と、モロ様の顔で終わります。
ありがとうございました。


このnoteは複数人の書き手が居ます。
そのため記事により書き手の思想や職業が異なります。
内容を信じるか信じないかはあなた次第……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?