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弟子生活残り半年をきり、おもうこと。


4月に非電化工房に弟子入りして、修行期間も残り半年をきりました。
ここ最近は割と悩むことが多かったですが、というか常に悩んでいる気すらしますが(笑)

昨夜温泉に入って頭がスッキリしたので、ちょっと書き留めておきたいと思います。


ちなみに、この文章を書く目的は
①将来人生を振り返った時の備忘録として
②非電化工房での暮らしや弟子生活に興味を持つ方への参考になればなと
③奇跡的に久保に興味を向けてくれた方への生存報告(こちらの方いたら、おいしいごはん食べいきましょう
😉

ですので、万人に有意義なものではないということを先に述べさせていただきます。

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弟子生活半年を経て、おもうこと**

①自給自足は”愉しく生きるため”の手段
②無知の罪
③自分という人

①自給自足は愉しく生きるための手段にすぎない


私の信念は「①自然②ものづくり③人の幸せ」が重なりあうことをすること。
補足説明すると

※補足説明
①自然

天地有機とはよく聞くことですが、大自然には時・仕組みあり山や森を支える物質循環と食物連鎖の法則があります。
そんな自然にめいいっぱいの敬意をはらい、従い、互いに活かしあって生きること

②ものづくり
自分の創造性を発揮して表現すること

③人の幸せ
自分の振る舞いが誰かの幸せに繋がっていること

いままでもカタチは違えどこれを体現してきたつもりだし、今もそれは変わらないこと。

休学を決意した時は、そろそろ大自然の中で実際に暮らしたい!と思っていて、そうなると自給自足は必然的に出てくるアイデア。そのための技術と知識を身に付けたいと想い、屋久島生活を経て非電化工房に弟子入り。だから大学を卒業したらどこかでエコビレッジとかするんやろうな〜など漠然と思っていた。

ただ修行を続けていく中で、すぐに自給自足を始めることに反発をしている自分がいることに気づいた。非電化工房では包括的に自活力を高めることを学べるためその中で自分が特に好きだったり得意だったりすることも視えてくる。

そうしていく中で、「もっともっと自分の好きなことに没頭したい、もっと深く学びたい」と感じるようになってきた。でも、自給自足も諦められないし、修行期間は自給力を高める建築や農業に全力投球すると決めたから余計なことは考えたくないな〜ずっとなんとなくもやもやを放置していた。


そんな最中の食事中、先生が「自給自足は愉しく生きるための手段ですからね〜」とおっしゃられた。

「ハっっっっ... !いつのまにか手段目的化現象に陥っていた!!!」

ほんとにその通りだ。そしてそれからすごく心が楽になったというか自分の中で納得いく解が視えた気がする。

やっぱり私も自給自足はやりたい、豊かな自然に囲まれて大切な仲間とともに暮らしをつくりたい。でもそれを急ぐ必要はなく良きタイミングで踏み切ればいい。それに今学んでいる生きる力は、この時代の転換期において、この不安溢れる社会において、必要不可欠な力であることは変わらない。ある種保険かなとも思う。

だからこそ、信念だけはぶらさず納得いくまで自分がやりたいことに挑戦してもいいんじゃないかなって。

それからというもの、すごく自給自足という言葉が腑に落ち、日々の修行にもまっすぐ向き合えるようになった。


②無知の罪

ここで生活していると、暮らしに関わることを様々な角度から視て、様々な選択肢を学び、自分に落とし込むようになる。

例えばエネルギー

・エネルギーはどこからきて、どのように変換され、どれだけ使用されているか?
・エネルギーを生み出すためにどれだけの環境負荷がかかっているのか?
・そのエネルギーは誰のために生み出されたものか?利益?利権?
・そもそもわたしが本当に必要なエネルギー量は?
・エネルギーが供給されなくなったら他の選択肢は?

今まで意識したこともなかったことを知り、学び、考えるようになった。
知れば知るほど日本社会の闇が見えてきて怖くなるし、政治ってなんやねんってなるし、何よりもそんなこともつゆ知らずなんとなく暮らしていた自分が一番恐ろしくなった。


知らないこと、それは怖いこと。
トラブルが起こっても自分では何もできない、ただ恐怖にかられるだけ、専門家に頼むしか手段がなく、妥当かどうかも分からない支出が生まれる

知らないこと、それは罪。
知らないうちに環境破壊を実行する、自分たちを苦しめる政策に加担する、声の大きな間違った情報に流される


無知とは恐怖であり、罪でもある。
不安は社会情勢だからこそ、自ら学び知識と技術を身につけ、いくつかの選択肢を持った上で自分なりの解を見出す必要性を痛感した。


③脱却!なんとなく野郎!


2ヶ月前くらいに、先生から
「はるかちゃんはほどほどに頭が良い。そして感覚とセンスが優れている。だからコツを掴むのが早い、大体のことはできる。
ただ建築の世界ではそれだけではだめ。始める前の物深い理屈理解と正確さが欠けてている。だからいいところは活かせるところ活かし、課題は克服していかないとね」

と言葉をいただいた。
今回もやはり、図星。今までなんとなくてうまく生きてきたのバレた。
(でもバカキャラで売ってるのにほどほどに頭がいいは予想外でちょっと嬉しい笑)

先生は課題を明確に文言化して、取り組むべきヒントをくださるから、本当にありがたい。
そして今まで自分がやってきた通りでは通用しないことを再度認識できた。
これが修行か、修行。
脱なんとなく野郎を少しでも脱却できるように、課題克服頑張るぞ!!!!!💪


今後やってみたいこと(疲れたので次回かきます!)


この時期になると、修行終了後の進路も考え始めてないといけないという空気が流れてきます!正直なところ、全くわかりません!(笑)
でもなんとなく「だれもがつくり手になれる生き方の選択肢をみせたい」としたいと思っています。

これめっちゃ書きたいこといっぱいなんですが、もう書くのも読むのもしんどいと思うので次の記事にしますね😀笑


残り半年間

まだまだ得られていない技術、未熟なマインドなど、師匠からご指摘されることは沢山あってちょっとしょげることもあるけれど!笑

この修行を体験だけで終わらせたくない
卒業後一人になってもできることを増やしておきたい

ちゃんと活かせる技術を身につけるため、折り返し気合を入れてスタートしたいと思います



ここまで読むの頑張った方、すごいです!!!!
めっちゃありがとうございました!!!!




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