愛のことば

画像1 「本当に愛しているのだから黙っているというのは、たいへん頑固なひとりよがりだ。好きと口に出して言う事は、恥ずかしい。それは誰だって恥ずかしい。けれども、その恥ずかしさに眼をつぶって、怒濤に飛び込む思いで愛の言葉を叫ぶところに、愛情の実体があるのだ。(新ハムレット/太宰治)」 いつだってそんなことはわかっているつもりで、では言葉を出せないのは、恥ずかしさでなくて何なのだ?好きという言葉が、二人の関係において破壊をもたらすと知っているから?言いたくないわけじゃない、本当は今すぐにでも伝えたくて堪らないのに

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