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【サッカーが好きだから】1回生 棟近夏生

皆さんこんにちは!1回生ラストのnoteを担当させていただきます、ブラジルポルトガル語学科の棟近夏生です!今回は、私のサッカー人生について書かせていただきます。拙い文章ですが最後まで見ていただけると幸いです。
 
私が最初にボールを蹴り始めたのは幼稚園の頃でした。アニメの名探偵コナン君のシュートシーンを見たのがきっかけで、「かっこいい!」と思いサッカーを始めました。そして小中学校共に、ドリブル主体のサッカーチームに入りました。ドリブルに自信があった私は、「もっと上のレベルでプレーしたい」と思うようになりました。
 
私は高卒プロサッカー選手になりたいという夢があり、色々高校を調べていく中で1冊の本に出会いました。それは大阪にある興國高校の監督が出した「いまだ全国経験がないサッカー部からなぜ毎年Jリーガーが生まれるのか?」という本です。「勝利」よりも「育成」この言葉が当時中学3年生の私の心にとても刺さりました。他校からスポーツ推薦をいただいていましたが、全て断り、「この高校に通わせて欲しい。」と両親に頼んだことを今でも覚えています。興國高校は男子校で、サッカー部員は3学年合わせて270人が所属し、カテゴリーは8つに分かれていて、私は下から2番からのスタートでした。下から数えて2番目のカテゴリーですが、周りは沖縄、熊本、愛知といった地方から親元を離れて本気でサッカーをしていた選手もいれば、県国体、Jユースなどのプレー経験があり、本当に上手い選手ばかりでしたが、私はここでサッカーができると言う喜びを感じていました。

私は取り柄がドリブルしか無かったため、サッカーの戦術、キックの精度など、とても多くの事をやらないといけなく毎日朝5時に起きて朝練に行き、夜は自主練をして10時に帰る。という生活をしていました。今考えると、とてもハードな高校生活でしたが、サッカーが本当に好きだったからこそサッカーを追求することが出来ました。この努力が報われたかはわかりませんが、1年の後半Cチーム、そしてBチームへと上げてもらいました。Bチームでは本当に周りが上手く今までやってきたことは本当になんだったのだろうかと思うようになり初めてサッカーで挫折をしました。そんな時,私の心の支えになったのは「家族」です。私が辛い時いつも近くで見守ってくれました。1度母にサッカーを辞めるように提案されましたが、私は「サッカーが好きで、プロになりたい」という気持ちが心に火を噴かせ、今まで以上に努力しました。
私は高校サッカーで、本当に様々な経験ができ、また同級生でプロになった選手と一緒にプレーすることができ、とても大切な時間を過ごせたと思います。

私はサッカーで大学に行くことを断って一般で受験する道を選びました。それは、サッカーへの熱があまりなくなった事と勉強で大学に行ってみたいと考えたからです。私は今まで本当にサッカーばかりしてきて、サッカーをしながら勉強をして大学に行くことはかなりの覚悟が必要でしたが自分ならできると自分を信じた結果、京都外国語大学に合格することが出来ました。
そして現在、私は京都外国語大学サッカー部に所属しています。大学ではサッカーをしようと思ってはいませんでしたが、練習会に行ってサッカーをするとやはり「サッカーが好きだ」という気持ちが込み上げ入部をしました。
サッカー部は、部員数23人といった少ない人数で活動しています。「4部優勝、3部昇格」という目標をもって毎日練習に取り組んでいるので結果が実るように頑張っていきます。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
これからも京都外国語大学サッカー部の応援をよろしくお願いします。

・棟近夏生(むねちか なつき)
・兵庫県出身
・外国語学部ブラジル語学科
・興国高校


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