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#81 ある日曜日の出来事【恋活日記】

今朝の夢。通称「俺様」の元カレが出てきた。
知り合った時は、保育園児の娘を育てているシンパパだったので、この人が私の夢に出てくる時は、ほとんどと言っていいほど娘とセットで登場する。場所は彼の部屋。何かケーキのようなおいしいそうなものがあり、私も食べていいかと聞く。会話も自然だったので、夢の中で「あれ?私たちってよりを戻したんだっけ?」と考える。

急に場面が変わって、彼の表情がニコニコと優しい顔に変わっている。「やっぱり別れよう」と話を切り出された。「あーそうなんだ」と思う。現実の私の中では、とっくに未練も立ち消え、特に悲しみも寂しさもないので、淡々とその言葉を受け入れた。
でもちょっと待ってよ、この顔ってこないだ別れた元カレじゃないよね?
私が18歳から25歳まで付き合ってた1番最初の彼じゃん。死ぬまでに誰か1人と会わせてもらえるなら、この人と会いたいと思っている。結婚して娘がいるという情報まで知っているが消息不明。夢の中に出てくる1番最初の彼氏は、年とってからの顔を知らないので、いつも20代の頃の若々しいまま。トレンディドラマに出ていた頃の筒井道隆くんとなんとなく雰囲気が似てたので、それつながりで私は今も筒井くんが1番好きな芸能人。

おそらく私の人生の中で大きなウェイトを占めている2人の元カレが一度に登場するという、なんか変な夢を見た日曜日の朝。
今日はちょっと気が重い。
正月に1度だけ会ったネットで知り合ったおじさんと約束をしていたからだ。その時は、自然や植物や建築物などが好きという共通点もあり、一緒にお出かけとか楽しめそうかなと思って2度目の約束をしたのだけれど…。
いまひとつ気が乗らないのは、相手が私に対して友達以上を望んできたり、明らかに恋愛を期待している雰囲気があけすけに見えたからだ。もちろん、私も思わせぶりな態度をしたわけではなく、はっきりとそういうつもりはないと言ってきたし、相手も承知していた。

最初決めていた場所は、とある資料館だったのだが、相手から「近くにも〇〇ミュージアムとか〇〇館というのもあるから、そちらにも行きませんか?」と誘いのLINEがきた。
(いやちょっと無理。一緒にいるのは2時間以内が限界)
さすがにそうは言えないので、車で移動しているその人には、「まだ1時間ちょっとしかお会いしたことのない人の車に乗るのは抵抗ある」的な返事にしておいた。
過去を振り返ってみると、興味のある相手ならふつうに車に乗ってたけどね😅その頃は若くて怖いもの知らずのところがあったけど、今は気楽に助手席に座るっていうのはできないかもなぁ〜。コロナ禍だし…

「よっぽど信用がないんだなぁー」と返信が返ってきたので、「まだ関係も浅いので常識ですよ」としらじらしく返した。
「深い関係になるには時間がかかりそうですね」という返信に対しては、もうめんどくさくなってスルーした。

そんなやりとりのあと、ますます会うことが億劫になり、今更直前でドタキャンというのも心苦しかったので、今回さらっと会って、次はナシにしようと思っていた。

天気も良かったことから、相手があまり乗り気でなかった資料館はやめて、人造湖の多摩湖で会うことにした。
私が見たいと思っていた取水塔を見て、移動しながらカフェで休憩し、狭山公園の野鳥の森あたりをぶらぶらして解散という約90分位のコースを予定していた。

待ち合わせ場所のやりとりで、西武線多摩湖駅前とLINEしたにもかかわらず、「西武線西武遊園地駅ですか?」と聞き返してきたのでちょっといらっとした。その前の吹き出し見れば書いてあるのになぜその質問?その後も、南口か北口かとか場所についての質問が続く。地図アプリ見れば一目瞭然の周りに何もない田舎の駅だし、LINEがあればすぐに会えると思うんだけどね…。

と、ここで想定外の出来事が起きた。
私は20分ほど前に待ち合わせ駅に到着して、いつも通り電車や駅周辺をルンルン気分で撮影していた。そろそろ相手も到着する頃だと思いLINEを確認すると、なんと時間を勘違いして30分ほど遅れるとのこと。
はぁ〜?!場所については、あんなに念入りに聞いてきたのに〜?
飲食店もコンビニも何もないこの駅周辺で30分も待っていられないし、「じゃぁ先にぶらぶら散策してます」と返事をする。
30分遅れるということは… 30分1人の時間が楽しめるということ。
心の中で、ラッキー❗️と喜ぶ。
目的地はすぐ近くなので、1人で多摩湖見て写真でも撮ろうっと。

駅から徒歩5分もしないところに多摩湖があり、みたかった目的の取水塔まで撮影しながら歩いても、まだ30分にも満たない。そろそろ相手も到着する頃だし、待ち合わせ場所は次の予定地のカフェにしようかと思っていたところ、ようやく相手から到着したとの連絡が入る。

車を停めた場所から徒歩15分位のカフェまで移動することや、また車を置いた場所に戻らなくてはいけないことなど抵抗があったようで、相手がちょっと渋っている感じだったから「じゃあ今日は無理しなくてもいいですよ」と言うと、相手もすんなり「そうしましょう」ということになり、お互いに「なんか、ごめんね〜」と謝って電話を切る。
結局会わずにその日は解散。

正直、どうしても会いたい人だったら、ローカルな駅で30分でも1時間でも待つんだけどね。多分相手も駅で私が待っていないことに気分を悪くしたのかなと思うけど、30分遅れて予定が狂ってしまったのは先方にも原因があるわけで、この人とは縁がなかったのだなと思う。それに、私に対して悪い印象の方が、相手から引いてくれるので気が楽かな。案の定、その後はLINEがこなかったので、少しほっとした。

結局、会うことができた人は4人だが、そのうち3人とは1回きりで終わってしまった。まち歩きが好きなもう1人の人とも、どうも日程調整がうまくいかなくて、私は一緒に街を歩いてみたいんだけど、2度目が実現できていない。
リアルに会えそうな女性の人からも、2往復位のやりとりで返信が途絶えたのでこの先はないだろうし。

なかなかこのローラー作戦は疲れるし根気がいるので、そろそろ終りにしようかな?

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