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梱包されたい!物となり心を無にする梱包マニアの彼女

幼少期の頃、大きなダンボール箱の中に入り、隠れるのが好きだった彼女。
それは幼少期の一時的な衝動かと思われます。

大学に入学し、新天地での一人暮らし、衝動はその時に起こったと言います。

引越しが一段落し、見渡すとダンボール箱の山。
その一つに入ってみたくなりました。

スタンドミラー(姿見)が入っていたダンボール箱。

足を伸ばし仰向けに寝そべることができ、その日はその中で眠ってしまいました。

後日、部屋にあるダンボール箱を処分しますが、その箱だけは処分できなかったと言います。

「ダンボール箱の中に入ると、物になった気分で心が無になる」
とダンボール箱の魅力を語る彼女。

「大きなダンボール箱があれば、まずは入ってみる」
ダンボール箱の大きさに合わせて、体勢を変える必要があり、無理な体勢であれば箱を壊したり、短時間で箱を出ることになります。

「ダンボール箱の拘束感が好き」

彼女は、できるだけ小さなダンボール箱に入ることで、拘束感が増すことを知ります。

そうなると衣服は邪魔でした。

「ダンボール箱に入る時は裸が基本」
という彼女の言葉に、不思議と説得力があります。

本音を言えば、
「自分で箱に入るのではなく梱包されたい」


そんな彼女は、当時バイトを始めたと言います。
バイト先は「ホームセンター」だと・・・・


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