理科というのは

今思えば理科というのは、「理の科」という、実にわかりやすい妥当な名前でした。でも実は、理科に属する4科で「理」を使っているのは、物理学だけ。化学、生物学、地学には「理」がありません。

なんでつけないの?

科学は理を解明する科です。「物の理」を解明する物理学、「変化の理」を解明する化学、「生物の理」を解明する生物学、「地の理」を解明する地学。物理、化理、生物理、地理……うーん。語呂が悪くなったり、既存の異義語になったりしますね。

うーん。Physics、Chemistry、Biology、Geoglaphy。もともと輸入物の学問なれば、もうあえて日本語にはせずに、英語でいっちゃうのはどうでしょう。かくいう英語も、ギリシャ語が語源だったりするんですが。

ということを細々と考えていると、「こまけーことはいいや!」となったので、用語なんてものはわかればいいんじゃないかと思います。どうせ時代とともに変遷するし!

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