フォーム送信クイズとは
チャットクイズの話題は一区切りつけて、ここからはフォーム送信クイズについて語ります。
さて、この記事を書いている2021年9月1日現在。このnoteを振り返るようなオープン大会が開催中です。
コサックX.comさん主催の「コサックX.comのおんらいんおーぷんたいかい」
この大会でコサックさんはこのように大会の特徴を書いております。
この20年、ネットクイズは色々変化してきました。
フォーム主体だったクイズから、彗星の如く現れたJETchatという存在。
そこからのリアルタイムチャットクイズブーム。そして突然のJETchat終了。
そこからはSkypeなどを使った音声クイズが流行りだしました。
現在ではみんなで早押しクイズなどのアプリも流行っております。
オンラインでのオープン大会も開かれはじめました。
フォーム送信クイズやチャットクイズなどいにしえの時代から、早押しクイズアプリの「みんはや」やオンラインで早押しができる「Nagaya Quiz Arena 3」など、ネットクイズで行われてきた媒体を網羅する目が離せない大会となっております。
「フォーム主体だったクイズ」と書いてあるように当時は「ネットクイズ」と呼んでいたものの「フォーム送信クイズ」とは言っていませんでした。
あくまでインターネットを介してクイズの出題や結果発表を行っていたので「ネットクイズ」と呼んでいたわけです。
では「フォーム主体だったクイズ」とはどのようなものだったのか?
1990年代後半ごろからウエブに設置されたメールフォームに必要事項を書いてボタンを押して送信するシステムがありました。
主に企業がアンケートやちょっとしたプレゼントクイズなどの時に用いられていたように思います。
1995年から2000年にかけて個人のクイズサイトでは、まだメール送信フォームを設置しているところはあまりありませんでした。
今とは違い、メールアドレスがホームページに記載されていたことが多く、直接メールにて答えを送信していたからです。
また、ホームページも10M前後を無料で提供。CGIを自前で設置するには有料サーバーを選ばざろうえませんでした。
2000年前後になると少しずつフォーム送信のサービスが増え始め、要領も50Mを無料で提供するところが増えてきたように思います。
このころから身に覚えのない業者からのメールが増えてきたころなので、ホームページにメールアドレスを直接記載するのではなく、送信フォームにて連絡や@をわざと「アットマーク」と書く対策も行われてきました。
さて、フォーム送信クイズはどのように行われてきたか。簡単な一例をあげますと
1ホームページに問題が記載されている
2フォームに答えを書いて送信する
3後日、主催が採点をして結果をホームページに公表する
が一般的な流れになります。ウエブでペーパークイズを行っているようなものです。
では、これをフォーム送信で早押しクイズを行うには、どのようなことを行っていたかを次回の記事でお伝えします。
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