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大豆耕作団の記録1 種まきまで

準備作業

昨年の11月に大豆を収穫し、その後すぐに耕しました。冬の間は、そのまま放置。農業機械に種がついていたようで、イタリアンライグラス(牧草)が少し生えていました。

3月に炭を少し投入して、土壌改良を図りました。

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灰も肥料としてまこうと思いましたが、結局まかずに済ませました。。。

春先に1回草を刈り、6月にもう一度草を刈って耕しました。こんな感じです。種まき直前に、もう一度耕して土を柔らかくします。雨が降って土が濡れると、土を練って泥になってしまうので、ある程度乾いてからしか耕せません。いつ耕していつ種をまこうか、タイミングを図っていました。7/10に種まきをするのが理想的です。


ところが、7/10(日)にはまとまった雨が降りました。昨年は7/4に甚大な被害が出ましたが、今年の雨はそこまではありませんでした。それでも、翌日に畑に行くと、畑の中に水が湧いて、川ができていました。畑は凸凹です。鹿の足跡もありました。

水の流れをとりあえず畑の外へ逃がすよう、排水路を掘りました。

畑に凸凹ができたということは、水の流れが土を削って下に押し流したということです。もし、当初予定通り種まきを終えた後で、この雨が降ったら、播いた種は全滅したところでした。頭を切り替えて、幸運だったと思うことにしましょう。

種まき

土が乾くのを待って上塩君が畑を耕し、7・16(金)に種をまきました。

種まきと言っても、まずは周囲に綿シートを張ります。鹿も猪もいるのですから、電柵は欠かせません。鹿は目が出たらすぐに来るので、種まきと同時に電線を張る必要があるのです。ポールも2mほどの高さがあります。

種まきは忙しくて写真も動画もないのですが、種まきごんべえという手押しの機械を使います。人力で前輪を回し、その回転で穴あきのコンベアを回して種を1個ずつ落として、さらに後ろの車で踏んで土に埋めるという優れものです。

諸橋君と二人で紐を張り、種をまき、土をかぶせ損なったところは足で埋めるという作業です。途中から小田君にも手伝ってもらって、不織布を大豆の上に張りました。白く見えていますね。芽が出ると、今度は鳩に食われるのです。

種まきは途中雨で中断しました。畑ですから、土が濡れると仕事にならないのです。困ったのですが、幸い日が照って、午後から再開。夕方までに終えました。終わったらまた雨で、天候には恵まれたと言っていいでしょう。

過去5年ほど、梅雨でなかなか種が播けず、梅雨が開けて種を播いたら今度はカンカン照りで雨が全く降らずに芽が出なので、水を撒くという地獄のような天候が続いていましたが、今年はピンポイントで正しい時期に種播きができました。

種播きの後は不織布を張ります。地面の作業なので、腰や膝が痛くて大変です。でも、こうして鳩から大豆を隠さないと、芽を食われて全滅するのです。


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