CovalentとのAMA - ブロックチェーンの履歴データに統一的かつスケーラブルにアクセス可能
KuCoinユーザーの皆様へ
時間: 2024年3月11日午前04時00分 - 午前05時22分 (UTC)
KuCoinは、KuCoin Exchange Groupにて、Covalent James Ikeguchiトークン関係責任者によるAMA（Ask-Me-Anything）セッションを開催しました。
Official Website: https://www.covalenthq.com/
Whitepaper: https://www.covalenthq.com/static/documents/Covalent%20Whitepaper%20May%202022%20v1.1%20Branded.pdf
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KuCoinからCovalentへのQ&A
Q: Covalentの簡単な紹介をお願いします
James: CovalentはWeb3の分野で最大のインデクサーです。「インデクシング」とは、ブロックチェーンのデータをスクレイピングし、構造化し、将来利用するために簡単にアクセスできるように保管することを指します。私たちの現在のインデックスは約225のブロックチェーンで、このデータを "Unified API "を通じて開発者に、また "Increment"(ダッシュボード/分析)や "GoldRush"(ブロックエクスプローラーキット)製品を通じてアナリストに提供しています。これらはすべてフリーミアム製品で、その収益はCovalent Network（分散型インデックス作成を維持するステーカーやノード運営者）に還元されます。
もう少し深く掘り下げると、ブロックチェーンのエコシステムを構築することがどのようなものかを理解することが重要だと思います。それは、他のチェーンに比べてより多くの開発者をあなたのチェーンに向かわせる特別な特性を持つ素晴らしいL1またはL2ブロックチェーンを構築するほど簡単なことではありません。
以下のようなものがあります：
ウォレット（MetaMask、Phantom、Rainbowなど）
ブロックエクスプローラー（Etherscanなど）
ブリッジ（Wormholeなど）
基本的なDeFiレゴ
...そしてインデックス作成は、開発者がこれらのブロックチェーン上でアプリケーションを迅速に構築するために非常に重要です。
構造化されたブロックチェーンデータを開発者やユーザーに提供できれば、解読に手間がかかる非構造化データではなく、市場投入までの時間を大幅に短縮し、エコシステムの拡張を可能にします。
これこそがCovalentの現在のリーダーたる所以であり、Polygon、Avalanche、Arbitrum、Optimismなどの最大手のブロックチェーン財団がインデックス作成で当社と提携している理由です。
Q: プロジェクトの成功には継続的な開発が欠かせません。Covalentの最新製品について詳しく教えてください
James: これはモジュール式のブロックエクスプローラキットで、Covalentがインデックスを作成しているチェーンであれば、誰でも独自のブロックエクスプローラを作成することができます。
今日、Etherscanはブロックエクスプローラーのあるべき姿のゴールドスタンダードとして市場で知られています。多くの人が知らないのは、Etherscanは通常、L1/L2に対して年間約100万ドルを請求し、数ヶ月の統合待ち時間があるということです。
これでは、現在市場に出ている数百（潜在的には数千）のL2には対応できません。さらに、これらのL2の中には単なるゲームアプリチェーンもあり、そのブロックエクスプローラーはArbitrum/Arbiscanのような一般化されたL2のそれとはかなり異なっているはずです。
GoldRushに加え、私たちは、私たちがインデックスする225チェーンについて考えられるあらゆる指標に関する分析を提供するダッシュボード製品であるIncrementを提供し続けています。また、提供するデータの種類と利用可能なチェーン数の両方において、Unified APIを改善し続けています。これは私たちの最初の製品であり、最も人気のある製品です。
Q: 昨年、Covalent NetworkはEthereum Wayback Machine（EWM）を発表しました。EWMの詳細と、EWMがブロックチェーンデータの可用性を大きく変える理由を教えてください
James: 少し技術的な話になりますが、要点をまとめると、イーサリアムのスケーリングロードマップには、過去のブロックチェーンデータの永続性に影響を与える（短期間で消えてしまう）変更が数多く含まれているということです。Ethereumのロードマップにあるdanksharding、state expiry、EIPs 4444と4844を見ると、Ethereumの過去のデータがノードから削除されることで期限切れになる世界に移行しています。これが、データ可用性（DA）が市場で盛んに議論されている主な理由です。
しかし、（データ可用性）DA市場の状況、特にCelestiaとEigenDAを見ると、これらのノードはイーサリアムの履歴データを〜2週間しか保持しません（これは最も楽観的なロールアップチャレンジウィンドウが続く最長期間です）。
この2週間を超えて過去のデータにアクセスできる製品を提供する中央集権的なプレーヤーが出現する可能性はありますが、イーサリアムの分散化を維持したいのであれば、分散化されたソリューションが最も現実的であると考えています。幸いなことに、Covalent Networkはこの種の問題に対処するために何年も前から構築されており、EWMはまさにこれを解決するものです。
Q: Covalentは最近、Covalent Alchemist Programを導入しました。このプログラムについて詳しく教えてください
James: Alchemistプログラムは、Web3に新しい人たちを紹介するファネルとして機能する、ゲーミフィケーション化された成長とリーダーシップのプログラムです。 参加者は、エコシステムパートナーとのネットワーキング、CQT報酬の獲得、CovalentとWeb3スペースについての詳細を学びながら、「クエスト」をクリアしていきます。このプログラムは、コミュニティと業界全体の成長に重点を置いています。
以下は、これまでのアルケミストプログラムに関する数字です：
3,000人以上のアルケミスト
200人以上のリーダーシップ
30以上のアルケミストワークショップ
40以上の地域コミュニティ
40以上のキャリアの機会創出（Covalentはこのプログラムから数名を採用しました）
毎月4,000件の作品提出
毎月100人のアルケミストを採用
現在のプログラムの登録は終了していますが、今後のプログラムではさらに募集を行う予定です。
Q: 2023年におけるCovalent社の特筆すべき功績は何ですか？
James: 2023年には、プロトコルの供給面、需要面、製品面、研究面から多くのことが起こりました。2023年は70のブロックチェーンがインデックスされた状態でスタートし、200以上のブロックチェーンがインデックスされた状態で終了しました。これは、Covalentのインデックス作成アプローチがL1やL2にとっていかに重要であるかを示す大きな成果でした。
デマンドサイドの収益は0ドルでスタートしましたが、業界トップのdAppsの多くと素晴らしいパートナーシップを結び、短期間で〜60万ドルまで成長させました。
2023年にIncrementとGoldRushのプロダクトをローンチしました。それ以前、私たちの唯一の製品は開発者ツールであるUnified APIでした。これは、私たちが構造化データの提供を、より技術的な読者以外のユーザーにも拡大する上で重要なことです。
2023年には、AIとデータの可用性に関連する多くの深い研究を行いました。EWMのホワイトペーパーを発表することができましたが、今年後半にはさらに具体的な研究結果を発表する予定です。
そして最終的には、プロトコルの方向性についてより明確な確信を持って、困難な市場環境から立ち去ることができました。
Q:Covalentは昨年、多くのマイルストーンを達成したようです。Covalentの2024年の目標は何ですか？また、Covalentの次のロードマップは何でしょうか？
James: 今年末までに1,000のブロックチェーンをインデックス化する可能性があります。
これは、L2やアプリチェーンの普及と、現在のインデックス作成のペースに基づくものです。私たちは、ステーキング契約をMoonbeamからイーサリアムに移行する予定です。これにより、ネットワーク参加者のためのステーキング/委任プロセスが大幅に簡素化され、ブリッジ関連のリスクが取り除かれ、コミュニティからのネットワーク参加が増加します。分散化の面では、新しいノードオペレーターをオンボーディングし、"クエリノード "の役割を分散化することを検討しています。
最後に、市場教育の観点からやるべきことがたくさんあります。Covalentは単なるインデクサを超えた存在であり、AIやデータの可用性に関する話題が盛り上がる中、Web3スペースに提供できることがたくさんあります。私たちは、マーケティングに力を入れ、Covalentをシンプルかつ教育的な方法で説明する資料を作成する予定です。
そのため、KuCoinが私たちのメッセージを増幅してくれることにとても感謝しています。
Q: CQTチームは懸命に働いているようですね。最後に、今後数ヶ月間の市場参入計画について教えてください
James: 私たちは、コミュニティの成長をサポートし、ネットワークへのアクセスをもたらすために、プラットフォームと地域を超えて流動性を拡大しています。このゲームの目的は、あらゆる摩擦を取り除くことです。
私たちはコアチームを成長させるために採用活動を行っています。最近、2024年に向けて規模を拡大するため、マーケティング部門を2名の新規採用で強化しました。また、新しいチェーンや顧客を加速度的に受け入れ続けているため、エンジニアリング部門が成長し、現在オープンポジションとなっています。
各市場は大きく異なる可能性があるため、コミュニティ形成、製品導入、プレゼンス向上を通じて、多地域戦略アプローチを展開しています。可能な限りローカルであることがいかに重要かを理解しているため、韓国、東南アジア、ベトナム、グレーターチャイナ市場には非常に期待しています。
さらに、私たちのことをもっと知ってもらい、必要な情報を必要な方法で得てもらい、みんなのフィードバックを取り入れた国際的なプロトコルを構築してより強く成長できるように、他の地域コミュニティもたくさん構築しています。
その後、私たちは第2四半期に新しい投資家のアップデートを発表し、1)インフラの巨人になるために必要なこと、2)東洋と西洋のダイナミクスを理解している投資家やKOLとの戦略的パートナーシップを増やす予定です。
さらに、私たちは、顧客が何を見たいかという点で、顧客の声に耳を傾けたいくつかの新製品も磨いており、これにより、ネットワークが一貫して恩恵を受けることができる収益源の幅が広がります。
Covalentは本当に強力なネットワーク効果を生み出しており、間もなくこれが公的な収益数字に反映されると感じています。
そして最後になりますが、私たちは世界中のコミュニティからのフィードバックに耳を傾け、コミュニティがユニークで興味深い方法でネットワークに参加できるようなDeFiの追加機能を皆さんにお届けしたいと考えています。コミュニティ参加者、ノードオペレーター、ステーカー、そしてより広範なコミュニティがCQTとダイナミックに交流することで、これもまた独自の活動のフライホイールを生み出すことができると考えています。
Q: ネットワークの話がたくさん出てきましたが、CovalentをWeb3だけでなく、さまざまなユースケースで考えるにはどうしたらいいと思いますか？
James: いい質問ですね。ブロックチェーンデータを必要とするものであれば、何でもCovalent製品群を利用することができます。
CQTが力を注いでいる分野には、AI、データ可用性、GameFi、ガバナンスの分野があります。これらすべてを本当にうまく行うには、品質管理され、構造化され、最終顧客が簡単に使えるように製品化された膨大な量の履歴データとリアルタイムデータが必要です。私たちは、暗号通貨の初期から存在するすべてのオンチェーン活動データの大部分を理解できるようにする、ビッグモデルと計算のためのビッグデータです。
最後に、@RaMi_KuCoinの時間が迫っていることは承知していますので、KuCoinコミュニティのために2つの特別なアルファについて言及したいと思います：
Covalentは最近、Covalent Dataでエンリッチされた225チェーンで1億3000万ウォレットを突破しました。私たちは年末までに1,000チェーンを達成し、数千万以上のウォレットにCovalentを提供することを使命としています。また、私たちはネットワークステーカーのために遡及的なエアドロップを利用できるようにする予定です。
一旦ステークすると、あなたのアドレスは遡及的なエアドロップの対象となります。これは、CQTコミュニティが、Scroll、Taiko、Cross Finance、Movement、その他多くのプロジェクトなど、私たちがインデックスしている他のコミュニティにもアクセスできることを意味します。
そして、この言葉を残しておきます： "私たちは国際的なコミュニティが成長することを望んでおり、ネットワーク参加者にレベニューシェアの側面をもたらすことを決定しました"
Fidelity、Rainbow、Paraswap、Wormholeのような一流企業を含む顧客から得られた収益は、市場からのCQT買い戻しプログラムの実施に使用されます。これは本当にエキサイティングなことで、2024年にCovalentのネットワークとコミュニティを可能な限り強固なものにする計画の一部です。
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KuCoinコミュニティからCovalentへのフリーアスク
Q: 他のプロジェクトと異なる主な特徴は何ですか？あなたのプロジェクトは市場で新しく、多くの経験を積んでいますが、最大の利点、最も強い動機、最大の課題は何ですか？
James: いい質問ですね。Covalentは実は2021年から稼働しており、2018年から構築しています。
Covalentの主な特徴の1つは、データのインデックス作成方法です。Covalentは、他の多くのインデクサーのように「ETL」ではなく、「ELT」手法（Extract、Load、Transform）に従っています。
これは、ブロックチェーンに対する再オーグやその他の上流での変更が、壊れた "サブグラフ "をもたらす可能性があることを意味します。
その代わりに、Covalentはエッジ上でデータを変換するので、より効率的に拡張することができます。
Q: プロジェクトの安全性を教えてください。どのようにして安全性を確認することができるのでしょうか？
James: セキュリティは私たちの最優先事項です。私たちの監査報告書はすべてこちらでご覧いただけます。
Q: ロードマップによると、最優先事項は何ですか？これらのマイルストーンを達成するために、チームには十分な資金と強力なコミュニティがありますか？
James: はい、チームには目標を達成するための十分な資金があり、暗号通貨業界で最も深いコミュニティの1つです（特にビルダーの間で）。
現時点での最優先課題は、ステーキング2.0とイーサリアムのウェイバックマシンでしょう。一つはステーキングの摩擦を取り除き、ネットワークへの参加を増やすものであり（その結果、市場からトークン供給がなくなります）、もう一つはイーサリアムのロードマップで詳述されている主要なニーズに直接対応するものだからです。
Q: プロジェクトをより明確に知るためのチュートリアルビデオや、YouTubeチャンネルなどはありますか？共有できますか？
James: かなりアクティブなYouTubeチャンネルがあります。チュートリアルやポッドキャスト、その他チームからのコンテンツがあります。
Q: 近い将来、Covalent(CQT)のエコシステムと実用性に最も大きな影響を与えると思われる今後の展開やパートナーシップは何ですか？
James: ステーキング2.0と遡及的エアドロップはコミュニティに大きな影響を与えると思います。
ステーキング2.0によって、CQTのステーキングが本当に簡単になり、そうすることで、すべてのCQTステーカーに遡及的なエアドロップの恩恵を受けることができるようになります。
KuCoinポストAMAアクティビティ - Covalent
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Covalent AMA - CQTプレゼントコーナー
KuCoinとCovalentは、AMA参加者に合計5,225 CQTをプレゼントします。
AMA前の活動：2,093.25 CQT
フリーアスクセクション 130 CQT
フラッシュミニゲーム 1,040 CQT
ポストAMAクイズ 1,962 CQT
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