空衣 2017年2月14日 21:53 バーに並ぶグラスだ。崖っぷちに積み重なって息を殺している。少しずつ歪んでズレて、それでもようやくライトの反射で存在を誇示する。触れたらいつでも崩れ去る準備は出来ていた。朝が来て命が吸われるまで、眠れない。 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート