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新大学生のヴィーガンは不安だった話。「すごいね!」の一言が救いになった。
こんばんは。ブイクックの工藤です。
4/1から新生活が始まった方々は、ワクワクしたり、不安になったりしてるんだろうと想像します。
そして、ふと「自分の大学生活初日」のことを思い出しました。
僕は凄く不安でした。
高校三年生からヴィーガン生活をしているがゆえに、多くの不安がありました。
(入学式前の緊張する工藤)
このnoteには、ヴィーガンとしての新生活に向けての不安を共有し、それに対して「ヴィーガン側がどうしたら良いのか」「ヴィーガンじゃない側はどうしたら良いのか」について書いていこうと思います。
新生活に向けてのヴィーガン的不安
まずは、僕自身がどんな不安があったのかを共有したいと思います。
「堂々と伝えれば良いんだ!」と思いつつ、やっぱり不安は不安でした。
書き出したらキリがないので、箇条書きで書いていきます。
・学部の友達ができて、初めての食事のタイミングで何と伝えれば良いのか…
・サークルに入るとして、その食事や飲み会などに参加できるのだろうか…
・そもそも、新歓という食事ありの集まりに参加しても楽しめないかも…
・それどころか、批判や反論があった「自分一人vsその他大勢」みたいな構造になったらめちゃめちゃ嫌だな…
などを思っていました。
きっと、同じような不安を持つ人は少なくないと思います。(怖いですよね…)
ヴィーガン/ヴィーガン関心あるみんなへ
まず伝えたいことは「他者を思いやる心、そしてそれを行動に移す勇気は、本当に凄い。大尊敬です」と僕は思っています。
だから、臆することはないし、堂々としていて良いんだと思います。本当は。
とは言っても、新しい環境、新しい人間関係を前にすると不安になると思います。
そこで、僕がやってみて良かったことを記しておきます!
①受け入れられる人たちを選ぶと良い
実際にヴィーガンだと伝えた時に「それって、宗教的なもの?」という悪意ない勘違いもあれば、「えー、俺やったら絶対無理!」「なんで植物は良いの??」など、不毛な議論に持ち込まれそうになったりしました。
一方で、「高校生で気付いて行動できるってすごいね!」「留学先にもヴィーガンの人いたよー」と受け入れてくれたり、「まずは私もやってみようかな」と前のめりに関わってくれたりする人たちもいました。(ありがたい…)
(超優しい人たちがいたサークル)
「ヴィーガン知らない人に伝えないと!」という気持ちが当時は強かったですが、まずは居心地の良いコミュニティを見つけるのが良いと思います。
心が擦り切れれば、本末転倒。
自分の意思を持ち続けられる人たちを見つけるのがおすすめです。
②一対一の状況で伝えて味方を増やしていく
僕が一番怖かったのは、「自分一人vsその他大勢」の構造で議論(という名の一話題としての消費)されることでした。
そのため、「一対一の状況で伝える」を意識的に行って、一人ずつ味方(理解者)を増やしていきました。
そうすることで、理解者A君がいるグループでヴィーガンの話題になっても、自分の味方がいるので心強いです。(感情論ですが、本当に心強い)
まずは、一人ずつ伝えていくことをおすすめします。
ヴィーガンでない方へ
このnoteを読んでる人に、もしも「僕、ヴィーガンなんだよね」と伝えられたら、こうして欲しい、逆にこうして欲しくないということを共有できればと思います。
あくまで、工藤個人の意見なので、目の前の人の態度や表情など見ながら、向き合っていただけると幸いです。
〇〇したいわけじゃない
まず、したいわけじゃないことを箇条書きでお伝えします。
議論したいわけじゃない
出会ってすぐの、バックグラウンドも知らない人に対して、こちらも〇〇すべきと主張することもなければ、反論を受けて議論したいわけではないです。
ただ、「へー!そうなんだ」と、一つの特徴程度に捉えてもらえると気軽で嬉しいです。
記者会見をしたいわけじゃない
質問を受けて回答する、記者会見みたいなことをしたいわけじゃないです。
僕の場合は気にならなかったですが、人によっては「どうしてヴィーガンなのか?」などはアイデンティティの根幹でセンシティブなこともあります。
「答えにくければ大丈夫だけど」など、一応気遣ってくれると、嬉しいと思います。
〇〇だと嬉しい
反対に、これされたら嬉しい!ということも共有しておきます!
興味待ってくれたら嬉しい
「前インスタ投稿してた料理美味しそうだった!」「今度ヴィーガンカフェ行こうよ」と、実際に声かけられたことがあり、嬉しかった記憶があります!
何でもないように「へー」でも嬉しい
普段から「なんでヴィーガン?」「何食べてるの?」など、まだまだ特別扱いが日本だと多いです。
そんな時に「へー、そうなんだ。ところでアニメとか好き?」くらいの、一特徴として捉えられると嬉しかったりします。
最後に!!!
このnoteを書くにあたって、久しぶりに5年前のことを思い出しました。
あの頃の不安や、受け入れてくれる人たちがいる安心は、今でも簡単に思い出せるほど、僕にとって大きなことでした。
ヴィーガンの新生活スタートは、大変なことも多いかもしれないですが、きっと理解してくれる人や共感してくれる人とも出会えるはずです。
まずは居心地良い人たちを見つけられることを願っています。
相談などあれば、TwitterやInstagramのDMなどいただければと思います。
では!
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