『趣味の文具箱』ポップアップイベントの記録
こんにちは、工藤です。
最近リニューアルオープンした松山三越ですが、2022年3月17日(木)から23日(水)まで、とあるイベントが行われていました。
文房具好きな方は愛読している方も多いと思われる『趣味の文具箱』の編集長・清水さんと、副編集長の井浦さんが素敵な品々を連れて、なんと松山に来て下さっていたんです。
こんな機会は滅多にないので、実際に行って来ました。
・・・と、こんな感じでここまでなんだか知ってる風で書いてますが、
私自身、文房具に興味を持ち始めたのは最近で、恥ずかしながらReise Tascheのオーナーに教えてもらうまでは『趣味の文具箱』という雑誌があることすら知りませんでした。
その後、たけちよさんに感化され、『アービン2』が気になってから『趣味の文具箱』のオンラインストアがあることを知りました。
カーキのミニ6サイズ。HPの説明には「深緑のレザー」と表記されているので、私のマイルール(*システム手帳は緑のみ)には反していない。
しかし、残念ながら売り切れ。
「無いものはしょうがないし、これも縁でしょう」と半分諦めかけていた時に、松山で『趣味の文具箱』のポップアップイベントがあると情報。奇跡としか思えない。
ポップアップイベントで推してるのは、美しいエイ革のスパークラー2。
こちらもこちらで美しいけど、
・緑ではない
・ミニ5である
・そもそも予算的にちょっと難しい。
という点で、スパークラーは断念。
しかし、他にもいくつかシステム手帳を販売されるというので、僅かな望みを賭けて行ってみることにしました。
現地到着
車を走らせて数十分。
現地にソワソワしながら到着すると『清水』と書かれたネームプレートを胸元に付けている男性を発見。
SNSでもちょうど清水さんがいらっしゃると書いてたし、ほぼほぼ編集長の清水さんなのだろうけど、1%の確率で人違いだったらどうしようという思いと、単純に恐れ多くて、一旦はシステム手帳が置いてあるブースへ向かいました。
実物で見るスパークラー、本当にゴージャスだったのだけど、それ以上に私の目に飛び込んできたのは『アービン2』と書かれている値札。
思わず「アービン2がある・・・」と声に出してしまいました。
すると、販売員さんかな?と思われる女性が「アービン2、ご存じなんですか?」と優しく問いかけてくださり、後にその方が副編集長の井浦さんだと知りました。
その後は、聞かれもしないことをつらつらと熱弁してしまっていて。けど、そんな私の話も嫌な顔ひとつせず井浦さんは耳を傾けて下さり、気づいたら隣に『清水』と書かれたネームプレートを胸元に付けている男性がいらっしゃいました。勢いのまま「編集長の清水さんですか?」と聞くと「そうです」と返って来た時の安堵と、また別の緊張感。
それもそうで、最近文房具に興味を持った『文房具に興味を持った歴1年未満』の私が『文房具専門の雑誌を創刊し、十何年間も文房具の魅力を発信し続けている人』と話せることはあるのだろうか?となんだか変な気分になったのです。
そう思うこと自体が失礼だった
今でも「最近、文房具にハマったんです」と言った時の清水さんや井浦さんの嬉しそうな表情が脳内に残っています。
そうだよなぁ。生まれたばかりの赤ん坊が数日経っても歩けないからと言って、落胆する大人がどこにいる?って話だなと、今冷静に考えると思うわけで。
文房具が本当に好きな人は「いらっしゃい!あなたの沼はどこから?ペン?ノート?インク?紙?はたまたマステやシール?まあどこも一旦は通るから!ゆっくりしてって!!(あくまで脳内イメージ)」って感じでゴンゴン布教していくし、そもそも人間が出来ている人は知識をひけらかすのではなく共有してくれる(これはフォロワーさんの格言)のであって、「え?これだけしか知らないのに好きって言うの?」とは言わないんだよなぁ。
寧ろ「そう言われるかも」と思うことが失礼でした。
お二人のおかげで不安が消え安心しきった後は、丸善コラボの商品を見てみたり、「試し書きだけでもしてみる?」と言われたので遠慮なく万年筆を数本試し書きさせて頂いたり、艶やかに経年変化した清水さんの手帳を見せて頂いたり、初めて雑誌を購入してサインを頂いたりと・・・これ以上ない充足感に包まれながら、松山三越をあとにしました。
お目当てのあの子
そんな感じで、初めての文房具に関する催し物に参加してきましたが、本当に楽しかったです。
月並みな感想ですみません。でもそうとしか言い表せない。
ちなみにアービン2ですが・・・
忘れずに連れて帰りました。
これからよろしくね。
そして来月の私、(支払い)よろしくね。
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