ゲーム構想です。

今回は、紙ではなくPCのメモ機能を使って書いたお話が中心です。

主に、物語途中・・とかなんですけどねw


【構想①】

ぼくはカイト。小学5年生。

ある日の帰り道、キレイなお姉さんに『願いが叶う棒』をもらったんだ。

願い事は何でも叶うけど、お願いの大きさによっては、悪いことも起こるって聞いたんだ。さっそく、家に帰ってお母さんに何かお願い事あるか聞いたら「たまにはお父さんが早く帰って来たらいいわね」って言うから、お願いを言って振った。そしたらその直後に「ただいまー」ってお父さんが現れた!でも疑り深いぼくは、お父さんにお願い事を聞いたら「ビール飲みたいな」って言ったけど、こんなに早く帰ってくると思ってなかったから無いって言われてしょんぼりしてたんだ。だから「ビールが欲しい」って言って振った。そしたら、お隣さんからビールをもらったんだ。

これは本物だ!とぼくは、思った。

明日はお休みだから、お友達にも使ってあげようと思ったんだ。

そして、その夜。

妹に見つかって勝手に使おうとするから返せっ!って怒ったけど、嫌がられてぶんぶん振った。そしたら、なんか妹がオカシイ。妹が動かなくなった。立ったまま・・。怖くなってお父さんとお母さんを呼んだけど、来ない。誰も来ない。お父さんたちはまだ、1階でお話してたから聞こえてるハズなのに。

動かない妹から棒を引き抜き、1階へ降りた。

静かだ。


リビングへ行ったら・・え?!って状態になった。

お母さんたちが居た場所に、木が生えてる。何?・・とそこへ電話が鳴ってびっくりした。電話の相手は、マサルって友達だった。マサルのお父さんとお母さんがどこにも居ないっていうんだ。居るっていうか、あるのは木が置いてあるって・・。何?何が起こったの?どうすれば治るの?
ぼくの家もそうだよって言った。妹は変になったしって。

お隣さんの方からお姉さんの悲鳴が聞こえる。

夜は外に出たらダメって言われてるけど、お隣のお姉さんは、よくしてくれるので、気になったんだ。チャイムを押すと勢いよく出てきたお姉さん。どうしたの?って聞いたら家族の代わりに木が生えてるって言うんだ。さっき会ったばかりなのに、おばさんもおじさんも居ない。あるのは、木だけ。

どういう事?もう、何だか訳がわからない。そしてお姉さんのお姉ちゃんも部屋に木があるだけみたい。とにかく、危ないから家に泊まっていくことになった。
次の日、家にマサルが来てて、お姉さんの家の方へ呼んだんだ。
大人はみんな、木になってるって。
お姉さんは高校生でまだ学生だからだろうか?じゃあ、妹は何になったの?
そんな話をしてると白いフードをかぶった人達が家に来てるのを見つける。何か用ですか?とお姉さんと一緒に尋ねると、リロを探してるという。

妹だ。妹はオカシクなったんだと案内すると、動かない妹に「神様~」って言ってる。この人たち、なんだろう?
するとフードの人のひとりが、施設で預かりますという。

妹、治るの?と聞くと「はい♪もちろんです」というので、任せる事にした。これが後々問題になるなんて思ってもいなかったけど。妹を連れてく代わりにと、何かの紙をもらう。もし施設へ来る事があれば、この紙を見せれば入れますって教えてくれる。そしてフードの人たちを知ってるようなお姉さんは、「あなた達、マン研の人達よね?何してるの?」「偉大な事が起こったので、お祝いするんですよー」というばかり。施設に誘われたようだったが、ぼくたちを残して行けないと思ったのか、行かないって選択をした。

ごはんを食べて、街へ行ってみようと言う事になった。家にあるお菓子は持って行こうと言われるので、カバンに詰めた。ジュースも少し持って行く。
街は静かだった。いつもは音楽が流れてるのに。

町では何人もの知り合いに会う。やはりみんなの家も同じ事が起こったって事を知る。お母さんやお父さんが見当たらなくて寂しがってる人が多かったけど、大きいお姉さんやお兄さんの中には、まだ居なくても平気って人も居た。お店で働いてるお姉さんの友達を見かけて声をかける。木が人なんじゃないかって話をする。お店の鍵を預かってたし、いつも通り荷物を運んできた人が居たから仕事してるらしい。古本屋で働く友達が居るって話をしたので、そっちへ行ってみる事に。
古本屋では、お姉さん(ナルミさん)があんまり話した事のない人だったみたいで、でも話しかけたら、何が知りたいか聞いてくる。
木は人っぽい・現状確認・気になったことを聞いた。

やはり、あれは人。そう思うと少し怖くなった。

治す方法は?と聞いたけど、どうしてなってるのか分からないって事。

あと、学生は学生でも20代以上の人は木になってるらしい。学校を調べた人からの情報で先生は居ないらしくて誰も来てないみたい。

現状確認では、街はご覧の有様。お店は、高校生のバイト雇ってるとこは稼働中。実家がお店のとこもやってるとこもある。ただし、いつまで続くかは不明。気になった事は、男子たちからの情報で、バスや電車は動いてない事と、壁だけの場所に気になるシミを見つけた事・・くらいなんだって。ネットも一応繋がってるらしいけど、なんかエラーが出やすいし対応はしてくれないらしい。
で、どうしようか?という事になる。シミって何だろ?というと、見に行ってみることになった。

すると一番近い壁だけの場所に行くと、数人の高校生がシミのとこに居た。お姉さんを知っていて、話かけてきた。

お姉さんが「何してんの?」と聞くと、「これが例のシミよ」「触ったけど、なんにも起きねーのよ」とちょっと残念そうに言っている。

でも、そこから何か出てきた!「なんか出たよ!」とぼくが言うとお兄さんたちも気づいてびっくり!

「何?!」何しか言ってないお兄さん。

人みたいなのが出たけど、何だろう?「ここは・・・どこです?」とその人は言う。あっけにとられながらも「星空町だけど・・」っていうお兄さん。「ほしぞらちょう・・・ありがとうございました」と言うと高くジャンプして去って行った。「つか、ありえなくね?この高さをジャンプって!」とか驚いてた。お姉さんも「何だったの?」と言うばかり。

と、そんな中・・町の方で悲鳴が聞こえる。お兄さんたちが「やばくね?」と街の方へ走る。お姉さんに連れられてぼくたちも街へ行く。

すると、遠目に何か変な生き物がお姉さんやお兄さんを叩いてるのが見える。「何アレ・・」お姉さんは立ち止まった。反撃して倒してく勇ましいお兄さんとかお姉さんも居た。「とにかく、建物の中に避難だ!」って叫ぶ人。お姉さんと一緒に、近くのビルに入った。
しばらくすると、「もう大丈夫だよ」って声が聴こえる。外に出てみると、変な生き物は消えていた。今の内に家に帰ろうとする。
襲われた人たちは、倒してくれた人達にお礼を言っていた。

家に戻って、お菓子を食べる。自分の部屋に戻って来た。すると、妹の部屋に何か居る!ねこ?とか思ったけど、見ると、小さな人が部屋の中央にあったシミから出てきた。「何?何何?!」と慌てていると、それは答えた。「初めまして、少年。私は、ムニミィのフィロ(葉)です。ナダを知りませんか?」

ナダ?とぼくが首をかしげると

「あなたくらいの少女がそうだと聞いたのですが・・」

妹の事?よくわからないと言うと、「あなたよりも大きい方は、どなたか居ませんか?」というので、隣のお姉さんの所へ案内した。お姉さんはびっくりしていたけど、聞きたい事があると言うと、フィロは答えてくれた。

家に木が生えてるけど、これは人なの?こうなった原因は?どうすれば元に戻る?とか。フィロは、1つづつ答えていく。

まず、家に生えてる木について

「あれは、ナダが要らないと思ってる人の変わり果てた姿です」

そして、原因は「ナダがそうなれと願ったから」治るのか?という質問には「順序を守って行えば必ず元に戻ります」と。

それを聞いて少し安心したみたいだった。お姉さんは続けた。

ナダって何者?街に現れた人を襲ってきたのは何?シミは何?そこから出てきた人は誰?と。

まず、ナダとは?

「世界を作り替えた人物をそう呼びます。この世界を今の状態にと願った人って事です」

誰?とお姉さんは疑問に思ったみたい。妹かもって考えが頭を離れない。

街に現れたのは・・「チェー二と一括りではそう呼びますが、いろいろなタイプに分かれています。ただ、私を含む人型を見て襲ってきます。攻撃されると心を壊します」

お姉さんに?が出た。「心?体じゃなくて?」

「そうなのです。体もダメージは受けますが、死にません。ただ、心にダメージを受ける為、人によっては死にたくなるみたいです」

それから「シミ・・と呼んでるのですか・・。あれは私たちの世界とあなた方の世界とを繋ぐトンネルの出入口です」

「あなた達の世界って?」

「それはいずれ知ることになるでしょう」といって次の話に進む。

最後に、「シミから出てきたのは、私の仲間のひとりでしょう。合計5人がココに遣わされたので」という。

「あなたみたいなのが、5人なの?」と聞くと、

「皆、姿形は様々です。人ではありますが、ここの世界の人とは違うのですぐわかるはずです」と。

そして「ナダを見つけ次第、確保しなければいけません。協力してくれませんか?」とフィロは言う。ぼくは「フィロさん」「フィロでかまいません」「・・フィロ、ナダってもしかしたら、ぼくの妹のリロかも知れない」と言うと、どこに行ったか聞かれる。「施設?」お姉さんは気づく。

「なんか知り合いが連れてったわよ」と。

「そこは、どこですか?!」というので、お姉さんは調べてくれた。施設とは、学校の体育館らしい。ここから歩きだとけっこう遠いという。「仲間に連絡し、いってもらいます」という。

「情報提供に感謝します」「妹は、どうなるの?」と心配になったぼくに、「魔法の力を失くしたら、元に戻りますよ。大丈夫。手荒な事はしませんから」と。
大きな爆発音が響く。今度は何?!と思ったら、学校の方から爆発音が聞こえたと連絡がある。どういう事?とお姉さん。フィロへ連絡が入る。

「フィロ!こちらラシーヌ(根)。がっこうってとこに来たが、もうやつらの根城になってるぞ!」「!ナダは?!」「もう、ココには居ないぞ!残ったやつらも全員チェーニにやられている!まずいぞ」「一旦、合流しましょう!場所は・・」といい通信を切る。

「ココに全員を集めていいでしょうか?」「え・・ココ?」(お姉さん)ぼくはすかさず、「ぼくの家にしたら?」という。フィロは、ぼくの家に移動する。すると、昼間見た人や見た事ない人ばかりやってきたし、その人たちに抱えられて来た人でたくさんになった。フィロはみんなを落ち着かせて、まず自己紹介を始めた。
「私はフィロ。ムニミィ族です。情報をまとめ指示を出します」
今日見た人「私は、トロン(幹)。情報収集と目的地へ一番に到着することが大事・・と思ってる」と、猫みたいなお姉さん。
さっきの声の人「俺は、ラシーヌ。情報収集やチェーニ退治と、ナダ回収が目的だ」と肌の色が違う耳のとがったお兄さん。
ここからは知らない人「オレは、ランケ(蔓)。情報収集とモノを捜索する」と淡々と話す、耳のとがったお兄さん。
「アタイは、クラディ(枝)。主に人探しとチェーニ発見したら報告する係よ」と、元気な口調の小さなお姉さん。
そしてついでに自分たちも名乗ることになった。まずはお姉さんから・・
「わ・・私は、ナルミです。高校生です」
次は、ぼくと思ったら、マサルの方が早くて「オレは、マサル!こいつの友達だ」とぼくを見る。次は、ぼく。
「ぼくは、カイト」というと、フィロが付け加える。「ナダは、この少年の妹のようです」と。みんなの視線が集中する。
ラシーヌって人に連れてこられた人は、街で戦ってた人だった。どうやら、その足で学校に来て巻き込まれたみたい。
「自分は、アツヤ。学校で巻き込まれて・・」と大柄なお兄さんだった。
もうひとりは、お姉さん。こちらも街で戦ってた人だった。
「私は、ハルカ。アツヤと学校でまた会って、なんか連れてこられて・・」と。ナルミお姉さんとまた違った雰囲気のお姉さんだった。そして、もうひとり。
ランケさんに連れてこられた人・・
「えっと、俺で最後かな?俺は、カズト。話しかけたら連れてこられて・・」とメガネをかけたお兄さんだった。
「目的のものを知ってるって言うので話聞こうとしたら招集かかったから連れてきた」とランケさん。

フィロは申し訳なさそうに「それはすみません。では、各自知りえた情報をお願いします」というと、トロンさんから話すみたいだった。
トロン「この町、星空町というらしく、学生と呼ばれる一部だけが残って他は木になっている。周辺を探索したが、どこも同じだった。あと、街にある箱ものは動いてないし、各地でチェーニが目撃され始めた。以上」
クラディ「次は、アタイね。目的の人を探してたけど、外には居ないから室内かなって思うけど、そうするとココは部屋数多過ぎて、ちょっとしんどそー・・です。以上」
ラシーヌ「俺は、フィロに言われてナダを回収しに行ったら、やつらの根城になっててそれでも中まで行ったのよ。だが、もう中のやつらはチェーニにやられてて倒れてたから、素通りして奥へ行ったらよ・・こいつらが戦ってて、加勢しようと思ったんだけど・・倒れてたやつにつまづいてよ・・」

あぁーはいはいって感じでフィロが「放った魔法が明後日な方向へ飛んで、あの爆発音でしたか」と。けっこうドジなんだなーってマサル。フィロは続けさせる。
「・・で、まー片付いたけど、ナダは居なくなっててよ、こいつら使えるなって思って、招集来たから連れてきたのよ。おわり」
そして最後にランケ。「さっきも言ったが、探してるモノに関して聞こうと思った時に招集されたから、連れてきた。チェーニに襲われて話聞けなくなると困るからな。以上」
「わかりました。とりあえず、我らが捜してるモノは、3つあります。そのひとつを知ってる・・のでしょうか?」と聞く。
カズト「えっと、なんか宝石と棒と布って話だったけど、その宝石が赤い玉らしいって事で、知ってるものに似てるなーって思ったんですけど」フィロが聞く。「それはどこにあるのですか?」カズト「たぶん、学校の部室棟にあると思うけど」と。
ナルミ「部室?」カズト「あぁ、占い部・・・」あぁ・・とみんな。
ハルカ「他の棒と布って何?」
フィロ「棒は、この世界を作った際に使ったハズのモノです。それから布は、旗ですね。彼らの存在を証明する為のものです」
カイト「棒なら、ぼく持ってるよ」と言って見せる。フィロはうなづき「これです」と言う。
アツヤ「さっきから出てくるけど、やつらって誰の事なんだ?」
フィロ「やつら・・とは、私たちの世界でも暗躍している組織・アコニト(トリカブト)です。彼らは棒で振った壊れた世界を支配して自分たちの理想郷を作ろうとしています」
トロン「そして、やつらはチェーニを操り動かす」と言う。
カズト「さっき、探してる人が居るって話があったけど、どんな人を探してるんです?」
クラディ「フィロに近いけど、この世界で情報を分析するのが得意な人だよ。で、こっからが重要なんだけど、誰でもいい訳じゃなくて、うちらのモティフ(文様)が使える人が必要なのよ」モティフ?
フィロ「この世界でいうところの『機械』のようなものです」へーってみんな。思いつく人がそれぞれ居るみたい。
ラシーヌ「で、よ・・ココ、狭くないか?」
フィロ「他にも人が来ましたからね・・」
クラディ「じゃ、拠点に戻る?」
ランケ「モノを探しに行きたい」
トロン「・・・」
フィロ「ひとまず、戻りましょう。そして、カイト、マサル、ナルミ、ハルカ、アツヤ、カズト・・良ければ来ませんか?」と。
行けるのか?と聞くと、今の状態であれば、来れるという。妹の部屋のシミから入っていく。入ると通路があって・・その先は、広い平原が広がっていた。
フィロ「迎えが来ました。さぁ、どうぞ」といざなわれるまま、乗る。そして、着いた先には、大きな町が。
ここの一角に大きなお屋敷があり、ココが拠点らしい。中に入ると様々な人が働いていた。それぞれに部屋を用意してくれた。といっても2人で1部屋。ぼくは、マサルと。ナルミお姉さんは、ハルカさんと。アツヤさんは、カズトさんと。
フィロは言う。「カズトさんは、ランケに赤い玉を渡してください」と。他は、自由にしていいらしいけど、人間を珍しがってもみくちゃにされない為に、だれか一緒について来てもらう必要があるらしい。
あと、街の外は危険なので出れない。
まずは、フィロに案内されて町を案内してもらう事に。ぼくとマサル、ナルミお姉さんの3人が案内してもらう。
服屋・お土産屋、フィロの家、ギルド、食べ物屋。
入れない場所もあったけど、いろんな珍しいものを見れて楽しんだ。
お姉さんがフィロに聞く。
「私たちが出来ることって何かあるのかな?」と。ぼくもそうだ。
妹は施設に行ったまま、まだ帰ってこない。
フィロの言うように、悪い人たちにつかまったら、帰ってこないような気がしていた。
お姉さんは、ハルカさんとしゃべって気が付いた事があるんだって。
「戦おうとすれば、退治は出来る。大人が居ないけど、このままじゃ世界が壊れてしまう・・本当の意味で」
誰かに支配される・・とかじゃなく、電気も水道もまともに使えなかったら?
食べものだって、いつまであるかわからない。
フィロは「もっともですね・・」という。


【構想②】めっちゃ長いですw

主人公たちは、国の兵士です。
ただ戦いに身を投じるタイプの兵士ではなく、各町の調査などが主な仕事内容です。
ある時、町はずれの森の中で不自然なまものの死体が発見され、その調査でその町に向かいます。

町(ペルルの町)に着いて死体を調べると、どうやら魔物同士の戦いが原因ではなく、人の魔法などによるものだった事がわかりました。

最近町へ来た魔導士などは居なかったか?と聞いたものの、そのような人は来てないという。
なお、この世界では魔法は安易に使ってはならないと法律で決められており、魔道発動を確認された人は、魔道養成所にて一通りの訓練を受け、魔法を使ってもイイという証を受け取るまでは、住み込む事になっている。
ここ最近は、そういった人が見つかってないのでもしかしたら、そうなのかも知れないと思い、町人調査。
魔法を一度発動すると証をもらってない者は、体に紋章が出る為、発見は容易だった。
しかし、町の中には居なかった。
死体は、点々と続いてる為、そのあとを追ってみた。すると、水晶が多く取れる水晶洞に到着。誰かが入って行ったまま、ここ数日間は出てきていないという行商人。
自分たちも中へ入ってみることにしたのだった。

奥へと進むと、ここの責任者の男性が倒れていた。この更に奥へ行くと巨大な水晶がある場所に行けるが、そこへ見知らぬ男が魔物を片手に入っていったという。
男性のケガを治療し、装備を整え、中へゆっくり侵入する。

すると、中から男の話声が聞こえる。
男「ヴィーボラはどこだ?」
※ヴィーボラは、まものの脅威ランキング(ギルド調査隊まとめより)上位5位に入るまもので、倒せば懸賞金が手に入る為、魔物討伐を生業にしている冒険者が居る。
まもの「あ・・・アイツは、今は人に化けてどっかの町に住んでるって・・聞いた・・」
男「それは、どこでどんな姿をしてるんだ?」
まもの「し・・知らない・・聞いただけだ・・オレは知らない!」
というと、男は魔法で魔物を殺した。
男「・・・」
主人公は警戒しながら男のところへ進む。
男「兵士?こんな所に何の用だ?」
仲間1「ココは、関係者以外立ち入り禁止です。即刻退去してください」
男「・・そうだったな。わかった」
男が立ち去ろうとしてるそこへ
主人公「なぜまものを殺してるんです?」
男は振り返らずに・・
男「邪魔だったから」
と言った瞬間ワープして消えてしまった。
何かを調べる為に魔物を倒してココまで来たのだろうか・・と考えてると仲間のひとりが何かに気づく。
仲間2「あ!っ」
主人公「ん?どうした?」
仲間2「あいつ、証もらった魔導士じゃないぞ・・」
彼の腕には、紋章が出てたことに気づいたのだ。だが、中には証をもらったのに紋章がカッコいいとかで改めて彫る人もたまに居る。
もう行ってしまったし、次にまた会うことにでもなったら、その時確認しようということで魔物の死体を片付け町と軍へ報告し今回の任務は終了した。


近々一大演習が迫ってる為、部隊長たちは何やら慌てていた。宿舎で仲間との会話を楽しみつつ、演習の日を待った。演習の為、馬車に乗り込み演習地へ向かう。
魔物の脅威は一時は落ち着いたものの、また拡大しているという話をしながら総隊長が、1週間の演習で、各隊の改善点などが浮き彫りになるだろうという話をした。
野営し、食事後就寝。初日は顔合わせ程度。
2日目、今日は連隊演習で主に戦うのがメインの兵士たちの合同演習を見守り、治療し伝達を連携して行うのが1日の流れだった。
戦ってる者たちの合間を抜け伝令を伝える部隊や戦いながら仲間を治療する部隊、戦意離脱状態の仲間を救出する部隊など様々な部隊が混戦した中で行っていく。

主人公たちは、この演習が終わってからが彼らの演習開始なので、その戦いを観ていた。その映像を届ける部隊も他国には存在していたらしく、自分たちも観れるのがなんだか新鮮だった。
戦う部隊の演習が終わり、日も暮れたころに演習所へ向かう主人公たちの調査部隊。忘れ去られた仲間の救出や、今回の被害状況の推察、使用された武装の確認などやることは様々ある。
演習場は例え演習とはいえ実践を兼ねてる為、刃のない武装を使用してるとはいえ、ケガはするので血痕も多くみられた。今も治療班は治療に専念しているという。
演習所から少し離れた場所に何かの声を聞く。
なんだ?とそちらの方向へ進むと他の国の兵士の姿を見つける。声をかけると相当酷いようで何を言ってるのかわからない。報告して救助に来てもらうことになった。

しかし、洞くつの中からも声が聴こえることに気づく仲間により、中へ入ってみようという事になった。他の調査隊のメンバーに倒れてる兵士を頼み、メンバーで中へ入っていく。

すぐ入口で、他の国の兵士の混成部隊に遭遇。

その目の前には、脅威ランキング3位のトドポデソロという、巨竜を外へ出すまいと懸命にシールドを張って耐えていた。急いで軍部上層部へ連絡し、隊長格を要請した。すぐに駆け付けてくれて引き継ぎ、危ないからと主人公たちは外へ出された。


ホッと腰を降ろした人たちを連れ、宿舎へ戻る。

どうやら演習前の下準備の一環で、人や脅威となる魔物の確認をするのが目的の偵察隊のひとりが、この洞くつに入ったが、すぐ逃げてきて、他のメンバーも入ったが重傷を負ったメンバーを助ける為、他の部隊と協力して中へ入って現実を知って、メンバーの中に防御壁を展開できる能力の人が居たからその人を主軸にみんなで回復しあって、今に至るそうだ。

報告したかったのだが、入った瞬間の攻撃により壊れたため、連絡出来なかったという。

偵察隊が戻らなくても演習は始まってしまうのは知ってたので、誰かに気づかれるまで耐えるしかなかったというのだ。

気づけて良かったと思った。

自分達ならたぶんそこまで耐えられなかったと痛感した。大した能力が開花しなかったが兵士として生きたいと望んだ結果が、調査隊の仕事だった。

調査隊にも様々な理由で所属している人が多い。能力が高い人も居る。自分のようにたいした力の無い者が来る場所でもある。
偵察部隊も似たようなものだが、先発隊の役目もある為、ある程度戦えることと、素早さがある人が選ばれて所属している。この為、今回の突発的な場面に遭遇しても対応出来たのだろうと思った。

あとで話を聞くと分かるが、今回の演習のように他国の兵士と協力出来たのは良かったという。実際、どちらかだけの隊で今回の場面に遭遇していたら、ココまで耐えられなかったという。

回復メインに行動してた女性の班には防御壁どころか、シールドを出すことも出来ないという攻撃に特化したメンバーだった。

そして、シールドを出し耐えてた男性は、自分のメンバーには回復する人が居なかったから、自分の班のメンバーしか居なかったら、耐えられずやられていたという。

お互いの無い部分を補いあえたことが、今回ココまで耐えれたのだと報告すると、魔物の攻撃で壊れた機材の強化が必要なことと、メンバーはもう少しなんでも出来るメンバーを含めた方がいいな・・という意見が出されたのだった。


演習3日目。
今日は、調査隊と先発隊の2組が合同で行動して目的地を探し、目的のものを目的地にいち早く届けるという内容を行うという。

実践演習部隊はお休み(ケガ人の対処などにより)。

自分の調査隊のメンバーと、偵察隊のメンバーがまず段取りをする。偵察隊はなぜか全員女性の班だった。


第1目的地の情報*谷の傾斜を確認しつつ谷底に降りたあとは、北へ向かい竜のヒゲを見上げた場所
目的のモノの情報*竜の涙(ドラゴンティアー)


第2目的地の情報*平原にぽつんと一軒家の中の地下施設内光の間
偵察隊にまず、谷底へ降りる道を確保してもらい、そこから北へ先行してもらいつつ『竜のヒゲを見上げた場所』を探す。


目的のものは、それがどんな姿をしてるかは、検討もつかない。滴を入れなければいけないかもしれないと、小瓶は持っていく。

あとは、平原の家は、ココに来る時にちらっと見た場所がそうかもしれないと思いつつ、第2目的地はなんとかなると踏んで目的の場所・目的のモノをまずは目指すことにした。
他の隊はまた、別の場所・別のモノ・別の地点を目指す。各5部隊がそれぞれ散っていく。


ちなみにこの場所やモノの指定には各国の隊長クラスが考えたらしい。

しかし、この中のひとつは難易度がAランクのものらしく、絶対的に出来ない部隊が出る。しかしこれは、難易度Aをどのようにすれば出来たか?の検証に必要なだけだった。


主人公たちは、先行してる部隊からの報告で谷底に難なく降りれた。

ココから北へ向かう。途中まで来た時、先行してるメンバーの悲鳴が聞こえた!通信は途中で途絶えてしまい、急いで駆け付けることに。

先行部隊が居た場所には、大量の血液が。

人の姿は見当たらないが、どこかに避難したと思える血のあとがあった。そんなことを調べてると、仲間の一人が攻撃を受ける!頭上には、大きな体を持つ最強の魔物が空を飛んで火球を飛ばしてくる!ココは、彼の巣の下のようだった。仲間を安全な場所に移す。
仲間1「まさか、ホントに竜?!」


目的地はココなのだろうが、今の時期は運悪くオルディネ(というワイバーン)の繁殖期でイラ立っていたようだ。

さらには、昨日の演習の音で機嫌を損ねてたらしく、かなり怒っている。

オルディネを大人しくさせる魔法はあったが、自分は使えないし仲間も使えない。使えそうなのは、先行してた女性たちだけ。

通信が回復しメンバーの2人が負傷したらしい。魔法は使えるか?と聞き、出来るというので頼むと、ひとり外に出てきてオルディネに向けて放つ!


女「マディス(我が神託を聞け)!」
オルディネはひるみ、地上へ降り立つ。
主人公は、そのまま通信で女性に伝える。
女「メサジェ(話を聞いて)」


間をおき・・


女「ダクリ(涙を)・マリーツァ(ください)」
オルディネも応える
オルディネ「カンターレ(了解した)」


女は、主人公の方を向き主人公から小瓶を受け取る。

フタを取り、掲げると・・
オルディナは少しはばたき、涙を一滴そこへ落としてくれた。
女はフタを閉め、おじぎをして
女「ジュラーレ(あなたに敬意を表して)」
すると、オルディネは一声鳴くと、なんと!ケガしたメンバーの傷が癒された。
主人公も「ジュラーレ」と喜ぶ。


オルディネは最強にして最古の生き物だった。そして賢いので、女の話した古代語を本当に話していたのが、主人公と気づいていた。そしてオルディネ自身もおじぎのようなしぐさをすると空へ飛び立って行った。

腰を抜かすメンバー。ひとり感動して立ったままの主人公。


こんな場所で出会うのは、危険でしかないが、あれは滅多に出会えない存在だったのだ。
(今後名前は登場してもどこにも出現しない)

仲間を支えつつ目的地へ向かった。

そこには、主人公が子供のころ様々なことを教えてくれたエレヒアという女性が居た。地下施設の光の間へ本当に持ってきたことにびっくりしていた。
エレヒア「よく無事だったな・・」
主人公「あなたが教えてくれた言葉でなんとか」軽く笑うエレヒア。
確かに子供のころの主人公にいろいろ教えてたとはいえ、土壇場で使えるとは・・と関心した。
エレヒア「強くなったな・・」
主人公は首を振り、まだまだといったそぶりだ。
エレヒア「それにしても貴重な体験が出来て良かったな。ま、こいつじゃなかったら、食われてたんじゃないか?」とさらっと怖いことを言うのでした(他メンバー青ざめる)。

証を受け取り演習本部へ報告をして今回の任務は終了となる。主人公が帰ったあと、エレヒアの他のメンバーが「よく古代語しゃべろうと思いましたよね・・普通ならすぐ殺されてしまうのに」
エレヒア「あいつには昔から不思議な雰囲気があったんだ。何かを感じ取ったのかも知れないね」と。そして、ふとある男を思い出し、笑うw
エレヒア「あの男、どんな顔するだろうねぇ」
この難問を出した隊長をエレヒアが知ってるからだ。

もちろん、主人公以外があの場へ行っても殺されるか逃げ帰るかのどちらかしか選択できなかっただろう。

エレヒアは、自分も教えてもらってたことを教えてたに過ぎない。

それを使えた人が近くに居たことで、使おうと思ったのだろうと気づく。古代語は、基本的に魔法が使える者でしか発音できない。だから主人公だけなら、知ってても使えなかった。演習後の騒動があったおかげで魔法が使えるメンバーとの協力出来る形になったのだ。

一番難易度の高い任務をこなしてきた主人公たちの話題はすぐに広まった。

でも主人公は言う。自分たちのメンバーだけなら出来なかった・・・と。

彼女たちと協力関係だったことと、ひとり魔法が使えるメンバーが無事だったことが大きな要因だったことを。問題を出した隊長は、まさかクリアするとは思ってなかった為、またエレヒアに笑われると思い苦虫をかみつぶしたような顔だった。
隊長「古代語はだれに習ったんだ?」
主人公「エレヒアという女性です」
隊長「!?!何?!・・・」
主人公「目的地に指定されてた場所で再会しましたが・・」
隊長はだまってしまい、報告は終了した。


演習4日目。
今日はまた実践演習で同じ武装で固まりそれぞれの特徴や特性を踏まえた戦い方の演習だった。武器を携帯する兵士全員参加の演習。


なので、今日はメンバーはバラけた。


主人公は長剣・仲間1は弓矢・仲間2は短剣2本の双剣と呼ばれる武装。


だいたい大剣・長剣・細剣・短剣の剣タイプ、つえ・メイス・長つえ・やりの長モノタイプ、魔導書・しおり・小瓶などの魔道系タイプ、オノやその他特殊な武器の特殊タイプ、投げモノ系や弓矢の遠距離タイプに分けられる。隊長たちもそれぞれの装備の部隊で指導している。

そして隊長たちの武器は特殊な作りになっていて、魔法が使えない人でも武器に仕込まれた魔法が使えるという特徴がある。

それが各隊長の特徴を現しているのだ。他国の隊長たちも同じだった。

大昔は、国と国で戦争が起きていたが、魔物の脅威に対抗すべく協力するようになったのが、今の始まりだったと伝えられている。

今日の実践演習はいろいろ学べて良かったと思った。

宿舎に戻ると一部の兵士が帰らせろ!と暴れていた。

なぜかを聞くと、近くに居た同じ国の兵士は暴れている彼の町が魔物の大群に襲われてると報告がココに来たのだという。

今は、演習中とはいえ、国の兵士が集まっている。すぐにもその場所に向かい対応出来るはずだとわめいているのだ。

主人公は、なだめに入ろうとするが先を越される。

同じ国の女性が彼を止める。
女「落ちついて!まず、あなたが落ち着かなくてどうするの?!」
男「だって・・」
女「みんな聞いて!彼の生まれ故郷が現在まものの群れに襲われている。今、我々がすべきことは何か?!」
周りに居た兵士たちは口々に言う。
女「今すぐ隊を編成して町へ救援に行くべき!」男「隊長の指示に従った方が・・」女「単発部隊でもいいから行くべきよ!」男「国の部隊だけでも先行して救助に向かうべきだ!」などなど
彼は落ち着いてきた。
男「隊を編成し、自分達だけでも先に先行したい」
女(彼を止めた人)「なら、メンバーを選出しましょ・・どんな人が必要かしら?サポートメンバーも含めて何人編成?」
廊下で話合ってたので、隊長クラスが来て実習室へ移動。

各国の隊長たちを交えて、今の現状を教えてくれた。


魔物が襲ってるのは、3国の1つ。


クーストース(番犬)国のキノドンダスという町


朝方大型魔物のモズネブ(罪人の名の魔物)が町を通過。

そのあとジャハバ(悪霊)が大量に町に出現、人々を襲っているという。

近年モズネブの出現と目撃はされてたが、町が襲われることは無かったという。現在私営軍による町人の避難は完了しているというが、町に大量に出現したジャハバにより大量の死傷者が出てるもようとのこと。


隊長(女)「今から隊の編成を行う。ただし現在は合同演習中だ。他国の兵士にも当然協力してもらう形をとる。」とのこと。
隊長(自国)「班は3つ編成する。1班せん滅隊攻撃力・防御力・魔法や回復が出来るもので構成。2班は、サポートと索敵・地域住民の安全の確保で、回復メインと索敵に長けてる者を選べ。3班は、なぜ襲われたかと、町から魔物を排除する為の提案をし、実行に移せる部隊にしてもらいたい。各班の定員は4名とする」

戦う者に志願したのは、先程まで暴れていた彼だった。彼の武器は大きなオノ。他に防御系で以前演習後まで耐えた先発隊の男性兵士が選ばれた。回復キャラに彼と同じ班の女性が選ばれた。その女性が攻撃魔法もこなすので、正直4人目は必要なさそうに思えた。

主人公が、提案する。自国の兵士でサポートにまわってはいるが、能力の高い女性が居ることを。

その人は、年齢が高い為兵士としてではなく、最初からサポートメンバーとして起用された人だったが、主人公はその人の能力を知っていた。

というか、自国の兵士なら知らない人は居ないというくらい実は有名。

確かな知識できっと力になってくれるという、主人公に対し半ば半信半疑でなら、サポートで入ってもらえば?という提案を逆にされるが、戦いにおいて能力を発揮するのは、隊長たちのお墨付きで、特にジャハバに対して有効な能力と武器を有していることも上げた。

その女性を含めて4人となる。

半ば緊張気味の彼に対し、さすが年長者という会話が聞けた。

サポート班は、彼の友人で有能な男性と3国の2国目のククヴァヤ(知恵のフクロウ)国の回復魔法を得意とする女性。

この人は以前主人公たちの班と協力体制になった女性だけの班の班長(古代語しゃべった人)だった。

しかし、索敵能力はどれも微妙な能力者しか居ないように感じられ悩んでしまう。彼が見に来て、主人公にまただれか居ないか?と聞くので、サポートメンバーに科学ヲタクの彼を推薦した。

すごく緊張していたが、仲間に加わってうれしそうだった。

4人目は、彼と同じ故郷出身の男性が選ばれる。

3班の調査隊には、彼と同じ国出身の調査隊隊長(女性)と主人公が選ばれる。

そして魔物に詳しい女性と空間把握能力もあるというサポート班から男性が来た。今から行っても間に合わないのでは?と懸念してる人たちに主人公は、ココにはあの人が居るから大丈夫と言う。

他国の人は知らないが、演習中は必ず何か起こる為の対応策として去年から採用された能力がある。

それが、ポソ(井戸の空間をつなげて場所を短く移動出来る魔法)という能力の発掘。一部の人にしか発現しないので見つかると重宝される。

その能力者が女性なのだ。

実はエレヒアに紹介され前から知ってる人だったのだ。

その人が繋げた先へ出て他国の人は驚いていた。

出た先には、燃える町が見えていた。

1班が先行し戦うことに。2班、3班も続く。

町の空には、モズネブが飛んでいた。


1班の中の女性がメンバーにセウ(光へ導く)の魔法をかける。コレは聖なる力が付属するもので使える人は少ない。それのおかげで苦も無く倒していく。空をかけるモズネブには高さがあり弓や魔法も届かない。

索敵に威力を発揮して町の人たちは近くの山に作られた洞窟内に居ると判明。それぞれが自分達の仕事をしている。

主人公たちは、少し高い位置からモズネブが狙える場所を探る。

高い塀に登った時、主人公には聞こえた。何かが苦しんでる声が。なんだ?と思った瞬間、隊長にかばわれ下へ落ちる。

どうやらモズネブに攻撃されたようだ。主人公は焦る。

隊長は血を吐きながら「落ち着け・・焦ってはいけない・・」

主人公たちの所へ他のメンバーも来た。回復が間に合い問題は無かったが、魔物の声が気になったことを伝えると、索敵と同時に声を拾ってたので、それを聞いてみる。しかし魔物の言葉は理解しにくいものだった。

だが幸いにも主人公は少しならわかる。それに、魔物に詳しい女性により判明する。どうやらモズネブは、何かに攻撃されたという。それがこの町に居るらしく、それを探してるとのこと。

だが、それらしきモノは見つからない。

ひとまず、町の人から情報を得る為、洞窟へ向かう。しかし、ココで予想してなかった事態に直面する。人々の中にジャハバが誕生していたのだ。それは紛れてたのではなく、心を壊した人が変化してしまう現象だった。

モズネブが空を飛んでることが原因だった。

町の人と分け、話を聞くと・・・


もしかしたらこの子が原因かもと、一人の若い女性が子供を連れてきた。その子供は、普通の姿をしていない。1週間ほど前にココに来た後、子供を亡くしたばかりの母親が引き取ったとのこと。その親は今回の騒動で命を落としたという。話しかけても答えない。どうしたものかと思ってたけど、主人公はある方法を試す。
主人公「ウノ・ラウ・ポゼ・ホロ・・」ととりとめのない言葉をしゃべる。
少年「・・アウ」
主人公「メイ・レオ・アラ・ヒロ・・」
少年「イ・・ミ・・アー・・ル・・」
主人公「・・ホエ・ゲン・リ・ハワ」
少年「コ・コア・レ・ン」
少年とのやり取りを不思議そうに見てる。
少年は何かを見せてくれた。
何かの輝く石だ。
これが何か意味でもあるのだろうか?
メンバーのひとりが気づく。
男「それ、モズネブに唯一人が攻撃出来る鉱石だ。」

これが原因だったのだ。


少年から受け取ると、主人公は外へ向かい気づいたモズネブは急降下してくる。
主人公「今です!」というと待ち構えてた1班のメンバーに倒される。
それと同時にジャハバも消えた。
火を消化し、洞窟内のジャハバも退治して、なんとか全員ではないにしても多くの人たち、何より彼の家族は無事を確認出来たことで、報告に戻ることに。

魔物の子供のように見えるその姿の少年の前に、

あの年長者がひとこと「レスカテ(救済という名の回復魔法)」と唱える。

すると、光に包まれた少年は普通の子供の姿に戻った。

もう引き取る人が居ないような感じだったが、先程出会った女性が引き取るようだった。報告の為、国元を後にするこの国の兵士たち。

こうして無事解決したことと、それに協力出来たことを素直に喜ぶ主人公だったが、戻った演習本部はなぜか壊滅している。


人も居ない。


みんなで手分けして探したが居ない。


時間的に次の演習に行ったとしても、数人は残ってるはずだった。
それにこの荒れよう・・。


主人公たちは集まって、何かがあったのは間違いないから、なら、他のメンバーはどこへ移動したんだ?ということになった。そこへ1人下まで行ってたメンバーが帰って来た。
男「どう?何かあった?」と聞くと・・
女「地下道が使われた形跡を発見したわ」どうやらそこからどこかへ向かったようだ。
自分たちもそこから後を追うことにする。なんとか扉を開き、中を進む。

町救出の班のまま、1班が先行2班、3班と続く。
途中大きな広間に出た。
ここから3方向へ分岐している。
一人隊長が居るのでどうするか指示を仰いだ。
隊長「どこへ向かったのかは現時点ではわからない。なので、我ら3班を混ぜた3班を新たに作り3方向へ向けて進もう。」という。
1つの班に4人。3班あるので、12人。
戦いに特化した3人を班長に据えて、索敵や調査タイプ、回復系で分けた。ここから3方向あるが、それについては説明された。


隊長「ここから3方向へ向かうが、まずどこの道を通っても途中海の底を通ることを頭に入れておいてほしい。」という。その道がどこを通ってても、崩落などで使えない場合は海の中を泳がないといけなくなる。方向によっては、海竜などの大型のまものに遭遇する危険があるという事だった。


隊長「3方向の、まず右側は隣国ククヴァヤの国境まで行く。途中上へ上がれるが、出ない方がいい。なぜならそこは、迷いの森の中だからだ。そこから更に進むと国境の関所に出る。中央の道は、我らが本国の本部へと続く道だ。ココは私の居る隊で行く。そして、左側は、もうひとつの隣国、クーストースに続く。こちらも国境の関所へ通じる。途中は、ブルットの巣がある遺跡群へ出る。注意しろ」
彼を含む隊は、クーストースへの道へ。
主人公を含む隊は、ククヴァヤへの道を進むことに(ここからバトル発生一部区間のみ・虫系)。定期的に連絡を取るようにはするが、最初の地上への道の辺りから通信圏外になる為、そこからは班で協力して進むことになった。

また再び会えると信じ進む。これも演習の一環だったりして・・と口に出したメンバーも居た。そうかもな・・と思った主人公。実際、あと数日は演習期間だった訳だしと。

途中までは難なく進めた。どうやら、どの班も海の中は進まずに済んだようだった。

そして、通信圏外になるという所で、隊長が・・
隊長「これより先、お互いの通信は通じなくなる。この先に部隊が居れば合流して指示を仰げ!居なければ、班で相談し居そうな場所への移動や行動をしてくれ。では、諸君らの健闘を祈る!通信おわり」


主人公「じゃ、進もうか」皆がうなづき進みだす。メンバーの中にククヴァヤの女性が居たので、関所を抜けた先への案内を頼んだ。迷いの森へ上がる道を素通りし、先へ出る。

先行は主人公が担当。出たが人は居ないしどこかの通路のようだった。

そして、大量の靴の足跡がそこにはあった。部隊はココを通っていると確信した。他の班も同様に同じものを見た。安全を確認し(ここでバトルエリア終了)、他のメンバーを引き入れる。

途中、外が見える場所に差し掛かると、外が騒がしいことに気づく。
そこでは、魔物と兵士たちが戦っている!
部隊は演習の時のように、各国の混成部隊だった。

自国の隊長を見つけるメンバーたち。


主人公「下で戦っている!みんな行こう!」と呼び、走り出す。

下へ降りて行くと本部が設置され、サポートメンバーに会えた。メンバーたちは、主人公たちの登場に喜び、近況報告は完結に状況報告を聞く。

主人公たちが出発した後すぐ、本部のある場所へ魔物の大群が迫ってる事を知り、応戦したものの数が多く、地下道を通って各国へ緊急要請をかけ、追いかけてきた魔物達とこの国境で応戦しているという。

なぜこちらへそんなに来たのかは、まだ分かっていなくて調査隊たちに調査に行ってもらってるという。回復役が足りてないというので、メンバーはばらけて対処に向かった。

調査隊の部署へ行くと、同じ班のメンバーと再会。状況と現状を聞く。

そこへ、別の部隊の人が主人公を呼びに来る。隊長が呼んでいるという。その人に連れられ地下へ。


隊長「来たな。町救済は済んだのか?報告しろ」というので、報告をした。


町に居たのは、報告通りで原因は病に侵された少年の持ってた鉱石により攻撃を受けたモズネブにより町が襲われたこと、モズネブを退治して鉱石も壊し消火もして戻ってきたと。そして本部の様子を見て地下道を発見、部隊を再編制して3班に分け、自分のメンバーを言い、自分たちはこちらへ来たと報告した。


隊長「ココもそろそろ危ない。ここから逃げるにしても軍のある施設がある場所の前に、村が点在している。よってココを放棄する訳にはいかない。魔物が何故我らを狙い襲ってるのかを調査に行かせたがまだ戻らん。メンバーを募り調査隊を探してくれ」と頼まれる。

自分の元々の班のメンバーは1人しか居なかった(もうひとりは別の場所)ので、他に2人ほど探して一緒に来てもらう事になった。調査隊のメンバーと思われる人は見つけたがすでに息が無い。

メンバーに含めた女性の特殊な力により、何か強い力を持った人間に襲われたみたいと分かる。充分注意して、進むことにした。そしてある程度進むと、調査隊だろうか?何人も倒れている!調べてもらってる内に何かに囲まれる!


気づいた時にはオリの中だった。声が聴こえる。


「また来ましたぜ、どうします?」
「ひとまず、様子見だ」
そしてだれかが入って来る。
腕に紋章を付けた男だ。
男「まだ若けーな・・」
その後ろからまた人が現れた。今度は見た事のある人だった。そう。あの水晶の洞くつで出会った男だ。
男「あ?なんだ、前に会ったな・・あんた」
と自分の方を向く。
主人公「あなたは・・」
男「なんだよ・・知り合いか?」
男「そこまでじゃない。前に見ただけだ」
主人公「まさか、あなた方がけしかけてるんですか?!」
男「まっさかw」
男「ただ、ガリーって男を探してる。お前たちのとこに居るんじゃないか?」
主人公は知らなかったが、他のメンバーが気づく。
男「ガリー?・・隣国の隊長にそんな名前の人が居たような?」
男「そいつ、探してるんだわ。居る?」
女「わからない。」
男「見つけるまで、あいつら止まらないと思うよ」
みんな「?!」
男「あいつらの大切なもの、ガリーに奪われたって魔物語で教えてあげたもんで」
主人公「大切なもの?」
男「ガリー居るか確認してきてくれる?んで、連れてきてよ・・ココに」
といって解放される。ただし、仲間のひとりの女性は残された。
女「もし居たとしても連れてきたらダメ。私はどうなってもいい。兵士になった時から覚悟は出来てるから」と言う。
とにかく、一度戻ることに。
彼らの元を去る前に、主人公は男に言う。
主人公「居たら連れてくる。でも居なくても戻って居場所を伝える。その時、彼女を開放してくれ」
男「・・いいぜ」

本部へ戻り、隊長に報告と救護班へ調査隊のメンバーを引き渡した。
主人公「ガリー隊長は、こちらにいらっしゃいますか?」
隊長たちは、顔を見合わせ・・
隊長「こちらには、来てない。なぜ聞く?」
主人公「いえ、確認までに。」
隊長「・・そうか?では引き続き調査隊として任務を全うしてくれ」
主人公「・・了解」
ガリー隊長は居ない。だが、どこへ向かったかはわからなかった。いろんな人に声をかけ、聞くがだれも知らない。地下へ行くと、見知った人が居る。エレヒアだ。
主人公「エレヒアさん、今、イイですか?」
エレヒア「おぉ、いいぞ」
主人公はいきさつを話し、ガリー隊長を探してるという。
エレヒア「ガリー・・あいつか。」
主人公「居場所を知りませんか?」
エレヒア「あいつには関わらない方がいいぞ」
主人公「同じ班のメンバーを助ける為、必要な情報なのです」
エレヒア「ま、あいつなら自分でなんとかするだろ・・。ガリーならクーストース側に行ったぞ」
主人公「ありがとうございます!」
エレヒア「一応言っておく」
主人公「?」
エレヒア「おまえは、ついて行くなよ」
主人公「どこへです?」
エレヒア「クレスト(紋章をその身に宿す者)と呼ばれる者達に・・だ」
主人公「クレスト・・」
エレヒア「メンバーを救出したら戻ってこい。いいな?」
主人公はうなずき、また彼らの元へ
男「居ないな・・」
主人公「ココには居なかった。居る場所は、クーストース側だ」
男「クーストースのどこだ?」
主人公「同じように関所付近に居るだろう。彼女を開放してくれ」
男「・・フゥ・・仕方ないな」
解放された女性は気を失っていたが息はある。

男は、召喚魔獣を出し、何かをことづけて立ち去る。

それと同時くらいに魔物が一瞬動きを止め、戦いを止め大移動を開始した。


男「兵士さんよ・・」
主人公「?」
男「・・もう会う事はないだろうな・・」
と言い、去った。

女性のメンバーを連れ、本部へ戻る。何が起きたのか分からなかったが、魔物の群れは戻っていき、戦ってた仲間たちも戻って来た。

エレヒアの所へ戻った主人公。
エレヒア「戻ったな。」
主人公は、彼らに伝えて良かったのかと不安になっていた。
エレヒア「さっきも言ったが、ガリーは頭がイイ。何かあっても自分で対応できる。クレストなんぞに遅れはとらんよ」
その言葉で、少し安心する。


クレスト*紋章が発動してるが、魔道学校などで教育を受けずにそのまま育った人たちで構成されている組織。それぞれが、魔物によって人生を壊されている為、その目的の魔物を発見する為には手段を選ばないと知られてる。


落ちついたころに、軍施設への移動と同時に他部隊への救援に行くメンバーとに分かれた。主人公は救援部隊へ入る。

大半のメンバーと別れ少数で行動。地下道を進み、本国へ向かう。

しかし、途中で道が寸断されていて、地上を通らなければならなかった。

そこは、アビス渓谷がある場所で、難所として有名だった。この渓谷がある為、他国からの侵略を許さずにすんでいたのだ。先行隊になんとか地下へ降りられる道、もしくは反対側へ行ける道を探すことになる。

なお、安易にこの間を飛行すると、ここをねぐらにしているエシェックという魔物に攻撃される。飛ばずに歩けば攻撃はされないという特徴がある。さらに言うと、このエシェックの攻撃には毒があり、その治療薬は未だ開発されていないくらい、猛毒なのでなんとしても避けたかった。

ちなみに召喚魔獣であれ標的にされる為、だれも出来なかった。

なので、地道に探すしかなかった。少しづつ降り、なんとか地下まで降りられた。

地下は光の差し込まない場所。ココには、未知なる生きものが居てもおかしくなかった。

そして反対側へ行き、今度は登らなくてはならない。

すぐにも行かなければ間に合わないどころか行った意味が無くなってしまう。

それに人は暗やみが続くとオカシクなる。光を出せる者を中心に登っていき、なんとか登りきれそうと思った矢先、綱が突然切れる!数人と共に下へ落ちてしまう。瞬時に防御シールドを出してくれたおかげで、大けがはしなかったが・・暗い中に置き去りにされるのはわかっていた。

他のメンバーに先に行ってもらう他なく、残ったメンバーで他の道を探すことになった。(ここからまたバトルあり)光に誘われて出てくる魔物や、光で誘われ食べられそうになる仲間を救いながら、進んで行く。(ここでバトルなしに)

小さな穴がたくさん開いた壁に阻まれた。ここは明るいが、なんだろうか?何か出てきて警戒するメンバーたち。しかし、そこから出てきたのはおとぎ話に登場するミーミョロ族だった。


ミーミョロ「なんだ?どうした?」
話しかけてくれたので、説明した。
ミーミョロ「ちょっと待ってろ、長に聞いてくる」と去っていく。


そして長が来た。
ミーミョロの長「何かくれたら、地上へ届けてやろう。何くれる?」という。何か渡せるものはあっただろうか?とみんな探す。
男はお守りにしている青い鉱石。
もうひとりは、チーズなどの食べもの。
女は、これもお守りで持っていた獣のキバ。
主人公は、行く前にエレヒアにもらった木の実を出した。

長は主人公の出した木の実に興味を出した。

食べ物なのか?と言った男をしかる。


長「これは大変貴重なアウラの実なのじゃ!これをくれ!全員届けてやるぞ?どうだ?」とウキウキ加減で話す長。
何に使えばいいのかもわかってなかった主人公は、長に渡した。5粒あったが、2コ受け取り大きなカゴを用意してくれた。そこへ乗り込む。するとどんな仕組みかはわからないが、光の大穴へ向けて動き出す。

そして地上へ着く。

どこかの街道のはずれのようだった。穴はふさがる。

ここから街道沿いに進めば行けそうだ。進んでいくと国境の関所が見えてきた。ココも既に沈静化していた。他の隊はさらに激戦区になったクーストースの関所へ向かったと聞く。激戦区になった理由を聞くと、どうやら魔物の群れが全てあそこへ集中したからだという。どんなにこっちに向かわせようとしても来ないというのだ。

たぶん、ガリー隊長を探してるのだろうと思った。そんな話をしていると、そのクーストース側の関所から伝令の兵士がケガをおいながらやってきた。救援に人が欲しいとのこと。増援はもう出発したはずだが、なぜか途中で大型の魔物に阻まれ、辿り着いてないという。

その大型の魔物は、脅威ランキング8位のアオスブルフという火属性のまものだという。増援部隊には水属性や氷属性のメンバーが少なく苦戦しているという。隊長が水属性持ってたので、改めてメンバーを招集し、向かう。

他に増援は来れないのか?という話では、クーストース本部より増援部隊が向かってるというが、そちらも大型魔物により足止めをくらってるというのだ。どういうことだろうか?

調査隊も近くまで行こうということで、主人公を班長に編成。

幸い、あの科学ヲタクが居たので連れて行く。

近くまで来て、戦闘を見守る。新たな隊長で再編成された部隊は優勢に立ち、奮闘している。索敵をかけたら、自分たちとは反対方向に人の姿を確認。女性だが、その首筋には紋章が見えた。また、クレスタの人だ。なぜ足止めを?その人の所へは行けないが声は届けられないだろうか?という主人公に、メンバーのひとりが召喚魔獣(すごく初期タイプの姿をしている)で試してみようという。攻撃を受けても吸収するタイプなので、命じなければ消えないという。
女は、ふわりと浮いてるソレを見上げ
女「なんだ?コレは・・」
そこから声が聴こえる。
「聞こえますか?」
女「なっ!・・何?!」
「クレスタの人ですよね?」
女「だからなんだ?アオスブルスは止まらないぞ」
「なぜ増援部隊を足止めしてるのですか?」
女「知ってどうする?」
「教えてください」
女「ガリーを捕まえる為さ、他の兵士がじゃまなんだよ。これ以上増えたらやっかいだからね」
「ガリーは居ましたか?」
女「ああ。でも逃げてるよ。他の若い兵士を盾にしてな」
「ありがとうございました」
と言って消える。
女「なんだ?アレ・・」


主人公側に戻る。
女「なに?ガリー隊長を追っかけてこの騒動なの?!」
男「そうみたいだな。だけど、逃げるのに若い兵士ってオレ達みたいなやつらってことか?」
男「どういう状態なんだ?!」
女「とにかく、こっちが優勢みたいだし戻りましょ」


本部へ戻り報告。優勢になったので、その内決着がつくと見た。

だが、新たにけしかけられる前に何か出来ないかと考えた。ポソが使える人は、ココには居ないという。近い能力であれば、近くまではいけると踏んで、その能力者を探す。

まだ少年兵に居た。

少年に頼み、力を発動してもらい、隊長により場を安定させて先行部隊に主人公も加わり行く。無事クーストースの関所へ出た。

着いた頃には、大型魔物を倒した部隊も移動してるのが見えた。

こちらは混戦していて、中にも魔物が居た。倒しながら進み、調査隊のメンバーなどに聞くとガリー隊長を名指しで呼んだ者に、最初は応じるそぶりを見せたらしいが、突然若い兵士をその者に投げ逃げたという。その後も、追いかけてくる魔物に、自分の力を使わず兵士を巻き込んで逃げ続けているらしいということ。

名指しで呼んだ者は男で、追いかけてるだろうって。

どっちに向かったか聞き、兵の死体と共に自分の班も追いかける(バトルあり)。途中、自分の元々のメンバーだった仲間(2)が倒れている。すでに息は無い。近くに居た女性は、自分を守って盾になってくれたのだと聞く。

ガリー隊長のそんな扱いに心が折れた女性は立てなかったので、その場を後に追いかけた。

今回の演習がこんな結果になるなんて、きっとだれもが想像してなかったことだろう。

ガリー隊長は何を考えてるのだろうか?そして、なぜ彼らはガリー隊長を狙うのだろうか?彼に最初に会った際に聞いた魔物の話と何か関係があるのだろうか?そんなことを考えながら進むと女性メンバーが見つける。


女「居た!屋根の上!」


窓から見えた屋根の上には、隊長服を着た男と、あの紋章の男が居た。

見つからないように慎重に進もうという。だが、索敵ロボと召喚魔獣で近くまで行った方が巻き込まれないという案を採用し、慎重に近づく。


すると話声が聞こえる。
男「やっと会えたな」
ガリー「何の用かな?この僕に・・」
男「おまえの正体を知っている」
ガリー「なんの・・事かな?」
男「知らないフリをしても無駄だ。ドゥルール」
ガリー「?!」
隊長の体から何かあふれる!
すると、姿が変わってしまった!


ガリー?「よもや、その魔法が使える者が居るとはな・・」
男はうれしそうに
男「会いたかったぜ、ヴィーボラ・・」
メンバー『え?!』


ヴィーボラ。やはり彼と最初に会った時に聞いた会話は事実だった。

しかし、よもや魔物が姿を変え自分たちの傍に居たことに驚愕した。
男「魔物達も役に立ってくれたよ。お前を見つける為にな」
ヴィーボラ「やれやれ、ガリーとして楽しんでいたのに・・」
男「やっと決着がつけれるな・・」
と戦い始める。
と、そこへ通信が入る。


隊長「屋根の上に居る魔物は、ヴィーボラじゃないのか?!男の方はだれだ?!」
主人公「そうです。男の名は分かりませんが、クレスタという組織の者のようです。」
隊長「クレスタ・・・。と、それよりお前たちそこから離れろ!巻き込まれるぞ!」
え?というに遅く、自分たちの居る場所に魔法攻撃が飛んできたのだ!

2人が落ちてしまう。それと同時に召喚魔獣が消える。

ヲタクと共に急いで離れる。しかし間に合わず・・光の中へ。


気づいたころには、ベッドの上だった。自分は運よく助かったのだ。

彼が助けてくれた。そう。科学ヲタクくんが。
彼は片腕を失くしたし、両足は動かない。


深々とおじぎをして、謝る。



いいんだ・・と言う。


戦いは、すでに終わっていた。
たくさんの兵士が死んだ。


それぞれの国へ戻ることになった。それぞれの国の葬儀には希望で参列してもいいとのこと。それぞれが、悲しみの中。

あの後のことを、隊長に聞いた。


ヴィーボラと男の戦いで被害が増大しその内、男に致命傷を与えたヴィーボラはどこかへ逃げたという。
主人公「ヴィーボラは、ガリー隊長でした」
隊長「知っている。お前たちの残した映像を観た。まだ、信じられないがな・・」と。
各国に大ダメージを与えた今回の事件・・そして、魔物が変身してた事実を知ったクーストース国は、他国に謝罪。

主人公たちの残した映像と音声により、この魔物の変身を解く魔法が使える者を鍛える事にしたようだった。

国に戻った主人公は、不幸中の幸いで町などには被害が出てないことが救いと思ったのだった。仲間を失い、自身も傷つき療養しなければならなかった。兵士を辞める者も多く居たそうだ。

しかし、ケガを負っても兵士を続ける覚悟をしてる者たちも居た。

親に兵士は辞めるよう言われたが、主人公は辞める気は無かった。

たくさんの仲間や知り合いが見舞いに来てくれた。驚くことに、あの時出会ったミーミョロ族まで会いに来てくれた。あの時渡した実のおかげで部族の仲間が元気になったという。

そのお礼に来たとして、人間の世界には珍しい、コグメーロというキノコを持ってきた。食べものではなく、治らないとされてる毒の治療に使えるらしい。

彼らサイズの一袋をくれる。

いつか何かに使えるかも知れないとお礼をいう。このキノコは腐らないから心配無用とのこと。

エレヒアは、前に演習中に手に入れた小瓶を持ってきた。研究は終了し少しもらったので、後はおまえのモノにとの隊長からの計らいだそうだ。
そして、やっと体調も戻り久々の出勤。普段通りの仕事をこなしていく。

町では兵士を辞めた人が新たな仕事に就いてる姿が見れる。

みんながそれぞれ折り合いをつけ、生きていた。



今日は、ギルド訪問の日だ。
脅威ランキングの変更もあったり、ここ最近の情勢や各国の情報を買う為に来たのだった。

脅威ランキングは何匹か討伐されたのでその分繰り上げらしい。
1位*最古のオルディネ(ワイバーン)
2位*バギーニャ(女神の名を持つ大樹)
3位*トドポデソロ(巨竜)
4位*シーフル(暗号と言う名の石像)
5位*ヴィーボラ(人に変化してる場合有)
6位*ホリスモス(何かとの別れを告げる者)
7位*リューグナー
(ウソつき海賊の船長の亡霊)
8位*モタガトレス(海竜)
9位*メプリ(迷いの森の魔女)
10位*モズネブ(魔の竜)
という内容だった。

元8位のアオスブルスは討伐された為、そこが繰り上がったようだ。

そしてモズネブは、最近頻繁に目撃されるようになった為、浮上したという。各国の情勢は概ね平和を維持しているという。

ただ、ここ最近はクレスタの動きが活発になってる関係で、町の近くで爆発音があるらしい。特にクーストース領辺りでの目撃が多いという。

やはりまだ探しているのかな・・と思うのだった。

軍へ戻り報告。そこへ近くの町でジャヴァリー(獣)が暴れてると報告が飛び込む。主人公に、パクレット隊を連れ向かってくれというので、外で待機してた女性2男性1の班と合流し伝達、町へ向かう。

町の中で暴れてたジャヴァリーを倒し、長に報告。

森の中で何があったのだろうか?そこから興奮した様子で町に入り込んだのだと聞いた。

パクレット班を残し、ひとり森へ入ると変なニオイがする。

その場所には・・何かでへこんだ地面と・・上半身しかない男が居た。

ほぼ、だれかわからない状態だったが、主人公は気づく。
主人公「あなたは、あの時の・・」
男「・・・フッ・・また会ったな・・」
主人公「どうしたのですか?その姿は・・」
男「ガリーにやられたのさ・・仲間も大勢な・・」
どうやら仲間に抱えられ逃げてきた途中でヴィーボラの召喚魔に攻撃され仲間共々やられたという。
男「・・なぁ・・兵士さん・・」
主人公へ口の中のモノを取ってくれと頼むので、出す。


男「それを、良かったら・・ルチェルトラへ持って行ってくれねーか?」
これは?と聞くと、自分たちにとっての大切なものだという。

だが、場所がわからない。


男「全てにおいて最果てだ」
としか言わない。

説明しにくい場所のようだ。


主人公「どこかで行く事があれば届けよう」
男「・・すまないな・・」
といって息を引きとる。



軍へ戻り、報告。

クレストの大半はすでに死亡を確認。

何か受け取らなかったか?の質問には「いいえ」と答えた。



しばらくして、家に通知が来る。


”貴殿に軍本部指令室より特命あり
特命事案により、ここでは内容を割愛させて頂く。至急、軍司令部へ
軍司令部特別室室長 ロイ”


至急というので、支度して親たちに告げ、任務の為特急に乗り、本部のある王城へ向かう。軍の入口で届いた書状を見せ、案内される。会議室の一室へ通された。

すると、そこには他のメンバーも何人か来ていた。そして30分後。


室長のロイ大佐が来た。
室長「みなよく来てくれた。」


室長補佐より、今回の召集の説明が始まる。

クーストースより救援要請を受けたこと。かの地でヴィーボラとの攻防が激化した為に両国に救援要請が送られてきたというのだ。

そこで編成されたのは一流の上位兵ばかりで構成された部隊だったが、現在交信出来ない状態で音信不通になっている。クーストース側には着いてないというので、急ぎ別部隊の編制を迫られた。

しかし第2弾で出発した部隊とも音信不通になり困り果てていた。

そこへ総隊長が来て、調査隊を編成し、彼らの行方を捜査し、クーストースへ送り届けさせようという話になった。調査隊は現在忙しくその中でも優秀な人が選ばれ、今回召集されたのだという。


主人公たちの任務は、すでに旅立った第1部隊と第2部隊を捜索し、クーストースへ無事送り届けるまでという事になる。

戦いに特化した部隊から来た男性が、自分が選ばれた理由が分かり納得したようだった。メンバーは、4人。少ないが仕方ない。

クーストース領までは同じ道をたどったはずとして、とりあえず手掛かりを探して出発することになった。

進んでいくと、途中で足跡が違う方向へ進んでいることに気づく。

なぜこちらへ進んだのか?と謎だった。

なぜなら、この先には廃れた遺跡があるだけなのだ。

ドジな女性が何かに気づく。主人公に催促され、話す。
女「たぶん・・なんですけど、この先はリリオ・デル・バリェの聖域なんです」
男「だから?」
女「ここを抜けると少し近道になるんです。」
主人公「クーストースに?」
女「はい。ただ、道順を知らなければ迷います」
男「知ってる人ってどのくらい居るんだ?」
女「ほぼ居ません。」
主人公「知ってる人はだれだろ?」
女「私の記憶では、研究員のエレヒアさん、ポソ術使いのルルディさん、女性隊長のノッテ隊長・・そして、私です」


みんな「?!」


隊長としてノッテが居るとは聞いていない。

第1部隊の隊長クラスは3人。すべて男性だ。

第2部隊の隊長は女性が2名というが、たしかノッテの名は無かったような?
男「どういうことだ?居ないのに進んだのか?」
男「普通急いでるとはいえ、そんな危ない事しないだろ?」
主人公たちは悩むが・・いい案は出ない。
主人公「君は知ってるって言ったね?」
女「はい・・」


主人公「とにかく部隊を見つけるのが先だ。彼女の指示に従いながら進もう」と言い、足跡を確認しながら、進んでいくと・・・


どこか遠くで人を呼ぶ声が聴こえた。自分達には、索敵関係の魔法もグッズも使えない。声を頼りに進んでいく。ちらほらと兵士が倒れている。
女「まだ息があります!」
みんなで治療しながら、話を聞く。


隊のひとりが「道を知ってる」というのでこちらに来たが入ってしばらくするとそいつは魔物になって襲ってきたという。なんとか倒したものの、もう道がわからなくなっていた。魔物が襲いかかり部隊はばらけた。奥まで入り込んでるかも知れないということ。

第2部隊が来たかはわからないという。遭遇はしてないようだった。

主人公は女性に聞いた。この奥は何か危険なことはある?と。
女「この奥・・・」しばらく考え気づく。


女「この奥は危険です!ベゾウロの巣があります。急いで知らせないと!」と慌てる。
落ちつかせて、メンバーを招集。
主人公「彼女が言うには、この奥はベゾウロの巣だそうだ。足跡注意で部隊の隊長を探すぞ!」


※ベゾウロとは、脅威リストではあまり見られない名前なのだが、コレは太古から居るが話が全く通じない上に、テリトリーに入ったどんな魔物であれ、生物であれ全て食べてしまう特性がある。なのでテリトリーに踏み入れないことが最も重要とされていた。


隊長クラスを見つけられれば隊の全体を動かせると踏み、急ぐ。

足跡をたどり、部隊の隊長クラスを見つけた。所属を名乗り、話すと部隊メンバーを招集してくれた。そして、彼女の言う通り、進むと外に出れた。

それもすでにクーストース領内で、街道で待ちくたびれてた兵士と合流。

第2部隊を探しに戻ることに。

足跡をたどることが無理だと気づき、慎重にベゾウロの巣の方へ近づく。

近くまで来ると人の声が聴こえる。悲鳴だ。腰を抜かしてる人、もう亡くなってる人たちを見つける。主人公たちを見つけた数人が近づいてきた。
主人公「隊長殿はどこか?!」
男「た、隊長は戦ってる」


と指さした先には、ベゾウロの大群に囲まれた中でひとり戦っている。

もうひとり居たハズと聞くと、もう亡くなっていた。

兵士も自分達を残してほぼやられたという。ベゾウロに囲まれた隊長を助けようとして何人ものメンバーが死んだという。


隊長「何をしている?!早くこの場を立ち去れ!」と叫んでいる。


なんとか助けられないか?と言われるが・・。戦いに長けた男が走り出そうとしたのを見逃さず止める主人公。飛び込めば、他のメンバーと同じ道をたどるのはわかりきっていた。

だれか・・と願うと、道案内の女性が・・
女「シュナーベル!」と唱え、巨大な鳥型の召喚魔獣を出す。

そして、ベゾウロを食べる!!

数が減ったのを見計らって、隊長を誘導し合流。すぐに外へと案内する。

外に出れた事で隊長はメンバーを立たせ、主人公たちにお礼を言い、共にクーストース領の本部へと向かう。

彼女はドジに思えたが優秀な人材なのは確かと皆が気づく。

本人は「役に立てて良かったです」と言った。


領本部へ着くと、第1部隊に編制され戦いに行った。主人公のメンバーの中から戦いに参加したいと志願して行ったメンバーもいた。

クーストース領で以前の演習で交流のあった人たちとも再会する。

ヴィーボラの脅威はその操る魔物の数や能力に苦戦しているというのだ。

見慣れない魔物も居るらしく、手を焼いてるらしい。

索敵メンバーが次々と殺されてることも背景にあった。どうやら集中して攻撃されるらしい。今残ってるのは少年兵ばかりで、怖がってて使いものにならないらしい。

増援部隊はことごとくヴィーボラの放つ魔物に誘導されバラバラにされたり、殺されたりと大変なのだと。

ヴィーボラの要求は意味がわからず途方に暮れてるというのだ。

どんなものなの?と聞くと、聞かせてくれた。


ヴィーボラ「人間に要求する!オレの望むものを差し出さなければ、魔物達をけしかけ手に入るまで続ける。」
大佐「要求のものは、なんだ?!」
ヴィーボラ「イダニコ(理想)のアンスタン(本能)たるスタルヌート(魔物の名)のエマ(血)だ」
大佐「?!なんだ・・それは・・」
ヴィーボラ「早く見つけるんだな」といって多くの魔物の声が響く。

直訳するととりあえず、スタルヌートという魔物の血ってこと?

しかし、そもそもスタルヌートも大昔のおとぎ話に1度登場するくらいで、実際にどんな姿なのかは知られていないし、そもそも実在するのかすら知らないのが現状だった。

どこに居るのか?それすら、お話にすら描かれてないのでそりゃ、途方に暮れるなという感じだったのだ。

今、国の研究所でだいたいの場所の推察と想像ではあるが、姿のおおよその姿が描かれてるという。


しかし、なぜココなのだろうか?



お話ならどの国にも同じ話が伝わっているのに。

ヴィーボラからたまに催促の言葉が来るらしい。それと話してる人のところへ行く。少しでも情報が得られればいいと思った。なぜ、ココだったのか?血は1滴でいいのか?と聞いてくれと頼む。

ヴィーボラとの定時連絡になる。
ヴィーボラ「なんか傍に居るだろ?」
男「あぁ、他国からの協力者だ。それより聞きたい事がある」
ヴィーボラ「なんだ?」
男「スタルヌートの話は各国に伝わっているのに、なぜこの国に要求してきた?」
ヴィーボラ「なんだ、そんなことか・・。そりゃ、この国に眠ってるのを知ってるからだ」
「!?」
男「・・・この国に眠ってる?」
主人公に催促され・・
男「もうひとつ聞かせてくれ」
ヴィーボラ「なんだよ?」
男「血が欲しいと言ったが、1滴でいいのか?」
ヴィーボラは笑い出した。
ヴィーボラ「ああ、1滴で十分だぜ?」
通信は終了した。

隊長たちに報告。そして研究所にも通達。


スタルヌートの血・・
スタルヌートは、この地に眠っている?


隊長たちは知らなかったが、研究所から来た人がひとつの小さな小瓶を持ってやってきた。ヴィーボラに確保したことを伝える前に、安全確保の為、ひとりの兵士が指名された。なぜその女性なのだろう?と不思議に思っていた。周りの兵士も事の重大さに悲しい表情を浮かべる。

なんだろうか?

女性は、小瓶を大事そうにかかえ、ヴィーボラに魔物を引かせないと渡せないと伝え、引かせる。

女性は決意を胸に「いってまいります」と言い、ヴィーボラの元へ。

そして見守る中、彼女からヴィーボラの手に渡った瞬間、

女性は小さくつぶやく「インジアン(我と共に封ずる)」

ヴィーボラが気づくが小瓶を落とし、彼女の力で包まれ、岩と化した。

成功だ!と沸き立つ。


彼女の精神と共に封印されたのだった。

研究所へ移送され封印を強化するという。長く続いた戦いが、ひとまず終わった。

ヴィーボラが落とした小瓶は主人公が拾っていた。あとで探しても見つからなかった訳だ。

エレヒアに預けようと思った。任務が完了し、家へと戻る。

無事に帰って来た主人公のところへ、昨日届いた手紙を渡す母親。


手紙は、兵士を辞めた友人からだった。
”元気に仕事してますか?
突然で悪いが、助けてほしい。
今は、ニックス山の中腹の山小屋に住んでいるんだが近くの洞窟で変な病気になったようなんだ。手紙を書いて知り合いに出してもらう手はずになっている。君に無事届いたら、列車でまずリエンバンへ行き、そこから山を登ってくれ。案内人は用意しておく。
頼んだ・・・ 君の友人より”


変な病気?ということは、新種か?よくわからないまま行くのは、危険なような気がしたが、軍隊長に申請し、任務として行くなら許可するとのこと。

一緒に行くメンバーは、あまり見慣れない人ばかりだった。

最近兵士になったばかりの者が2人と、他国から来てこちらの所属になった人も居た。担当を聞いて、目的地と目的を告げ、共に列車でリエンバンへ行く。雪と氷の町で鉱山が多いことで有名な場所だった。

観光には向かない(雪と氷と鉱山しか無い為)。

ギルドで案内人を探すと、友人に頼まれたと言って、ひとりの男性と出会う。その人が彼の元へと案内してくれる。

男性が案内した先には、木が生えてただけだった。

驚くメンバーに・・男性は
男「間に合わなかったみたいだな・・」と。


もしかして、変な病ってこれ?メンバーのひとりが、採取を始める。

そしてもうひとりが、それを調べ始めた。
メンバーは、主人公に報告した。
女「班長、報告します」
主人公「うん」
女「病名は、ククリ。菌によって発病し、血肉を糧として成長しこのような状態にします。ただ、まだ包まれただけの状態で中の人は生きています!」


主人公は驚く。


女「今から治療薬を投与します。それで戻ればすぐに町へ戻れますが・・」
主人公「中の人は、生きている?・・戻るのか?」
女「投与後、半日から1日ほど時間はかかります。」
許可して投与してもらう。

そして、次の日。
姿は元に戻った。町へ連れ帰り宿で治療したら、彼は意識も取り戻しみんなに礼を言った。

主人公は新人兵士たちにお礼を言った。
女「自分たちの力が役に立てて良かったです。」


どうやら、彼女たちは木々などの知識に長けていて、様々な病気に関しても調査・検査・診断・投与までが出来るようだった。

今回だけの特別班だったが、本当に助けられて良かったと思った主人公だった。こんな事があったのとほぼ同時期に、ある場所である者が活動を開始した。それを監視していた兵士は緊急連絡をしてる間に殺されてしまう。

何が動き出したのだろうか?


隣国ではないココは、果ての土地*プレーヌス。


危険度の高いモノが多く生息してる地域で、常に警戒態勢をとっていた場所だった。緊急報告により、大佐クラスが現地に乗り込む。

動き出したものを突き止める為任務に就いていた。

そして、ついにその姿を確認する。


大昔の話にこれも1度しか名前が登場しない、ファウダー(混沌という魔物)だった。

その後、大佐たちの部隊と音信不通になるのだった・・・。



しばらくして、各国に伝令は来た。

しかし確認出来たのは大佐たちだけで、その姿は未だ見せてない現状が続いていた為、演習のように両国混成部隊を編制。

プレーヌスへの進行を開始するのだった。

各地で魔物の活動がさらに活発になり、ほとんどの兵士はそちらへ駆り出されてしまう。混成部隊には、様々な隊から選ばれた者達が集合した。

その中には主人公も含まれた。

隊長クラスが5人。大佐クラスが3人。他は新兵も含む20人。

見知ったメンバーも居たが今は、とりあえずの班わけによりプレーヌスへの進行の為、近くまでは列車移動。そこからは未知なる世界な為、隊長と大佐それぞれに部隊を割き、8隊を編成した。

隊長の班には3人(一部2名)入り、大佐の班には2人入る形になった。

主人公は、男性の隊長の班。海を渡り、対岸に着く。

目的地は、大陸の中心地に大穴があるので、それの底だという。


大佐の班が先行し、隊長の班と交互に進んで行く。未知なる場所とはいえ、見知った魔物の原種が出現したりしたが、とくに問題もなく進んで行く。

途中壊れた町の残がいを発見。水の補給は出来た。

ココからは、全て別方向へと進む。

それぞれの班には目的の地は変わらないが、それまでに用意しておくものが割り当てられた。

主人公の班は、グランキョ(カニ)のハサミが必要とのこと。

この先に湖が存在しているらしく、そこに生息してるというので向かう。

しかし、このグランキョはやたら小さい生きものらしく、見当たらない。

相当苦戦する。ハサミを指定数集め、目的地へ向かおうとした矢先、何かの集団に囲まれてると気づく。気が付くとどこかの部屋だった。



長のような人が話しかけてくる。
長「なぜこの地へ来た?」


隊長「この地で目覚めた危険な魔物を討伐する為です。」
長「あれはあのままでいい。討伐は必要ない。立ち去れ・・」
隊長「それは出来ない。我々は我が国の王に命令されこの地へ来た。従えない」
好戦的な者たちがヤリを突きつける。
長が制し「なら、死にに行けばいい」と解放する。

立ち去るメンバーたち。
主人公は、聞きたかったことがあった。
主人公「ひとつ、教えて頂きたい」
長「なんだね?」


主人公「ルチェルトラに心当たりはありますか?」
長「・・ここより北の大穴より更に北の最果てがそうだ・・知ってどうする?」
主人公「いえ、ありがとうございました」
といって立ち去る。

集落を出て北へ向かえば大穴と知り進む。



長の補佐「あの少年は何者でしょうか?」
長「わからぬ。今はまだ、目覚めてはおらぬようじゃしな・・」



大穴に着く。

他の班もすでに到着して降りたようだった。自分達も降りるぞとの隊長の指示で、大穴を降りていく。途中途中に足場があり、そこを経由しながら下へと進んで行く。底のような場所で、他の班と合流した。

まだ、2班ほど来ていなかった。指定されたものは、大佐の班へ預ける。

この大穴の奥にソレが居るはずらしい。

何かピリピリしたものが流れてきていた。他の班も無事合流。

そして、準備を整え奥へ進む。

奥へ進むと・・何かが居た。


それは今まで見た事の無い種の大型の魔物だった!

しかも傍には大佐たちの亡がらが。恐ろしさのあまり、身動きが取れない。

大佐を先頭に隊長が続く。それでも動きだした兵士たち。

しかし、主人公を含め動けずにいた者達は、その場に捨て置かれ・・



そして、戦うまでもなく・・向かって行った者達は、消し飛んだ。





それは言った。
「たいくつだ・・」


固まってる主人公たちに目もくれず、飛び立つ。ピリピリしてた空気が無くなり、やっと息が出来た。

みんな死んだ。


その事実だけが残った。

そしてあれは・・大昔の話に登場した、ファウダーの特徴に酷似していた。

世界の終わりに現れ世界を壊すモノ。



女「世界は・・終わる・・」



とにかく、自分たちだけでも国へ戻り伝えなければ!という主人公に、他のメンバーも立ち上がる。そして、来た道を戻り上へ登っていくと、異変に気付く。
男「風が変わった・・」空もどんよりしている。

そして出てきた方角がいまいちハッキリしない。とりあえず、南へ向かえば来た場所へ出られると推察し、向かう・・・が、何かオカシイ。

進んでも、見た風景と違う。

そしてどこかの集落へ着く。

見張りの男に止められ、事情を話し方向を聞く。


男「今は、方角を教えてもその方向へは進めない。長を呼ぶ、ココで待て」という。


どういう事なんだ?
長が2人の男と共にやってきた。


長「他国の・・兵士じゃな?」
主人公「トルンクス国軍調査隊第7部隊所属」と名乗り、事情を説明した。


長「目覚めを確認した。その為、奴が空を飛んでる間は、方向が狂う。しばし、この地で休まれよ」と宿に案内される。


この地の人は、みな紋章を持っている。


長「あなた方の国とは違うゆえ」と補足される。


主人公は、長に聞く・・すると
長「ようこそお越し下さった。ココが、あなたの言うルチェルトラですよ」
主人公は驚く。

そして荷の奥の方に仕舞ってあったものを取り出し、長へ渡す。
長「おぉ!それは、真の我らの魂!」
長は渡したものを掲げ、我らの魂が今戻ったぞ!と大声で叫んだ。

歓声に沸く。


長は戻って来た。
長「あなたに感謝を表します。これをどこで?」
主人公は3ヵ月前に出会った人から託されたものだ・・と話すと、女性がやってきた。
女「あのコはどこです?!」と言いよる。
長は、その人はどうしたかを聞く。
主人公「すみません・・見つけた時には酷い状態で助けられませんでした」
女性は泣いた。

あの男性の母親のようだった。

クレスタは、ココの出身の者達の集まりだったようだ。


そして、奪われた集落の大切なものを取り返す為、能力が高く若いメンバーでこの地を去り、ずっと行方知れずだったのだ。

大切なモノは、人型魔物(ヴィーボラ)に盗まれその際、多くの仲間を失ったという。怒りに任せて飛び出した者たちを追いかけれる者が居なかった。

大切なものは、ファウダー封印のカギの役割もしていた為、盗まれたのだろうという。おかげで封印は解け、目覚めてしまった。

もう1度封印は出来ないのか?というメンバーたちに、

長は深いため息と共に言う。
長「昔のような力を持った人が居ればわからぬが・・今は、居そうにないのぅ」
どんな力を持ってる者達だったのかを聞く。


長「確か・・トッカーレという奴に触れる者・スぺクルム(鏡)というアイテムを使える者・ボス(声)という魔法が使える者・ディクティスという力が使える者・パルマ(掌)を操れる者・マース(ダイヤモンド)の力を引き出す者・ラーヴァ(溶岩)を操る者・フリューゲル(翼)を封じる者・ルッジート(彼の声)をかき消す者。そしてベルカ(フチ)に落とす者の計10人だ」


そんなに居るのか・・と知り驚くが、逆にそんなに居ないと封印出来なかったのだと気づく。

メンバーのひとりは・・逆にそんな少数でよく封印出来たよなと、感心していた。


長「今の世に似た力か能力でも無ければ難しいのぅ」


ここには、どれかにあたる人は居るか?と尋ねると旅立った中に、スぺクルムというアイテムを受け継ぎ、使える少女が居たという。

だが、もしかしたらすでにこの世に居ないのでは?と思ってるそうだ。

主人公は、さらに聞く。
主人公「もしどこかで出会った際、協力してもらうにはどうすればいいでしょうか?」
長は、ひとりの女性を呼んだ。


女は、主人公にくしを渡し
女「これを渡し、リムヌラは生きている。渡した者に手を貸せ・・と言ってください」と。
リムヌラは、この女性のことのようだった。

先の戦いの折、ひとりの兵士に命を救われこの地へ帰って来たのだという。

女性は主人公に、その兵士・アルドに会えたらこの薬を渡して欲しいと頼まれる。お礼として、回復薬を作ったそうだ。しかもその薬は軍で使うもの以上の効果があるそうで、主人公たちにも1つづつくれた。


空が晴れたようだ。


長「晴れましたな。これで国へ帰れるでしょう。ここから南へ進みなされ」


お礼を言って旅立つ。

近道を案内され、大穴を降り横穴を通って地上へ抜けるともう海岸だった。船に乗り列車に乗る前に一言連絡した。詳しい報告は、軍本部で。


残った者たちは、頭を抱えた。


残された者たちでその封印に関われそうな人の特定と捜索に人員を配置し、行動を始めた。主人公も調査隊の一員として、探すことになったのだった。

驚くことがあった。

あの終わりを告げるはずのファウダーは、世界はつまらんと、どこかへ行ったという。それに伴い魔物の群れもそれについて行ったというのだ。

よく意味はわからなかったが、各地での魔物による騒動は沈静化し、ほとんどのメンバーが帰って来た。これで人を探せる。


必要な能力者は、10人。


力関係でわかりそうな人は、ボス・ディクティス・ラーヴァ・ベルカは魔法の一部で希少なのでそこから当たる班が4班。


特殊能力の・・触れる者・操れる者・アイテムを使う者・力を引き出す者・封じる者・かき消す者も特殊過ぎて限定されそうなので、それを当たる班が6班で多い。


主人公は、これらの班には所属せず自分の班のメンバーをもらい、独自に行動してくれと言われる。

そして特例として両国、さらにはプレーヌスへも自由に入る許可証を受け取る。今までの功績を考慮した上での混成班として行動を許可された。

そして、例外的に隊長に昇格。

独自の武器開発がされてたらしく、望む魔法が1つ使えるようになった(プレイヤーに3択で選んでもらう)。

メンバーは、攻撃特化のクーストースの彼と魔法特化のククヴァヤの女性と索敵能力に定評のある先発隊の女性の3名。サポーターに3人の男女が用意され、本部に部屋まで用意されたのだった。

サポーターは、各情報収集担当・回復メイン担当・他の班の状態把握担当に分かれている。それと、見つけた廃屋などは拠点として改修して使って良いとのこと。まずは、どこへ行こうか?という問いに、サポートメンバーからの情報が3つ。


1*ラーヴァ使いがギルドに所属していて、クーストース領内で魔物狩りしているらしい
2*魔物に直接ではなく触れれる少女が、ククヴァヤの雪国で発見されたらしい
3*特殊な力で魔法をことごとく封じてくる少年が自国のカリーフの山間で見つかったらしい
という話。

難易度的には3・2・1なのだがどこから行ってもイイ。


1ではラーヴァ使いの男が戦いを挑んでくるのでそれに勝つと協力してくれるようになり、拠点があるとそちらへ移動するが、それまでは軍の自分の隊の部屋に居るようになる。


2は、村を襲っているウルスス(クマ)を落ち着かせる為に協力してもらい、巣穴に戻すと協力してくれるようになる。拠点があれば、そこへ行くが無いと、この地に留まる。


3は、魔法を使わずに近づき話を聞き、それに力を貸してあげると協力してくれるようになる。この人も拠点があればそこへ移動するが、無い場合は、軍の部屋に移動する。

3ヵ所の人と協力出来ると次の話が出る。


ちなみに、拠点になるのは3ヵ所。


1つは、自国の演習地の東にある忘れられし土地。

2つめは、ククヴァヤとの境目にある渓谷の底に存在するバガモール(カマキリ)の巣の跡地。

3つめは、プレーヌスで見つけた枯れはてた土地。

なお1ヵ所を選択して拠点扱いにすると、他は他の班の拠点になる。

拠点を設定すると、サポートメンバーが移動し軍本部から井戸経由で簡単に移動できるようになる。なお、新たなサポートメンバーが登場し、この人にお金を払ったり、アイテムを渡すと直っていく。

3回お金を払う必要はあるが、アイテムが必要になるのは施設を増やす為なのだが、これも人によっては必要ないので呼ぶ人によりけり。

拠点扱いすると同時に、軍の部屋に居た協力者は拠点の自室に居るようになる。ただし、拠点にしたばかりでは移動はしない。1段階修復した後にやってくる。他の場所や班に遭遇することもあるが、大抵は似たような能力者を見つけてたりする。


さて、次の話は・・


4*ボスの力を発現した女性の近くに、クレスタの存在が確認されているらしい。場所は移動している為、詳しくはわからないがプレーヌス辺り。


5*ただの石ころを魔石に変える少女がククヴァヤの露天商に出て人気を集めているらしい


6*ディクティスと言っては人を操る男が街道を封じているらしい。その街道は自国の王城へと続く場所らしい。

4は、分かりにくいがプレーヌスの大穴周辺をうろつくと出会う。大切なモノは戻したことを伝えると、女性を解放してくれる。その後、その女性の願いにより、軍本部へ連れ帰り、部隊長と会わせた後、協力してくれる。この人だけ、軍に居続ける為、拠点が出来ても来ない。


5は、ただの石を変える能力が発現し面白がっていた少女で、まだ魔道学校の証が無い為とまだ能力が弱いので育成の為に学校への移動となる。時々会いにきてあげると、主人公の班所属になる(放置すると軍所属になる)。


6は、王城への道をふさぎ続けるので、すでに協力体制の少年に頼み、その人の魔法を封じ取り押さえる。その後話を聞き、ゲーニー(天才)の実を見つけて渡すと協力してくれるようになる。拠点があれば拠点へ。無ければ軍の部屋へ。


この辺りまで来ると主人公の体調が変化する。

エレヒアに相談すると能力に変化がみられるという。

エレヒアが、おまえこそ会うべき者が居るという。


しかしそれは、脅威ランキング2位のバギーニャだった!

無理ですよ!という主人公に安全に会うことが出来るという。

エレヒアの元に修行に来ていた他国の男性は、バギーニャに出会い生き残り、頼まれていた。


彼の名は、アルド。


ん?と思い聞いてみると、前に出会った人が助けられた人だった。言葉とモノを渡す。

彼は頼まれていたのだという。
主人公「なにを?」

アルド「自分の種が埋まってしまった子供を探してくれと」


え?・・種?


どうやらはるか過去、まだただの大木だったころに飛ばした種が子供の口に入ってしまい、その後それは大きくなり成長したものの種から芽が出て自分とひとつになり魔物になった。しかし、また同じことが起きそれは受け継がれてもう、誰に入ってるのか分からないという。

だから【終わり】が目覚めた後、能力の高い者たちが集まると種は動き出す。その時誰か分かるだろうという事と、芽が出る前に連れてきてほしいというのだ。

ポソの力ですぐつなげてもらい、行く。

具合が悪い主人公だったが、その姿に懐かしさを覚えるのだった。
バギーニャ「アルド、よく見つけたな・・」
主人公「・・・」
バギーニャ「芽は出てないね・・ヨシ」
と何かの力を感じ取る。


主人公に、知らない力が目覚めた。


バギーニャ「これでヨシ。その力で終わりを止めなさい」
主人公「どんな力なのですか?!」


バギーニャ「1つは、力ある者を感じ取る能力。1つは、ベルカが使える能力」
主人公「!」


バギーニャ「だけど、覚えておいて。ベルカの力は1度放つと止められない。そしておまえの魂の強さに比例する。ここぞという時に使いなさい」と。


力を感じ取る?それは・・と言いかけたが、何か遠くに感じるいくつもの光。これがそうなのか?と気づく。アルドと共に戻る。
メンバーや隊長たちに報告する。
自分に『ベルカ』の力が発現したことを。


ただし魔法を使ってない為、紋章は現れてないのだった。

唯一手掛かりがなかった力を得たことに気づき沸き立つ。

そこへ何かの声が響く。
「おもしろくなってきたな・・」


ん?


それは、終わりを告げる、あの魔物が空を飛んでいた!


「おもしろい、またオレと遊んでくれるのか?楽しみだな。早くそろえろ」

と言い、飛び去る。

早くそろえろ・・とは、過去の10人だろう。残りは、3人。


スぺクルムを扱える人は、軍の地下に居るのに気づく。女性ということも。
クレスタということで捕まっているのだが、もう主人公はその人の協力を得られる術を知っている。


パルマを操れる者は、あの有名な人の娘に居た。協力する為には、とある人を探し出し連れてくることだったが、けっこう面倒。


1軍の調査部のルイシ(男)から、話を聞き→2クーストースに居るバレイア(女)と話すと大きな木の所に居るというので探すが見つからないので再び話すとバギーニャの所という→3バギーニャに再び会うと葉を一枚渡すとすぐどこかへ行ったらしい→4ククヴァヤの港町でルナール(女)からノッテという人に会いに行ったと聞いてから→5軍本部へ戻りエレヒアの所に居るノッテと話すと→6イグレシアという場所へ向かったと聞くので、自国には王都にしかないので行くと出会える

。頼んで女性の元に連れて行こうとすると嫌がるので、クセロ(男)と話した内容を話すと大人しくなるので連れて行く。
こうして話が出来ると満足して協力してくれる。拠点があると拠点へ。無いと自宅に居る。


フリューゲルを封じる者は、プレーヌスとの間にある島国の海底に居る。と言っても、海の中ではなく海底に遺跡があって、そこを直して住んでいる変わり者だった。
男で、協力を頼むが断られる。

拠点を改装し地下の海に近い部分を作るころ、ウワサを聞きつけてやってくる。すると気に入って住みだす。


これでそろう。


国中に響く声が聴こえる。


「そろったな。じゃあ遊ぶ場所を決めよう。そうだなー・・番犬の腹にしよう。連れてこい・・待っててやる」


番犬とは、クーストースのこと。


腹とは、帝都のある辺りらしい。

帝都の住民は避難をしようとしたが、終わりと共に来た魔物により阻まれ逃げられずに居た。軍による応戦もままならない状態が続く。

主人公を筆頭に能力者を選出。


かの地へ行けば最後の戦いが待っている。

だれひとりやられてはならない状態で、全員がその場へ駆けつける。

【終わり】と対時するのは、能力者たち10人。

他の魔物は、混成部隊が引き受けていた。


「くくくっ、昔みたいには出きんよ」
と言いながら繰り出す攻撃。


シミュレートしてきた行動をトレースする。
しかし、何かが足りない気がしていた。


人は足りているのに。
「くくくっ気づいたか?そうだ。足りない」
ソレは続けた。
「力の強さが昔とは違って足りてないのさ」
という。


しかし、そんなことを言ってられる場合でもなく、戦う以外の選択肢はなかった。

ファウダーの鳴き声が響く度、大型魔物が登場し、苦戦を強いられる。

どうしたらいいんだと考えを巡らせる主人公のもとへ、クレスタの者たちが参戦する。そして、持ってるなら使え!と言われる。持ってるなら?


それはいつかの演習で得た竜の涙。


フタを開き地に落とす。
それは光の波と共に地上に居た、全ての者たちの傷を癒した。


そして、もうひとつ。
エレヒアに以前もらってた実の残り3粒を空に投げた。

それは七つの光を放ち能力者たちの力を強化した。
「へぇ、やるなー」


そしてなかなか上手く連携して動きを封じる事に成功した。

最後だよと後押しされ、今、その力を発動する!
主人公が力を発動する!
主人公「ベルカ・・」


「!」


それは空間をねじ曲げゆがませ、【終わり】を飲み込む。


「必ずまた、この地に戻ってくるからなー」



そんな言葉を吐き、空間に消える。


そしてその焦点から一粒の欠片が残った。



そして、もうひとつの大きな力を持つ者が現れる。

そう。太古からこの地の守護者である、オルディネの登場だった。


オルディネ「バリーク(その欠片を)・レンナイ(忍耐を持ってあずかろう)」
主人公「ジュラーレ」
欠片を口に含み、オルディネは去る。


魔物達も住処へ戻っていく。


力が抜けた主人公たちを迎え、みなそれぞれの地へ戻っていく。


こうして【終わり】は回避され、この地はまた目覚めの時まで保たれる事になった。

主人公は調査隊よりも上の位に招待されたが、自分はココが一番良いと言い、調査隊の総隊長になった。

拠点に移動(出来て無くても完成後の姿になっている)し、他国との協力は変わらない。


とある式典に参加した主人公。


なんと大佐に昇格した式典だったが、ココで今まで出会った全ての人と会える。墓場では仲間の姿が見えるし、話せる。

これも能力が開花したおかげだった。

王と話し、エレヒアに話しかけ「式典を終了する」を選べばエンドロールとクリアメッセージにてこのお話を終了出来る。
お疲れ様でしたの言葉と共に。
               完。


ここからは、キャラ設定を行いたいと思う。

※能力は、初期レベル1時点での値。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
主人公*男・18歳 調査隊第7部隊所属第2班班長
名前*アステリ (ギリシア語・星)
能力・HP31/MP2/力6/守り5/速さ6/賢さ9/魔力4 職業*調査隊班長(先制攻撃・たまに反撃) 武器*長剣 魔法・なし/特技・剣技
性格など*魔法が使えないが兵士として働く為、調査隊に入った。過去エレヒアに様々な事を教わり努力してきたので、知識が豊富。魔法が使えない事にコンプレックスを持っている為、班長になっても隊長になっても腰が低いまま。だれに対しても誠実な態度で仲間思い。女性に対してはだれに対しても同じ。様々な出会いに感謝している。

仲間1*男 18歳 調査隊第7部隊第2班道具担当
名前*コルウス (ラテン語・カラス)
能力・HP35/MP3/力7/守り6/速さ5/賢さ6/魔力5 職業*調査隊(ドロップ率アップ・たまに反撃) 武器*弓矢 魔法・回復系少し/特技・弓系攻撃
性格など*主人公の昔からの友人。あまり考える事は苦手だが、家族の為に兵士になる。戦うのも実は嫌いであまり戦わない調査隊を希望して入ったいきさつがある。体力が高めなのでシンガリを務めることもしばしば。仲間2の友人が亡くなった後は兵士の仕事を辞め、旅行の途中で雪山に魅了され住みつく。病気になって頼ったのは、友人である主人公だった。病気が治ったあとは、病気になった原因を調査し解決薬を作る工房を開く。

仲間2*男 18歳 調査隊第7部隊第2班索敵担当
名前*バラン (ロシア語・ヒツジ)
能力・HP32/MP4/力5/守り5/速さ7/賢さ7/魔力8 職業*調査隊(回避アップ・たまに反撃)
武器*短剣2本の双剣 魔法・攻撃(無)と補助系/特技・双剣の技(属性ものになる)
性格など*戦いがメインの兵士に所属を希望したが、能力的に足りず調査隊へ来た。あまり口数は多くないが、状況を冷静に把握出来る人で、特に女性に対して優しいことで有名だった。戦えるならと演習にも積極的に参加していた。演習中の事件により、女性メンバーを守る為、戦い戦死した。

水晶洞で出会う男*クレスタと呼ばれる集団に所属 リーダー格 氷属性・召喚魔獣使い
名前*ヴァルム (ドイツ語・温かい)
性格など*のちに判明するが、種族の大切なものをヴィーボラに盗まれた為、若い能力者達と共に探していた。魔物に対して容赦が無い理由もそこにある。時には、魔物語を召喚魔獣で伝え、魔物を誘導したりけしかけたりする能力もあることから、相当な力の持ち主と判明する。演習時の事件のあとも、ヴィーボラを追いかけてやっと大切なものを取り戻したが、追手の魔物に攻撃され深手を負う。水晶洞で出会った兵士と再会し、大切なものを託し息を引き取る。

調査隊隊長*男 37歳 調査隊第7部隊隊長
名前*ゾイロス (ギリシア語・快活)
武器*ヤリ 属性*風
性格など*アステリ達の上司にあたる人。何か任務を受ける時や報告は、全てこの人を起点に行うのが通常。隊長とはいえ、調査隊所属なので能力はそこまで高くない。アステリの能力を評価している。他の調査隊とも上手くやっているらしい。

最初から居るサポートメンバー*女 17歳
調査隊第7部隊サポーター
名前*シズネ (ポルトガル語・白鳥)
武器なし
性格など*いつも笑顔で元気な女性。アステリの班のサポートを担当。内容としては、任務にあたっての、場所の特定や現地までの移動経路などの設定、任務内容の確認や必要装備の補充など多岐にわたる。調査隊メンバーは多いがサポーターは各班に1名づつしか居ない。サポーターとしての自覚が高く、他のサポーターの補助や教育もしているらしい。のちに拠点を設定すると、そちらへ移動してくれる。

総隊長*隊長全員のリーダー格(大佐に一番近い人が選出され決まる) 男 32歳 戦技部隊第3部隊隊長兼総隊長
名前*カニェーツ (ロシア語・究極)
武器*大剣 
性格など*完璧を常に目指している潔癖症として有名。だが、泥にまみれるのは平気らしい。まだ若いが能力が高く、様々な実践体験に基づいた知識を有しており、各隊長や大佐達からの信頼が厚い人。のちに、大佐たちの隊に加わり【終わり】と戦うもその圧倒的な力の差に敵わず戦死。同い年の奥さんとまだ赤ん坊の子供が居た。

軍の兵士服について*各国で違うが特徴は以下の3タイプ。
戦闘メインの部隊→動きやすい戦闘服(色は班によって変わったりもするが基本は、自由)
先発隊(斥候など真っ先に移動する者)→軽装な服の人が多い。国によって若干色が違う。
調査隊(主に調べものが多い為戦闘服ではない)→制服が基本の姿。戦うのがメインではないが、魔物に襲われることもあるので武器は携帯している。国によって制服が違う。
治療班→主に白い服を着てることが多いがこれも色は自由な為、昔ほど白を着てないことも多い。国での違いは特にない。

脅威ランキング3位*トドポデソロ 巨竜
太古の昔から存在し、テリトリーを移動している。時々人や他の魔物を追いかけてテリトリー外へ出ることもある。基本は追い払う以外の対処法が無く、倒せない存在のひとつとして、脅威レベルが3番なのだ。基本的に洞窟内をテリトリーとしていて、そこから出てくるのは珍しいことらしい。性格は子供のような感覚で力を使う為、たちが悪いそうだ。

巨竜に対し防御壁を展開して耐えてた人*男 19歳 先発隊第2部隊所属防御担当
名前*スクード (イタリア語・盾)
能力*HP40/MP6/力6/守り8/速さ5/賢さ9/魔力9 職業*先発部隊班員(超防御・たまに反撃) 武器*盾(魔法加工されたもの) 魔法・補助/特技・防御系
性格など*温厚なタイプで、仲間や家族を守りたいという強い思いに反応して防御系の魔法が使えるようになったのがキッカケで兵士になる。先発隊に所属後は、仲間を守るという事に特化している為、重宝されている。演習時、他の部隊と協力出来たおかげで耐えることが出来た経験は大きいとして、他の人との交流を積極的にしていた。頼まれると力を発揮するタイプ。演習時に回復し続けてくれた女性に好意を抱いてるがなかなか行動出来ないでいる。

巨竜に対し防御壁を出した男を支えた人*女 21歳 ククヴァヤ国先発隊第4部隊所属第2班班長
名前*グリシナ (スペイン語・フジの花)
性格など*班長として先発隊で遭遇し、防御壁を展開した人を手伝う形で、彼を回復(MPも)しつつ耐えた。仲間はケガを負い自分しか居なかった為、辛かったが耐えた事が経験となり、その後、どんな場面でもあきらめるのは止めたらしい。事件後なんとか難を逃れていたので、別の場所で働く姿が見れる。あの時の盾の男性がよもや自分を思ってるとは露にも感じていない様子。

偵察隊の女性たち*ククヴァヤ国先発隊第6部隊所属マジュラ班
班長*マジュラ 女 22歳 攻撃&回復
班員1*プリムラ 女 16歳 補助魔法
班員2*フィグ 女 18歳 回復&武器攻撃
性格など*アステリ班と共同で演習任務に就いた女性だけの班。先発隊として先行し、アステリ班を安全に誘導するのが主な任務。しかし、奥まで入った瞬間に攻撃され、仲間2人が酷いケガを負ってしまう。なんとか瞬間移動で近くの岩場に隠れるとアステリ班が到着した事に気づき、連絡を取る。アステリの指示で魔法言語で発音した言葉で危機を脱し仲間を失うことなくクリア出来た事でアステリに感謝を抱くと同時に好意も抱いたが年上という事もあり、胸に仕舞ってしまう。魔法力の高さを買われ、のちの任務で度々アステリと行動を共に出来、喜んでいた。のちに先発隊の隊長になるらしい(ラストの会話で語られる)。
マジュラ 職業*先発隊班長(回避アップ・たまに反撃) 武器*細剣 属性*風
能力*HP29/MP8/力4/守り5/速さ7/賢さ9/魔力9
魔法・回復&風系攻撃魔法/特技・とくになし

脅威ランキング1位*オルディネ 翼竜
最古の竜として伝説化してるくらいの存在。出会えたら幸運というより不運で、機嫌が悪い時に遭遇すれば全滅も免れないほどの脅威なのだ。丁度演習を行った地点の近くが巣の1つで、演習での血のニオイに過剰反応し機嫌が悪い所へ、入り込んできた人間に容赦しなかった。だが、ひとりの女の放つ古代語に反応し、それが離れた位置に居るものの言葉と受け取る。礼儀を尽くした相手に礼儀を払い、願いを聞いたのだった。【終わり】との戦いに助言をするなどなぞの行動もあるが、礼儀を持って接する人間に興味が出たようだった。その涙や汗や血肉には無限大の力が凝縮されてるとし、手に入る一番簡単なものが、涙だった。それは1滴であれ、様々な恩恵が得られるほどの力がある。

演習施設の人*女 38歳 研究所第1責任者
名前*エレヒア
性格など*だれに対してもおくすることなく話す頑固で真面目な女性。自国で採取される様々なものを研究・調査・分析している。アステリとは彼が子供の頃に町を訪れた際に様々な知識を教えていた。アステリの両親が古い友人だったが、魔法が使えないと嘆くので力を貸したのが経緯。教えはしたが、それを活かすかは本人に任せている。ガリーが魔物だと気づいてたようだが、だれにも話さなかった。どんな状況でもしぶとく生きている人。

演習時に難問を出題した隊長*男 37歳
名前*バリー (アラビア語・無邪気)
クーストース国戦闘部隊第1部隊所属第1班隊長
性格など*名前の通り無邪気に難問を出して出来ない者を笑っている男。しかし、クリアした相手には苦虫をかみつぶしたような顔を見せる。どんな時でも難問を投げかける人なのだが、演習の度に遭遇するエレヒアにはいつも難問大戦で負けている為、エレヒアの居る国の者を自分の難問で痛めつけようとしたが、逆にやられる。次に会った時にエレヒアに嫌味を言われたらしい。エレヒア曰く「子供のように面白い男」とのこと。戦いの能力は高いので隊長をやっているが、性格に難ありなのでなかなか大佐になれない人。

演習後暴れてる人*男 24歳 クーストース国戦闘部隊第5部隊所属第2班班員
名前*ディナト (ギリシア語・強い)
能力*HP40/MP5/力8/守り7/速さ4/賢さ8/魔力6
魔法・炎属性/特技・オノ技 武器*戦オノ
職業*戦闘部隊(たまに反撃・クリティカルアップ)
性格など*演習終了直後、国元の故郷が魔物の群れに襲われてると知り、居ても経っても居られず帰らせろ!と叫ぶ。のちに落ち着き、他の隊員たちの協力もあり、自国へ戻り戦う。仲間の機転で故郷も家族も守れた事に感謝している。何よりアステリの助言は的確で信用できると思ったのだった。のちの作戦でも、いかんなくその能力を振るえたのもアステリの力だと思っている。素直に人を褒めれる性格。

暴れる男をなだめた人*女 25歳
名前*クラベジーナ (スペイン語・ナデシコ)
クーストース国調査隊所属第3部隊班長
性格など*常に冷静にものごとを見て行動出来る人。暴れたのは感心しないが、思いは同じだったので、落ちつかせ部隊編成を願った。
のちのクーストースでの戦いの中で命を落とす。

町を襲ったまもの*モズネブ
特徴*基本的には暗い場所を好んで住んでいて、滅多に人の居る場所に来ることはないのが特徴。しかし、姿を現すとその配下のジャハバという悪霊を生み出し、人を襲う。滅多なことでは傷つかないが、聖なる光が苦手でなおかつ、とある鉱石による光で傷を負う為、警戒していてひとたびそれで攻撃されると我を失い襲い続ける傾向にある。

自国の能力の高いサポーター*女 41歳
名前*リコス (ギリシア語・オオカミ)
戦闘部隊第3部隊所属第4班サポーター
性格など*過去隊長にまでなって当時脅威ランキング4位のアポカリッセという魔物をたった4人で倒したという事実があり、有名になった。しかし年齢を重ねたことでサポーターになったという。だがその実力は衰えておらず、度々助っ人に呼ばれる人。対魔属性の敵に有効な魔法や能力、武器を有しているので救援の戦闘部隊に召集された。エレヒア経由でアステリを知っていたので、招集メンバーにアステリの名があったのに気づく。力を発揮し倒して戻るとサポーターに戻ったらしい。

ディナトと同じ班の女性*セマンス (フランス語・種) 22歳 クーストース国戦闘部隊第5部隊所属第2班班員
性格など*魔法攻撃に特化し、回復もこなす優秀な女性。ディナトに好意を持っており、彼の為に力が使えるのが喜びと思っている。分かりやすい性格をしてるが、ディナト本人が鈍感な為、気づかれていない可哀想な印象の女性。

ディナトと同じ班の男性*ガイマ (アラビア語・霞) 23歳 クーストース国戦闘部隊第5部隊所属第2班班員
性格など*熱くなりやすいディナトを落ちつけさせるのが目下役目。冷静で状況把握を得意とし、地形把握も早いので重宝されている。ディナトとセマンスの掛け合いを横でなんともいえない様子で見ているのが日課・・らしい。

科学ヲタク*男 23歳 調査隊第5部隊所属第1班班員索敵担当
名前*カルモ (イタリア語・温厚)
職業*調査隊索敵担当(逃げ足アップ・ドロップアップ) 武器*自作ロケット
能力*HP24/MP2/力4/守り4/速さ5/賢さ10/魔力6
魔法・使えない/特技・自慢の科学攻撃
性格など*基本的には能力が低い事がコンプレックスで、あまりしゃべらないタイプ。しかし、科学という分野ではよくしゃべるし自作の武器や技を開発してからは、索敵能力に定評が付き、調査隊の中では有能な人になっているが、他の隊との協力はほぼナイ為、意外と知られていない。様々な作戦に参加したが、クーストースの関所での戦いに巻き込まれ、アステリと共に落下した際、自分の武器による能力で彼を救うが、自身は片腕を失い、両足も動けなくなってしまう。だがそれこそ独自に開発したもので不自由ない生活を送ったツワモノだった。アステリを助けれた事を自身の誇りとしており、時々自慢しているらしい。

ディナトと同郷の男性*アロガン (フランス語・ごう慢) 26歳 クーストース国戦闘部隊第5部隊所属第2班班長
性格など*普段は何も気にしないといった素振りの班長だが、実は心の中でけっこう文句が多いようだ。ただ知られてないので、寡黙な人という印象を与えている。関所に着いてからの魔物との戦いでケガをしてずっと医務室で寝る以外なかったらしく、終わってから兵士を辞職したようだ。

クーストース調査隊隊長*女 29歳 クーストース国調査隊第1部隊総隊長
名前*フィリア (ギリシア語・友情)
職業*調査隊隊長(戦闘中HP回復・たまに反撃)
能力*HP30/MP6/力5/守り4/速さ6/賢さ7/魔力8
魔法・自然系&回復/特技なし 武器*弓矢
性格など*真面目で正確さを求められるモノに執着する傾向のある女性。他の隊長から頼まれ各員の能力を把握する為、同行する。その後、本部へ移動し戦いに参加しつつ調査を進めていた。

魔物に詳しいククヴァヤの人*女 19歳
ククヴァヤ国調査隊第4部隊所属第7班班員
名前*マギサ (ギリシア語・魔女)
職業*調査隊特殊班(逃走アップ・回避アップ)
能力*HP29/MP6/力6/守り3/速さ8/賢さ9/魔力7
性格など*けっこう変わったタイプの女性。あまり口数は多くないが、魔物の事に関してはヲタク並みに精通している。魔物の言葉を理解しているが、それは過去に、魔物に育てられた経験があった為だと思われている。本人にそのころの記憶は無い為、不明。魔物の話をさせるといつまでも終わらないクセがある。

空間把握能力に長けたサポーター*男 27歳
調査隊第6部隊第2班サポーター
名前*ピウス (ラテン語・優しい)
職業*調査隊サポーター(たまに反撃・お金アップ)
能力*HP38/MP4/力6/守り5/速さ6/賢さ7/魔力7
魔法・補助系を少し/特技・足止め系
武器*ヤリ
性格など*普通に好青年って感じの人。だれに対しても優しいので女性たちから密かな人気があるが、本人は知らないようだ。遠くまで見通す目を持っていて、よく聞こえる耳を持っている・・が、実は魔法によるものらしい。

ポソの魔法で活躍してる人*女 27歳 特殊能力部隊移動専門担当
名前*ルルディ (ギリシア語・花)
去年から採用された能力で自国でのみ運用を開始された能力・ポソを活用し、空間をつなげ移動距離を短縮することが出来るようになった。自国には、今のところ3名のポソ使いが居るが、ルルディは安定さがダントツなので重宝されている。兵士になる時の訓練でこの空間を移動することがあり、自国の兵士ならだれもが知っている存在。大人しく控えめなひと。

避難してる所で出会う女性*ホリー (英語・ヒイラギ) 28歳
見慣れない子が来て、その経緯を知っている。
のちに子供の姿が元に戻った事を期に引き取った。

見慣れない姿の少年*ローク (ロシア語・角)
何かに呪われて姿が変わってしまった子供。どこから来たのかは不明だが、その呪いを解く為に見つけた鉱石でモズネブを攻撃してしまう。姿が変わったことで人の言葉が分からないが、アステリの言葉の羅列で何を欲してるかを察知し、鉱石を渡す。その後、女の人の解除魔法で姿を取り戻し、ホリーの子となり育てられることになる。

<班再編成時の組み分け>
クーストース側担当*ディナト(班長)・セマンス(回復)・アロガン・リコス(索敵)
本部担当*ガイマ(班長)・ピウス(索敵)・フィリア(回復)・スクード
ククヴァヤ側担当*・カルモ(索敵)・マギサ・アステリ・マジュラ(回復)

調査隊班員補充で入った人1*男 16歳 調査隊第7部隊所属第3班班員
名前*コダルド (イタリア語・おく病)
職業*調査隊班員(たまに反撃・お金アップ)
能力*HP34/MP3/力5/守り5/速さ6/賢さ6/魔力7
魔法・補助系/特技・補助タイプ
性格など*新兵に色が付いたくらいの経験しか持っていないことを自覚していて、隊長や班長の指示に従う。貧乏性でお金を目ざとく見つける為、彼と行動してると何かと資金が貯まりやすい。とくにコレといった能力はまだない。のちの戦いの中で、魔法に巻き込まれ死亡する。

調査隊班員補充で入った人2*女 17歳 調査隊第6部隊所属第1班班員
名前*クレット (フランス語・トサカ)
職業*調査隊班員(たまに反撃・ドロップアップ)

能力*HP28/MP4/力2/守り4/速さ6/賢さ9/魔力8

魔法・回復系/特技・補助系
性格など*まだ新兵で初の演習で戸惑っている。それでも念願の兵士になったので、任務はしっかりがんばっている。のちの戦いの中でガリー隊長に無下に扱われて死亡する。

クレスタのメンバー*男 28歳
名前*カインド (英語・親切)
性格など*見た目はいくつに見えるのか正直分からないが、ヴァルムと共に探しものをしている。見た目がいかついが、基本的に悪い人ではない。ただ、短気なのでイライラしやすい。

ヴァルムの召喚魔獣*ルナ (スペイン語・月)
彼の忠実なしもべ。

ポソが使える少年兵*クルキ (アラビア語・ツル) ポソの初期反応を見せた少年兵。14歳

バランが守った女性*ナジェ (フランス語・泳ぐ) 19歳 ガリーに投げられたがそこをバランが助け、代わりに攻撃を受けたという話を聞く。

ガリー隊長と魔物後*男 31歳 クーストース国戦闘部隊第4部隊所属第1班隊長
名前*ガリー (アラビア語・大胆)
性格など*大胆不敵に戦う姿が印象的な隊長で、危機的状況下でも冷静さを失わない有能な隊長。しかし本当の姿は、脅威ランキング5位のヴィーボラが人に変身している姿。ヴァルムの放った古代語の変身解除魔法によって正体を現す。逃げるのに若い兵士を投げるような態度をとる。姿を現してからは、その脅威的な魔法により産み出される数々の魔物により、軍は壊滅的打撃を受ける事となる。

エシェックという魔物
特徴*我以外で空を飛ぶのはゆるさん!といった感じで、空を飛んできたものに容赦ない攻撃をする魔物。なお、その攻撃は毒を含んでおり、未だ解毒薬は作られてない為、飛ぶという行為をそのテリトリーで行ってはならないと決められている。主に渓谷の壁に住む。

ミーミョロ族*小人族
渓谷の奥底に住み、暮らしている。おとぎ話に登場するくらいで実際に見ることは少ない。必要としてるものを渡せば手伝ってくれる現金な種族。小さいが「かわいい」と言うと怒りだすので注意。恩は返すのが主義。壁に穴を掘った空間で生活している。

伝令の兵士*男 20歳
増援部隊が苦戦してた為、隙をついて救援を伝えに来た人。

ギルドの人*男 21歳
定期的に軍への情報開示の担当者。ギルドメンバーは、髪が赤い人が多いのが特徴。

クレスタの女*ルヴィ二 (ギリシア語・ルビー) 魔物を操る能力を持っていて、それがどの脅威レベルでも条件さえ合えば、操れるという特性を持っていた。兵の増援を阻む目的で魔物を誘導した。空にふわふわ浮かぶモノから声が聴こえてきた時には驚く。普段は滅多に驚かない。

召喚魔獣を操れる先発隊メンバー*女 17歳
先発隊第3部隊所属第2班班員索敵担当
名前*ルーチェ (イタリア語・光)
職業*先発隊索敵担当(たまに反撃・超防御)
能力*HP23/MP10/力4/守り6/速さ5/賢さ8/魔力9
魔法・召喚魔獣による攻撃系/特技・補助系
性格など*召喚魔獣は発動初期の状態だが使える。能力的には高いはずだが、謙遜するタイプ。調査隊で有名になってたアステリについて行き、力を貸す。

ククヴァヤ国攻撃特化部隊班長*男 19歳
名前*グランデ (ス&ポ・素晴らしい)
職業*攻撃特化隊班長(たまに反撃・自動戦闘) 武器*大剣
能力*HP42/MP5/力8/守り6/速さ6/賢さ8/魔力8
魔法・雷属性/特技・大剣での全体攻撃
性格など*攻撃特化隊の為、調査隊のメンバーに選ばれた事に最初は不服だったようだが、危険地帯を進む為の護衛という扱いに納得したようだった。能力が高い。プライドも高い。

ドジに見える実は召喚魔獣使いの人*女 16歳 特殊能力部隊所属補助担当
名前*マヤーク (ロシア語・灯台)
職業*召喚魔獣使い(HP回復・装備固定)
能力*HP27/MP12/力1/守り5/速さ5/賢さ8/魔力12 魔法・召喚魔獣や魔法全般&回復/特技なし 召喚魔獣はおいそれと出せない大きさ。
性格など*おどおどしたタイプ。しかし自分の力を部隊の為に使う為の訓練は日夜かかさない真面目さ。自分の能力を過小評価する傾向にあるが、その実能力はとても高い。召喚魔獣はなぜか大型になってしまい、普段は使えない。知識も豊富で、一部のメンバーしか知らない場所や道を知っている。

ベゾウロ*寄生型魔物。テリトリーに入った魔物や人を襲い食べる。話は通じない(魔物語も通じない)。

生き残った第1部隊の隊長1*男 26歳 戦闘部隊隊長 武器・長剣
名前*キーファー (ドイツ語・松)
生き残った第1部隊の隊長2*男 34歳 戦術部隊隊長 武器・魔術本
名前*カクトス (ギリシア語・サボテン)
死亡した隊長*男 28歳 戦技部隊隊長
名前*バッルート (アラビア語・ナラの木)

生き残った第2部隊の隊長*女 29歳 戦術特殊部隊隊長 武器・長剣
名前*カミリヤ (アラビア語・ツバキ)
死亡した隊長*女 33歳 戦技部隊隊長
名前*ブラン (フランス語・白)

マヤークの召喚魔獣*シュナーベル
なぜか大きくなってしまった。マヤークに呼ばれるのを心待ちにしているらしい。

スタルヌートという魔物*現在は目撃情報もなく、現存してるかも不明だった。大昔に登場した際、捕まえる事に成功したクーストースの初代国王によって厳重に保管され、様々な研究に利用されてきた。他国にも知られてない事実だが、魔物達は力の強いものを感知する能力により、発見されたのだろうと後で報告された。現在確認されてないので、今は存在するかどうかは不明。姿は白い肌を持つ竜とのこと。

ヴィーボラと連絡ととっている担当の人*男 23歳 特殊任務隊特別班班長
名前*レーゲン (ドイツ語・雨)
性格など*特殊な任務によっては駆り出される部隊の班長。ヴィーボラと大佐の話を録音したり、ヴィーボラと直接的に会話したりする。肝が据わっている為、物怖じしない。

ヴィーボラを捕らえ封印する能力の人*女 15歳 特殊能力研究機関所属封魔担当
名前*プロメッサ (イタリア語・約束)
性格など*軍部ではなく研究機関の所属の女性。ただし、まだ相当若い。その身には1つだけ約束された魔法を受け継ぎ、脅威封印の為に育てられてきた。ヴィーボラの望むものをおいそれとは渡せないものだった為、彼女に託し見事封印を成功させ、ヴィーボラの望んだ力はなぜか回収出来ずにいる。彼女は精神を凍り付かせ、その身を変化させ脅威と共に眠っている。
解除魔法を唱えない限りは半永久的に封印される。なお、この解除魔法が使えるのは現在1名を残すのみとなっている。

ここから先は

31字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?