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自分のペースで大丈夫よ。

ごきげんよう、くじらです。

普段在宅ワークをしているせいか、全く家から出ないということも当たり前、週末もできるだけ家でゆっくりしたいと思ってしまい、お出かけに行くことがありませんでした。在宅ワークが普及するまでは、毎日会社に出社して、帰って、ご飯を食べて寝る。みたいな生活様式が「当たり前」とされてきましたので、週末は家でゴロゴロしたいというのは以前ではストレス発散の一つになってたのかもしれません。

ところが、在宅ワークをしているにもかかわらず「家に帰りたい」「家でゆっくりしたい」という矛盾が私の中では生じてしまいます。作業部屋で仕事をしているだけなのに、「早く家に帰りたいな~」なんて思うこともあります。

そのスパイラルに見事にハマってしまい、精神衛生上よくない生活スタイルになってしまいました。ただ、そこで「週末ここに行こう!」と提案してくれる人がいるのはありがたいですね。

そんなわけで、先週末はちょっと遠出をして日帰りの温泉旅行に行ってきました。温泉旅行と行っても、旅館ではなく普通のスーパー銭湯。露天風呂からは琵琶湖が一望できる最高なスーパー銭湯に行くまでのお話。

急がば回れ

私はスピード狂です。これはすしすきーの中でもお話したと思いますが、何回か速度超過の切符を切っています。自分でも「なぜこんなに急ぐのだろう」という疑問がありました。ただ、今回は人を乗せてドライブ。他人の命を預かるというわけですから、もちろん安全運転を心がけました。

最近の、ある一定のグレードに搭載されているクルーズコントロールシステム。これを使ってみることにしました。速度設定は100km/h、私の車は賢いようで、目の前に車を検知すると自動で減速してくれます。私の中で時速100kmというのはゆったりとした走りです。でもなぜか、猛スピードで運転しているときと比べて、イライラすることがありませんでした。

通常の私であれば、猛スピードで走り、前の車がびっくりして追い越し車線からどいてくれます。ときにはブレーキを踏んで、追い越しから出ていかない車に対してイライラしていた時もありました。

そんな私が、他の車より少し早いスピードで、早すぎない程度に走ると、全くイライラすることがありませんでした。むしろ、「自分のペースで走って大丈夫よ」と他のドライバーに気を使えるぐらいまで心に余裕ができました。

何事も自分のペースで

集団主義なのに、個人主義な日本人にとって、日本で生活する上では集団のペースに合わせる必要がある。地域差、組織で差があると思うが、そのペースと自分のペースが合わないときがこれまた大変。自分のペースで仕事・勉強をしたいけど、締切が間に合わない~なんてことは私も何回も経験しています。だからこそ言えるのは、少しだけそのペースから離れてみて、自分のペースで生きてみるのも良いのではないかなと思っています。

「じゃあ仕事や学校をやめろって言うことですか?」と結論に急ぐ人はもう少し辛抱してください。

会社や学校を一時的にお休みするということも、良いと思います。ただし、それは本当に自分が弱ってしまって、もう何もできない、ここから何も学べることがない。等の「自分自身の成長の限界」に気づいたときに使ってください。ここで言いたいのは、仕事・学校という組織での拘束時間外に焦点をおいて考えてみましょう。家に直帰するのもいいと思います。その後自分が何をするか。「急いで」何かをするのではなく、自分がやりたいときにする。それがあなたの本来のペースなら、それを最低限、お家の中だけでも良いので尊重してあげてください。

よく「おしりを叩かれないと何もできない」ということをよく聞きますが、それがあなたのペースで、自分がやろうと思うときにやれるのであれば、それを尊重してあげてください。

これは私が実際、鬱とパニック障害になりながら会社に出社していた時、「家帰ったらこれしなきゃ。あと、あれもしなきゃ」という考えが先行してしまい、いざ家についてみると考えるだけで疲れてしまって結局何もできなかった。という苦い経験から来ています。今振り返ってみればあのときは「今日振り返ってみて、達成できたこと、嬉しかったこと、明日ちょっとやってみたいこと」等、の【明日何をするか、ポジティブな気持ち】を持つかということをすればよかったなと痛感しています。

最後に

後回しにすることであなたの気持ちが楽になるのであれば、ぜひ後回しにしましょう。まずは「今日辛かったこと、しんどかったこと、嫌だったこと」という思考から始まらないようにするのが「自分のペースで大丈夫」につながる大事な一歩だと思いました。

それではまた、次のお話で。

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