家と虹

確定申告(医療費控除)をしたら税金が戻ってきた!お話

ハロウィンが終わったと思ったら、今度はクリスマス。
街にツリーやイルミネーションが出現しだすと、いよいよ年末だな~という気持ちにさせられます。

さて、年末と言えば、年末調整、そして年明けの確定申告!

年末調整の紙を出して、ホッとしている会社員のみなさん。今年の医療費をよーく思い返してみてください。ひょっとしたら、あなたの税金、返ってくるかも知れませんよ!

というのも私、この度、(昨年分の)医療費控除によって、所得税・住民税共に、還付金がありました。

昨年の医療費で、一番大きかったのは「歯」の治療。
1本だけ生え変わらず、かれこれ40年近く頑張ってきた乳歯がついにダメになり、そこの治療に10万円オーバーの治療費がかかったんですね。
そのほかにも虫歯の治療で、昨年は結構歯科通院にお金のかかった年でした。

そこで、医療費控除です!

医療費控除とは、その年の家族の医療費の合算額が10万円(総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の額)を超えた場合、超えた部分の額を、所得から差し引きますよ、という制度。

税金は、源泉徴収票の額面金額に掛けられているわけではなく、

・社会保険料控除
・生命保険料控除
・地震保険料控除
・基礎控除

などを適用した(差し引いた)上で「所得金額」を出し、税額が掛けられています。

なので、元となる「所得金額」が小さければ小さいほど、税額も安くなるというわけです。

年間10万円以上の医療費がかかった人は、確定申告をすることで、10万円を超えた部分を、この所得控除額の中に加えることができます。=税額を掛ける元となる「所得金額」を小さくすることができます。

私は昨年はまだ会社員だったため、会社で年末調整をしてくれていましたが、控除額の中に医療費を加えるため、確定申告をしました。

するとすると、戻ってきましたよ!

所得税、住民税共に。
(住民税は翌年に前年分を支払うため、正しくは“安く”なりました)

まぁ、戻ってきた分の何倍もの医療費を払っているため、額で見れば微々たるものなのですが、それでも、お金が戻ってくるのはうれしいですよね~。

税金の還付については、過去5年まで遡って申告することができます。
心当たりのある方、ぜひ医療費控除をチェックしてみてくださいね。

↓医療費控除について、詳しい記事はこちら↓

「国税庁」HP
All about「医療費控除の還付金は、いくら?計算方法はコレ」


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