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MyGOの要楽奈がおもしれーって話。

「お前が一番おもしれー女なんだよ!」

(by 楽奈に脳を焼かれたオタク)

くぎゅう10です、

劇場版 It's MyGO!!!!! のキービジュ動画が
公開されましたね。(4/29)

TVアニメ版の内容を
楽奈視点で描く、

そんな内容になるのでしょうか?

MyGOのギター、
要楽奈(かなめらーな)は

今までその背景含め
多くが語られてきませんでした。

ぼくはMyGOの中では楽奈が
一番好きなので、

映画で楽奈の詳細が描かれる前に
現時点でのぼくの
楽奈の解釈を垂れ流して
おきたいと思います。

オタクの独自解釈や
脳内補完(という名の妄想)が
若干含まれます。

今後のガルパストーリーや
劇場版で答え合わせできたらな、
と思ってます。

ネタバレ注意

本note記事は、内容的に、

アニメ「BanG Dream! It’s MyGO!!!!!」(2023)と、
ゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の

ネタバレを多分に含みますので
未視聴の方はご注意ください。

・・・

・・・

要楽奈のおもしれー女ポイント(基本のおさらい)


自由奔放な野良猫

楽奈は本当に
自由奔放です。

ノーアポで突然
練習に乱入してきたり、

自分で練習に呼び出しておいて
「つまんねー女の子」と
思ったら即帰ったり、

ライブハウスのケータリング?を
ダメ出しされているのに
つまみ食いしたり。

かと思うと
真面目に注意されると
やらなくなるという
最低限のわきまえがあるのが
この子のおもしれーポイントです。

これ以上やると
可愛がられなくなる、
というラインを良く
理解しているのでしょう。

そのバランス感覚がマジすごい。

可愛がられ上手

そうです、楽奈は非常に
可愛がられ上手です。

バンドリメインキャラでは
中学生3年生という最年少。

端正な顔立ち(バンドリキャラは
だいたいかわいいですが)に
オッドアイという目立つルックス。

どことなく猫っぽい性格も
可愛がり甲斐があります。

こういう部分を
フルに活動しています。

手芸部ではなんと
「餌付け」されてました。

冷静に考えるとこれは
けっこうやばいです。

ちょっと可愛いからと言って
手芸部に所属しているわけでもない
部外者が、

いつでも自由に遊びにきていい、
おやつ食べてもいい、
手芸部が作ったものを着たりして
遊んでいてもいい、

そんな特別待遇を手にするなんて。

なんというか、
とんでもなく
愛嬌がいいのでしょう。

前述した「ライン」、つまり
ここまでなら許される、愛嬌になる
これ以上は怒られる、嫌われる

みたいな見極めが
ものすごく上手なのだと思います。

おばーちゃんに甘えながら
身につけた処世術でしょうか?

(ぼくも抹茶パフェを与えたいぞ)

「SPACE」オーナーの孫

おばーちゃんといえば
楽奈のおばーちゃんは
ご存知あの方。

アニメ1期で出てきて
「やりきったかい」
と言い放った「SPACE」の
オーナーです。

厳しそうな人だったけど
孫にはめっぽう甘いようで。

ただ、楽奈は
エキセントリックすぎるあまり
基本的にソロ行動です。

餌付けしてくれる人はいても
あまり「友達」と呼べる
人がいないようです。

バンドやるなら人間関係大事だぞ。

おばーちゃん、そういうところも
教えてあげないと。

抹茶甘味が大好き、あと、おそば

育ち盛りの中学生
常に抹茶パフェとかを
口にしています。

中学生ながら渋い趣味してますが
これもおそらくは
おばーちゃんの影響でしょう。

「抹茶アメ舐めるかい?」とか
大好きなおばーちゃんに
可愛がられている間に
好物になっていった、

と考えると
結構微笑ましいです。

楽奈の言う「おもしれー」とは?


楽奈の「おもしれー女」と
感じるポイントは
定かではないですが、

メンバーが来るまで待つか
先に練習するか、
迷っていた燈に対して

「つまんねー女の子」

と言っていたので。

おそらくですが、

「一生バンドやる」
「みんなでやる」

という、燈の想いが
楽奈の「おもしれーポイント」
なんだと思います。

楽奈にとってみれば、

一生あると思っていた
「SPACE」がなくなって
居場所がなくなり、

他のバンドにも誘われたけど
「つまんねー女ばっかだった」

と馴染めなかった
タイミングでもありました。

「一生」のバンド(居場所)を
作ろうとしている燈に
「おもしれー」を感じたのは

楽奈もそれを欲しがっていたからでは
ないでしょうか?

要楽奈という共犯者

アニメ「It's MyGO」は

CRYCHICとMyGOの2バンドの
失敗と成功の物語と
見ることができると思います。

CRYCHICを結成した豊川祥子は、
燈の言葉、歌詞の
才能に魅入って、

それをバンドのボーカルと
いう形で開花させました。

不幸にも、豊川祥子は
バンドが続けられなくなって
CRYCHICはバラバラに
なってしまうのですが

それは途中までは
とてもうまく行っていました。

とてもうまく行っていたからこそ
そよも立希もあそこまで
拘ったし引きずったのでしょう。

対する、MyGOは、

燈「一生バンドしてくれる?」

という発言・想いを
偶然耳にした楽奈が、

「おもしれー女」と目をつけ、
練習にちょっかいを
出すようになりました。

そして彼女が
一度バラバラになったMyGOを
もう一度やり直すため

覚悟ガンギマリで
Ringで朗読を始めた時、

楽奈は即座に
燈の共犯者になります。

ギターで伴奏を入れて
燈をサポートし、
のちに立希を無理やり連れてきて、
MyGO再結成の要となります。

その後、愛音やそよを
燈が連れてきて、
10話のクライマックス「詩超絆」の
感動につながるわけですが、

楽奈的には、単に
「おもしれー」ことをやりたかった
だけだと思うんですよね。

ただ、それが結果的に
燈「やり直せるならやりなおしたい」
楽奈「おもしれーを感じていたい」

という相互に利益がある状態、
共犯関係になっているのですよね。

要楽奈という名プロデューサー(独自解釈)

アニメ「It's MyGO!!!!!」は、
2つのバンドの失敗成功物語
として見れる、
とは前述した通りですが、

ぼくは、別の見方もできると思います。

それは、ダイヤの原石「高松燈」の
存在をどうプロデュースしたか?
という物語。

プロデューサーとは、一般的に
タレントの才能を広めるために
可能なこと全て、なんとかする人、

(ヒト、モノ、カネ周りのマネジメント含む)
(自分でやるだけでなく人に任せること含む)

的な使い方をされるのが
一般的だと思いますが、

ここでは
「対象の才能を深く理解する」
「それを広めるための共犯関係になる」

くらいの意味合いで使っています。

豊祥子は、
燈の作詞の才能に感動し、
それを「歌わせる」という
プロデュースをしました。

要楽奈は、
「もう一度やり直したい」
という想いを実現するため
ソロで朗読する燈に
ギターでサポートしました。

ライブハウスのお客さんとしては
音楽を聞きに来ているので
燈の詩が感動的だったとしても
ギターの伴奏がなければ
ライブとして成立しなかったと思います。

立希を連れてきたのも
ファインプレーです。

半ば無理矢理にでも連れて来る、
という選択肢が機能することを
燈に教えたのが良かったのです。

燈が愛音を説得したり、
そよを無理やりステージに上がらせる
勇気の後押しになったことでしょう。

一番の部外者である要楽奈が
MyGO!!!!!の再結成の
「要」となったのは
本当に、面白い構図だと思います。

要楽奈はプロデューサーというより
間違いなくバリバリプレイヤー気質の
キャラクターですが、

己の思う「おもしれー」を
追求していたら

結果的に最高のプロデュースを
していた、というのが
くぎゅう10の理解です。

一応はバンドとして形になったMyGO。

だけどこの後はどうなるのでしょうか?

ガルパストーリーでは
立希が取引をもちかけました。

りっきーが
「ライブでのいい空気」を提供し

そのために、楽奈は
「りっきーの言うことを聞く」

そんな「取引」を
試みています。

個人的な予想ですが
この「取引」は
どこかでうまくいかなくなる、
と思っています。

「私の言う事を聞け」
だと、「共犯関係」に
なれてないから。

楽奈をコントロール
しようとせずに、

ある程度自由にやらせた方が
楽奈の持ち味は活かせると
思うんですよね。

蛇足「ムーブメントが起きる瞬間」

「ムーブメントが起きる瞬間」
という有名な動画があります。

ムーブメントが起きる瞬間というのは、常に、
まず、リーダーがバカをやってみて、
次に、最初のフォロワーが現れる必要がある

という動画です↓

燈が、
「リーダー」ならば、

楽奈は間違いなく
「最初のフォロワー」です。

立希を無理やり連れてきますし。

ほとんど天然だったのだろうけど
完璧な「プロデュース」を
やってのけ、ムーブメントを
完成させたのです。

10話の詩超絆では、
バンドメンバーは
大泣きするし、

観客も感涙していました。

ぼく、くぎゅう10の1つの夢に
「オタクをプロデュースする」
というものがあります。

楽奈みたいに
おもしれー奴を見つけて
おもしれーことを一緒に
共犯者としてやりたいな、

と考えています。

今はいろいろと休息期間なので
すぐにどうこう、
って話じゃないですが
その時はどうぞよろしくです。

くぎゅう10


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