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格差問題

格差とは収入が多い人と少ない人の差が大きい状態のことをさします。

今私たちが生きてる場所は果たして公平なのでしょうか。

生まれや家族のコネよりも、本人の努力、やる気、スキルに応じてお金が分配される「はず」ですよね。

よくある例ですが、入社したての20代の若者は給料が少なく、40代、50代になると収入が増えていく仕組みがあります。

そして定年後は、また収入が少なくなります。

成果報酬型の企業も勿論ありますがサラリーマンとしてやっていくには限界があります。

それはさておき、そもそもなぜここまで格差が拡大したのか。

考えられる理由としては、まず第一に技術の進歩があげられます。

情報通信技術の急速な発展は、労働市場に大きな変化をもたらしています。

技術の進歩によって✳︎高技能労働者の需要が爆発的に増えました。

✳︎専門的な資格を持っている人

コンピュータによって高技能労働者の生産性が高まり、表計算ソフト(代表的なツールはExcel)の登場によって経理の仕事がいかに効率化されたかを考えてみれば一目瞭然です。

しかし、そうした手に職を持っている労働者の需要が高まる一方で✳︎低技能労働者への需要はどんどん減っていきました。

✳︎資格等個人の技能を証明するものがない人

技術の進歩によって、単純労働(コンビニのレジ店員とか)がそれほど必要とされなくなりました。

格差を減らすにはどのような政策をとればいいでしょうか。

お金持ちの税金をさらに増やせばいいのでは?
と考える人は少なくないと思います。

しかし、2007年のデータではありますが、上位20%の人たちが国の税金の7割の負担をしています。

さらにその中の上位5%の人たちが44.3%を負担しているという事実。

つまり、高収入の人はより多くのお金を手にするようになりましたが、それ以上に税金の負担も増えてきているということです。

格差改善のもう一つの手段は貧しい人たちにお金を支給することです。

しかし、やり方を間違えると働く意欲が失われてしまいます。

また、お金を与えるというアップローチは彼らを貧困へと追いやったそのものの原因を見えにくくすることにもつながります。

貧しさの理由には教育の機会が与えられないなどの社会問題が潜んでいるかもしれないからです。

たとえば進学できず高卒で働くとかです。

手に職を持つことが今後重要となってきます。

今では職業訓練制度も充実しているため、職を失った人や、給料アップのために学び始める人が増えてきています。

結論ですが、格差を縮めるには使えるものはすべて使い豊かに生きていけるよう1人1人が考えて生きていかないといけないということです。

参考文献:”スタンフォード大学で一番人気の経済学入門”

たいへんありがとうございます。 かつてないほどの喜びです!