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議論・思考の方法論

こんにちは。kubopです。
今回はふと議論の仕方・思考の仕方について自分なりの考えがあったためnoteを書いてみます。

議論・思考については以下の軸があると思いました。

  • 視点 = x

  • 抽象度 = y

  • 深さ = z

思考の空間図形

まず視点xを決めます。
例えば、秋冬のファッションの流行りという視点を持つユーザーがいるとします。

次に抽象度yがあります。
例えば、Aさんが11月に青いスカーフを巻いていた。という具体的な情報があります。
どんどん抽象度を高めていき、秋冬のファッションとして青色のものが流行っているという仮定を打ち出します。
抽象度は低ければデータになり、高ければ仮説になります。

※ 抽象度は伝聞のスコープであり、
抽象度が高ければ多くの人に、低ければより少ないローカルな情報となり伝わりやすさが変わります。

さらに深さzがあり、例えば「Bさんは黄色いスカーフを巻いていた」などといった反論、それに対する反論の応酬の指します。

議論・思考のステップ

  1. 視点決め・思考スコープxの定義

  2. 抽象度yの高低をどちらも出してみる

  3. 抽象度yの高いものを「仮説」とする

  4. 抽象度yの高いものに対し、反証する抽象度yの低い具体例を出す

  5. 反論に対して抽象度yの低い具体例を出してさらに反証する

  6. アジャイル的に繰り返し、深さzを深めていく

というようなステップを追っていくと

誰にでも説明可能な深い洞察を持った思考が出来そうだなと思いました。


これをMTGに当てはめてみると良いかなと思いました。
例えば、

  • ブレスト会ではより多くの視点xを集める場であると定義すること。

  • 抽象度yが低い具体例を集めていく場であると定義すること。

  • 抽象度yの高い仮説を立てる場であると定義すること。

  • 深さzを深めるための議論の場であると定義すること。

で、議論が散漫にならず全員の意図が合致したMTGになるのかなと思います。


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