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人生で初めてヨーロッパに行ってきた②

ごきげんよう、くじらです。

前回は、リゾートに到着したところで終了しましたね。今回はリゾートでのお話。

この広大なゴルフリゾートはブランデンブルグにある「バートザーロー」というオーダーシュプレー地区の自治体だそうです(自分でも何言ってるかよくわからない)

外観
レストランエリア

まぁまぁ、私が写真を大量に撮っておりますので、それで埋め合わせいたしましょう。バートザーローは英語表記だとBad Saarowなので、Badなのでは・・・と思っていましたが、最高でした。

早朝到着の宿命

リゾートに朝の8時に到着したアジア圏御一行は、チェックインまでロビーで寛ぐか、仕事をするしかありませんでした。弊社に社畜精神はありませんが、こうして我々が遊んでる間も仕事は降ってくるわけで、それを淡々とこなしながらエンジョイする。まさにWork Hard, Play Hardの精神ですね。こういうメンタリティが大好きなので、外資系はヤメラレナイ・・・(依存症)

ところがどっこい、16時間のフライトは流石に疲れたのと、汗を流したいのとお腹ペコすぎの刑でしたが、リゾートのチェックインは15時から。道中にスーパーらしき建物はなかったので相当な田舎に連れて行かれたことだけは理解しました。

7時間この状態で過ごすのも可哀想という哀れみから、リゾートのオーナーのご意向で、無料で朝食をごちそうになりました。ビュッフェスタイルで、いろいろな食物が食べ放題でした。マッシュルームの炒めたものがあったので、私は無心にそれを貪り、ちょっとだけリゾートを探索しました。

永遠に続く空

そうこうしているうちに、本社の方々がバスでやってきました。本社からバスで1時間ほどでつくそうです。猛者はベルリンから4時間かけて自転車で来たそうです。アクティブですね。現地の気候は、日差しは強かったですが、湿気などはありませんでした。カラッとした天気で最高でした。

顔なじみの方々や初めての方と握手や感動の再開を果たして、チェックインを済ませます。

自分一人だけでいいんですよね・・・?

でかい!

部屋がとにかくでかい!テレビはBluetooth接続ができて音楽を聴くことができましたし、テレビ台の下には冷蔵庫がありました。速攻で旅の疲れを取るためにシャワーを浴びてベランダからの景色を見ました。

Insane…

湖側の部屋ではありませんでしたが、ベランダからは見渡す限りの緑!私の大好きな緑を満喫できるのでお部屋は100点満点でした。

網戸もあるので、開けっ放しで新鮮な空気を取り込み

ここで私は気づくべきでした。

15時過ぎでこんなに明るいの?

と。

そう、このとき私は気づかなかった。長旅でつかれたので、とりあえずお昼ご飯を食べてから散策することにしました。

唐辛子ってこんな風に生えてるんだ・・・知らなかった

散策しようと思いましたが、よく考えればペーペーの私がそんな呑気なことをしてる場合じゃないと目を覚ましました。本社の方々に顔と名前を覚えてもらわなきゃ・・・!

何よりも、顔を覚えてもらって「ずっと昔からいる感じがする」感を醸し出さなければ・・・!と思い、英語脳=陽キャの私に人格を変更して、「はじめまして!〇〇チームのくじらです!」

「おお!君が!本社で君の話はたくさん聞いているよ!」

え。。。。

どの人に自己紹介しても「君だね!本社であなたの話題がよく出るわよ!」としか言われない。もしかしてすでに実績解除済?それとも、なんかやらかした?

偶然、ロビーで社長とすれ違い、「おお!君だね!日本で新しく入った人っていうのは!よろしくね!本社で色んな話を聞いてるよ!」と握手を交わしました。その際に「話っていうのは・・・悪い話ですか(震え声)?」

「全然!君が本社の二人をもてなしてくれたんでしょ?ありがとうね!」

遡ること4月。入社して早々、私は弊社の国際色豊かなメンバーに圧倒された。弊社では、社員が世界中にある支社に1ヶ月滞在して生活し、働くことができるという摩訶不思議な福利厚生が存在する。その制度を利用して、二人の社員が本社から来ていた。私は、その人達の役職も知らずにカジュアルに話していたが後に判明することは、会社で結構偉い人だったということ。そう、彼らがゴールデンウィーク前に京都・大阪へ観光へ行ってから帰国すると言っていた。私も実家へ規制することを計画していたが、特にすることもなかったので、京都と大阪のローカルなお店を紹介することにした。

彼らを京都のローカル居酒屋へ連れていき、ありったけの海鮮料理を、大阪では、和牛を食べれる焼肉屋さんに連れて行った。

これは後日譚なのだが、彼らが帰国して私と過ごした時間について本社で熱弁していたようで、それが功を奏したのか本社の殆どの人に私の名前が知れ渡っていたというわけだ。

帰国する前にクビ宣言をされるのかと思った緊張感がなくなり、疲れてしまったので、プールで一休みすることにした。

あいにくながら、プールの動画は弊社の社員が映っているのでここでは控えさせていただく。が、プールから撮ったお空の写真を見てもらいたい。

お気づきだろうか・・・

これが18時の空に見えるだろうか。当時私は体感的にまだ昼過ぎだと思っていた。

この日知らされたのは、夏至の影響で24日がヨーロッパでは一番日照時間の長い日だったそうだ。

結局23時前まで太陽とにらめっこする事になった。とりあえずつかれた。色んな人と話したし、1日中英語・韓国語・日本語の3ヶ国語を操ることが実に10年ぶりだったので、脳みそが悲鳴を上げていた。

2日目

早起きしてビュッフェへレッツゴー!

朝は6時30分に起床し、シャワーを浴びて7時に朝食へ。昨日と同じビュッフェスタイルで昨日と全く同じメニュー。これはビュッフェにおける「あたりまえ」だろう。

朝早起きして、元気いっぱいだったので、湖畔に行きました。


リゾートにあった、燕のおうち

自然に満ち溢れ、私は他の社員さんたちとリゾートの周りをお散歩して、プールで休憩しました。

このプールはインドアにもつながってて、ちょっとワクワクした。
正直に話すと、あまりにも日光が気持ち良すぎたので、ここから動くことができず、二度目の朝ご飯を食べて、自室に戻り、PCを持ってきて、プールサイドでお仕事していました。

3日目

また早起きしてビュッフェへレッツゴー

朝食を食べ、会社が用意していた様々なワークショップに参加して、ものすごく有意義な時間を過ごせました。ワークショップも、いろいろな人と交流ができる素晴らしい企画ばかりで、全く飽きることがありませんでした。
一通りのプログラムを終え、マネージャーといっしょにゴルフのレッスンをしにいきました。

せ、接待ゴルフ・・・?

日本で言う打ちっぱなしの場所

一人30球、子どもの頃にパパくじらに打ちっぱなしに連れて行かれた以来、ゴルフをする機会がありませんでした。打てるかな・・・と思って心配していましたが、役員の一人も参加してくれて、直々にゴルフレッスンをしてもらいました。この日の気温は30℃。灼熱の太陽がジリジリと照りつける中、日焼け止めだけでゴルフに行った私は愚かでした。こっちの30℃は全然熱中症になることはなく、むしろ気持ちがいい太陽でした。(日本の夏とは大違い)

接待ゴルフでもなんでもなく、ピュアなゴルフレッスンで、ポジショニングから、打ち方まで教えてもらい、ボールを打てることができました。コーチ(役員)いわく、初日にボールを打てることができる人は少ないらしい。もしかして才能かも・・・!でも接待でゴルフはゴメンなので、ゴルフはしないという設定で貫こうと思います。

4日目

ビュッフェへレッツゴー・・・

そろそろこの朝食も飽きてきたな・・・

でもクロワッサンはバターたっぷりで美味しい!もぐもぐ

この日は少しだけ心配でした。というのも、チームの一人がチェックインしてからずっと部屋にこもりっきりで仕事しかしておらず、あまりにも可哀想だったので無理やり部屋から引きずり出して、みんなでカヤックに行きました。1時間11ユーロ(約2000円)。お安いお値段でした。

事前にカヤックやSUP(スタンドアップパドル)ができることを私は知っていました

すでに何名かがカヤックをこの滞在中に経験しているとのことだったので、支払い方法などを教えてもらいました。

私は時折一人でカヤックを嗜むので、ノウハウはわかっていました。ですので、その子とペアになってカヤックをしました。その子自身もいいリフレッシュになったと言ってくれたので、私は満足でした。カヤックは自撮りばっかりなので掲載できません。ごめんね。

5日目

ビュッフェへ・・・

毎日同じものを食べると逆に愛着が湧いてしまい、この料理とおさらばするのか・・・と考えると悲しくなったので、いっぱい食べました。チェックアウトが9時で10時ジャストにベルリンのホテルへ直行する予定だったので、たっぷり食べてロビーでゆっくりしていました。

さいごに

次は最終回、「ベルリン編」です。このリゾートの滞在は有意義な時間と、はじめましての人と打ち解ける良い5日間でした。共通の趣味を持っている人が意外と多かったり、様々な意見交換ができました。さようなら。バートザーロー。また会える日まで。

それでは次のお話でお会いしましょう。

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