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#237 胸さわぎ・・・

2024年3月7日(木)の日記

こわい、こわい、こわい・・・
なんだか不吉な予感がする。

とにかく音に敏感で、最上階ではないと住めないと言っていた(ASDとおそらくそれによる二次障害を持っている)息子。
昨年の12月下旬に賃貸住宅の最上階に転居したばかりなのに、隣の中国人の声とか反対隣の住人の声がうるさくて眠れないという日々が続き、結局3月上旬にまた多摩エリアに転居(家賃はもちろん全て私持ち)。
こちらも最上階ではあるのだが、線路や道路が近くて今度はその音で眠れないからと、転居した翌日に「別の場所に引っ越したい」と言い出す始末。
経済力もなく精神疾患もあり(もちろんそれ以外のいろんなことも含め)そんな息子に嫌気がさした嫁からは、クレームだのもう離婚したいだの愚痴だの、あるときは吐き出す場所がなくて八つ当たりのようなLINEが私宛に頻繁に来るのだが…。

困った夫婦の経済援助や相談相手…自己中心的な息子は、自分の思いが通らないとすぐに「もう自殺する」という常套句で周りを脅迫。
まぁこの辺はもう何年も前からのことなので、別に私は特に動揺もしないで軽く流している。
そもそも今まで1度もそういったことで未遂を起こしたこともないし。

「もう死にたい」
「本当に自殺します」
かれこれ中学生位からこんなことを言っているけど、それだけ息子にとっては生きていくのが大変な世の中なのだろうなと思う。
メンタル弱いしストレス耐性脆弱だし…。

昨日か一昨日は「遺書」と書かれたメールも来たけれど、スルー。
自分の思いが通らないと、駄々っ子のように相手を縛り付けるような条件を出して、言うことを聞かせようとしているに過ぎないから。
本人の命だし本人の人生だから…ちょっと冷たいようだけど、私にはどうすることもできないかなと思っている。
だって、私が死んだ後は1人で生きて行かなきゃいけないのだから。

いや、そんなことより胸騒ぎするのは毎度お騒がせの息子の事ではなく、取引業者のゆうたくんのことだ。

前回この記事を投稿してから、本人からは「クリニックを予約したので、同行してほしい」という連絡も来ず、どうしているかと気にはなっていたが。
時折仕事関係のことでメッセージや通話でやりとりしているので、繁忙期が過ぎてから予約するのかなと思っていた。

そんな流れでの今週の月曜日…。
この時も、仕事がらみのメッセージの交換だけはあり、夕方遅くに連絡したものの通話は出なかった。

火曜日の午前中に「今病院に行っているので、11時過ぎに連絡します」とショートメールが入る。
「病院」というワードで、てっきり精神科に1人で行けたのかと思ったら、そうではなく風邪気味なので内科を受診したらしい。
その後本人と連絡が取れて少し話をすることができたが、この時は仕事関係の話だけだったかな?
プライベートなことに関してはほとんど喋っていなかったと思う。

そして昨日の水曜日。
ゆうたくんに頼んでおいたことがなかなか処理されていなかったので、その確認も含めての電話を(彼の携帯ではなく)会社のほうにした。
すると、ゆうたくんが休職していた時に彼の仕事を引き継いでいたOさんが電話に出てきて
「Kなんですけど…ちょっと昨日から体調が悪いと言って休んでるんですよ。もしかしたらまた長引くかも…」と言う。
「え?Kさんとは昨日電話で話したばっかりですよ!メンタルのほうの体調不良ではなくて風邪気味だと言ってましたよ。」
「そうなんですか?😳」

ゆうたくんは、職場の中ではこのOさんが1番古くからの付き合いで、彼を雇ってくれた社長よりも信頼している同僚のようだ。
今回の離婚騒動や体調の事など、私とOさんにだけ話しているらしいが、むしろ私が誰よりもゆうたくんの事情を知っているのかもしれない。

Oさんと電話で話したのは、確か昨日の午後だったが、なぜだか急に夜になってゆうたくんのことが気になり始めた。なんていうのこれ?
第六感?
シックスセンス?
不吉な予感?
胸騒ぎ?

それを感じたのは、22時30分頃。
「ゆうたくん…大丈夫なのかな?」
ふとそう思って、遅い時間は承知なのだが、いつもやりとりしている彼の携帯を鳴らしてみた。
夜分ということもあり、当然出ないとは思ったが、やはり出なかった。
うつ病からの自死は珍しくないので、というかそれが病気の特性の1つだと思っているから、ちょっとしたきっかけで気持ちを切り替えて、正気を取り戻してもらえればいいなと思っての通話だったのだが。

ダメ押しで、読むか読まないかわからないけどショートメッセージを送る。
「体調、大丈夫?職場に電話したら今日もお休みだと聞いたので、ちょっと気になって…。一人暮らしだし、体調悪い時は心細くなるから、何か困ってることがあったら言ってね😊」
あまり本人の負担にならないように軽い感じで送ってみたんだけど…もちろんこちらも返答なし。
LINEのように既読もつかないので、読んだかどうかもわからない。

そんな状態の今日、木曜日。
つい先ほど、ゆうたくんではなくOさんから仕事のことで連絡が入る。
ゆうたくんが処理できずに途中になっていた仕事を、彼がやってくれたようだ。
「ところで、Kさんは今日は出勤してるんですか?」
昨日は音信不通だったゆうたくんのことが気になり確認してみると、こういう状況だったらしい。

月曜日はもともとの定休でおやすみ。
火曜日は風邪気味で内科を受診(本人からの情報)。
職場には「体調不良で休みます」と欠勤する旨はLINEで伝えてある。
昨日の水曜日は欠勤連絡はなく、Oさんから送ったLINEは既読がついていただけ。
昨日休暇だったOさんがゆうたくんの住んでいるアパートを尋ねてみたものの、応答なし。

「なんかすごく不吉な予感がするんで、彼のアパートに様子を見に行ってもらえますか?うつ病ってほんとに怖いし、急に魔が差すことがあるから。私が行ってもいいんですけど…。今度遊びに行くねっていう話をしたことはあるんだけど、行ったことがないからアパートがどこにあるかわからないし。本人の許可なく、個人情報聞くわけにもいかないから」
Oさんも、どうやら今日は仕事の約束がいっぱいで、様子を見に行く時間はないらしい。

あー、もどかしいなぁ〜!
「外から配電盤とか水道メーターとか確認して、生活している様子がないようだったら、警察とかオーナーとかに鍵を開けてもらって中を確認した方がいいかもしれない」
Oさんにはそう伝えて、明日も本人と連絡が取れなかったら早めに行ってもらいたいとお願いする。
大げさかもしれないけど、やっぱりそれぐらいしないとまずいでしょ。何しろ今は嫁もいないし、彼1人きりなんだから。

今、ひなたぼっこの頭の中は、ちょっとこのことでいっぱいになってしまった。
他にもいろいろ、遺産分割の事や息子夫婦の事や自分の体調の事や…解決しなくてはいけない悩みも盛りだくさんあるんだけど。
あ?マーのこと?
あれはまぁ…適当に流れに任せとけばいいか。
あいつはいつも元気だし、悩みというわけではないから。いろいろ問題を抱えている私のスイッチをオフにしてくれる相手?(多分マーにとってもひなたぼっこ宅は、仕事からプライベートに切り替えるスイッチだと思う)

本来は、他の内容のブログを書く予定だったのだけど…ちょっとそれどころではないので、とにかくゆうたくんの無事を祈るしかない。
息子の通院同行もしないとなと思っていたが、これはもういつものことなので置いといて、とにかくゆうたくんをなんとかしないとな。
休息入院とか・・・もしかしたら必要かも。

先ほど書いた「第六感」的な不吉な予感というのは、これまでの人生において何度かあって、死に直結するものでは無いけど、割と当たってるから怖いなと思った。
何か霊感とか持ってるわけではないんだけど…。

あれは小学校か中学校の時。
両親と3人で部屋にいた時、突然電話のベルが鳴る。
なぜか、その電話の音に背筋がゾクゾクっと寒気がした。
電話を切った父が青ざめた顔で私と母のもとに来て、兄がオートバイの2人乗りをして車と衝突し、事故にあったという話をした。
この背筋のゾクゾクは、そういうことだったのか!!

そして大学生の時。
もう深夜だったか…彼氏以外の男性とデートをしていた帰り、後ろからギコギコという坂道を登る鈍い自転車の音がした。この時も、背中がゾクゾク寒気がした。なんだか悪い予感。
振り向くと、その自転車をこいでいたのはアキラだった。やっぱりね。なんだかそんな予感がしたんだよなぁ〜。

これは悪い予感というより不思議体験なのだが。
大学生の時、友人達と行った北海道旅行の帰りの飛行機の中、イヤホンを耳に当てていると飛行機が墜落したというニュースが流れてきた。隣に座っている友達に「飛行機が墜落したんだって!」と話す。

そして夜、空港から家に戻ると、家族が心配そうな顔をして「飛行機が墜落したっていうニュースが流れたから心配してたんだよ」と言われた。
あー、そのニュースなら飛行機の中で聞いたから知ってるよ、と思ったけど、実は日航ジャンボ機が墜落した時間は、私が飛行機にいた時間より2時間位後だった。なんだこれ?予知夢か?
調べてみると、その日に飛行機が墜落した事故はそれだけだったようなので、あのニュースは幻聴だったのか聞き間違いか今でもわからない。

もう一つ不思議体験は、よくある話だけれど、入院中のおばあちゃんが夢枕に立った明け方、息を引き取った。
なかなかお見舞いに行けなくて、明日は行かなくちゃと思っていた矢先のことで、それはすごく後悔した。おそらく私に会いに来てくれたのかな。

覚えている限りの不吉な予感とか、不思議な体験はそれだけなのだが、すべてこれ20代前半までの話だな。
その後、そういった経験はほとんどないし、ゆうたくんが私の取り越し苦労で済んでくれれば幸いだ。

ほんとにもう…あんまり心配かけんなよ〜!!

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