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バイクでスマホカメラが故障!非正規店で修理した話

バイクにスマホをつけてナビの代わりにしている人は多いですが、iPhoneでその使い方をするとカメラが壊れることが知られています。

Appleの公式でもプレスリリースされているものの、周りでも同じ故障をした人がいなく、調べても体験談が圧倒的に少ないです。

Apple公式

そこで、修理の際に知っておきたかったこと等を発信したいと思い本記事を書くことにしました。
誰かのためになれば嬉しいです。

尚、筆者の使用スマホはiPhone11です


症状

同じ症状がでたらおそらく同じ原因です。

1.画面が波打つ

前者に関しては動画で見てもらったらすごくよくわかるのだが、載せられないので画像だけ

綺麗な写真に見えるかもしれないが、よく見ると鳥居の上の部分が歪んでいるのがわかる。
また、この症状はスキー場や海で顕著となる。

左がぼやけている

上がスキー場で撮った動画の一部。画像なのでぼやけているだけのように見えるが、ぼやけが左右に移動し波打つように見える。

2.ピントが合わない

ピントが合わないも同様。絶望的に合わない。

あとで述べるが、iPhoneにはカメラが二つある。
そして、遠くを撮るのに使う方(下)は壊れていないため倍率を0.9以下にすれば問題ない。
しかし、ナイトモードが使えなくなる。

3.ジーーという音がする

多分壊れたらわかる。「ジー」っていう音がカメラを起動すると鳴る。これは気にしなければいい話。

4.やたら光が飛ぶ

これは壊れてから半年以上経って気がついたら症状なので、同じ原因かわからない。


天気にも大きく依存しているため、毎回この症状が出るわけではないがたまに出たので一応載せておいた

対処法

1.初期化する

修理屋さんのおじさんいわく、スマホカメラの故障は

1.OSの故障
2.カメラレンズの故障
3.その他部品の故障

の三つに分けられるらしい。
この中で、OSの故障に関しては初期化すれば治るらしい。
しかし、この場合カメラレンズを交換しても解決しないため交換代が無駄金になる

面倒かもしれないが、やる価値は大いにあるだろう

2.片方のカメラをメインで使う

今時のiPhoneにはカメラが二つ付いており、壊れているのは片方の可能性が高い。
バイクによる故障の原因とされている「光学手ぶれ補正」は広角レンズ(比較的近いものを撮る方,、上についている)に搭載されており、もう片方の超広角レンズは問題ない場合が多い。
そのため、倍率を0.9以下にすれば何の問題もなく取れる。
しかし、この方法では

1.画質
2.ズームできない
3.至近距離、文字の撮影が困難
4.カメラを起動してから撮るまでに時間がかかる(0.9以下にする必要があるため)


の問題があり、良い写真を使いたいひとはいつか限界が来る。

3.中古、新品のスマホを買う

正直あまり詳しくないが、見積もりに出して新らしいスマホを買うのが良いらしい。
詳しく調べていないが非正規店修理した場合、公式で見積もりできるかは怪しいので注意

4.修理

無難、だが金がかかる。
正規店と非正規店のにパターンがある。

正規店のメリット

•信頼性

完璧に直してくれる。安心安全。これに尽きる。
また、アップルケアに入っている場合はバッテリー交換が無料だったり修理費も非正規店とさほど変わらない

正規店のデメリット

•高い

アップルケアに入っていない場合、非正規店と比べ修理費が1万以上高い場合も多い。
しかも、カメラ修理の場合、本体交換となりさらに高額になる可能性もある。

•修理が長い

一度スマホを郵送して修理してもらう形になるため、持ち込みで修理をしてくれる非正規店と比べ、修理期間は長い。
旅行先などで壊れた場合は修理が困難

非正規店のメリット

•安い

圧倒的安さ、店によって結構違うので調査するべき

•速い

正規店と異なり持ち込みで修理、アポなし修理も可能な場合も多く、修理が速い
カメラ交換の場合、20分程度で終わった

非正規店のデメリット

•防水性がなくなる

実際に修理してもらいに行くまで知らなかった。
非正規の場合、一度分解すると、どうしても隙間ができてしまうため防水性がなくなるらしい。
聞いたところ、濡れた手で触るのも控えてほしいとのこと。
雨の中バイクに取り付けたり、スキーに持って行くことを考えると結構痛い。

•今後Appleの補償が受けられなくなる

一度非正規店でみなされると、「改造」と見なされその修理したスマホは今後Appleによる補償を受けられなくなる。
正規店による修理も不可能になる。

•信頼性

個人情報がぬきとられないか、逆に壊されたりしないかなどの心配は正規店に比べると圧倒的に大きい。
動作確認のため、パスワードを教えるよう言われることがあり、スマホにクレカ情報等を入れてる人は対策をするべき。

忘れがちなのは、直らない可能性があるということ。
カメラを例にすると、非正規店で修理する場合、「カメラレンズ交換」という修理をする。これが何を意味するかというと、もし原因がカメラレンズではなかった場合、修理は意味ないということである
非正規店では、カメラレンズに関する補償がついている場合は多いものの、その症状自体の補償をしてくれるわけではない。

また、OSが原因の場合、カメラレンズを交換を交換した初期は正常に動作するが、時間が経つにつれて症状が元通りになるらしい。
OSが原因だと、カメラレンズを交換しても正常な動作はしないと思われるが、iPhoneはカメラのOSが常に接続しているわけではなく、「初期接続」というものの影響で正常に動作するらしい

非正規店での修理の流れ

「iPhone修理 救急便」での修理体験(宣伝ではないです)


1.アポ無しor予約して訪問

非正規店は予約無しで行ける場合が多い。
しかし、筆者が行った際は部品がない(真偽不明)との事で翌日また行くことになった。
Web予約等が出来る店舗も多い。

2.説明と必要事項記入

修理の内容とその料金を説明されたあと
免責事項などが書いてある紙にチェック。その際に防水性が無くなることなどを知った。
パスワードを書く欄を空白にしていたが、書いて欲しいと言われ、迷ったが書いた。

3.修理待ち、支払い、返却

2,30分ほど外出して返却と支払い。約1万3千円
カメラレンズ自体の不調は補償対象らしい。(カメラが映らないなどの症状が出た場合)
症状再発に関してはカメラレンズか原因か不明であり、補償できるかは分からないとのこと。

4.修理結果

症状は無くなった。
現在、修理して3日経つが再発はしていない
再発したら更新する

正規店、非正規店どっちを選ぶべきか

基本は正規店

上で述べたように、正規店のデメリットは費用。アップルケアに入っているなら正規店以外の選択肢は無いと思っても良い。
やはり、非正規店と比べるとサポートの質が圧倒的値違い、純正部品が扱えるという点でも正規店を選ぶことを強くおすすめする。

節約したい or すぐ直したいなら非正規店

アップルケアに入っておらず、金を使いたくないなら非正規店での修理をするのが良いだろう。

即日修理ができる点では非正規が上である。
例えば、旅行先でスマホが壊れ、どうしても直したい場合は非正規に頼らざるを得ない。

まとめ

スマホの故障という経験は人生で多くないことですし、同じ症状となると周りにも聞ける人が少なく、悩みどころが多いと思います。
今回の修理体験を役立ててくれる人がいたら幸いです。

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