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シンジ、馬に乗れ

 さっき実家の母から届いた荷物には頼んでないピンクシャンプーが入ってて、頼んだサンダルは入っていなかった。そういうところ。
 そんなことはどうでもよくて、こうやってパソコンで文章を書いてると高校生のときを思い出す。小説とか書いてたんだ。いいよね。といっても二ヶ月前までいちおう高校生だったけど。受験前っていうのはいろいろと変な時期で、高校生をやっているって感じはしなかった。ぼくは勉強マシンになってたし、学校の授業は推薦の人たちが吞気に生け花とかやってるだけだったし、とにかく全部おかしかった。おかしかったのはまあ、最初からだけど。

 昔の話ばかりするのはやめたほうがいいと指摘されて、その通りだと思った。その通りだと思いながら、どうしようもなくて駅の駐輪場でひとりで泣いた。希望があっても、愛を感じたときでも、悲しくなることはあるし、涙はでるんだよね。ぼくはなんというか、生きるのがど下手なのだ。人と関わるのも、ほんとうに真剣に関わりたい大切だと思う特定の人(貴様のことだバーロ)ってなるとほんとに自分が意味不明だ。ATフィールドはズタボロの暖簾みたいで、全然なんにも防げなくて、自分語りがとまんなくて、ぼくはいっつも頭から脳みそがずるずるはみ出したまま生きてるような心地がしている。心地がしているだけなのかもしれないけど。う、頭が痛い!

 シンジくんには、ぜひ乗馬をやってみてほしい。それでぼくと一緒にさぼろう。あと抱擁がほしい。次会ったときさ、抱きしめてもいい?最近YouTubeでカネコアヤノの抱擁って曲を聴いた。あと銀杏BOYSもたまにYouTubeで聴く。



Синди, садись на лошадь.

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