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歯ブラシを手にした男児四人の争奪戦。子どもが「一日100回歯みがきしたい」と歯をかがやかせて。

子どもの歯をみがく。この子育てタスクは、ときにとんでもなく難易度あがります。嫌がるし、逃げるし、口開かないし・・・

そうはいっても虫歯になっては困るので、「じゃあ、いいや」というわけにもいきません。

歯みがきは自分でちゃんとやれるのって意外と年齢先みたいですね。詳しくはわかりませんが、長男(9)はひとりで真面目にみがくので、親は仕上げ程度に歯みがきします。

次男(7)はファンタジスタらしく、自分で歯みがき任せたら、何で歯をみがくのか、歯ブラシで何をみがくのか想像できません・・・

双子(4)は、まだまだ自分で歯をみがくというところまで行ってません。そんな彼らを歯みがきが楽しいと思わせてくれたのが、LITALICO社が開発してくれたアプリ『はみがき勇者』です。

二年ほど前に男児四人がはまったのですが、(当時の話)これ以上はスコアあがらないと距離を取ってからご無沙汰してしまいました。いまはアップデートされているんじゃないかと思います。

そこからは、毎日、妻と協力して四人の歯みがきをしてきましたが、「はみがき勇者」のおかげで、機嫌が悪いときをのぞけば嫌がることもありません。歯をみがくことは選択の問題ではなく、日常生活の一部であることが身に付いたのかもしれません。

ありがとう、「はみがき勇者」!!

そんな漫然と男児四人の歯をみがき続ける日々ですが、(ウチの男児四人にとって)メガトン級のあれが来ましたよ。あれ。

やばいですね、『ポケモンスマイル』の破壊力。帰宅からご飯とお風呂までのプロセスが、ポケモンスマイルめがけて逆算されていきます。

帰宅して荷物を片付ける。ポケモンスマイルのため。がんばってご飯を早く食べる。ポケモンスマイルのため。お風呂やシャワーを終えたらダッシュで着替える(全裸で逃げ回らない)。ポケモンスマイルのため。

そして、飛び出た言葉が、「パパ、一日100回はみがきしたい~」です。システム上、できないのですが、とにかくやりたがる、いや、みがきたがります。

ただ、二点、たった二点だけ戸惑い、困りごとがあります。

1. ちゃんとみがけないとポケモンがゲットできない

完全にファンタジスタがはまってしまっていて、ちゃんとみがいているんですよ。ただ、途中で手が疲れるのか、センサーに対して顔がちょっと横になってしまったりするからなのか、ポケモンゲット率が低くなり、すでにはみがきの途中で「これはゲットできないな」のあたりがつくようになってます。

すると、途中から怒ったり、涙したり・・・「もう一回やりたい!」と言われてもできません。これにはかなり戸惑ってます(だいぶできるように!)

もうひとつが、アプリで登録できるのが3人までなんですね・・・タブレットにいれて、立てかけてやらせたいんですけど、4人目が登録できず、仕方なくスマホに。

それによって、一台に行列ができず分散可能になりますが、じゃっかん、面倒になってます。そして、タブレットで失敗すると、自分が本人でなく相方であるかのように装ってもう一回やろうとします。

バタバタしているとちゃんと確認しないので、ひとりが二回、もうひとりはゼロ回という地獄絵図・・・

どんどん新しいポケモンをゲットして、アイテムもらって、と楽しく、楽しくはみがきしてくれます。しかし、この二点、なんとかなりませんか!!!

現場からは以上です。

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妻と一緒に本を出しました。

本書を作成するにあたってたくさんの方にご支援いただきました。


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