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#272 元恋人(中編)

2024年6月15日(土)〜16日(日)の出来事

2週間前に恋人関係を解消して、一旦は別れた元恋人のマー。
先週末、3週間ぶりに再会して2人の関係がアップデートされた。

前回までのあらすじ⬇️


2人の関係はなに?

そんなわけで、「恋人」から「新たな関係」にアップデートしたひなたぼっことマーなのだが、この関係をなんと命名すれば良いのだろうか?
カテゴライズする必要はないと言いつつ、やっぱり不思議な関係なので考えてしまう。

肉体関係があるので友達ではないと思うが、かといってセックスフレンド…でもない。
いわゆる「友達以上、恋人未満」的な?
でも1度は恋人だったので、今更「未満」になるっていうのもどうかと思うけれど、しいていうなら、大河ドラマ「光る君へ」の紫式部と藤原道長のようなソウルメイトか?🤔

念のため、ソウルメイトをネットで検索。

私もマーもスピリチュアルには興味がないのでちょっと違うかなっていう気もするし…。
運命的な人と言われると…どうかなぁー?
特に運命も赤い糸も感じなかった😅
(むしろ、会った瞬間に赤い糸を感じたミツオとは半年で別れちゃったし…)

でも水星人マイナス同士、あるいはスペクトラムちゃん同士で似ていたり共通する部分はたくさんあると思っているし、一緒にいると自然体だし、嫌いになれない相手というのは確かにその通りかもしれない。

かといって、相手から愛されていないのに恋人になるというのも無理な話なので、今のような関係が落としどころとしてはしっくりくる。

余談だが、18日(火)のTBSラジオ「アフター6ジャンクション」の中で、ドラマ論について早稲田大学の教授が語っていた言葉に納得!
NHKドラマ「恋せぬふたり」や「きのう何食べた?」「石子と羽男」「逃げ恥」などを例に挙げて、
「これからは恋愛ではなくパートナーシップの時代」とかなんとか。
うんうん。パートナーシップ、いいねこれ!😁

「虎に翼」の脚本家の作品。リアルタイムで観てたけど、面白かった!
恋愛関係ではない男女の、こういう暮らし方もいいなと思った。

アップデートして変わったこと

関係性をアップデートしたことで変わったこと。

恋人ならではの苦しみや悩みから解放されたこと!
これは大きい。
とにかく気持ちが楽になった😆。

それは、お互いが相手に対して「求めたくなった」からだろう。

恋人だからこうしてほしい、
恋人だからこうしなくちゃいけない、
そういった縛りも欲求も要望も、一気に薄まった。

逆を言うと、夫婦とか恋人関係になると、なんだか自分の所有物みたいになってしまうのかもしれないな。
これを言っても許されるだろうとか、自我が抑制できなくなるみたいな。

「マーにしたって、私からああだこうだうるさいことを言われることもないわけだし、お互いにwin winの関係じゃん!😁」と言って、勝手に満足してみる。
彼にしたら複雑な気持ちかもしれないし、まだ受け入れられていないのかもしれないが、その辺がしっくりこないのなら自然と離れていけばいいと思っている。

そして、恋人だから半ばマストだった週末デートにも縛られなくてよくなった!

もちろん会えないとさびしいから週末は一緒にいたいのだけど、どうしても土曜か日曜、予定を入れたい場合の調整が大変なのだ。
例えば土曜か日曜、いずれか用事が入ったとしたら、1週間まるまるデートが抜けるという相手の考えもあるから。
金曜の夜、職場からひなたぼっこ宅に来て、月曜の朝、部屋から出勤するのがマーにとっては無駄な動きがなく好都合。
(その点車がある人はサクッと来て1泊お泊まりしてサクッと帰れるんだけど…電車だとなかなか面倒だなぁ〜😞)

私が代々木のマンションに泊まりに行けばすむ話だったのだが、それはこれまでのブログにも書いたように、どうしても心に引っかかるものがあって気が進まなかった。
でも、恋人ではなくなった今となっては、逆に普通にマーのマンションに遊びに行けるから不思議なものだ。恋人時代はあんなに拒否ってたのに笑。

そして、相手に対して寛容になった!
お互い性格が変わったわけではないので、これまでと同じようにすぐマーがムキになって怒っても、何かカチンとくるような嫌味を言われても、特に気にならなくなった。
以前のように、彼の言動にいちいちクヨクヨと悩んだり、その発言の真意はなんだろうとか深読みする必要もなくなった。

もちろん、お互い恋人を探すのも自由だ!
むしろ正々堂々と、他の人とデートすることだってできる。
ほとんどの人がマーと同様、土日休みが多いのでどうしてもタイミングが重なってしまう場合、ひなたぼっこが優先したい人と会えばいい。

つまりは、主導権は私が握っているということ。

ちょっと性的欲求が強いので抱いてもらいたいなと思えば、マーに連絡するかもしれないし、そうでなくても会いたいなと思えば気軽にお泊まりに誘うかもしれないし、私が行くかもしれない。

そのかわり私が誘わない限り、マーからは一切誘ってこないだろう。
もちろん私の誘いを断ってくれても全然構わないし、それによって私が腹を立てることもモヤモヤすることもなくなった。
なんとなく…都合の良い男になってきたのかも?😁

自分に合った生き方

長年連れ添った夫婦も、子育てを終えたあと熟年離婚するカップルもいれば、「卒婚」と称して別居するカップルもいる。
普通の夫婦でさえ、週末婚とか別居婚とかいろいろな形がある。
お互いストレスなく、かといって深い魂のつながりがあるわけでもなく。
もちろんひなたぼっこの理想は、共に白髪が生えるまで、どちらかが要介護になっても最期まで支え合いたいし、そうできるパートナーと暮らしたいのは山々なのだが、果たしてそれが自分の生き方や性格に一番マッチしているかと言われるとわからない。

「やっぱり自分が1番大事!」
「自分の自由が最優先」
というのはちょっとさびしい気もするけれど、そのへんは人それぞれ価値観も違うわけだし、自分に合ったチョイスをすればいいと思う。

それにしても…。
今思うと、特にマーと別れる1ヵ月くらいの話だが、なんでお互いにあんなにギスギスしていたのだろう?と思ってしまう。
今はお互い、こんなに穏やかで優しい気持ちになれるのに…。

後日談だが、ひなたぼっこが別れを決意した日の金曜日。
梱包したマーの私物を発送し、別れのLINEを書いている最中に、突然彼からLINE通話がかかってきた件。
約束してない週に電話などしてくる人ではないので、あの時は本当に動揺した。

マー曰く、どうやら虫の知らせがあったらしい。

何か嫌な予感がしたから電話をしたと言っていた。
大当たりです!😅
お互いに何か感じるものがあったんだな。

このブログを書くにあたってネットを調べていたら、少し興味深い記事が見つかった。

ひなたぼっこに刺さった部分を要約するとこんな感じ。

世間体などの縛りも少なくなった現代の私たちが、誰かと長く一緒に生きるために「絶対に必要なもの」とは、なんなのだろう――。それを改めて考えてみたところ、
『他人と協調して歩んでいくための努力や配慮ができる“理性”』
ではないかと思うに至りました。

当方の見解ではありますが、もしかしたら“無条件に人を愛せる人間”になることよりも、誰かと互いに協調し合える関係を築くための“理性を発揮できる人間”になることが、独りではない人生を送る 秘訣なのかもしれません。

「自分の気持ちのままに生きる自由を謳歌したい」
「他人に振り回される人生は嫌だ」
ということならば、『長期のパートナーシップにこだわらず独りで自由に、あるいはその時々で感情や価値観が合う人と過ごすのも一つの選択』かと思います。

続いて、「独りで生きていくことのつらさや難しさ」についても考えを巡らせてみました。
身近に助け合える相手がいない不便さや、自分以外の人間に煩わされることが少ない分、その先で得られる喜びや感動も少なくなる……といったことは多くの人に共通する点でしょう。
(中略)
「自分は“独り”だと思わずに生きていけるのか」という点について、一度熟考してみてはいかがでしょうか。
もしかしたらそれは、『恋愛感情を持ち合える異性とは限らない可能性もある』でしょう。
大切にできるペットや気楽な同性の友人であったり、あるいは打ち込める趣味や熱心なファンとなれる対象だったりするかもしれません。

「自分はそれなりに恵まれている」と思って生きるのか、「あれやこれが足りない」と思って生きるのかで、人生の見え方は大きく変わってきます。

ホームページより抜粋

特に、『 』でくくった部分は、なるほど!と思った。

頭の中では“心の拠りどころ“となるパートナーを求めているのだが、なかなかそれが叶わない、どこか人生に冷めてるひなたぼっことかマーのような人間は、行き着くところここなのかなと。

自分の人生が充実していれば、「関係性」や「形」にこだわらなくてもいいのかもね。
うん。
一緒にいて居心地の良い人、気が合う人とだけ残りの時間を過ごせればそれでいいか!☺️

結局は自分のため

日曜日の夜の事だったか…。こんな会話があった。

「また時々、晩御飯とか食べにおいでよ。甘えたいときにはいつでもくればいいじゃない。鎧を脱ぎ捨てて自分を出せる場所は必要でしょ?」
「でもそれだと俺は何も返せない」

いやいやいや、恋人の時だって特に何か返してもらった記憶はないけれど😅。
むしろこちらは一生懸命に愛を注いだつもりだったけれど、あなたからは何も返ってこなかったので、こういう結果になったんでしょう?
と心の中では思ったが、

「一緒に晩ご飯を食べるだけでいいよ。自分1人だとめんどくさくて、こんなに作らないし、食べないからどんどん痩せていっちゃうし。なにより2人で食べたほうがおいしいし」

損得勘定で物事を考えがちなマーなので、家に泊まってただでご飯を食べて…それが私にとって何のメリットもないと思ったのだろう。

でもね、何も返してくれなくていいんだよね。
だってマーは、ひなたぼっこにとってはペット的存在。
あるいは、息子のような存在。
ペットだって、自分の子供だって、育てたり可愛だったりしてる時、相手から何か返してもらおうなんて思わないでしょ?
つまりは、何も見返りを求めない無償の愛ということ。

でも、実はそんなことはないのだ。
見返りを求めない無償の愛…と言いつつも、結局は私にとっての大きな見返りはここだろう。

ペットにしたって、本人が1人だとさびしいから家族として迎えるわけだから。結局飼い主の癒しになっているということだ。

子供の存在だってそうだ。
子供が自分から生まれたいと言って出てくるわけではなく、親がほしいと望んだから生まれてくる子供が大半だろう。

ペットだって子供だって、究極は自分の幸せのための存在だ。
その存在があるからこそ、自分がさびしくないし、心豊かになれるし、毎日を頑張ることができる。

食費の問題とかそんなことはもはやどうでもよくて、やっぱり誰かと一緒に食べるご飯をひなたぼっこは求めてるんだなー。
そして誰かのために料理を作ってあげることも。

もちろんその相手がマーでなくても、誰かが来てくれて一緒に料理をして一緒に食べる…でも良いのだけれど、タクトにしても隣町に住んでいるタカユキにしても、自分の住んでる場所や本名も非公開だし、そういう人は信用できないから・・・。
それだったら、慣れ親しんでいるマーが来てくれればそれでいいかなと。

こういう関係性がいつまで続くのかは、ひなたぼっこにも全く謎だ。
マーの方から、もう会わないと言ってくるかもしれないし。
もしかしたら、突然マーに新たな彼女ができるかもしれない。
ひなたぼっことて、それは同じ。
マーを超えるような興味ある男性との出会いがあったり、突然恋に落ちたり…全くないとも言えない。

お互いが自然と会わなくなるのなら仕方ないけれど、どちらかに新しい恋人ができて離れていってしまった場合は、その時こそ本当の意味での「喪失感」みたいなものが出てくるのだろうな。

【オマケ】出会い探しその後…

マーとの関係がちょっと変わってきた今となっては、(もちろんこの先、マーから去っていく場合もあるのだけど)そんなに積極的に恋人探しをする気力も必要性もなくなり、婚活アプリは退会!

以前いた軽い遊び系のマッチングアプリでひなたぼっこに近寄ってくる人は、
①既婚者含む体目的の輩②国際ロマンス詐欺③かなり年下のマザコン
こんな感じだったのだけど。
真面目な婚活アプリは、
①前期高齢者以降の要介護予備軍②全くタイプじゃない輩
ばっかりで、やっぱりだめだなぁ〜と思った次第。

ひなたぼっこと見た目の若さが釣り合いそうな人に“いいね!“をしても、ルックスに自信がある人は、年下の女子を希望している。

まぁ〜、そんなもんだよね!
でも年齢関係なく相手が私より老け込んでる人だと、こっちまで老け込んじゃうそうで、さすがにそれはちょっと嫌!😣
せめて清潔感と若々しさは維持していてほしい。

結局、婚活アプリで知り合った人でやりとりしているのは、超ご近所さんのトラックドライバー(タカユキ)と、もう1人春日部住みの顔合わせしてないボーリング好きのMくらいかな。

そしてもう一つ、うっすら今決めていること。
このままこの先1年、パートナーが見つからず、誰とも同居しないことが決まったら、今よりもう少し家賃の安い場所に引っ越す件。
いい候補地が見つかった❣️😁
全く想定外の場所なのだが、単身者用の部屋がたくさんあるので、チョイスしやすい。
もちろんUR賃貸❗️

(まだまだ次回へ続く…)

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