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【英国旅行記】2023年 ナイチンゲール博物館+ロンドン散策


ナイチンゲール博物館へ

今回の旅の目的地の一つは、フロレンス・ナイチンゲール博物館でした。この博物館は公式ガイドブックによれば、1983年に創設されたナイチンゲールの様々なゆかりの品々を保管する「Florence Nightingale Museum Trust」が1989年に開設した博物館ということです。

リンリー・サンボーンハウスを出て最寄りのハイ・ストリート・ケンジントン駅で地下鉄Circle線に乗り、10分前後で到着するウェストミンスター駅で降り、そこから歩いていきます。

ウェストミンスターといえば国会議事堂です。ビッグベンは以前に来た時は工事中でしたが、今回は修復も終わり、久しぶりに全景を眺めました。

国会議事堂とビッグベン

ナイチンゲール博物館は国会議事堂の対岸にあるセント・トーマス病院の一角にあります。テムズ河にかかるウェストミンスター橋(そのままの名前)を渡って、病院へ向かいます。

セント・トーマス病院 四角い

ちょっとわかりにくい場所ですが、道自体は単純なのですぐ辿り着けます。

ここだよ、という案内図

博物館なのですが、普通のショップのような入り口で、最初は「え、ここ?」と思いましたが、入り口が狭く見えるだけで、中は広いです。

ナイチンゲール博物館入り口

ナイチンゲール博物館入場

受付とショップ

中に入ると受付とショップがあり、そこから奥へと入っていきます。

入り口にあった像、だったような

看護師になる前の時代

展示は時系列で、生まれてから亡くなるまでの実に90年を扱います。世に出る前のこの時代の展示テーマは、「Gilded Cage」(金の鳥籠)で、上流階級の華やかな暮らしの中にありながらも(金、金メッキ、虚飾など)、鳥籠の中で自由がない生活となっていました。

展示テーマ

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