ゲーム構想のアイディアとしてお使い下さい。

こんにちは。

私が過去に『RPGツクール』シリーズでゲームを作ろうとして、途中放棄したアイディアの数々を書いていきます。

有料ですが、全部読めます。使いたいなと思ったらご購入下さい。

正直に申しますと、お金を取るのは申し訳ない気分なのです。

なぜなら、ゲーム構想とは言っても・・途中までしか決まってないものが多いのです。これだけで1つの作品を作る・・事も不可能ではありませんが、それには、決まってない部分をあなたが全て決めなくてはいけません。

なお、このアイディアは購入されたor読んだ方が思うまま使って下さったらいいなと思っております。出来上がった作品に、私のアイディアを多少使ったとしても、著作権が~なんて言いませんのでご安心をw

あなたのアイディアのキッカケとなれば、幸いです。

私には、これらのアイディアを出せても、1つの作品を作る時間がありませんし、次に何かを作るとしたら・・また別の物語になるのがオチなので。

あと、中には似たような発想が続く場合もあります。

まぁ、それはただ・・「その設定が気に入ってたから」なだけですけどw


基本的に3万文字分書こうと思ってますので、1つの記事内にいくつものアイディアがあります。似通らないように注意はしてますが、まぁ、全部私が紙に書いてたお話ですので、似たモノがあっても仕方ないと思ってください。

まぁ、買われないとは思っていますが、一応金額付けてます。最初のアイディアのみ全部見せるようには致しますが、それ以外も入ってると考えてください。まー買わなくてイイよw(期待はしとらん)

って事で始まり。

構想【1】

=物語=

世界の行き来は『トラベルルート(略してTR)』と呼ばれる装置によって行われていた。町は高い城壁に囲まれていて、外がどうなってるかなんて、誰も知らなかった。町には多種多様な種族が共存し平和が保たれていた。

ある日、ちょっとしたおつかいを頼まれた少年・アレンは、町の広場で演説してる金髪の集団に出会う。

彼らは「今こそ、壁を壊し現実を見よ!」と言った。

確かに、壁の外側がどうなってるかは、今生きてる人々は知らなかった。

さらに続ける台に乗った人物は言う。「現実を浄化してこそ、本当の平和と言えよう」と。

しかし、外がどうなっていようと今平和なのだからいいじゃないかと、関心の無い人々は彼らの声には素通りしていく。

通りがかったアレンにも、勧誘してきたが断り、おつかいを済ませた。

あとは帰るだけだったアレンは、道具屋で誰かがもめてるのに気づく。それはフードを深くかぶっている女性のようだった。店主に追い出された女性は、アレンが近づく頃にお腹を鳴らしていた。

おつかい時にもらったパンをあげた。

お腹を鳴らしつつ、お礼と共にキレイな小刀をくれる。そして、先程の集団は『ヘブンズゲート』という名前らしいが、その人は「あいつらには関わるなよ」と言って去っていく。

アレンが自宅に戻ると、家にも先程演説してた集団の人が勧誘に来たと知る。団員を集めてるらしい。入る気が無かった父は、食料を渡して帰ってもらったようだ。

村の人の中には、団員になりたがる人やもう入る気でいる人まで居た。

団員としての条件は『金髪であること』のみ。

金髪じゃない人の中にも、入りたい人も居たが入っても雑用しか出来ないと知って残念がっていた。

アレンの住む村人はほとんどが金髪なので、全員が勧誘された感じだった。アレンの友人・ロアも団員になると言って翌日には『団員見習い』として1週間後のイベントに参加するように言われたのだとウキウキしていた。

ロアの両親は、少々心配していたが・・世界が平和だから大丈夫と考えていた。ロアは、友人のアレンと一緒にやりたいと考えていた。

イベントには、見習いじゃなくても見学は出来るというので、アレンはロアに連れられ、また町に来ていた。

壁に近い場所で始まるのを待っていた。集団のボスのような人(この時点ではボスに見えるけど側近なだけ)が、台に上がり口上を述べそれが終わると同時に壁が大きな音を立て破壊された!

煙が風に流された壁の先を見た。そこには、廃墟と化した薄暗い世界が広がっていた!!

音を聞きつけて軍兵がやってきた。壁の外の光景を見て圧倒されて動けづにいた。アレンやロアも、言葉を失い立ちすくんでいた。

しかし、予想外なのは外の景色だけではなかった!

動物とは言えない異形の姿の生き物が壁の外から町に侵入してきたのだ。そして手近の物を破壊したり、人を襲い出した。軍兵は人々を助けて避難させている。

集団も人々を守る為戦っていたが、なぜか『金髪の人』以外を助けようとはしていない。ロアは戦ってる集団の人達を見て心底感動していたが、アレンは髪色で差別して助けない事に違和感を感じていた。

軍兵は「建物内に避難せよ!」と言ってる。集団はあらかた戦うと拠点へ戻るらしく、ロアたち見習いもついてこいと言っている。ロアがアレンに「一緒に行こうぜ!」って言うが、動けずにいる。先に行くと言ったロアを見送るのと同時くらいに、後ろから声をかけられる。

ついて行くと、道具屋に入った。

声は、この間聞いたばかりの人のだった。フードをとると、金髪ではなく艶やかな黒髪の自分と同じくらいの人だった。騒ぎが収まったら自宅へ戻った方がいいと言われる。建物の外には、まだ異形のモノが居るからと道具屋さんで薬を買う事になる。お金は女性・クチナからもらう。この間の小刀を腰に差し、2人で道具屋から出る。※この時、クチナは自動戦闘・装備変更不可

TR周辺には人が殺到し、明日まで待たないと乗れそうにない。

ふぅとため息をついたクチナ。

「もうひとつの方を使おう。ちょっと危険だけど・・」と言ってアレンを手招きする。しかし、それはなんと!壁の外だった!!

TR装置の丁度裏側にもうひとつあった。丁度異形のは居なかったので、村の名を選んで飛べた。使える理由は、のちに明らかになる。

村へ入れないかと不安だったアレンだったが、村の壁にも穴が開いててそこから入れた。自宅に戻ったものの・・誰も居ない。村の中を探す。異形はなぜか出ない。

村長の家へも行ったけど、だれも居ない。ロアの家へも行ったけど、ロア自身も居なかった。しかし、机の上にメモが置かれていた。

そこには、地下への入口を示す言葉で気づいて、クチナを案内して地下へ降りる2人。地下を進むと扉があり、声をかけると開く。アレンの姿に村人たちは「心配したんだよ」と口々に話す。両親にも会えた。ロアの両親には、ロアは集団についていった事を話す。クチナの姿にみんな驚く。ここまで真っ黒な髪をした人は珍しい為「どこから来たの?」とか質問攻めにあう。クチナは困っていた。アレンが助けてくれて、ここまで連れてきてくれた事を説明した。

村長は、みんなをひとまず落ち着かせ、アレンとクチナに話しを聞く。

アレンから町で起こった一部始終。村長から、この村で起こった事や、地下施設は村が出来た頃より前からあったらしく、その時から維持してきたという。

そしてクチナから、彼女の国の話や集団の情報を聞く。

クチナは言う。【ヘブンズゲート】という集団は、金髪以外を助けない。集団に一度入ったら何をしても出られない。クチナの友人・サミーは金髪で入ったものの、逃げ出したいと手紙を受け取って潜入したけど、助けられず村へ戻る頃に灰となって帰ってきたという。

なぜそんな事になったのかをご両親に頼まれ、調べてる内に目を付けられ、追われている為、明日にもココを出発するという。

クチナは、真面目な強い目をしていた。

ロアの両親や他にも集団へ入った子供たちのことを、何か知る事があったら教えて欲しいとクチナに頼んでいた。

クチナのように、ヘブンズゲートの集団に違和感や嫌悪感を持ってる人達でグループを作ってるらしく、もしココの食糧やその他必要なものは、巡回してるメンバーに頼んで寄ってもらうようにするからと言い、翌日クチナは旅立つ。

旅立つ前、アレンはクチナにお礼を言う。しかしクチナは「恩を返しただけ」と言った。そしてアレンにのみ、合言葉と特徴を伝えたのだった。

金髪集団が連絡員のフリをして入って来る場合を想定してるようだった。

壁の穴をふさぐことが出来れば、安全に暮らせるが・・その為には、軍が協力してくれないと身動きが取れないと感じていた。

しばらくは、残った人と協力して、水の確保と壁を簡易的にも塞ぐ事にした。ココに入って来るのはわりとザコが多いので、親たちで対処出来ていた。クチナが去って2週間ほど経ったある日、村の門が開き集団と思われる者達がやってきた。

☆リーダー格・セイ(男・30代)/サブリーダー・ハヤテ(男・20代)/ヒーラー・アヤメ(女・20代後半)/サブメンバー・タクマ(男・10代後半)

彼らは村長や大人たちに、自分達の国(拠点のある場所)は安全で外は見えるがバケモノは入って来れないし、入って来たとしても倒せる精鋭が居ること、食べ物も十分にあり、寝床も人数分用意出来るというのだ。

好条件とも言えるが、まだ言ってない事もありそうだと村長が渋ると、リーダー格のセイと名乗った男は、3週間ほどしたらまた聞きに来ると言って去っていった。

この好条件を信じて村を去りついて行こうと言う者達と、村に残りついて行かないと言う者達とで2つに別れてしまう。と、そんな時・・ひとりの若者がやってくる。

彼はマダイと名乗り、クチナから頼まれたと物資を運んできた(主に医薬品)。彼の髪は、金髪だったがクチナの名に信じた村人たち。医薬品は有り難かった。薬草も底を尽き始めていたからだ。彼は物資を村人たちに渡した後、去る。

彼が去ったあと、アレンは村長に話てもう入れない方がいいという。なぜ?と村長は聞く。あれは、クチナの言ってた連絡員ではないという事。

村長も思い出していた。クチナと2人で話を聞いてた時、クチナのグループにも、金髪の人は居るがもっぱら潜入任務についてる為、連絡員として来ないという事を。移動が最も早い人物に限定される為、人というより獣人が多いという事も。

村人に問われて合言葉もどきを話したが、それは全く意味をなさない言葉で、あれはニセモノ。村人とも共有した。薬品は調べたが異常なしだったので、使った。そして連絡員は、村人に会わないという。会うのはアレンのみ。それには2つ理由があった。

1つは、彼が獣人であること。獣人に良いイメージを持たない人が多いことが理由のひとつ。

もう1つは、連絡員の姿は知られてはならない事が条件。なので、基本的に、そこの村長かもしくは、見知った人物に限定される。こちらの村長は、常にだれか村人と居る為アレンが会う役になったらしい。

マダイと名乗った人物は、重要人物として指名手配されてる『クチナ』の名を出し、どこまで通じてるかを探る為のメンバーだった。

村長は行きたいと望む人を止められないが、強引にも止めるべきかを悩んでいた。残り1週間ということで、行こうとしてる人は荷物をまとめていた。

クチナの連絡員に届けてもらう為の書簡を受け取り、クチナがくれた小刀を窓近くの机に置く。すると、ノックの音。合言葉というより、本当はこの行為が合言葉の代わりだった。

窓を開け、ひとりの獣人が入って来る。

彼は、獣人族・ボルフの里出身のサイガ。青い逆立った毛を持つ風のように速く移動出来る種。ただし、彼のみが青く、他は獣のように茶色や黒・白い。

長の手紙を渡す。すると、クチナからと1つのペンダントを受け取る。

そのペンダントに描かれてた紋章は、この地下の町のはずれの壁にある紋章と同じものだった。

サイガはひと言「ココに残るなら壁の紋章近くで、そのペンダントをかざせ」と。そして音も無く去った。

アレンは村長に話そうと広間へ行くと、また村人と村長の口論が聞こえてきた。広間に繋がる廊下で、友人のカイト(男)とマシュラ(男・10歳)が居た。アレンが残る事を知ってたので、2人で説得に来たようだった。でも、どうしても町で起こった出来事を思い出すたびに、不安がよぎるアレンにはついて行く気は起きなかった。

カイトには生まれながらに茶髪の妹が居る。連れていけない事を知ってるから、残るアレンに頼むのだった。カイトの妹・サミナ(10歳)は、兄と別れるのが嫌でずっと泣いている。マシュラの祖父母も行けないので頼まれた。

そして、ついにその日は来た。

前もって、見送りしない者達、すぐには動けない人達は紋章の描かれた壁付近に移動していた。ヘブンズゲートの拠点へ向かう人達は、入り口前に居た。村長の息子も、行くようだった。集団へ行く者達を頼み、村長である父には、残る人達をお互い頼むのだった。

集団は、やってきた。全員でない事を聞き、気が変わったらいつでもご連絡をと言った。

村長は戻って行くが、一部見送りの人が残っているのを見たが、一旦戻ろうと村長は地下へ降りていく。

集団が来た事や人々が話す声をアレンも聞いていた。友達を遠くから見送った。アレンに声をかけ、村長は壁の方へ進むと・・変な音が聞こえた。

振り向く村長と、アレン。

見送ってた一部の若者たちが走って来た。

「逃げろ!」と言って。

若者や村長、アレンはみんなが待つ紋章の壁に近づく時、ペンダントをかざす。

その瞬間、眩い光に包まれ・・・・。

遅れて走って来た村人に、赤い装束をまとった者がその村人を切る瞬間をアレンたちは見たのだった。

気づくと暗闇の中に居た。灯りを付ける。

村長は気づく。村長になった際に引き継ぐ文献の中に、地下の施設の奥に遥か過去の遺物〈忘れられし場所〉と記されてる場所だと。

しばらくすると、突然みんなの中央に妖精のような姿の半透明な少女が出てくる。アレンの持ってるペンダントを指さして「金髪の人が持ってるなんて、おかしいわ」って。

アレンが貸してもらったものだと伝えると、納得したようだった。

妖精「ここは安全よ」と言って灯りをつけてくれる。

妖精「ココは、かつて黒髪の人達がしばらくの間暮らした場所なの」と言って、こういう場所が世界各地の地下にあるという。

アレンは聞いた。『ヘブンズゲート』を知ってるか?と。

アレンたちから特徴を聞いた妖精は「特徴からして昔、黒の国と対立してた白の国の生き残りだろうね」というのだ。話は続く。

妖精「白の国民は、金髪もしくは黄色の髪を『神の子』と称え、他者(他の髪色全て)を排除する為の戦争を起こしたけど、髪の色が極端だったから人数少なくて、敗北したの。白の国民は各地へばらけて今の世界になったのよ」

そして黒の国民は、最初の戦争で個別に殺されたせいで数がすでに少なくなっていたらしい。戦争が終わる頃に、白の国民の中でも精鋭部隊のメンバーが黒の国の末裔たちを殺して、黒の国があった場所を乗っ取り、その上に町を築き、そこを自らの国としてヘブンズゲートという組織を作ったという経緯があったようだ。

少数とはいえ、黒の国民は生き残り、地下に身を隠してきたらしいが多くはヘブンズゲートに囚われ殺されたとされている。

でも、みんな知ってる。クチナの髪は黒かった。

国は滅ぼされ、地上に住処を失くしても地下で生きてきた。仲間を失っても、諦めず生きてきた者の中に、クチナは居ると妖精は言った。

村人のひとりが、元の村の地下へ戻れるのか?と聞くと、どうやら戻る事は出来るらしいが、まだ今は行かない方がいいと言う。開けるのはもう、ペンダントは必要ないという。

戻ってきてない人を心配して、戻るから開いてくれという。妖精はちょっとため息をついたが、出してくれるようだった。行くのは全員ではなく、サンガのおじさん(村のよろず屋)と、ロアの父親(医者)・ガイア(細身の体)。扉が開くように、壁が開くと血のニオイがした。

アレンもおじさんたちに続く。

光りに包まれる前に見た人は、やはり亡くなっていた。他にも、何人か。

アマネ(女)の弟は残ったはずだったが、来ていない。彼女の弟・ケラットを探してると民家の裏でケガしてるのを見つけた。茂みに隠れていたようだった。外に村の人以外居なかったので、みんな家から荷物を持って地下の扉の先へと運ぶ。地下施設に亡くなった人達を埋葬出来る場所を見つけたのでそこへ運び、埋葬。ケガしたケラットは、ケラットの祖母が受け取り治療を始めた。

妖精を『マナ』と呼ぶ事になる。どうやら外にまた連絡員が居るみたいだったので、アレンは行く。すると、また違う種族の人からクチナからの手紙を受け取る。

そこには、村から南の村に住んでいた、クシャナ(女・妊婦)とハイタ(男・9歳)を保護してるという。カレンド(男)の娘で南の村へ嫁に行ったと伝えると、クチナがココに送ってくれるという。

少しして夕方。クシャナとハイタを連れてクチナが来た。

クシャナの旦那は集団に連いて行ったという。クシャナは残れと言われ茶色の髪のハイタも残る事になった。だが、しばらくして赤い装束の男たちが現れ残った人を殺すのを見て、ハイタと共に物置に隠れていたところをクチナに助けてもらい、仮設テントに避難していたというのだ。

クチナは、ペンダントが不要になっただろう?と言って返してほしいと言われる。アレンは返す。これで他の村や町の人も助けられるとホッとした表情を見せた。

アレンは、聞きたかった。みんなも聞きたがった。

あの集団へ行った人達の安否を。

クチナは話した。今まで調べてきた事を踏まえて話した。

クチナ「入って来たばかりの人は優遇される。1ヵ月は平和に暮らせるみたい。だけど・・」と続ける。

クチナ「団員見習いになった人達は、戦い方を覚え戦闘集団になる。だけど、だれもが戦闘向きとは限らない。その中で〈使えない〉と判断されれば殺される。」「集団の拠点へ向かった人達だけど、彼らも戦えるように育成させる。集団が欲しいのは『戦える者』でしかなく、それ以外は要らないの。だけど、子供は14歳以上になるまでは優遇されるわ」と。

アレンは思ってた事を聞く。金髪でも残った人は殺されてたことを、クチナに言うと・・

クチナは「彼らに従わない者は『反乱分子』と判断して暗殺集団をけしかけ殺すの」と。

他の人達も不安になった。行った人達の中には老人も居た。その人達は?と。クチナは、働ける人は十分に居るらしいから何かあいつらが欲してるような能力を持ってるとかでないと、残れない・・という。

ココに居るのはマナと呼んでるそれは、過去でいうところの『インターフェイスロボ』というのが正式名称らしいが、彼女で大抵の事は知識として入ってるものの、入り込まなければ中の正確な情報は手に入らないらしい。入り込んでる人たちとの接触は彼らの身を危険にさらす為、最低限にとどめているらしい。

ただ、新しく入って来た人達を教育する立場の中にもメンバーが居るので、気を付けて見てもらうようにはしてると言う。

アレンは聞く。もう少し何か出来ないのか?と。ココで過ごすだけじゃ、友達の事を知ることはできない。なら、自分にも何か出来ないのかと。

するとクチナは「じゃ、私たちのグループに入る?」と聞くのだった。

集団に乗り込もうとしてた人たちも出たが、むやみに行っても殺されるだけだと言われ口を閉じる。それに家族は離れるべきじゃないと言われる。頼まれてた相手とも話をして、いつの間にか居なくなってたアレンの父の行方も調べる為、アレンの母・セレンとアレン、カイトの妹・サミナとロアの姉・ユア、弟・ダレンが共に行く事に決める。マナを通じて連絡を取るようにすると言って旅立つ。森の中にそれはあった。森の中の巨木のうろの中に道が続いていて外からでは分からないその先に、広い空間が広がり、町のようになっていた。様々な人達が過ごしている。

ココは、村の地下施設と同じような感じだった。白い建物の中へ案内される。アレンは呼び出され、一人の老人を紹介される。アレンが戸惑っていると、クチナは「忍び込むにも、使えないといかんから、ガロウじぃさんに稽古つけてもらえ」と言うと去る。

ガロウじぃさんに、好きな武器を選べと言われそれで戦えと言われるまま、1日目は敗北。疲れた状態で、赤い屋根の建物で、ミーナに頼めと言われる。赤い建物でミーナという女性に会うが、ガロウじぃさんに頼めって言われたって言うと、納得したように癒しの術を唱えてくれて、次は青い建物へ行ってミスイに頼んでと言われ、また意味不明なまま向かうと、目つきの鋭い女性的な男性に、言われるまま水を飲まされ、何かが口から飛び出したモノを見て、感心され・・出てきた石のようなものを手に握り、言葉を話した瞬間に魔法を覚えた!びっくりしたアレンに「魔術は想像だ」と言われ、今度は黒い大きな建物の1階で受付に「終了した」と言えと言われ、追い出される。

黒い大きな建物へ行き、入り口に止められるものの、アレンと名乗ると通してくれる。受付のお姉さんに言うと「お疲れ様です」と言われ、今日はもう帰っていいですよと言われる。

※ココは広いので、探索していいのはこの終わった時のみ。

どうやら、他に来た母たちもそれぞれ何かやっているようだった。

翌日、またガロウじぃさんの稽古から始まって、この日は稽古でじいさんを負かすと終わり、じいさんが「外に居るボンクラに聞け」と言い、外へ出るとボンクラと呼ばれた人は、サイガス(男)という無精ヒゲをはやした人で、ひとつの家に入る。ついて行くと、この服に着替えろと言われるまま着替え、また話しかけると「メシはまだか?」と聞かれ、なぜか居る母に聞くと「あと30分くらいね」と言われるので、サイガスに伝えると「じゃ、30分以内に終わらせるぞ」と唐突に話始める。

まずは、装備について(知ってるからと途中で断ると最後に何ももらえない)。属性の話。重要なこと。に続く。

重要なことは、自分たちに装備を含むアイテムを売ってくれる人の特徴を聞く。そして肝心な合言葉。最初の内は毎度必要になる。名声が一定値以上を越えると名が知れ渡り、必要なくなる。

これを聞いておかないと、売り買いが面倒になる。

母が「ごはんだよ」って言うと、サイガスから「オレの話を最後まで聞いたお利巧ちゃんにこのカギをやるよ。この建物内に使えるのあるから使ってみろ」と言われ使い切りタイプのカギを1つもらう。

アレンも一緒にご飯を食べる。食べてる最中にサイガスに「喰い終わったら屋上のサリアに習え」と言われる。※子供らは母の手伝いをしてる。「えらいな」って言うとアメをくれる。

屋上へ行くと、サリアという女性が立っていた。「魔法使えるのよね?」と言われ、昨日出来た事を見せる。石にヒモを通して手首に付けてくれた。肌身離さずに持ってればいいと教えてくれる。その魔術を武器や防具に活用する方法を習う。※ステータスUP技術を覚える。

消費するものと、回復方法の説明を受ける(途中で止めれないw)。

終わると、また大きな建物へ行って受付にサクヤの所へ案内してもらって「教えて」と言うように言われる。受付(今日はお兄さん)に案内され、着いた場所はただっ広い部屋。どこからともなく「だれ?」って聞かれるので、名乗り、サクヤさん?と言うと、村で見たマナに似た姿の子が出てくる。

「サクヤは私よ。何か用?」と言うので、サリアさんからサクヤに教えてと言えと言われたと伝えると、常に誰か居るとは限らないからと、外に行った時に使える施設やその起動方法の説明、武器購入では魔力を高めてくれるものがオススメと言われる。一通り聞くと、この階の図書室にクチナが居るから「終わった」と報告しなさいと言われる。

図書室・・と書いてある横の大きな扉を開く。歩いてると、クチナを見つけ声をかける。「終わった」と言うと「お疲れ様」と言われる。

カギを使ってるとアイテムは自分に使っておきなさいと言われ、使ってないと使って中のアイテムを自分に使うように言われる。

クチナ「今日は帰って休んで。明日、出発ね」と言って、去る。

翌日、クチナが2人を連れてやってきた。

猫耳の女性と金髪の耳の長いエルゥ族の青年が居た。

クチナ「おはよう、アレン。彼女はアンリ(格闘系)、彼はハルフ(魔術サポート系)よ。そして私で、ヘブンズゲートの拠点のひとつに奇襲をかけるわ」

話についていけてないアレン。

クチナ「と言っても、私は途中までの付き添い。拠点に入る際は3人よ」

アレン以外のアンリもハルフも金髪な点で、入り込めるという。

その拠点の中にメンバーも居るからと、特徴を聞く。ただ、注意点があるという。集団の拠点には、必ずピンク頭の人が居るけど、あれはただのロボットだから話しかけないこと!と念を押される。

※話しかけてもいいけど、3度くらいすると逆に質問攻めされ反乱分子と言いだし、殺されるのでゲームオーバーとなる。

途中の山道には、巨大な魔物(すでに魔物って名称が定着している)が出る為危険地帯となっている。出てきてもクチナが強いので問題なし・・たぶん。

拠点が見える地点から、3人行動。口が上手いハルフを先頭に拠点へ入り込む事に成功し、順調にメンバーの人にも会えた。そこで知った情報は、ロアがココに数週間来てたこと、クシャナさんの旦那さんの話も聞く。ロアはココには居なかった。柱にクチナの絵が描かれていて賞金が高いことを知る。

と、その時噴水のある広場の方で騒ぎが起きた。

行ってみると、黄色の髪の人が殺されそうになっていた!

アレンは駆け寄ろうとしたが、アンリに止められる。止めた理由は、アレンを守る為だったし、今後の作戦に影響するからと。見てるしか出来ないのかと思ったその時、人込みの後ろの方からかき分け素早い行動で、殺されそうな女性を助け逃げた!それを追いかけるもの達。

先程の助けた人は誰なのだろうと思ってたら、嫌そうな顔でアンリが「また、シャイアンの奴~」という。知ってるのか聞いたら、小声で「クチナと考えが違うって理由で袂を分けた人で、目立ちたがり屋」とのこと。

シャイアンは、男で金髪。神出鬼没でそこがどこだろうと、人を助ける。かっこよく登場し、颯爽と立ち去る事を信条にしてる・・のだとか。

アレンたちは、メンバーの人の口添えで無事出る事が出来た。そして、自分達の拠点へ戻り、クチナに報告する。

クチナは、アレンが飛び出すのをこらえた事を褒めた。シャイアンが出てくるだろうことは、予測していたようだった。そして、今後の作戦にも参加して欲しい事を伝える。

先程行って帰って来たあの集団の拠点の地下に囚われてる人を助ける事が今度は、目的となる。3つの隊で別れて行動する事になった。

①団員の行動調査報告隊:既に潜入してるメンバー

・サイレス(男)/ミラ(女)/ダルス(男)

②地下施設の開錠と逃げるルート確保隊:

・クチナ/アレン/レン(男)

③地下の人々を転送隊:

・リン(女)/サリア/カイガ(男)

先頭がリーダーとする。

小型インターフェイス・フェアリーを持って、装備を整えサイレスからの「GO!」を合図にスタートする。

①のメンバーが行動開始でその最中に、まだシャイアンを探してるという話を聞く。地下への位置や配置人数を報告し、②に移行。

②でアレンたちが、出発するのにTRを応用したものを使い、地下へ飛ぶ。偵察機が居るので倒して進み、人々を見つけてリンに報告。

③でリンがメンバーに指示出して人々を転送していく。時間がかかる為、①と②のメンバーでジャマしてくるモノを倒して終わった瞬間にメンバーも転送され、拠点に戻れる。

※人々は保護施設へ転送されるが、メンバーは拠点に戻される。

拠点では被害もなく、全員を無事に保護出来た事を知り安堵するアレン。そして、ロアの情報を聞く。ロアは、西の拠点に居ると報告が入ったらしい。アマンダ(女・アレンたちと仲良しだった)は南(海岸沿いの方)の拠点に居ると知る。

クチナが「どっちから行く?」とアレンに聞く。

アレンが答えるよりも前に話に割り込んできた男が「南は俺様が行く」と。クチナが「シャイアン、いつ来たのよ?割り込まないでくれない?」と。

アレンはシャイアンを始めて見た事になるが、袂を分かれたんじゃ?という困惑した顔を見て取ったのか、シャイアンは「オレ様、ココに住んでんだぜw」と笑って去っていった。

考えは違うが、メンバーのひとりに変わりないので、気ままにやらせてるらしい。いいのだろうか?と思ったアレンだが、クチナは「シャイアンは目立ちたがりなだけで、けっこう考えて行動するから大丈夫」という。

って事で、ロアの居る西の拠点に入り込むべく、準備を始めるのだった。

アレンと、案内役にシャイア(シャイアンの妹・20代・歌手で兄をバカだと思っている)を同行させ行けるという。そこはどうやら集団にとっての『生活拠点』のひとつで、精鋭はほぼ居ない。学校のような施設で子供たちを教育してるってくらい・・らしい。

行く前に、ロアの姉と弟から手紙を預かる。西の拠点には門番が居ないという変わった特徴があるが、ボロを出さないようにと言われる。

ココは、アレンと同じ歳の子が多く居た為、怪しまれることもなく入れた。シャイアは、広場で稼いでくると言って別れた。

アレンは、ロアに会う事を目的としていた。ココに住んでるのは全て金髪の人。他の髪色の人は入り口で判断され、入れないらしい。ロアの特徴を話すと、学舎の方じゃないかと教えてくれる。

それっぽい建物に近づくと、横から「アレン?」って声をかけられる。話しかけてきたのは、カイトだった。一通りの世間話して、ロアは?って聞くと2階に居ると思うと言われる。カイトと共に、ロアの所へ。

ロアは喜んだ。3人で懐かしい話をした。別れ際、クチナに聞いた事を2人に伝える。そして、ロアへは姉弟からの手紙、カイトへは妹からのお守りを渡し、広場でシャイアと合流して外へ出る。

ロアに、キャラが変わる。

アレンから聞いた言葉。ヘブンズゲートのやった事や現状のこと、使えないなら殺されるという事まで聞いたけど、一番は「本当にコレでいいの?」という言葉。

自分は、好きでココへ来た。

でも住んで居て違和感という何かを感じていた。金髪しか居ない世界。それ以外を悪と信じる人達、黒髪の同じくらいの歳の少女に多額の賞金をかけてること、壁の外の話、一緒の村出身でなぜか地下に閉じ込められてる人達のこと。

ずっと疑問だった。あまりしつこく質問してた奴は、殺されたのを見て聞けなかった。答えてくれた人も、翌日には死んだと聞かされたこと。そして疑問を持っても聞かない事を覚えたのだった。精鋭に選ばれれば、もっと発言権が与えられ、家族に何色が混ざってても拠点で一緒に住めると知ってから、本当にがんばってきたロアだった。

もうすぐ、精鋭の初期試験が始まる。そこを通過出来なければ希望は絶たれる。カイトはコレでいいと思ってた。家族は生きてる。ただそれだけで十分だった。

翌日、チャイムが鳴り食堂へ行く。広場に珍しく歌い手が居たって話を聞いたり、ロアやカイトは懐かしい奴と会えたって話をした。アレンが家族の無事を教えてくれたおかげで、ロアもカイトもひとまず落ち着いていた。

食事中、教官から「食事が終わり次第、広場横の武器庫から装備を受け取り、広場に班ごとに集合し全員揃い次第、実践訓練となる。これの出来で今後精鋭試験に向かえるかが決まる!心してかかれ!」全員「はい!」

武器庫1階でダグさん(いかついおっさん)から受け取る。助手のリア(ダグの娘)から回復薬を受け取る。装備して広場へ。ロアはカイトと同じ班。

※武器は銃のみ(選べない)

転送機へひとりづつ入る。転送機へ入る前の説明で、転送機でランダムに飛ばされるその地で、目の前に用意された敵を排除したらまた、転送される。これにより、正式に精鋭部隊の見習いとして訓練を受けられるという話。やる気みなぎるメンバーたち。

そしてついに、ロアもカイトも。

ロアは、B-45地点に着いた。

目の前には、黒髪の人間が。近づくと逃げる。

賞金首の女か?!と思って追いかけ戦う。(ザコ。武器は無いので石を投げる、うずくまる・逃げるのどれか)→戦って倒すと血を出して倒れる。

勝つと「合格!」という声が聴こえ転送され広場に戻る。

※一応時間制限があるが、普通に戦えば問題ない程度。2度不合格になるとゲームオーバー。

広場に戻って来たロア。今まで実践訓練と称してバケモノを倒す事はしてきたが、今日は人だった。これで良かったの?って声がまた、聞こえてきた。

わからなかった。これは試験だ。人形かもしれないと考えることにした。

でも、バケモノを倒すのとはまた違った感覚を覚えた。

帰って来た他のメンバーは、青ざめてたり、気分を悪くしてる人が居る一方、合格したって事に浮かれてる者も居た。カイトは青ざめていた。

カイトもロアも気づいていた。

先程の黒髪の人物。倒れた瞬間に感じ取った。

元々、黒髪の人じゃない。自分と同じ、金髪の人だ・・と。


メンバーのひとり、スメラ(女)は人を殺す事で合格になるのは嫌がった。しかし、不可抗力で殺してしまう。ロアは気に掛けるが、今はそっとしておこうとカイトに促される。

正式に見習いから団員へ昇格したメンバーは、団員寮へ移動する為荷物を整理していた。そしてふと、独り言。

「これで、いいのかなぁ?・・アレン」

アレンへ戻る。

保護施設は一時的な場所で、望む場所を決めてもらってまた、そちらへ移動してもらう場所だった。

で、南へ意気揚々と行ったシャイアンは、どうやら有名になってて即捕まったらしい(;--)

しかし、シャイアンの為に別の作戦中のクチナたちは行けない。

サポートインターフェイスのアカリを連れ、アレンひとりで潜入する?と言われ、出来るか不安だったがまずは、シャイアンと合流するのが先。

シャイアンの居る場所までは転送出来ないって事で、潜伏してるメンバー・サラン(男)と合流する事になった。南の拠点も『生活拠点』のひとつで、こちらは、家族ごとに住んでいる為、アレンひとりでの潜入は危ないとなる。なので、中へは入らず、入り口横から裏へ入り込み、合流。そして地下へ向かう。カギやら仕掛けも多いがサランの力でサクッと進める。そして、シャイアンと合流。親だけならここからの転送も可能だが、子供は別の厳重な施設に居る為、手出しできないというのだった。途中、カギもかかってない部屋で無造作に捨て置かれた人を見つける。血だらけで生きてるのか最初は解らなかった。

だがまだ、息がある。クシャナの旦那さん・テイガも助ける。アレンの回復魔法や薬で治せた。娘を返せと言ったら攻撃されたのだと言う。表面のケガは治せたがまだ、ダメージが高いようで動けそうにない。シャイアンとアレンで担ぎ、サランが起動して送る。サランは残ると言って別れた。

医務室へ運ぶと、シャイアンは決め台詞を言って去った。

クチナ達が戻って来た。みんな成功したというのに、難しい顔をしていた。

ヘブンズゲートは、白の国の再建。つまりは、自分たちだけの国を作り金髪でない人間たちの駆逐が目的と知った。


・・すみませんが、ここまででしたw

物語のみでした。でも1万文字消費したわ・・。


次のは、考えるのが面倒になって途中で止めた奴w

構想【2】

世界には『表』と『裏』があった。世界の表しか知らない少年少女は、叶わないと思ってた願いを現実にする為、旅立つ。

特徴としては、表=光(いいモノが多い)・裏=闇(悪いモノが多い)が一般的だが、その逆もあり、さらには表にはあるけど、裏にはない・・とか、表にはないけど、裏にはある・・も。

世界の行き来はいつでも出来る・・訳じゃなく、入り口がある。そこからしか入れない・出られない。※どこからでも入れて出られてもいいけど。

そんな世界を行き来して成長してく少年少女は、自分たちの願いが叶うと知る出来事を通じて確信していく。果ては、この世界のゆがみを正すべく動き出す!

しかしそれは、二度と別の世界へは入れなくなるという事。だがそれでも、少年少女は構わず進み、世界のゆがみを正すのだった。

〈 登場人物 〉

主人公☆アスール・ラゲッセ(男・21歳)

職業*旅の剣士 二つ名*リシアン(中国語・理想)の剣(つるぎ)

武器*片手剣(攻撃1回)・短剣(攻撃2回)

防具*旅人セット

技*剣技(単体~全体攻撃)

特徴*たまに反撃・回避UP

ステータス(初期)*初期Lv1の能力ってだけ。

HP・30 MP・5 力・8 守・6 速・6 魔力・4 賢さ・5

初期レベル*5

キャラ*普通に冒険者風

成長スピード:普通

家族*母(実家に住んでる)/父(既に亡くなってる)

出身国*森の国 一人称「オレ」

属性*水・土 弱点属性*火

願い*行方不明の友人を見つけること

性格*けっこう夢見がちな所あり。面倒見はいい。行方不明の友人を探して各地を旅したものの、手掛かりもなく見つけられなかった。何かヒントやアドバイスを求めて、森の奥に住むという【森神】に会う為向かう。森神に会えた時、3人の若者と出会う。


仲間①☆シェリ・ミリーリャ(女・18歳)

職業*格闘家 二つ名*ハダス(アラビア語・直感)の戦士

武器*グローブ(攻撃2回)・爪(攻撃1回)

防具*格闘用の服

技*オール属性の単発で強力な攻撃・ステータス変化の技・個人回復技

特徴*たまに反撃・超防御

ステータス:

HP・32 MP・3 力・6 守・6 速・8 魔力・5 賢さ・4

キャラ*わりと筋肉ある人

成長スピード:普通

家族*なし 天涯孤独。

出身国*風の国 一人称「アタイ」

属性*風・火 弱点属性*水・氷

願い*師匠を探し出すこと

性格*修練の際、突然消えた師匠を探して旅を始めたが、一向に情報を得られず、森神を頼ってきた時にアスールたちと出会う。基本的に明るく楽天的。


仲間②☆ルルディ・バイオ・イア(女・24歳)

職業*教団兵士(色は青) 二つ名*フテロマ(ギリシア語・羽毛)の矢

武器*弓矢(軽・攻撃2回/中~強・攻撃1回)

防具*教団御用達品

技*ステータス上昇系全般・全体攻撃技

特徴*クリティカル率UP・先制

ステータス:

HP・20 MP・10 力・5 守・6 速・7 魔力・8 賢さ・8

キャラ*目力のある人(目つきがキツイ・・ともいう)

成長スピード:普通

家族*父・母・兄共に教団施設にて。

出身国*雪の国 一人称「私」

属性*水・氷・光 弱点属性*闇

願い*『聖弓』を見つけること

性格*教団の宝物庫に保管されてた宝物・聖弓。いつの間にか紛失していた為、教団兵士は派遣されたものの、見つけられず全てを見る目を持つという、森神に会う為に行った森でアスール達に出会う。

仲間③☆ラタ・マクベリス(男・10歳)

職業*とくになし(子供) 二つ名*ジン(中国語・金)・キント(中国語・子供)

武器*棒(攻撃・2回)・槍(攻撃1回)

防具*子供服

技*回復系全般・光や雷属性魔法

特徴*回避UP・逃走率UP

ステータス:

HP・14 MP・9 力・2 守・3 速・5 魔力・8 賢さ・9

キャラ*普通に子供。頭は良さそうな・・。

成長スピード:速い

家族*両親は不明・叔父と叔母に育てられる。

出身国*土の国(本当は裏の森の国から来ている) 一人称「ぼく」

属性*土・光 弱点属性*氷

願い*本当の両親に会うこと

性格*叔父や叔母にこき使われて育ってきた。両親はどこの誰かも分からず、家の前に置かれた赤子を育てただけという。もしかしたら、どっかで生きてるかもね・・という叔母の言葉を信じて旅立つ。まずは森の国へ行って森神に会うといいと、近所のおじさんに言われそこを、目指す。森神に会い話そうとした時に他の3人に会う。


世界に、フィールドマップは無い。町やダンジョンなどのマップを繋げたもの。最初は表の世界しか移動できない。物語序盤に会いに行く【森神】と人々に呼ばれてる博識な人に出会う。エルフ族。

話をしていると、メンバーが揃う。

森神が裏の世界の話をする。体験した事で裏へ入れるようになる、カギを受け取る(カギの形はしていない)。ここから持ってると彼らにだけ見えるナゾの扉が出現する。入るとその裏の世界に入ることが出来る。

表の町と裏の町は必ずしも同じ名前ではないし、住んでる人も違う。

表に居る人が必ずしも、裏で同じように生きてるのではない。そっちはそっち、こっちはこっち。似てるけど違う場所。

マップは同じものがメイン。ただし、似て非なるものが多いので、気を付けたい部分。

☆=表 ★=裏

主人公・アスールの住んでた町

☆ルドニークの町 道具屋・長の家(宿10G・町人ならタダ)

果樹園で生計を立てている。昔は炭鉱で栄えていたが、数年前に鉱石が出なくなり廃坑となった。鉱山の入口は土砂で埋まっている。

★クーニドルの町 武器屋・防具屋・アクセサリー屋・道具屋・宿屋(10G)

今でも炭鉱業が続いて栄えている。その昔、まだ表との交流があった頃、掘削回数を制限するよう伝えたが従わなかった事で表との交流も絶えたという。

街道(どちらも同じ)

【森神の守りし森】(ダンジョン)

どちらも同じ。

☆森神の社は、巨木の上にある家。

★では、森神は高名な魔導士として有名

ここを抜けると、王都。

☆フォレスタの都(緑屋根の城)

王の居る城があるが、現在王様は重い病にかかっていて、寝込んでいる為会うことは不可能。実は医者が病・・のように見せかけている。医者見習いの少年が日夜薬を研究している(必要なアイテム・「幻の薬草」)。

王様は、双子。裏の王様が弟。

医者は裏も行き来しているので、同一人物。

医者見習いの少年・大臣・王子(まだ子供)

★同じ名前の都

王様は元気。

ただ、大臣の息子が毒草を集めている(これが、表で医者として暗躍する奴)。こちらでしか倒せない(元々裏の住人な為)。倒すと、表の医者は存在出来なくなり、ついでに入手する毒草の中から表の医者見習いの欲しがってる薬草をGRTして渡すと薬が完成し、王様が元気になる。

大臣・王子(もう青年)

王都を横目で見た先に森。【毒草の森】

どちらも同じ。表にのみ、毒消し草もはえている。裏にははえてない。

王都を南下すると、関所

サブクエ用のキャラを出すとこ。裏はまた違う人物が居る。

☆エリモスの町

町の人に野盗に注意するように言われる。

★スモリエの町

宿・道具屋くらい。塔に人々が多く住んでると知る。

【ナダ砂漠】(砂漠地帯・ダンジョン)

どちらも同じように野盗たちに襲われる。

☆ラトロー族の塔

目的が無ければ中へは入れない。オアシス(ナダ砂漠内)にて依頼を受けると入口までは入れるがパスワードが分からず、結局入れない。この後から各地でパスワードを話す人が登場する。

★同名

簡単に入れる。行方不明の少女を探してること、水不足が深刻で数年で無人になりそうだと言ってる人が多い。水を買うには高すぎる場所。

ナダ砂漠後半

砂地から溶岩洞窟を抜けると他の町へ出られる。

☆オアシスの町

大きな都でにぎわっている。商人王が居る。

ただ、最近野盗のせいで、商人たちに被害が出ている。塔への水を運ぶはずの人がケガしてて人手を募集している。※城内からのワープなので、エンカウントなしで塔の中へ入れる。・・けど、その場所以外はパスワード必須w

★枯れたオアシス

人は住んでいない。家は廃墟。敵が出る。

溶岩洞窟を北へ抜けると、また砂漠地帯に出て途中の小オアシスで☆テント(★小屋)があるので、そこで休める。

☆町 名前決めてない・・こっから。

土の国や雪の国の話を聞ける。

★廃墟の町 人が住んでないがなぜか敵が出ない。

行商人が居るので、買い物は出来る。

・関所

土か雪かの選択のはずが・・・どっち側に居るかで行ける場所が違う場所。

☆土の国にあるという金の町を目指す。★雪の国へ向かう。

☆金の町

金ぴかの強欲な人ばかりの町。何を買うにも高い。品の無い所。全てが金で解決すると思ってる人しか居ない。金があると言う事が偉いと勘違いしてる。貧困の差が激しい。スラムの人達は、そのほとんどが鉱山での安い賃金で働かされている。ちなみに買った所でナマクラ(もっぱら飾り用な為)。

☆スラム街

レジスタンス組織が地下で活動してるって話を聞ける。

★水晶の町

町の随所に水晶があり、幻想的な雰囲気を出している。雪の国手前の町だが、雪の国と同盟関係にあり鉱山を管理している。鉱山内の精霊の社とその精霊と言葉を交わす巫女をとても大事にしている。鉱山を金の為だけに掘ろうとしたもの達が居たらしいが、多くの反対した人々によって、表へ行ったらしい。

☆鉱山

バイト可能。ランダム(場所にもよるが・・)で、くず鉄・銅鉱石・鉄鉱石・銀・金とある。こちらには水晶は無い。

金を出すと報酬が高くなるが、滅多に出ない。

1ヵ所で3回まで。3ヵ所掘ったらその日はもう出来ない。

くず鉄1G・銅5G・鉄8G・銀15G・金100G

ちなみに、たまにコウモリなどが襲ってくる。ついでに、ここで掘ったもので、金以外はお持ち帰り可能。他の場所で売るともう少し高く買い取ってくれる。

★鉱山 水晶のみ。

働いてるのは全て女性のみ。バイトは不可。

ココの水晶を加工した商品は、どれも魔力を高めてくれるものが多い。魔防高いものや、MPを回復する薬などが特徴的なラインナップ。

・雪原街道

途中の洞穴から中へ入ってくとドワーフの里。

雪原街道を進んだ先。

☆村。

旅人を歓迎しないので、会話を望んでも何もしゃべってくれない。宿に泊めてはもらえる。愛想なし! ※のちに聖弓を届けた後だとお店関係解放。それまでは何も売ってくれない。

★村。

武器職人の親子が旅立ったという話が聞ける。氷山から知を持つモンスターに男をいけにえにと言われ今は、女や老人、子供しか居ない。

さらに雪原街道を進むと・・・

☆教団の都

冷たい態度は変わらない。店も全部利用不可。教団本部も固く扉を閉ざす。ルルディの家があるので、そこで眠ることは可能。夜、彼女が聖弓を探してる理由や聖弓という宝物の話を聞く。

★都。

ここも男性の数が少ない。店の利用は可能だが、品揃えは良くない(武器職人が居ない為)。氷山は、この時点では入れない(吹雪いている)。

☆氷山

教団兵の訓練所なので、レベル上げには丁度いいかも知れない。

教団兵も訓練の為襲いかかってくるので、注意w 

ここまで来ると、表では一旦やる事が無くなるので、裏を進めます。

★氷山は入れないが、聖弓を作れないか?という話を宿でする。

聖弓の元は、森の精霊にもらった木を元に作られたとルルディから聞き、森の国へ戻って森神に相談→森の精霊に会わせてくれる。

森の精霊から「聖なる樹」とよばれる原木をもらう。

武器職人は、割と近場の町の宿に泊まっている。

頼むと作ってくれるというので、木を渡して頼む。この作ってる最中は氷山の入口が開き、吹雪も止んでいる。奥で知あるモンスターに会い、倒す。武器職人から聖弓を受け取るが、これを渡してもダメだと言われて、結局入れない。装備は可能。

すると、雪の国の王や町の人達が感謝する。王様から3つの宝物をくれる。森神からの手紙を受け取る。森神へ会う為に戻る際、土の国側から森へ抜けると風の国の塔のパスワードがそろう。そして森の途中の町で、ラタの両親に出会う。両親に会うと一時的に仲間から外れる。森神と会った後に仲間になってと言うと、再び仲間になる。塔のパスワードを入力して開くドアの先に、行方不明と言われてた少女と共に聖弓を見つける。聖弓を届けると「役目は終わったから戻れ」と言われるが断るルルディ。そのまま行動を共にする。

森神に再会すると「この世界の歪みを正して欲しい」と言われる。この時、ラタが居ない場合は、森神が一時的に仲間に加わる(神様って言われるだけある能力が高い。魔導士・全属性可。回復も全員タイプ)。

森のさらに奥への道を開く森神。森の中を進む度、様々な話を聞かせてくれる(ココの場面はノベル調でもいいかも)。石碑を探す。見つけると、森神がかざした玉に光が集まり、石碑前に魔法陣が出現する。その先には森の主が居る。倒すと「森の木」と呼ばれる聖なる樹とはまた違って生命力の木として重宝されるもの。その木を探してる親子が居る。あの、武器職人の親子だ。彼らに渡すと、国へ帰りますという。この時ついていくと、簡単に雪の国へ戻れるが「いってらっしゃい」というと、一緒にはいけない。

主は表か裏のどちらかにしか居ない。

ちなみに、森の主は表。主を倒すと特殊な素材が手に入る以外にも、その国の裏表の扉が消滅する。行き来は、王族の居る城内部か、精霊の社や石碑近くにしか出現しなくなる。

風の主・裏→ドラゴン族

倒すと「ドラゴンのキバ」「ドラゴンの羽の一部」をGET。

ドラゴンのキバは、武器職人に渡すと、シェリの最強武器になる。

ドラゴンの羽の一部は、のちに必要になるのだが、異空間へ飛ぶ為の船を作る材料のひとつ。

土の主・表→魔女

「宝物庫のカギ」を落とす。それで開く場所で「金ののべ棒」「エデンシロップ」「土の楔」「土くれ5Kg」を入手する。

この「金ののべ棒」は売れるが売るべからず。これを渡すか、同額払うことになる。・・・スラム街のレジスタンスのリーダーへ渡すと代わりに「コンパス」を受け取る。これものちに必要な、船に必要な材料のひとつ。

「土の楔」は碇になる。「エデンシロップ」はMPをMAX回復するレアアイテム。宝箱くらいでしか入手しない為、高額で買ってもらえる。

「土くれ5kg」はラタの両親が必要としているので渡す。すると「エンジェルリーフ」というアイテムをくれる。使うことで状態異常を例外なく回復する効果が発動する。しかも何度使っても壊れないが、売れません。

雪の主・裏→精霊が暴走する。

倒すと落ち着きを取り戻し、お礼に「水源の種」をくれる。★の枯れたオアシスの中央に埋める場所があるので、そこへ植えると・・・水が湧き出る。エンカウントしなくなる。小瓶に(廃墟で拾える)水を汲んで、王に見せるとお礼に「オリハルコン」を受け取る。ちなみに、枯れたオアシスを復活させると、表も水量が上がるという話を聞ける。

オリハルコンも、武器職人に渡すと主人公・アスールの最強武器になる。

4つの主を倒すと、目の前に女神のような姿の女性が現れる。

「あなた方の知ってる方々が解放されました。表の森の町に若い男性が。裏の雪の町に年老いた男性が。どちらへ向かいますか?」

表の方ではアスールの探していた友人*ワクト・デイアスが語り、裏はシェリの師匠*ガーバートが語るって違いしかない。話す内容は基本一緒。

ちなみに、森神にも一応名前がある。聞かないと一生聞けないけどw 森神と呼ばれし者*シルワ(男)

居なくなってた理由は、この世界をあるべき姿に戻す為に必要な4人を巻き込む為に異世界に居たのだという。どちらが欠けてもダメで、4人でなければいけなかった。友人と師匠は共に、ココではない世界の住人らしい。世界を戻す為のキッカケや事件などを試行錯誤していたというのだ。正直なところ、壮大な話で4人は付いていけてなかった。

世界が表と裏に分けた者が居る。それは、この世界ではなく異次元の中に居る。そいつの元へ行くには、次元移動船が必要となる。今までの主たちが持ってたものが役立つ時が来た。

森神の力で開いた場所で船は作られることになった。

そこへもう一方の相手も合流する。そして、友人から「次元移動ユニット」を受け取り、師匠からは「次元探知装置」とやらを受け取る。

この場所には、4つの国へ続く魔法陣があり、いつでも行けるようになる。そして森神は、裏への扉を開けるアイテムを出しなさいと言う。もう魔法陣のみでしか行き来出来ない状態になっている。今まで扉を出してくれてたアイテムも、実は「次元ナビ」という物だったらしい。これら以外にも船の材料を買い集めてこなくてはいけない。

材料が揃ってくると完成してくる。完成すると「乗る」「ちょっと待って」の選択肢が出る。乗るを選択したら、光が集まり、今まで交流した人々がやってくる。一通り話すことが可能で、アイテムをもらうこともある。

もう一度、船に近づき「出発!」で乗り込み飛ぶ。

異次元空間を移動してる最中は主人公のみになり、各キャラと話せる。艦長は師匠が勤めている。「答えは決まったか?」と言われるがどちらを選んでも、次の瞬間には【世界を分けし者】の空間へ出る。

船の上での戦いとなる。ちゃんと話せたら最強装備も受け取ってたり、すごくレアなアイテムも受け取るので思いの外楽かと。

そして最後の選択肢が出る。2択しか表示されてない風にみせて3つ目がある。

・表のみ残す

・裏のみ残す

・・・。

3番目に気づいて選ぶと、どちらも選ばない。

すると、世界はほどよくまとまって、ベストエンディングになる。

表のみや裏のみなら、反対側で解決した事は解決される前に戻る。

例えば、表で病気がちだった王様が復活してても、また病に侵されてる状態へ戻り、医者が復活している。

といった具合。

エンディング後、ベストエンドの場合のみ・・

新しくなった世界を巡れる事になる。エンカウントなし。

マップ間移動を楽にする為にフィールドマップを作ってもおもしろいかなって思いました。

〈 国の特徴 〉

森の国*森に覆われた所に町がある。関所と森の道で風と土へ行ける。緑の髪色や服装の人が多い印象。森には【森神】が居て人々の様々な相談に対応している。神と呼ばれてるが、異次元の先より来た長命な種族・エルフ族なだけ。

風の国*砂と風と溶岩と・・みたいな所。過酷な環境下で人々は水を頼りに生きている。☆はオアシスの水で潤っているが、★は枯渇している。

どちらの砂漠地帯には、町に住めない&住む気の無い者たちによって『砂族』という野盗集団がどこかに拠点を構え、道中を行き来する行商人や旅人を襲っている。

この為、多くの人はかつて居た種族が作った丈夫な塔の中へ避難していた。塔の扉が閉じ、開く者を待っている。

※各ダンジョンに居る主は、何度か来ないと主の居る場所が分からない。というか、不思議な力で普段は閉じているが、石碑を見つけて開くと主の元へ行ける。

土の国*荒野が広がっている。ほとんどが地下での生活をしている。洞窟を抜けると各地へ抜けられる。基本的に表裏同じなのだが、☆は金で町を彩り、★は水晶で栄えている。

雪の国*一面雪で覆われた極寒の地。教団が各地を統治している表と、裏には存在すらしてない謎もあるが、☆では聖弓という宝が盗まれた事(次元を通って盗まれている。これもまた、ルルディを巻き込む為)で、旅人への態度が吹雪よりも冷たいと評判。★では、氷山の奥に知恵を付けた魔物がなぜか男ばかりを狙い、いけにえと称して欲し食らっている。この事に危機感を覚えた武器職人は、娘を連れ森の国に存在する幻の樹木を得る為、旅立つ。


構想【3】

=物語=

この世界には、時々蝕まれる。

『絶界』という現象によって。

それがひとたび始まると【勇者】のみが滅する事が出来る。

【勇者】は、その勇気ある行動と知恵、慈しむ心、自身の身を投げ出す精神を持つ者・・とされる。

現在から、約30年ほど前にも滅したハズだったが・・・

再び始まった為、人々は驚いた。

(本来、一度絶界消滅すると100年は発生しないと文献に記載されてる)


勇者だった者達が再び立ち上がり集まり、旅立った。


半年後、勇者たちは戻ってきて

『自分たちだけでは難しいから、力を貸して欲しい』と言った。

そして力の素質が高い人を連れて行くと言って、各地で人々を集める勇者たち。

【勇者】勇気のシャジャア(アラビア語・勇気)は、とある高い山の山頂付近の広場で待つと言った。

【勇者】慈悲のカリダーデ(ポルトガル語・慈悲)は、魔女の森の奥で待つと言った。

【勇者】知識のノウレッジ(英語・知識)は、大図書館奥の知識の迷宮・最深部で待つと言った。

【勇者】欲望のデジール(フランス語・欲望)は、とある城で自分を探し出せと言った。

この物語の主人公の少年、カレジ(英語・勇気)は、町の近くの山だった事もあり、なおかつ勇者に憧れていたので近所の友人たちと向かった。

カレジの友人*1・フリーヤ(アラビア語・自由)/2・バナーレ(イタリア語・平凡)/3・カルム(フランス語・静か)※全員男子。

山の入口には、カレジ達と同じように上を目指す人達で溢れていた。

※この山、岩肌と洞窟で構成されている為、主に洞窟を通り抜けるタイプ。

どうやらただ登ってくだけだと思ってた山道には、ワナだらけで何人もの人たちが怪我したりして戻ってきてるという。

それは、日を追うごとに増えていった。

山の入口付近は開けた場所なので、ココにどんどんテントが張られ、ケガした人や山へ入る人へ商売を始める人などが出てきた。

カレジたちは、未だ山の入口にすら入れてない後ろに居た。

テント内で母親や妹の姿を見つけた。2人は、ケガした人たちの治療の手伝いに来ていた。

やっと入口から中へ入れるようになって、その現状を知った。

前に入って行った人で、戻ってきてない人がどうしてるのかと疑問だったのだ。ほとんどの人がワナにはまって身動き取れなかったり、オリに閉じ込められ酷い状態になってる人たちも居た。

まだ声が出る人が助けを求めてきたが、自分たちもオリに入って出られなくなってしまう。

慌てふためくメンバーに、カルムが「落ちついて考えようよ」と言って落ち着かせてくれた。しかし、考えたものの良い案すら浮かばず、1日が経ってしまう。

翌日、カルムの様子がおかしい。すごく苦しそうなのだ。顔色も悪い。

バナーレが親に持たされてた紙をカルムにくわえさせると、黒く変色した。

カルムはなぜか【絶界の毒】に侵されていた!!

カレジは、母に念のためと持たされた特殊な薬をカレジに使うと、パァッと光ってカルムは回復した。ホッとした直後に、オリの外に半透明の女性が現れ言った。

「このオリの中から、ひとりだけ出してあげましょう。だれにしますか?」

と。

ちなみに、選んだ仲間によってゲームオーバーになる。

*フリーヤ・・自由になったと喜び、戻ってこない。

*バナーレ・・店の手伝いを頼まれ戻れない。

*カルム・・医療室に運ばれるが、カレジの妹・カリーノに頼んで、重要人物・エレヒアをカレジたちの所へ行ってと頼める。

※カレジはなぜか選べない。

なので、カルムが正解。

→カリーノ

カリーノ(カルムが好き)は、カルムに頼まれ町はずれの森の近くに住む、変わり者と有名な人の家へ。

普通にお願いすると来てくれる。

山の入口も、並ばなくてもエレヒアの顔見た人が入れてくれる。

山に入ってからは、エレヒアに言われた通りに進み、見つけたスイッチをおしていくと、6カ所目を押すと、すべてのオリの入口が開く。

中の人達は入り口へ引き返した。

フリーヤとバナーレも、カリーノにお礼を言って戻っていく。

カレジは進もうとしていた。カリーノはそんな、兄を止めようとした。

2人を見ていたエレヒアは、ため息まじりにこう言った。

「あんなのが勇者なんて、私は認めない。それでも頂上を目指すのかい?」

カレジは、力強くうなづく。エレヒアは続ける。

「だけど、そんな貧相な装備じゃ上まで辿り着けないよ」

せめて、武器と自分を守る防具、回復薬は最低限必要だよと。

そしてまずは装備を整える為と、仕切り直す為に一旦戻る事に納得するカレジだった。

入口へ戻ると、夕方になっていた。カレジの母が待っていた。

カレジとカリーノを連れて行く。カレジは困った。

そんなカレジを見て、エレヒアが「また明日な」と言って、去った。

このエレヒアのように、今【勇者】と呼ばれてる者達を信用せず、別の人物が本物だと言う人が居る。

世界の人々が知らない事実がある。

世界は知らないが、実際に旅立った勇者は現在の勇者とは別人で、いつの間にかすり替わって戻ったのが今の、勇者たちだ。なので、本来勇者に備わってる力は無く、絶界は簡単な封印で事を済ませたせいで、すぐ破られた・・というのが、今回の絶界復活なのだ。

ちなみに本来の勇者たちは、入れ替わりの際姑息な手により殺されている。

そして、絶界によって今の勇者たち自身が操られてる事に気づいていないのだ。


翌日、家で武器になるものを探して選び、装備。丈夫な服に着替えて、盾を装備した。母から『お弁当』と妹から『クッキー』をもらう。

今日も、母と妹はテントで治療の手伝いをするという。

母親は、カレジに「どうしても、行くの?」と聞く。

カレジ「行きたいんだ!」と答える。

その言葉に諦めた母は「お友達に声をかけてから、エレヒアさんの所へ行くのよ」と言うのだった。

そらつかって、山へ入ろうとしても危険な為、封じられてた。入口には見張りが居て「エレヒアに会うんだろ?」とか「エレヒアと一緒じゃないと入れないぞ」と言われる。

友人たちに会う。

フリーヤは、山の広場に居る。話すと『おまもり(防+2)』をくれる。

バナーレは、自宅の道具屋に居る。『パン』を2コくれる。

カルムは、テント内。カルムは元気そうだった。薬での回復は一時的なもので、またぶり返すのが特徴でずっと治療を続けてたようだ。

カルム「ぼくは、もう大丈夫だよ」と言った。

他の人は、まだ苦しんでいる。母に話してあの薬を渡した。他の人の治療に役立つと思ったから。

カルム「もし、ホントに頂上へ行けたら感想教えてよ」と言われた。

そして、エレヒアの家へ。

カレジの姿を見て「では、もう一度導くとしようか」と。

(昔、同じように山の上に戦士を連れて行ったという話を聞ける)

山の見張りに入り口を開けてもらい、2つ、3つと仕掛けを解き・・

4つめを解いた時、光の中から【精霊】が現れる。

光の精霊(半透明)*フォスは「ひとりだけ、進むことが出来ます」

「行きなさい、カレジ」とエレヒア。

そして「己の力を信じ、勇気を持って立ち向かえ!」と。


意を決して進む。

外へ出ると、待ちくたびれてた勇者は、ただひとり辿り着いた少年を褒めた。しかし、次の瞬間・・悪魔を呼び出す。

そして「じゃあ、この悪魔とどう戦う?」と。

突然の戦い。・・負けてしまう。

暗い中で聞かれる言葉。

「立ち上がるか?」に「はい」と答えると、そこは異空間だと感じた。

精霊フォス(通常)が現れ

「勇気ある少年よ、そなたの心に光が見えます」と言うと、カレジの体の内側から外へ光が溢れた。

そして【スプレンドーレ(イタリア語・輝き)】という、光属性攻撃魔法を覚えた!

同時にもうひとつ【シャイン(英語・輝く)】という単体回復魔法を覚えた!

体力も全回復して、職業が〈村の子供〉から〈光に選ばれし者〉に変更。

そして倒れた場面へ戻る。

「さて、この子はどう処分しようかな・・」という声が聴こえる。

「僕はまだ戦えます!」とカレジが立ち上がる。

少々驚いた様子だったが、卑屈に笑い「じゃあ、もう一度・・だけだよ」と言って、悪魔を再びけしかける。

覚えたての魔法が超強力でサクッと倒す。

勇者は驚きを隠せなかったが、少しすると『通行許可証』『勇者認定書』を渡された。帰りはワープ起動してくれたので、それで帰れる事になった。

勇者から「絶界が見える手前の島で合流な」と言って別れる。

勇者はカレジが転送で消えた後「本物がまた生まれたよ・・。くそっ。オレと何が違うっていうんだ?!ヽ(`Д´)ノ」


山の入口に光の魔法陣が出現。そこに光が来て、カレジが出てくる。

入口の広場に集まってたみんなに口々に「お帰り」って言われて、なんだか照れくさいカレジ。「ただいま!」って元気に言うと、母が「さぁ、みんないらっしゃい。エレヒアさんもどうぞ」と言って家へ戻る。

家に入るなり母が「それでどうだったの?」と。

カレジは、もらったものをみんなに見せた。

するとみんなが褒める。エレヒアも「これで【勇者】になったな」と言われる。

カルムが「じゃあ旅立つの?」と聞く。

エレヒア「他に3人、勇者が居るのは知っているだろ?新しい勇者が誕生するはずだから、そいつらとまずは合流しないとな」という。

バナーレが「残りは『知恵』『慈しみ』『欲望』だね」

フリーヤはここから近いとこを探してくれた。

フリーヤ「ここから近いのは、大図書館のある町・ズナーニエ(ロシア語・知識)だね」って言う。

町から南へずっと行けば見えてくる、この町よりもずっと大きな町ある。

街道を真っすぐ南。

途中(半分くらい来た場所)に、休める場所がある。それを過ぎればもう目と鼻の先らしい。

カレジは、エレヒアが旅に同行するのかと思っていたが、そうではないようだ。ここからは、一人だ。

エレヒア「勇気と無謀は違う。何でも出来ると思い込んでムチャしない事!出来ることからひとつづつやっていきなさいね」と言われる。

旅立つ日、町のみんなに見送られる事になった。

町長というより町の長老から、昔勇者(本物)がまだ【勇者】と呼ばれる前に持っていた棒と1つの袋を渡される。

棒は旅のお供に。武器にもなる。

袋には、絶界の毒を中和する能力がある『虹色の水』だった。

絶界の毒は、普通の毒消しでは何の効果も期待出来ないほど強力だが、この不思議な水は、各町に常備されてる薬のひとつなのだ。今では精製方法すら不明なものらしい。

そしてもっと不思議な事は、使ってもいっこうに減らないという特性がある。・・正直、なんだかわかって無い。


町長から「君の持っている『通行許可証』は、普段人が入らない場所に入れるものだから、そういう場所に入る際は本当に注意するんだよ」

また母から『お弁当』。妹から『旅のお守り(速さ+3)』をもらう。

みんなに見送られ、まだ安全な街道を進む。

この辺りはまだ絶界の影響を受けてないので、魔物は街道を外れない限りは出てこない。

途中の休憩場所に到着。と思った所に、休憩場所の手前に苦しむ人が。

女性が苦しんでいて、男性が付き添っている。

話しかけるとどうやらカレジの住んでた町へ向かってるという。そしてエレヒアのウワサを聞いて、頼み事をする為来たのだという。

なぜか女性は絶界の毒にかかってて、男性はケガをしていた。

女性に『虹色の水』 男性に回復魔法を使う。

一旦の回復はしたものの、一度で回復は出来ない絶界の毒なのでカレジは選択を迫られる。

1*一緒に町へ戻る

2*見送って別れ、先へ急ぐ

のどちらか。

1の場合のみ、エレヒアの家に行くと男性から『お金300』と『学館のロッカーのカギ07』を受け取れる。

『学館のロッカー』とは、次に行く町の中に『学館』という学校がある。そこの中の入口に並ぶロッカー。町の人ならだれでも使える【アイテム預り所】のカギって事。

・基本的にその町周辺のサブクエでの報酬にロッカーのカギを使おうと考えていました。

2は当然、お金のみ。金額は一緒。

ロッカー内には、貴重なアイテムや、売ってるものより少しお高めな装備品などが入ってる。

ただ、助けた場合はエレヒアの家へ行くとロッカーのカギを受け取れる。

だけど、素通りするとカレジが町に入った時点で、男性にも感染し2人共死んでしまい、そこを通ると居た場所に小さな絶界毒が発生してて、魔封兵士が立ってる状態になる。

魔封兵士・・絶界の毒発生時に活躍する、絶界を封じる能力が使える戦える兵士さんのこと。特殊なタイプで、絶界の毒に通常の人より耐えられる身体能力を持っている。

エレヒアの家へ届けると、その際男性から大図書館内で起こってる事を先に知れる。大図書館内の遺跡奥で知識の勇者は、入って来た人、ひとりひとりに大きなツボの中に手を入れさせては「お前は勇者じゃない!」と言って外へ放り出させる。そのツボの中には【絶界の毒】が入ってると女性が言った。それを聞いたエレヒアは激怒!

放り出された人は、毒のせいと恐怖でしゃべれなくなる為、知らずに入ってく人が止まらないという。


ひとりで先へ行くと、宿の1階でひとりのお兄さんに会う。

記者として各地の勇者ネタ担当のイジャード(アラビア語・発見)から、山の試練の話を聞きたいと言われる。お礼に『お金500』もらえる。

イジャード「宿やギルドの掲示板に貼ってもらうから、気が向いたら読んでよ」と言って去っていく。今後も、様々な場所で遭遇する人。

ここで遭遇したら詳しくなるが、一緒に戻ったり、素通りすると記事の内容は簡単になる。

町の人たちの会話から、まだ決まってないと聞く。

宿は毒に侵された人々でいっぱいで、寝たいなら1階の床に雑魚寝でいいならと言われる。雑魚寝でも寝れるし、通常金額100Gが1割の10Gになる。

大図書館も書く場所の宿や臨時テントがいっぱいになった事で事態を重く見て(対応は遅い)、入り口を封じている。当然、見張りが居る。

『通行証』を見せると入ることは出来た。

出来たが、奥の扉は閉まっていた。

この町は、2つの区画で分けられていた。

宿屋や道具屋などのお店が並び、学館もココにある北側区画。

家々が立ち並びその中央にで~んと建ってる大きな建物が、大図書館のある南側区画。その奥へ進むと、だれが作ったのか不明な【知識の迷宮】と呼ばれる遺跡がある。かつて、旅立った(本物)勇者のひとりも、ココをクリアしてから旅立ったという話が残っている。

北側には、大きなお店がある。【モスタテール(アラビア語・四角)】というホントに真四角なお店。店主は、なぜかエレヒアと知り合いだったりする。

店主の名前はポリポ(イタリア語・タコ)

ハゲで腹が出てるおじさん。元気いっぱいで大きな声が特徴。

大きな町に系列店があるらしい。1回利用でポイントが貯まり、100p以上で景品と交換出来る。ただし、お店により景品の内容は違う点には注意。

お店の中に占い師が居て、1回50Gでアドバイスやヒントをくれる。お金の価値に見合う内容が出るとは限らない。

翌日、開いた入口にまた人が並んでいた。通行証を見せて中へ入ると、図書館内から、奥へ進むと地下へ降りる階段がある。降りるとさらに大きな扉があり、ひとりづつしか入れないようになっている。入口には勇者に雇われたという人が見張ってて通行証を見せても入れない。

その行列から少し離れた場所に居て「?」を浮かべてる少女が居る。

話しかけると「入口はココしかないのに、なぜみんな出てこないのかしら?迷ってるの?」と。

カレジは、宿やテントにいっぱい病気になった人が居た事を伝えると、疑問に思ってたから町へ戻ってなかったという少女はびっくりしてた。

教えてくれた少年に、少女は名乗る。

「私、ソフィア(ギリシア語・賢さ)。教えてくれてありがとう。でもまだナゾは残るわね」

カレジも名乗る。

ソフィア「そうだ!見に行きましょ♪」と。

今の今まで忘れてたわと、ソフィアに言われるまま、図書館内へ戻る2人。

ソフィア「入口から右奥の扉に入って」と言われ入ると「左の本棚から緑の本を出そうとして」と言われるままやると、本棚が横に勝手に動き扉が登場。そこに入ると下へ続く細い階段がある。下へ降りるとそこはちょっとした倉庫のような空間で、左側には小窓が数カ所ある。

箱の上に乗り・・窓から中を見ると、

なんと遺跡内部をやや上から見下ろせるのだった!

迷宮中央の場所は、フロアと呼ばれる場所だったが、

そこに知識の勇者は居た。

迷宮最初の場所を普通に通ると、そのフロアに必ず辿り着く。

そこへ来た人に、ツボの中へ手を入れさせる。

「耐えれる事が最低条件だ!」と言って。

しかしその中には、絶界の毒が入っている。

通常は激痛を感じて毒に侵されるしかない為、その反応をした人に「お前は勇者じゃない!」と言って転送魔法を放って、図書館裏手に飛ばしている。

これが、繰り返されていた。


ソフィアは、信じられなかった。

勇者がこんな事をしてる事が。そして思った事を口に出す。

「なんで最深部じゃないの?!」と。

確かに、カレジも覚えている。

募集項目に知識の勇者は、”大図書館の知識の迷宮、最深部にて待つ”だったた・・・はずだった。

ソフィアは、カレジに教えてくれた。

迷宮最深部へ辿り着けたのは、後にも先にも一人しか居なかった事を。

そしてそれは、ソフィアの母・ジェニー(フランス語・天才)。

※こんな所ですが、カレジの父は何年も前に亡くなっているが、名をフォルテス(ラテン語・勇敢)。本来の勇者と呼ばれるはずだった人。そして、ジェニーもまた、その一人になるはずだった人。

そして幼いソフィアは聞いていた。母から最深部で出会った精霊の話を。

最深部では、星の精霊*シュテルン(ドイツ語・星)が居て力を授けられたのだと。

ソフィアの母も、カレジが父を亡くした頃に亡くしたと聞く。

カレジはふと思って聞いた。

カレジ「ねぇ、ソフィア?」

ソフィア「何?」

カレジ「あの勇者の居る場所って奥へ行くのに必ず通るの?」

ソフィア「通らなくても奥へは行けるわ。私、途中までなら行った事あるわよ」カレジ「じゃ、行こう!」

ソフィアは、見張りが居るから無理よと言いかける。カレジをどうやら参加者だと思ってたらしい。

だけど、カレジは『通行証』を見せソフィアも一緒でって言って入る事に成功。それを見てたソフィアが「あんた何者?!」とびっくりする。

カレジはちょっと得意気に『勇者認定書』を見せ、山の試練をクリアした事を話す。

ソフィアを先頭に問題を解いていく。横目に勇者を見たけど隠れて進む。

ちなみに魔物は、居ない。

ソフィアがクリアした場所まで着く。

次の扉へ進もうとした瞬間、大型の魔物が出現!

カレジの魔法を駆使して戦いに勝つ。

ソフィア「わぁーーびっくりしたー」

息を整え、次の扉へ進む。

ナゾや迷路はより複雑になっていく。レバーで道を出したり消したりする場所を越えると、細い道がある場所に着く。

近づくと光の中から、半透明な精霊が現れる。

「ひとりだけ、通れましょう」と。

カレジは、ソフィアに行くようにいう。

ソフィア「わかった」

そしてひとり、ソフィアが進む。

ついた先は、花畑が広がる空間。

そこに(半透明じゃない)精霊が待っていた。

懐かしむようにソフィアを見て「よく来ましたね、ソフィア。ジェニーの娘というだけあるわね」と。

そして、ひとつの『オカリナ』と、開く事は出来ない『知識の書』を受け取る。同時に【レーゲン(ドイツ語・雨)】水属性全体攻撃魔法・【トルエノ(スペイン語・雷)】雷属性全体攻撃魔法・【タンペット(フランス語・嵐)】風属性全体攻撃魔法・【ヒート・ヘイズ(英語・陽炎)】炎属性全体攻撃魔法を覚えた!

精霊は続けた。

「本来、勇者と称えられるはずだったのよ・・ジェニーは」と。

事故に遭って亡くなったと聞かされてたソフィア。

精霊「いつか真実を知ったとしても、どうか闇に落ちないで・・」

そういう人を過去を遡りと見てきたと言う。

カレジはワープ起動してたので、最深部前の扉の広場(大型の魔物と戦ったとこ)に戻っていたし、ソフィアも空間から出たら、カレジと同じ場所に出たのだった。

カレジへ話そうとすると、カレジは知識の勇者と対峙してる最中だった!この奥の扉の開閉音を聞きつけ、やってきたらカレジを見つけ、奥へ行こうとした勇者を引き留めていたようだ。

奥からやってきたソフィアに、知識の勇者は怒り出した!

「オレ様で解けないモノをお前ごときが解いただと?!ゆるせん!!」

と襲いかかってくる。

時々、毒攻撃してくるがカレジの持ってる『虹色の水』で治る。

倒すと『勇者認定書』を落とす。そして不思議な感じの杖を見つける。

ソフィアが「何これ?」と近づくと勇者が気づき、杖を持って「お前たち!絶対ゆるさん!」と言って消える。

残ってた人にソフィアの持つ『勇者認定書』を見せると戻っていく。

家に寄って準備するというソフィアについて行く。

家には、ソフィアの父が居た。証書を見せ「血は争えんか・・」と言わせるw

次の目的地は、どうやら海を越えなければならないようだった。

【魔女の森】があるのは、大魔法都市・シエンレン(中国語・賢者)へは、港から船に乗ることでしか行けない場所に存在していた。

港は、この町には無い。ひとまず街道途中の休憩所を右へ抜けて行く。次に突き当たりを南へ下ると港町・キート(ロシア語・クジラ)に着くようだ。

ソフィアと二人でキートまで来たが、船が見当たらない。

人々の話を聞くと、何者かに壊され海も荒れ出せないと言うのだった。

待っていても仕方ないから陸路で行けないかと考えた。行けなくはなかった。ただザラーム(アラビア語・闇)の洞窟を抜ける方法がある。

ココを抜けるとクローフィ城へ出れる。そこを通り抜ければ着けるのだが、そもそも今の時点でザラーム洞窟を抜けるのは危険以外の何ものでもない。

終盤くらいのレベルでもなければ、即死も免れない。一撃でもくらえば終わりなのだ。この洞くつは、各方面に繋がっているが、狂暴な魔物が多く生息している為、基本的には入れない。そして常に闇に覆われていてたいまつ程度では中を見通す事も出来ないとされる。

魔法が使えるとは言っても、危険と判断してソフィアは反対した。

途方に暮れ、宿にとりあえず泊まった二人。

→切り替え

シエンレンに住むエレオス(ギリシア語・慈悲)は、魔力がさほど高くなく、いつも落ちこぼれと言われてきた。

今回の試練も、参加させてもらえずにいたのだ。

彼の両親は、彼が幼い頃に亡くなっている為、祖父母と過ごしてきた。

エレオスの魔力が低い理由は、母が父と知り合ったのはこの町だったが、父はこの国の出身ではなかった為、魔力を引き継ぐのが母分しかなかった事が原因らしい。魔力は低いが、父の残した手記にあった薬草の知識を活用して同じように魔力の低い友人と薬屋を営み、なかなかに繁盛している。

店へ行くと、店番をしてたハーディ(アラビア語・穏やか)が、魔女の森入り口に薬を届けるよう注文が入った事を教えてくれる。エレオスが、届ける事になり『注文の品』を受け取って、森へ向かう。

森の入口では、森へ入る人や出てきた人を待ち構えて売ろうとしてる仲間のひとり、ダブロー(ロシア語・善)が居た。

でももう、売り切れ寸前。

『注文の品』を渡すと「助かったよー」という。

そして、売り上げ金の一部『お金1000』くれる。

だれか決まった?とかって話をしてる二人。

入ってく人は多いけど、出てきた人が居ないって話をしてると、森の奥から何かが出てきた。

人だと思ったソレは、魔物だった!

兵士たちが、素早く対応した為、誰もケガをしなかった。

この魔女の森には、当然魔物が出る。出るがそれは、森に入り込んだ人間を襲う事しかしなかった為、町の入口へ来ると思ってなかった事で兵士にも油断があった。

倒れた魔物は見慣れない種だった為、研究所へ運ばれていった。

店に戻ると、今度は研究所に『特殊薬品』を届ける事に。

昔、神殿だった場所を改装して使われてる研究所では、あの魔物を解剖されてるようだった。薬を待ってたのはダブローの兄・サブル(アラビア語・忍耐)だった。エレオスに、運ばれて来た魔物は外側だけ魔物だったと告げる。

エレオス「?」

サブル「中身は人間そっくりだったって話なんだ」

つい最近、魔物になりました・・みたいな状態らしい。

サブル「まさか、そんな訳ないよな・・」

エレオスも何か嫌な感じを覚えた。

帰ろうとしたエレオスを引き留めるサブル。

「ついでに頼んでいいか?」

森の入口に立ってる見張りの兵士へ『報告書』を届ける仕事。

お店の仕事とは別だからと『お金300』もらう。

また森の入口へ。兵士に渡すと「ご苦労さん」と言われ『ジュース』を渡される。


その夜。突然のノックの音。

扉を開けると、近所に住んでるナキ(アラビア語・純粋)という女の子が来て「うちの弟来てない?!」という。

どうやら、遊びに行ったまま帰ってこなくて、念話というテレパシーに近い思いを空気に乗せて話すものが夕方頃、ナキに「お姉ちゃん助けて」って声が届いたという。

それからずっと探してるけど、見つけられないという。

祖父母に言って、準備をしてナキを手伝う事になった。このナキは、魔力が低いからとバカにするような人ではなかったので、普段から交流がある。

途中、ナキの友人・シァオク(アラビア語・憧れ)から「あんたの弟・ルマン(中国語・無謀)が森へ入ってくの見たわよ」と教えてくれる。

森の入口に居た人達は、なぜか・・・寝てる。

はぁ~とため息をつくナキ。

ナキ「昨日、せっせと作ってたのは、コレだったのね・・」と。

どうやらこれは、弟の仕業のようだ。眠くなる粉を詰めただけのバクダン。

ナキと共に、森へ入る。ナキの魔法で光りを作り進んで行く。

途中には、ここに出現するはずのない魔物が襲ってくる。

ナキの魔法を頼りに(途中に休憩出来る場所あり)、進んでくと突然ルマンの叫び声が聴こえる!!

急いで声の方へ向かう。

そこには、勇者の変わり果てた姿と人々が、絶界の毒にさらされ次々と魔物へ変貌してく様を見たのだった!

ナキはその最中に弟・ルマンを見つける。魔物化してく人たちをくぐり抜け、弟を助けるナキ。しかし、そこに勇者もどきが絶界の毒をかけられてしまう。みんなの「たすけて」って声に、エレオスは頭が真っ白になっていた。

魔力の低い自分に何が出来るのだろうか?

そんな声が頭に響いた。

母の言葉が蘇る。

「元気だけど魔力が足りないと感じる時、誰かを強く助けたいと強く望むなら、唱えなさい」と。


 《バルムヘルツィヒカイト》(ドイツ語・慈悲)

※イベント専用魔法

エレオスは、静かに唱えた。

一筋の光が、エレオスの体から天へ伸びたかと思った瞬間にパッと空間が光りが瞬き、絶界の毒が消滅し、勇者もどきは悲鳴をあげ消え、変化した人達も、倒れた人々も、元に戻る。

光が消えた直後に、エレオスは倒れた。

遠くでナキの呼ぶ声が聴こえながら、意識が遠のくエレオス。

光に包まれた空間で目を覚ます。

目の前には、

慈悲の力を司る水の精霊*フィウーメ(イタリア語・川)が居た。

「よく、己を投げ出し、人々を救いましたね。あの魔法は、誰もが使える・・というものではありません。そして1度でも使えば、2度目は発動しません」と。

そして続ける。

「この魔法を知る者は少ないはず。なぜ知っているのですか?」

エレオスは答えた。

「自分の母・ソルテ(ポルトガル語・運)から教わりました」

それを聞くと精霊は納得したように微笑み

「そうでしたか。ソルテ・・惜しい人を亡くしました。でも新たな子が来てくれました。力を授けましょう」

そういうと、エレオスに

【ルーシュエ(中国語・露)】全体回復魔法・【アルクス(ラテン語・虹)】気絶全快回復魔法を覚えた!※少ないMPで使える魔法。他の人が使う場合はもっと必要。

最後に精霊は「再び目覚めたら、海の向こうの勇者2人に会って、4人目を助けに行きなさい。」と港町の映像を見せられ、再び目を閉じた。

再度、目が覚めると自分のベッドの上に居た。

階下へ降りると、心配している祖父母やナキとルマン。友人達が居た。

目覚めたエレオスを見て、喜んだ。

目覚めたら町長が会いたがってると知る。

町長は役所で待っていた。町長から、お礼の言葉と『通行許可証』と『勇者認定書』を渡される。

エレオスは、海を渡って他の新しい勇者に会うのだと伝えると、海はまだ荒れていたので、丁度ドラゴン使いが来てるから、口利きしておこうと言ってくれた。彼らに連れて行ってもらえば問題無く大陸へ行けるという。

ドラゴン使い・・絶界発生近くの天に届くのでは?と言われる高い岩山に住む種族。総称して、ライゼ(ドイツ語・旅)と呼ばれている。簡単に『ドラゴン使い』と呼ぶ人も多い。

出発の準備をして、ドラゴン使いが待つという・・

学館の研究棟から行ける中庭で待ってるらしい。

ナキも付いていきたそうにしていたが、お礼を言って別れる。

声をかけると、ドラゴン・シハーブ(アラビア語・流れ星)に乗れと言われて乗せてもらう。そして、あっという間に海を越え、港町の外に降り立つ。

「いつか、またどこかで・・な」と言って去っていく。


宿でカレジやソフィアと出会う。お互いの『勇者認定書』を見せ合って。

4人目を助けろと聞いたというので、やはり闇の洞窟へ入る事になるというのだった。だけど、その前に会っておきたい人物が2人居るとエレオスは2人に言った。

カレジ「それは、誰?」と聞くと

エレオス「1人は、エレヒアという女性。もう1人は、グロンドモン(フランス語・うなり声)という種族のヨーン(英語・あくび)」らしい。

カレジは、知っている。エレヒアならすぐ会えるよって、町へ戻る。

家には居なかったが、町長の家に行くと会える。

エレヒアは、カレジと共に来たエレオスを見て「もしかして・・」と近づく。

エレヒア「あんた、レーベン(ドイツ語・生)とソルテの子か?」と。

エレオス「はい。初めまして」

エレヒア「あれ?カレジたちと居るって事は・・?」

カレジは、ソフィアとエレオスを紹介した。同じ勇者になったのだと。


エレヒアは「もうひとりが揃ったら、またおいで」と言って、今は何もないと言われる。

次に会うのが、グロンドモンと知ると「なら、レザール(フランス語・トカゲ)の足が必要だね」と言われる。

洞窟に入らず進むと休憩所があり、そこから先は砂漠化しているので、その辺りで数回倒せば手に入るだろうと言われる。

それがないと姿を見せないからねって話。

まずは、集める。

そして洞窟沿いに歩いていくと岩肌に大きな穴が無数に開いてる場所がある。そこにグロンドモンが生息してると言われている。

入手後、一旦休憩所で休む3人。そこでソフィアは聞く。

「なんで、会いたいの?」と。

エレオス曰く、あの洞窟を安全に通る方法を知っているそうだ。

穴にレザールの足を入れ待つを繰り返して出てくるのを待つ。

それを繰り返してやっと登場してくれるのが、ヨーンだ。

彼らも【魔物】の一種なのだが、人間にも友好的な存在として、知ってる人は知っている程度。普通の人は近づかない。ちなみに、硬い表皮のせいで人の攻撃ではダメージを与えられないし、攻撃されても本人たちは遊んでると思ってる・・らしい。ただし反撃には要注意w

ヨーンが一瞬出てくるがすぐ引っ込み「入れ」という。

入ると「なんでオラの事知ってる?」という。

エレオスは父の手記に載ってたからと、父の名前を伝えるとヨーンは

「レーベン、もう居ない。寂しい」としょんぼりする。

エレオスがレーベンの子だと言うと、何かを思い出したようだ。

奥でごそごそして「これ、レーベンから預かってた。息子が来たら渡せって言われてた。・・忘れてたけど」と、渡されたのは白いロッドだった。そして続ける。

「コレ、武器ってだけじゃない。どっかのカギって言ってた」と。

洞窟を切り抜けるものもくれた。

『チャオリアン(中国語・照らす)』という小動物だった。

これを持ってれば安全に通り抜けれると言う。

洞窟に入る手前で使うとぱぁと明るくなり、エンカウントしなくなる(ザコは出るw)。

ココを抜けるとクラーフィ城と呼ばれる廃城へ着く。一応、立ち入り禁止区域。ココも勇者の募集を見て集まった人達で溢れかえっていた。

手伝いじゃないのにな・・って知ってる3人だったが『通行証』を見せ通る。勇者を見つけることが目的なので、中に居る人達はそこら辺に血が飛び散ってても、演出と勝手に思っていた。

一度に入れる人数は、なぜか10人。

カレジたちは、通行証で入る為別と考えられてたが、なぜ10人なのか?

自分たちと同じような子供は、見当たらなかった。

ソフィアは「ちょっと行きたい所があるんだけど」っていうのでついて行くと、2階の壊れた玉座のある部屋。

イスを動かすと、下への階段を見つける。降りて行くと4つの入口。

それぞればらけて入る事になる。4つの内、1つは閉じていて入れなかったので、他3つにそれぞれ入った。

入った先には、ボタンがあるだけ。押す。

それぞれが押した事で扉が一斉に開く。仲間と合流し、そして見知らぬ少年が出てきた。部屋があるから入ってみたものの、ボタンを押しても出られず困っていたという。彼の名前は、アニマ(ラテン語・魂)。

勇者を探してるというので、見つかるまで一緒に行こうって事になる。扉のあった部屋の中央にワープが発動しているので、乗る。どこか別の部屋に着いた。言い忘れてたけど、ってアニマ。

「この城の中に、大型魔獣が居て中に入って来た人間を食べるって話があるんだ」って。

「外側のこの部屋は大丈夫よ」とソフィア。

そいつは倒せるのか?って話になる。

アニマ「倒すにしても、地下に本体があるって。行く為には『勇者のカギ』が必要だから、どうしても勇者に会わないと」って。

とりあえず、先に進んでみようという話になる。

しばらく進むと、足を怪我した人と出会う。

その人は、ピド(ギリシア語・跳ぶ)という、探索してたひとり。

歩いてたら、突然足元からキバみたいなのが出てきて、思わずジャンプしたけど、足をかすめてケガをしたらしい。

自分はなんとか助かったけど、一緒に居た他の友人は消えたと。

血を残して。

ケガを治す。

話を聞いてる最中に、にょきっとキバが地中から出現!

そして口だか顎だかが見え、カレジは「中から倒そう!」って飛び込んでしまう。ソフィア、エレオスも続く。アニマも、飛んだ!

ピドはあっけに取られて身動き取れなかった。


アニマは、気づくと魔物の体内だろって場所に居た。

カレジたちも近くに居た。共に進むと、同じように入ったのか喰われた人達が居た。この奥に勇者が居るらしいが、声をかけた奴がどんな能力かは分からなかったが、血を絞られ胃酸の溜まってるとこに投げ捨てられたのを見たという。なので、安易に近づけないという。

他にも何人も見ていたらしいが、この場所から離れると同じ目に遭ってしまうと聞く。勇者は瞬間移動が出来るのか?という感じらしい。

アニマが、ふと何かを見つける。

「何だコレ?」と。

見つけたのは、小さな生き物。ソフィアが、気づく。

「その生き物、こんなとこに居るハズないものよ。この子たちも食べられたのかしら?」と。

カレジたちは、そっと勇者の様子を伺いにいく。

隙間から、奥が見れる場所に来た。そこから中を覗くと・・


勇者だったはずの者は、何か別のモノになっていて、他の何かとしゃべっている。その他の何かが『勇者の卵を始末してる』事を褒めていた。

つまりは、勇者たちは、試練を与え人を選んでたのではなく・・

勇者になる者をつぶしてたって事だ。

勇者とは、名ばかりの者ばかりだった事も、何者かに操られてるのだと知るのだった。

他から勇者もどきに近づく人が、捕まり、無下に扱われそうだった瞬間には、もうアニマは走っていた!!

アニマ「おめーー!やめろーーー!!」

勇者?「あ?」

アニマ「人間をなんだと思ってるんだ?!」

勇者?「エサだよw」と気持ち悪く笑う((´∀`))ケラケラ

アニマ「許せねぇっ」

勇者?「勇者でもねぇお前に何が出来る?w」

アニマ「勇者じゃなくったって、許せねぇもんは、許せねぇんだ!」って戦いを始める!カレジたちも続く。

しかし、最強の勇者とも言われてたのは過言ではない強さを見せた。カレジたちは苦戦する。そしてひとり、気絶してしまったアニマは、不思議な空間に居る事に気づく。

突然、目の前に現れた者に、

「この世界に生きる様々な種族。例え相手が誰であれ、救いたいと思いますか?」と、魂を司る風の精霊(半透明)*アネモス(ギリシア語・風)は問う。

アニマ「当然だ!」と力強く答える。

アニマ自身も、実は人と獣人のハーフ(人間の血の方が強い為、人にしか見えない)。身体能力が、人より高いという特徴がある。そして、様々な種族が住んでる村出身なのだ。偏見など無い。

「では、人々を守る力を授けましょう」と。

【シルト(ドイツ語・盾)・ヴァン(フランス語・風)】全体防御魔法・【ゲイル(英語・強風)】風属性全体攻撃魔法を覚えた!

そして同時に全快復し、3人もキツイ状況だった。

アニマ「みんな、もう一度力貸してくれ!」という声で、エレオスの回復魔法は放たれ全快。そしてアニマの防御魔法や攻撃魔法も加わり、倒す!

しかし、完全に倒せたわけでは無かった為、逃げられる。

地上に悶えつつ浮かび上がって来た魔獣は、人々を吐き出し地中へと戻っていった。地上とは言ったが、廃城ではなく砂漠のど真ん中だった!

飛ばされた人まで合流して途方にくれたが、周囲にナゾな生物が現れ「ホワホワ」言ってたら、一瞬の内にワープし、オアシスに着くと彼らは消えた。

オアシスで休む事が出来た人々(もちろん、カレジ達も含む)。

人々は、少年少女にお礼を言った。

オアシスの宿で、あのイジャードさんの記事で盛り上がっていた。

あの廃城に居座ってた魔獣の事もそうだが、一番の見出しには・・

【勇者についての新事実!】とあった。

これを読む人々は、信じきれなかった。しかし、実際に体験した人は数多く「なぜ?」と言い、信じられなかった。勇者がしたことを。

少し休憩して、ソフィアは行きたい場所があると言う。

【チカトリーチェ(イタリア語・傷跡)神殿】へ

オアシスから、北へ進むと崖の上に建っている。


着いて、教えてくれたのは・・

ソフィア「母さん、この地で亡くなったって・・」

神殿からオアシスの反対側を見ると、大地が切り裂かれてる。

なんの力でそうなったかは、知られていない。

母が、なぜどうして亡くなったのかなんて、知らない。

ただ、事故と・・言われただけ。

昔は、この神殿しか無かったらしいが、現在は町が形成されていた。

宿に着いたら、自由行動にしようという事になった。この先は、どこへ向かうのかを話合うって事で合意し、一旦別行動になる。

→カレジのみ

ソフィアは、神殿横の崖の近くに。

エレオスは、道具屋に。アニマは、広場に居る。


この地には、〈精霊に選ばれし者が《絶界の力に取り込まれた者達》と戦い、勝利した場所〉と言われるが、真実は逆で『負けた場所』。裏切りと姑息な手により。

《絶界の力に取り込まれた者達》をココの人達は【魔族】と呼んでいる。

彼らは【神の杖】と呼ばれる『エスクロ(フランス語・兆し)』を使い、人に化け勇者となり戻り、人々を欺き、絶界の封印(実際にはしてないフリなだけ)をした。

人々の話に矛盾を感じたカレジたちは、負けたのだと気づく。

そして、なぜ負けたのか? 誰が戦ったのか?を気にした。


翌日、4人で神殿へ行くと司祭様が出迎えてくれる。

精霊たちから声が届けられ、カレジたちが新たな勇者と知ったのだと。


”本当の勇者は、別に居る”

エレヒアの言葉を思い出した。

司祭は語り出す。

「この地へ来たのが早すぎたのです。精霊の力を得たといっても、魔族との力の差がありました。さらに悪い事が重なり、裏切りもあって、窮地に追い込まれたのです。さらには、徐々に目覚めていくハズの力の覚醒より前に襲われたのです。」

司祭は続けた。

「魔族は勇者たちを倒した後『エスクロの杖』を使い、人に化け、勇者たちの服や装備品を回収し、絶界を止めた風に偽装し、戻ってきて人々を偽り支配し、今に至るのです。あなた達も襲われるかも知れません」

カレジは司祭に尋ねた。この先は、どこへ向かうべきかを。

司祭は答える。

「やるべき事は、4つございます。」

1*クロスロードと呼ばれる道のどこかにあると言われる〈イドル(フランス語・偶像)〉を調べること。

2*エレジーア(イタリア語・異教)の町に居るという、ミーレス(ラテン語・兵士)を倒す事。

3*リウファン(中国語・追放)の村の解放

4*ポルトン(スペイン語・門)の町から、門をくぐること。

聞いた感じでは、どれもそれほど大変ではなさそうだと感じた。

基本的にどこからでもOKなイベント。

細かい話はここから。

①について

神殿から北へ向かうと〈クロスロード〉に着く。ココにある《イドル》を調べる・・のが目的。

*神殿近くで遊んでる子供たちの歌をよく聞く事。

「十字架の道、花咲乱れてピンク、青、黄色にポンポンポン。すると真ん中出てくるよ♪」

花を調べると、スイッチのようなものを見つけるので順番通りに押すと、中央に《イドル》が出現。これを調べると語り出す。

「クロスロードのさらに北で炎を選び、西で雷を操り、東で闇を支配せよ」という。これがスタートだって事に気づく。

炎を選ぶのは、3人が火だるまにならないように、止まってる子・飛んでる子・回ってる子の順に火を消す事。間違えると全員が一定のダメージを受ける。状態異常に炎や火傷がある場合は、それになる。

子とは称してるが、実際はなんでもいい。

成功報酬*魔法衣(ソフィアの装備品)・魔防も防御も高い。炎属性を防ぐ。


雷を操り、矢印を押す事でその方向へ雷が発射される。全てを枯れ木にするのが目的。ミスが5回になると、その場所から元の入口に戻される。

成功報酬*雷のカギ→ソフィアの持つ『知識の書』がバージョンアップして、【シッキタース(ラテン語・日照り)】炎属性全体攻撃魔法・【エンシェンチ(ポルトガル語・洪水)】水属性全体攻撃魔法・【トルエノ(スペイン語・落雷)】雷属性単体強力攻撃魔法・【クリーフ(アラビア語・蝕)】闇属性暗闇にする状態異常攻撃魔法を覚える。


東では、闇の中でしか生きられないという生物になり、暗い道を進む。途中に光る道に触れると入口に戻される。

成功報酬*万能カギ(学館のロッカー以外)・すべてのカギがかかった場所を開けられる。使用しても消耗しない。


②エレジーアの町に眠る、ミーレスを倒すのが目的。

ミーレスの姿をした像が町のどこかにある。壊すと突然出現する!

倒すのは、3度。彼は諦めが悪いのでw

3度倒せば納得して消えます。

成功報酬*彼が身に付けていた装備一式。武器と防具。

全てアニマの装備品です。


③ソウファンの村は、今はどこぞの誰かの所有物になっている事で、生活出来てると人々は語る。

この村で、必要としてる人材を探してつれてくる必要がある。

※この村で必要な人材を聞いてからでないと、各地に出現しない。

それぞれ男女から選べる。人種は任せますw

・運ぶ人→力が強いといいなぁ。

成功報酬*とくになし。サブイベなどで力持ちが必要な時に力を貸してくれる。

・店で野菜を売る人→商売人なら安心だよな。

成功報酬*商人→各地での買い物割引状・町人→回復薬セット

・店や家を作る人→一家で来てくれると助かるけどな。

成功報酬*拠点となる家を建ててくれる。みんなの個室付。

・武器屋やる人→建物はあるんだけど、武器扱いたいやつなんて居るのか?

成功報酬*エレオスの現時点の最強武器

・防具屋やる人→ココを盛り立てたいから、武器とは別に防具を扱ってくれる人がいいんだがなぁ。

成功報酬*エレオスの現時点の最強防具

・服屋やる人→どっかの町みたいに、普段着を売ってる店があるといいよな。かわいい人だと華やぐんだがなぁ。

成功報酬*特殊なアクセサリー

・パン屋やる人→小麦を活用してくれるんなら、別にパンじゃなくてもいいけどな・・パン好きな子がいいな。

成功報酬*普通にパン屋になれば→パン×3・研究者→遺物起動キー(遺跡入り口近くにあるナゾの装置が起動してワープ地点になる)

欲しい人材の特徴というか、希望みたいなのをヒントに考えて下さい。

所有者は、村長として村に居ます。役場の部分で知りたい情報を確認出来る。

④ポルトンの町にある、謎の門をくぐること。

その門をくぐる事は簡単。その先は、見た事があるようで見た事の無い場所へ辿り着く。

家は数件しかない。見た目は町。中央で何かをしてる人を見つける。

声をかけると驚き、突然襲ってくる!

倒すと、その者は消える。

何かしてた場所を調べると『絶界のヒミツ』という本が出てくる。

それは、「絶界を倒し、消滅させる事は困難。だが、100年平和だった時があることから見ても、可能な事だ。しかし、しばらくすると絶界は再び湧いてくる。」これを書いた人は、友人たちと発見したが、親や友人の命を危険に晒す事に気づき、誰にもその内容を語れなかったと書いてある。

そしてこの場所の事も記されていた。

「この異空間のこの場所には、やがて大きな木が生えるから安心だ」

「絶界は、その海底の更に深い所に眠る超古代文明の名残りが未だに稼働していて、そこから汚染物質が毒となって発生し海上に接すると魔物を生み出す」「超文明が繁栄してた時は兵器として開発されたが、味方にも被害が出た為、海底に破棄されたものと判明」「いつの間にか意思のようなものを持つようになり、そして長い年月の末、世界を我が物顔で世界を毒で消滅させようと動き出すようになった」

「絶界の中心の【絶界】という生命体を倒せば一時的に力を失う」

「しかし長くても100年が限度らしい」

「消滅させるには、海底のさらに奥深く、入り口はもう無いあの場所へ行くしかない。いや、それは無理がある。だが、ポルトンにもうひとつ門がある。あれをくぐれば・・もしかしたら・・」

最後に「私では止められなかった。いつか、絶界が消える日を願って

 ノウレッジ・ヴァラドン著」

最後の名前を見て驚く。

魔族と化して、知識のノウレッジがココにこの本を隠した・・の?

もうひとつの門?

町長に話を聞くため、門を戻ることに。

元の町へ戻ると彼の本は、チリとなって消えた。

町長に聞くと、どうやら4大精霊に力を借りる事が出来れば、門は開かれると代々聞いているという。

精霊に願うが・・声は聞こえない。

何かが足りない。

町長には分からなかった。町から外れた場所に村があり、4大精霊の神殿があるというので、そこへ行ってみる事になった。


神殿には、精霊の像がキレイに管理されていた。

精霊の声を聞くのは、司祭クラスにならないと無理という。だけど・・と。

そこにいた、見習い巫女のクセロ(ギリシア語・知る)は、教えてくれた。

世界に現れた勇者を「偽物」だと見抜いた人の中に、賢者が居たと。

名はエレヒア。確か女性だったと。知っている。賢者?!

彼女なら、知恵を貸してくれるのでは?と聞くので、町へ戻る事になる。そういえば、とエレオス。

「前に会った時に、4人になったらまたおいでって言ってた」

そうでした。

町では相変わらず町外れに住んでいる。この辺りも絶界の影響が出てきて、町の外には、魔物が出現するようになったという。

エレヒアに会うと(このイベントの前に会いに行ってもなぜか居ないので会えない)、留守にしてすまないと言いながら「ついにこの日が来たね」と、奥の部屋から何か出してくる。

金色の粉を持ってきて、突然みんなの頭に振りかける!

金色の粉は頭に付く前に消えてしまったようで、触っても何もない。

「これでヨシ」とエレヒア。

ソフィア「なんです?その粉・・」

エレヒア「これで、あんたらも精霊と交信できるよ」って。

どうやら何か魔物の・・何かを精製して作られた特殊なものらしく、司祭になった人も振りかけられるらしい物。

エレヒア「名前は、精霊の粉・・って事になってるね・・うん」

これで、門が開く。

エレヒア「何をどう選んでもいい。だけど、絶対後悔しないって選択をするんだよ!いってらっしゃい!」とポルトンへ転送してくれる。

装備を整え、門へ向かう。

そして、もう一度念じる。

精霊が応えた!

門が光を放ち開く。

お互いの決意の顔を確認して入る。


そこは、今までで一番見慣れない場所だった。

目の前では、ひとりの青年とひとりの少年が居た。

どうやら、親子だった。

青年は、サーデク(アラビア語・誠実)。少年は、アソオス(ギリシア語・無邪気)。周りに研究員らしき者たちも居た。彼らはサーデクを止めようとしている。

サーデクは、息子をマシンの操者にしようとしていた。

しかし、周りはアソオスをマシンと融合させて使った方がイイと言うのだ。サーデクは反対したが、結局牢屋へ連行されて行ってしまう。

カレジたちは、サーデクを助け出すものの、戻るとすでに息子・アソオスはマシンと融合してしまった!

何か手はないのか?!カレジたちは、再び精霊に願う。

精霊たちの光の力でアソオスの融合は解かれ、サーデクの元へ戻ることが出来た。しかし、マシンは突然暴れ出し「アソオスを返せ」と言い出す。この時、現在の絶界が反応した為だと思ったカレジたちは、戦う。

しかし、勝てない。

血を求め、アソオスを求める・・マシン。

精霊が、光の装備をアニマへ渡す。それを身に付けたアニマによる、一閃の光の攻撃。

光が収束すると、なぜかそこには壊れかけたマシンの【今】へと繋がった!

元勇者たちが登場し、戦う。絶界発生マシンを止める為、最後の戦いへ!

ひとり、またひとりと元勇者たちを倒していく。

最後のマシンを完全に壊した!!

マシンをよく見ると、そこには【虹色の水】が流れていた。

エレオスは、戻ろうとしたみんなを引き留める。

そして、マシンを直し始める。

3人は顔を見合わせ、回復しながら待つことにした。


・・そして、直ったマシンを起動させる。

リセットされたソレは、ソーン(ロシア語・夢)と名付けられる。


もう、毒なんて出さない。

虹の水を作り出す。


全ての病を治す万能薬として精製して海へ放出するのだ。

いつしか元絶界が発生してた海上は【楽園】と呼ばれるようになるけど、それはまた別のお話。


精霊の光に包まれ、港町へ戻って来た。

海は穏やかに波打っていた。

長いようで短かった物語は、終わりを告げる。

エレオスやアニマと港で別れ、ソフィアを送り届け、カレジも町へ戻る。

勇者として。

しばらくして、彼らの像が建造されました。

元々あった、偽物の勇者像はもちろん破壊され・・

新しい像が立ち並びました。

その後、何年も平和が続くのでした。


           おわり。


少し長くなりましたが、今回はココまで。

はぁ、疲れますw

物語は完成してる・・ものですが、細かい設定などは決めてなかったものですので、何かに使って頂けたら幸いです。

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。

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