見出し画像

このまま死ぬんやったら、あの島、久高島に行く!|第2話

久高島に行くきっかけはネガティブな出来事

仕事失敗し久高島に島流し

2023年12月。計算していた売り上げが取れず、何が潜在意識よ、いい気分でいれば全てうまく行くって嘘やんか!怒りがわき混乱した。ただの八つ当たりだ。

このまま売れなくて、お金がなくなったらどうしよう。そん時はもう死ぬしかないか。

ちゃんとした大人が聞けば、子供じみた短絡的で極端な考えと呆れられるだろう。私にはもともとこんな部分がある。成熟しきれてない子供な私が幅をきかせてくるのだ。恥ずべき、あるまじきことであるのはわかる。私と接した人は気づくんだろうが、可能な限り隠しておきたい部分だった。

どうせこのまま死ぬんやったら、あの島に行きたい!

神様に呼ばれないと行けない島って書かれているけど、よく分からんけどとにかく行く!間髪入れずに検索した。行き方、ホテル…

那覇から移動して、フェリーに乗るのか。フェリーで20分。意外と近いやな。ホテル…ちょっと待って、出てくるのって全部本島の方やん。ホテルがない?

久高島には民泊しかない

久高島のホームページによると、民泊が6件のみ。コンビニもATMもホテルもない、レストランは2件だけ。現代化の波に乗らず時間が止まってるような島だな、そう思った。民泊はしたことないけど関係ない!民泊、ガイドさんの予約(このツアーでも不思議な体験をすることになる)、飛行機チケットの手配をものの2時間ほどで終えた。

久高島ホームページ
久高島ホームページより

友人にLINEした「久高島行ってくる。仕事失敗したから久高島に島流しされてくる。」

失敗というネガティブな事項がなければ、いつか行きたいとダラダラ引き延ばしていたかもしれない。島流しだろうとなんだろうと神様に呼ばれたんだ、そう思うことにした。

久高島についてとことん調べる。

イザイホーの動画も2回見た。

ネット検索に引っかかるブログもほとんど読んだ。最も惹かれたのが、同じNOTEで連載されていた村瀬香奈子さんの「早期退職の理由は、神様が教えてくれた」久高島での不思議な体験をきっかけに、神職の道に進まれる話しだった。私も何か今後につながるメッセージが欲しい、そんなことも期待した。

村瀬香奈子さんのnote

この本も読んだ。「日本人の魂の原郷 沖縄久高島 (集英社新書)」30年近くも久高島の祭祀や神女たちを取材されての本だ。神女が、精神的なことや島民同士のトラブルなど、神様をおろして解決していく話も書かれていた。こんな世界が本当にあるんだな。久高島の更なる側面を知った。

岡本太郎が書いた、久高島に関する文章にも目を通した。

自分のインスタグラムに投稿した写真

準備万端。

しかしこの後、神様に呼ばれたというのが完全な勘違いだった、と思わされることが起きる。

(続く)

#久高島 #一人旅 #村瀬香奈子 #直感に従う





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?