見出し画像

「京都のヨーコさん宅」313 撫で牛

北野天満宮には15頭あまりの牛が鎮座している。学問の神様、菅原道真を配流先太宰府へ運んだのが牛だからだ。

受験生たちが牛の頭を撫でて合格を祈願するので撫で牛と呼ばれている。黒い色の牛が多いが中で話題になっているのが目の赤い牛だ。

画像1

この牛は早く都へ帰りたいだろう道真公がいつ乗るのか寝ないで待っているうちに赤くなった故事を表している、というのだがほんまかいな。道真は太宰府へは行きたくなくてノロノロ歩く牛に乗ったが、配流から解放された時は早く帰りたくて馬に乗ったんだぞ。天満宮には帰宅用の馬も置いてあるんだから。

*画像は京都神社巡りHPより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?