モビリティランドもてぎ SUPER GT GT300クラス過去データ分析(TKの米俵を考える)
Dステのリリースには驚かされました、Dステの広報してやったりでしょw
気を取り直して、AP戦で52号車が総合優勝に王手をかけました。やはり開幕3戦までに15点以上を獲得し、取りこぼしは2戦までというJGTC以来のジンクスは今年も健在でしょう。
連続表彰台記録に向けて
優勝争いもほぼ決定という感じなので、今回は未だ今年は表彰台の無いGSRが2011年から続く連続表彰台記録をもてぎで更新されるかどうか2012年以降の過去のデータを見ながらスポットを当ててみたいと思います。
もてぎではBSが少々有利かとは思うが、他メーカーも不利はなく、SUGO・APの様に数年間勝利に見放されていることもなく(YH優勝直近は2021年の一ツ山のR8)ヨコハマタイヤでも十分に表彰台に入れる力はある。
車種的にもJAFGT上位と言われる最近のSUPERGTにおいても、もてぎに関してはFIAGT3勢が有利であり、その中でも特にAMGとGT-Rの2強といえよう。
ただ、23日に発表されたBOPでは、過給圧を下げても速く、あまりBOPを強化した効果が見受けられなかったGT-Rがついに50kgのBOP重量を加算され、全車ノーウェイトとなるなかでのこの50kgのBOPはGT-R勢に対して大きな影響が出てくると思われる。
もて岡は米俵の夢を見るか?
TK加入後(2012年以降)のGSRの平均順位を算出(2012年は0号車のもの)。もてぎが平均順位的に1番手で得意なことが分かる。また同様にAMG GT3にスイッチした2017年以降でも同様の結果(5.3位)である。
逆にSUGOが最低であるのもGSRを見続けてきた人なら納得行く数字であろう。
もてぎでの過去の表彰台を見てみると予選7位以内での表彰台の確率が高く、表彰台を獲得したチームの実に81%が予選7位以内である。
ここにももてぎの抜きづらいサーキットの性格が見え隠れするのが分かる。
また、GSRの予選と決勝の結果を見てみると、TK加入後の2012年から15戦もてぎを戦っており、米俵を持ったのが7回で46.7%、おおよそ2戦に1回の割合での米俵チャンスである。また、予選で3位以内を取った場合は83.3%でほぼ間違いなく米俵を狙える。
ここ最近は米俵を持てない年が増えてきているように見えるが、今年の予選は岡国5位、FSW(春)3位、FSW(夏)1位PP、鈴鹿(夏)3位、AP5位と例年になく予選上位を狙えている年でもある。
となると最低ラインで予選7位、出来れば予選で3位以内に入ることが出来ればかなりの確率で再び米俵を持ち上げるTKの勇姿が見られるであろう。
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