【双子生活】どうでもいいことだけど、双子の戦闘力について考える。
今日、リビングで次男(4)が持っているバレーボールより少し小さいくらいのボールを三男四男の双子(2)がほしがったんですよね。もちろん、ファンタジスタ次男を捕まえられる身体能力はないわけですが、三男が次男の上に乗り、四男がさらに上になる。
次男の足を四男がつかみ、三男が「こちょこちょする」。そんなコンビネーションが目の前で繰り広げられました。それでも次男はボールを渡さないで踏ん張るわけですが、双子も「絶対に取れないわけではない(取れそうだ)」という希望があるからなのか、一向に引く気配がありません。
そんなボール争奪戦をぼんやり眺めながら、子どもの戦闘力はどうやって計測できるのかなと考えました。細かいことはともかく、仮に「年齢を戦闘力」とするならば、次男の戦闘力は4で、三男と四男はそれぞれ2となります。
三男と四男が力を合わせると次男と同等の戦闘力を備えます。ここが双子の面白いところで、仮に戦闘力と年齢が紐づくとしたとき、「同等の戦闘力」を持つ者たちの競争や共闘が見られるわけです。互角だからこそ勝者と敗者が目まぐるしく入れ替わり、一方で、互いにけん制もする。なぜなら一人が共創をやめると、一気にパワーバランスが崩れるからです。
人間が3人以上になると政治的な何かが生まれるんだなぁと、ぼんやりと。
そこに長男が加わりました。戦闘力6を持つ長男は、一対一であればまず負けない。次男が時折襲い掛かりますが、やっぱり勝てない。ごくまれに会心の一撃(投げたものが当たる、大ぶりのパンチがスマッシュヒットとなる)が出ますけど。
しかし、双子も参戦するようになると風向きは変わります。次男が双子のどちらかを仲間につければ互角。もう一人仲間にすれば長男を凌駕します。長男がボールを奪ったとき、次男が奪いにかかり、次男の上に三男と四男が乗りかかったとき、長男が負けを認めました。
絶対的な存在であった長男も、絶対的でなくなった瞬間でした。次男三男四男が力を合わせると戦闘力が8となり、(狭い空間であれば)長男を任せます。しかし、しかし、しかしながら、長男がひとりでも味方をつければ戦闘力で追いつけるパーティーはもう生まれません。「ママ」というイオナズン、「パパ」というパルプンテカードはあり得ますけど。
そうなると単純に奪い合う世界から、多数決なり、話し合いなり、勝利の確度を少しでもあげるため、水面下(見えてますけどね)の交渉が生まれてきます。「けん玉貸してあげる」「お菓子わけてあげる」「明日遊んであげる」「一緒に寝てあげる」といった甘言が飛び交ったり、逆に忖度を示唆するという語義矛盾的なことも。
最終的には全員並んで怒られるわけですけど、双子というカードが生まれたことで、戦闘力の足し算に幅が生まれ、それを「神の視点」で見ている僕は、子どもも大人も変わらないなぁと思いながら、明日から始まるGWに頭を悩ませています。
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