パルミー365日チャレンジ【244日目~250日目】 アニメーターが教えるカンタン構図講座【中級編】
今回からアニメーターが教えるカンタン構図講座【中級編】をやっていきます。
244日目
基本の考え方
構図を使う理由としては、伝えたいことを単純化してフレームに収めること。
まず伝えたいことがあるのが前提。それをもとに適切な構図を選ぶ。
フレームを書いて、主観的なのか客観的なのか、安定なのか、不安定なのか考えて決める。
主観的か客観的かは人体比率で決める。カメラが寄るほど主観的になる。
245日目
パターン別・構図の作り方1
今日は超アップ、クローズアップ、バストアップ。
この辺りは主観で感情表現するために使用する。
246日目
パターン別・構図の作り方2
今回はひざ丈、全身、遠景、風景は客観性や状況を伝えるために使用する。単純化させたラフで伝わるようにするとわかりやすいものがかける。
247日目
少し変わった構図の作り方
アオリとフカンとナナメ、足元構図の説明。アオリはキャラクターを強く見せる、フカンは弱める。それぞれ主観と客観性を強めることができる。これまでの構図と合わせることでより効果を強めたり弱めることができる。
ナナメや足元は不安定な状況を演出でき、物語を動かしたりするときに使用できる。
248日目
構図の練習法「フィルムスタディー」の紹介
最後にフィルムスタディーについて。フィルムスタディーで学べることは視線誘導、単純化、明暗表現。最初は慣れないかもしれないけどやっているうちにわかってくるとのこと。その際意識する必要があるのは画面が何を伝えようとしているのか、何が必要なのか、どのように視線誘導がされているのか。
249日目
フィルムスタディー
1枚3分で描いてみました。ジブリの場面写真を利用させていただきました。
印象的だったシーンを書いてみた。斜めだったり、背景の視線誘導がわかりやすくて単純な形だけでも見栄えがするのですごいと感じる。最後の猫バスは全部中心に視線が寄るようになっててよく考えられていると思った。
250日目
フィルムスタディー2日目
どういう状況かがわかりやすいようになっているなぁって。伝えたいことがしっかりしている。そういう構図を描けるようになりたい。
まとめ
構図は伝えたいことがベースになっている。その伝えたいことを基本にして選択。構図のボキャブラリーを増やすにはフィルムスタディーがおすすめ。適当にものを配置して写真を撮って毎日練習するのがよさそうだと思いました。
次回はフィルムスタディーで学ぶ構図講座【上級編】を受講します。
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