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#32「自分の大好きなところ」

自分の大好きなところ。

善し悪しは別として優しいことだと思っている。


以前にもこのBKSのお題で「優しさとは」で考えたことがあったが

なぜ優しいことだと思っているのか?

それは自分を基準に考えるのではなく家族のことを考えてみる。


3人兄弟の末っ子で生まれて姉が9歳、兄が7歳離れている。

これだけでもわかるであろう自分がどれだけ甘やかされて育ってきたか。


3歳の時にひきつけを起こし4歳の誕生日に左の腎臓を摘出した。

これは急死に一生で救急先の病院次第で命を落としていたと言われている。

小さい頃の話なので詳しくはわからない部分もあるが今で言う小児がんだった。

その頃、薬の副作用で髪は全部抜けマルコメさんだった。


私はまだ親になっていないけど自分が親だったらどう思うか?

小さいながらに繋いだ命、可愛くてしょうがないと思うんですよね。

甘やかされたのもありますがたくさんの愛だったんだなって今は思います。

だからこの優しさは誇りに思ってます。

自分が優しくしてもらった分、ヒトに優しく生きたい。


「優しさとは」で自分の味のルーツは母の味と書きました。

自分が料理を初めてなんで料理なんだろうか?と掘っていったところ母の味というところまで辿り着くことができたがその先にももしかしたら何かあるんじゃないかと疑問にぶつかった。

今まで家族や親戚にそういう話を一度もしたことがなかった。


母は学校給食を作る仕事をしていた。

まずは母になんで給食作る仕事をしたのか?を聞いてみた。

嫁いできてから始めた仕事で嫁いだ時には市の職員の試験の年齢は過ぎていたらしい。昔の話なのでツテやコネで試験を受ける年齢制限をあげてもらったと。

父の兄弟の奥さんは4人中3人が学校給食を作っている。

これも何かの縁なのか。


この時母から聞けたのはこのぐらいだった。


今まで飲食業にいた時はお盆に帰省は全くできなかった。

日を改めてお墓参りなどしていた。


自分の実家と妻の実家は遅くなっても必ず行くようにしていたが母の実家、

ばあちゃん家にはなかなか行けてなかった。


ここでおじさんに母のことを聞いてみた。

母は中学卒業後嫁いでくるまでは東京で洋裁の仕事をしていた。

初めて聞いたことでびっくりはしたが自分が洋服好きなのはこういうことだったのかなって繋がった。

飲食店で働く前にファッション関係で働きたいって思っていたことがあったからなおさら。

さらに母の実家は昔豆腐屋だったことを聞いた。

商売をやっていたのは聞いたことがなかったので驚きでしかなかった。

自分がこれからお店をやるって想いはここからきてたんだっていう点が繋がった瞬間でした。



まだ父の方の昔の話を聞けていない。

じいちゃんの昔の写真がツーブロックでサングラスをかけていて一言でいうとファンキーだった。

ばあちゃんはパープルヘアーに豹柄のスパッツでオロナミンC好き。

父はコーラ好き。会席料理を食べながらでもコーラを頼む。お酒飲めないというのもある。

兄はJRA職員。唐揚げだけは妻に任せないこだわりがある。そして1番真面目である。

姉は元ヤンなだけあって優しい。


これだけでもある意味サラブレッドなのか。


従兄弟に陶芸家がいる。

その従兄弟は学生の頃サッカーをやっていた。自分も小学校から社会人サッカーまで10年続けていた。これは紛れもなくキャプテン翼の影響だ。

ボールは友達。

料理人は食材が友達。

もしかしたらこの点も話を聞いたら繋がることがあるかもしれない。

ある意味これだけでも芸術だ。

これは次回集まるときまでのお楽しみ。



家族1人ひとりに個性があり共通点がある。

今まで探そうともしてなかった。


後藤家に生まれて本当に幸せだと思ってます。



後藤家の男性陣、父、兄、自分はどことなくおっとり。

周りの人間が本人よりも本人のことを知ってて助けてもらってるのかなって思います。

このキャラも大好きです。

悪気があるわけじゃないのに話のスルー。

自分のペースになるといきなりダッシュ。

無茶振りでパス。

理解してくれる人たちに感謝でしかないですね。




ichimiは本気でゴールを狙っていきます。


皆さんの大好きなところも是非!





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