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三陸ひとり旅(宮古、浄土ヶ浜編)

大船渡からJRのBRTに乗って約10分。ここは、三陸鉄道リアス線始発の盛(さかり)駅です。

小さな小さな駅
1〜2時間に一本の電車
目指すは宮古
車内は清潔でおしゃれ

約2時間30分の乗車でやっと宮古駅に着きました。

でも外はあいにくの雨です。観光はあきらめて、まっすぐ宿に向かうことにしました。

宮古駅
駅に展示されていた見事な「布絵」
宿泊は浄土ヶ浜旅館
夕食前に家族風呂をひとりで貸切


そして、お待ちかねの夕食タイムです。

見ただけでうっとり😍
おー😇
さんま!
釜めし!


そして一夜明けて、こちら⬇️は朝食です。

おー😇
なんて贅沢な
ホタテです


最終目的地の久慈に向かう電車の時刻までまだ少し時間があったので、なんと旅館の若女将が浄土ヶ浜を車で案内してくれました。

料理も素晴らしければ、従業員も若女将も素晴らしい浄土ヶ浜旅館。2011年の津波で全壊の憂き目にあったんですが、今年になって場所を移した上で営業再開まで漕ぎつけたとのこと。


三陸に行く際には、ぜひまた利用したいと思います!

……と、ここまで書いたところで旅館の詳細情報を載せようと思って検索してみたら、以下のニュース記事が飛び込んできました。昨日の朝に発信されたニュースのようです。

東日本大震災の津波で建物が全壊する被害を受け、その後移転して営業を再開していた宮古市の旅館が、新型コロナウイルスの影響などで経営が悪化したことから裁判所に破産手続きの開始を申し立てるための準備に入りました。

民間の信用調査会社東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、破産手続きの開始を申し立てるのは宮古市で旅館や飲食店を営む「浄土ヶ浜海舟」です。

この会社は1960年に創業し、東日本大震災の津波で旅館や飲食店が全壊する被害を受けました。

それでも2013年6月に場所を移転して活魚料理店を併設した旅館として営業を再開しましたが、復興関連需要が落ち着いてきたことで売り上げが縮小し、さらに新型コロナの影響で売り上げが大きく落ち込んだことなどから資金繰りがひっ迫したということです。

そして今月10日までに営業を停止して、裁判所に破産手続きの開始を申し立てるための準備に入ったということです。

NHK NEWS WEB より引用

うーん、ショックです😨。

感動的な料理とホスピタリティの旅館だったのに。1960年創業ということは大統領と同い年です。

にっくきは、大震災と新型コロナ。報道では「破産手続きをとる」とのことですが、どうにか復活することはできないのだろうかと思うのでした。

でもね、あの素晴らしい料理と、ホスピタリティあふれる従業員さんと、浄土ヶ浜を一緒にドライブしてくれた若女将のことはずっと記憶に残しておきますよ。ぜひ復活に向けて頑張ってください!

ということで、本日は予想外の結末の日誌となりましたが、次回こそは最終回。「久慈・あまちゃん編」です。お楽しみに!

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