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うつ日記 その12

休職が1ヶ月延びました。
理由は睡眠のパターンがまだ不安定で、眠れなかった日の次の日が使いものにならないくらいヘロヘロであること、波はあるものの不安感情が定期的に襲ってくることなどです。
とはいえ回復傾向ではあるそうで、これから少しずつでも上がっていくといいなぁ、と思っています。
その先について考えることもしばしばあります。
自分の心の持ちようをなんらかの形で変えていかないと、休んで回復しても、またぶり返すのだろう、と思っています。
私のテーマは「仕事が苦役にならないライフの確立」です。
仕事をしていれば大変なことやしんどいこともあります。でも、「休むことによって解消される」みたいな苦役の感覚をどうにかできないものか、と思っています。
今の職場は業務内容としては過酷なこともありますが、多くのスタッフが誠実に働く良い職場です。そして、患者さんを助け、患者さんに助けられる、の双方向が成立する、生きることのエッセンスが凝縮されている場でもあります。
こうやって少し距離を置けばそのように観ることの出来る場ですが、今までの私は一旦そこに入ると強い緊張と大きな恐怖にがんじがらめにされる感覚がありました。
それが誰かの命を守る上で必要な感覚の一部であることは確かなのですが、それしか無いような錯覚をしてしまう。
仕事が終わった時の開放感が半端なく、夜勤明けなどは特に「ハイ」の状態になります。
あまりにもそれが当たり前になってしまっていたのですが、最近それは違うのではないか、と思い始めています。
もっと、その緊張や恐怖と共にいながら「仕事を楽しめる」自分でいることは可能なのだろうか?そんな問いが生まれてきました。
ワークライフバランスという言葉が苦手なのです。
「ワークだってライフ」という感覚です。
苦役ではないワークを。
「はたあそ」を。

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