2024年6月に観たい映画
もうすでに夏を迎えているかのような気温のこの頃ですが、2024年6月に観たい映画をまとめました。
THIS MAN
6月7日公開。今月に最も期待している作品のひとつ。クリーピーパスタ(最近読んだ『〈怪奇的で不思議なもの〉の人類学:妖怪研究の存在論的転回』という本で知ったキーワードであるが、こちらの本も面白かったのでホラー好きにはオススメ)のひとつである「This Man」。世界各地で人々の夢に現れた謎の男という海外ミームであるが、本作では日本の呪術や土着信仰的な解釈が加えられているとのことで楽しみ。別監督作品だが同じ類の作品だと去年の『リゾートバイト』がかなり面白かったので、平成ネットボーイとして育った自分としては1週目の最も楽しみな作品だ。
ナイトスイム
6月7日公開。ホラー寄りの作品が続き、夏の訪れを感じずにはいられない。プール付き物件に引っ越した家族を襲う、プールに住まう怪異に襲われる家族の話・・・ということしかわからない。予告を観てもそれ以上のことはわからない、ハリウッド版『変な家』としか思えない作品である。ブラムハウスとジェームズワンが製作を手掛けており、ホラー作品がハマるかはイチかバチかみたいなところはあるにせよ期待をしてしまう作品。ちょうどプールだし夏が始まったこの時期にはピッタリかもしれない。
あんのこと
6月7日公開。普段はこの類のヒューマンドラマ系の映画は得意ではないのだが、今をときめき今後スターダムを登っていくであろう河合優実の有志を観たいがために観に行きます。私の狭い観測範囲のなかではコロナ禍を舞台にした商業映画って殆ど無かったような気がする。全人類が影響を受けたものの、人によって捉え方の異なるコロナ禍の社会をテーマにした映画がどのようなものになっているか興味がそそられる。
罪深い少年たち
6月7日公開。韓国のこういうサスペンス映画は良質なものが多く、定期的に摂取したくなります。儒教文化が強く従軍義務もある韓国における公権力の冤罪事件ということでエグみがある描写が多そうで興味はあるが、ちょっと2時間は長いような気もする〜観に行けないかも!
蛇の道
6月14日公開。日仏合作という珍しい制作体制をとっているとのことで、こういう目新しいものは気になるので観てみたいというミーハー精神。柴崎コウの歌はinvitationがメチャクチャ好きだったのだが、それとは間逆なストーリーが楽しめそうでいいですね。黒沢清監督の作品はまったく観たことがないので、これを機にいくつか視聴したいと思う。
数分間のエールを
6月14日公開。ミュージックビデオの作成をテーマにした創作と青春の物語ということで、物語のテーマにはすごく惹かれて興味がありますが、予告で見たようなアニメーション表現にちょっとアレルギーを抱いてしまっているのは私だけ? 食わず嫌いはしてはいけないと思うので短いし観にいこうと思うのだがそこで評価がわかれそう。
Ike Boys イケボーイズ
6月14日公開。日本の特撮作品好きなアメリカのナードがスーパーパワーを身に着けて・・・というお話で90分でサクッとみれる映画。当方稀代の特撮好きだった子供時代を過ごしていたので観ない手はないと思っていたのですが上映館が少なくて観に行く手間とモチベーションのせめぎ合いで戦っております。
朽ちないサクラ
6月21日公開。『孤狼の血』の映画にハマって原作小説も一気に読んだ時期がありました。その作者の柚月裕子原作のミステリー映画と聞いて、゜そして主演が杉咲花と聞けば、観に行かない手はありません。あと『龍が如く8』で知って好きになった安田顕が出ているのも楽しみだし、公安警察とかそういう国家権力が絡む話は好きなので、楽しみな作品。たぶん絶対観に行く。
ザ・ウォッチャーズ
6月21日公開。「ホラー映画はほぼ全て観る」という縛りあるいは制約と誓約によって、面白いホラー映画を観たときの満足度を150%まで引き出しているのだけど、それによりこちらも観に行くことになります。森の中で忽然と現れた小屋の中で、“何か”に監視される…みたいな設定はそそられる。洋ホラーは当たり外れが激しいと認識しているし、M・ナイト・シャマラン監督の作品は全く見たことないので、さてどういう感想を抱くか楽しみ。
バッドボーイズ RIDE OR DIE
6月21日公開。映画館でよく予告を観るので、「観たい映画」にいれました。何も考えずに観れそう枠ということで、仕事終わりの平日にでも観に行こうかと思っている。マイケル・ベイが立ち上げたフランチャイズ(というものだいぶ昔のようだが)ということで、派手な画を劇場で観れるだけでもだいぶ楽しそう。
ルックバック
6月28日公開。きた、6月最大の期待作。チェンソーマン(ただし第一部)は漫画を一気に買って読みふけり、そしてファイアパンチも漫画喫茶で一気見をして、藤本タツキの短編集も買うほど好きな漫画家なのだが、ルックバックはジャンププラスの読み切りで読んだときは衝撃を受けたのを覚えている。アニメのタッチは漫画に寄せた手書き風だし、声優は河合優美を起用するなど、集英社は確実にヒットを目指したアニメ映画を目指しており、私もそれに踊らされる消費者にならざるをえない…。
クワイエット・プレイス DAY 1
有名フランチャイズは予習して観に行くという縛りあるいは制約と誓約によって、観に行こうと思っています。過去作は音を立てたら即死みたいなキャッチコピーで映画館でモゾモゾしがちな当方としては二の足を踏んでいたのですが、予告を観るかぎりDAY1ということでかなりうるさそうで良かった。そしてしっかり敵(?)も描写されており、モンスターSFとしても楽しめそうだと思っています。